いぬの生活 作:アスラン
…タグ詐欺にならなくてよかった
#20201210
時系列を完全に勘違いして(忘れてたとも言う)矛盾点を無視していましたが
ちゃんと読んでくれている方がいらっしゃるので変更しました
あと最近紗夜さんの「まさとさん」が「賢人さん」になっているのは
シバケンの本名読みも馴染んできたかな?というのと
いつまでも平仮名表記は紗夜さんぽくないなと2章から意識的に漢字に移行しています
また今後共よろしくお願いいたします。
「ケントくんもレオンくんもすっごい深いね」
二人が意識を失うようにして眠っちゃってから5分くらいかな?
つついても引っ張っても起きない
キスでもしたら起きるかな?
なんて考えてたら…
-!!!!!
どこかから大きな防犯ブザー?痴漢ブザー??が鳴り響いてきた
なにこのイラってくる感覚??
「!?」
いきなりケントくんの車のエンジンが動いたかと思ったら飛び出してった
「なんか、るんっ♪ってきた~~~!!」
車を追わなくちゃ♪
襲われてたのがおねーちゃんとわかって、なんかケントくんにるんっ♪としてたんだけど
二人に先に帰されちゃったんだよねー
千聖ちゃん家に向かう道すがら
「ねぇ、ケントくんなの?レオンくんなの?」
ずっと気になってる事を聞いてみるけど…
「わう?」
…レオンくんかな?
あたし的にも…なんかピンと来なくてるんっ♪としない
「今度こそ二度と目の前に現れないように致しますから」
また、まさとさんのお陰で未遂になっているだけだというのにどの口が言っているのか不愉快になる
…いえ本当の理由は日菜の方が先に助手席に乗っていた事に不機嫌になっていたのですけど
「何回目ですか?」
私が黙っていると、まさとさんの身元引受人としてやってきた杏子さんが静かに詰め寄る
未遂だから刑事事件にせずに示談にしてくれというのだ…また
「あなたには関係ないでしょう?」
これも何回目だろう
「そうですね、では今回こそ親御さんと弁護士さんを通してお話をいたしましょう」
「だからあなたには関係がないと!」
「えぇですから、もう出るところでてお話してください」
杏子さんが言ってることは間違っていない、でも…
「いいでしょう、ではそちらの方が一方的に暴力を振るったということでこちらも…」
そう、まさとさんは今回珍しく全員を一撃で仕留める為手を出させる前にやってしまった…
「いいですよ、ドライブレコーダーにも全部残ってますしね」
なんて簡単に言い返す杏子さん
「こちらの認識では、そちらのお嬢さんが暴漢に襲われそうなのを助けた氷川さんが代わりに暴漢に襲われそうなのを多勢に相手ではと…」
「そんな事実はない!!」
事実はもっと最低なのだから…
「そうですか?こちらは証拠として提出もできますよ?まぁ柴田は過剰防衛になりますけどね」
憎々しげに杏子さんを睨みつける向こうの保護者という名の…秘書みたいな人
「お前議員に逆らって」
…うそ?そんな…
「……」
杏子さんまで黙ってしまった…そう
「あははは!ここ何回かいつ言うかと楽しみにしてたんだよね~ww」
まさとさんが笑いだした
「いや~~まさかこんなセリフ聞ける日がくるなんてw本当頭腐ってるね性根も腐ってるからかぁ」
…微妙にケントが入ってる、ちょっと怒ってるわね…ちょっとなの??
杏子さんは耐えてたのを笑い出して…
「何でしたら三昇会との癒着の話もしちゃいましょうか?」
杏子さんは何を言っているの?
相手は信じられないものを見る目をしている
「そうですね、そちらは気にしたこともないでしょうから名乗ったことりませんでしたね。三つの藤で三藤(さとう)と申します」
まさとさんは…黄門様の印籠が出たとこっそり教えてくれた
「さ、三藤…三ツ藤の三藤…」
「お見知りおきを…何でしたら一報入れさせていただきましょうか?」
今まで見てた杏子さんは誰だったの?今目の前にいる杏子さんは…専門学生や理容師見習いに間違われる大学生どころではなく
「三ツ藤の紅い鬼子…」
凄い字名…まさとさんが笑うのを堪えるのではなく…言っちゃったよと相手を憐れむ顔をしていたこちらも珍しい
「ひとつよろしいでしょうか?」
にこやかに笑うと…
「どこの三下かは聞かないですけど…その名を軽々出す覚悟はおありですよね?」
目が笑ってない…あれは本当に杏子さんなの?
それにしても女子大生に気圧されてる大人って…これも一生に見れるものではないわよね?と場違いに少し現実逃避してしまいました
「今回の落としどころはどうしますか?」
…あれはすっごく怒ってるなぁと暢気にまさとさんが呟く
呟きが聞こえるほど傍にずっといてくれている…
さっきまで不機嫌になってたのを忘れていました…こんな近くにずっと居てくれて
そう言えば…何気に毎回こうですね
しかし今回は…念の為に鉄板を敷いていたのが冗談ではなく役に立ってしまった事実に流石に震えが出てきた…
「
私の震える手を取って、杏子さんを本名で呼ぶ
「…一度この子の受けた心的外傷を与えてあげましょうか?」
その一言と、よく相談なさることですねと一言残し話はここまでと言わんばかりに相手を放置してこちらに駆け寄てきてくれる
「紗夜ちゃん、鉄板役に立っちゃったね~w」
いつもの杏子さんでした…この人もまさとさんの関係者でしたねと苦笑いで返す
「流石に本当に役に立つことになると怖くなりますね」
手はまだ震えてる…そうか、だからまさとさんも杏子さんも今回は示談にはさせないと言ってくれているのですね
「おねーちゃん!」
日菜の声と
『
「ひさしぶりね」
私の手を握っているまさとさんに湊さんが少し申し訳なさそうに会釈する
私個人がやらかした過去なのに、湊さんは私も同罪よと前言ってくれている
二人して周りを見ないようにして上しか見てなかった頃のことだからと…
「……」
何故か白金さんは白金さんでまさとさんを凝視していた…特にその手を…白金さん?
「あれ?ケントじゃん、本当に番犬だねぇ✩」
今井さんがまさとさんに今気づいたように言う、番犬設定懐かしいですね
「えーと…?誰…??」
…まさとさんはどこまでも柴田賢人ですね、今井さん級の綺麗で可愛いギャル(死語)を忘れている???
何故かホッとしてしまいました
「えー、マジ?…ほらケント良く来るコンビニの…それに海の…」
「…
…すごい覚えられ方ね、しかし…青葉さんは認識してるということよね??
「モカの保護者…」
流石にこの扱いには今井さんは慣れてないからショックみたいですね…私なんか「クッキー缶の子」から中々抜け出せませんでしたからね…
「ケントくんリサちーの事覚えてなかったの?」
日菜止めを刺さないであげて…
あれ?そういえばこういう時一番騒がしい筈の宇田川さんが最初私に抱きついてから静かね?
「…宇田川さん?」
私とまさとさんを見て何かを考え込んでいる、どうしたのかと声をかけると
「紗夜さん!!ケント兄といつからお付き合い始めたんですか!?」
あこ…ぶっこみすぎ…と今井さんが呟いていたけど
「そ、それはその…恩人というかなんというかその成り行きというか……」
…なんでしょう?
考えてみると、私の好きな人であるのは変わらない
しかしそれ以外となると…なんだろう?考えたこともありませんでした
「前も思いましたけど…魔術師さんみたいで格好いいです!」
そういえば海でもいつもの黒装備でしたね…
宇田川さんの基準はわかりかねるけど…頭でっかちなもやしなところとか、スペシャリストでないところとか…魔術師はしっくりきてしまったわね
なんか可笑しくなってしまい笑ってしまった
さっきまで不安と恐怖で震えていたのに…状況はまだ怖いけど
『何事もなんとかなる』
私の大好きな
仲間っていいものと恥ずかしながら再認識した
「じゃ、送っていくから紗夜ちゃん家でいいよね?」
多分
ならお母さんじゃなく日菜が来たのは…?
「さて…レオン?またやらかしたのね」
日菜ちゃんをお母さんに頼んで一緒に警察に送ってもらう
Roseliaのメンバーも居たから大丈夫と判断して家に帰る事にした
レオンは何故かすごく眠そうにしていると思ったら後部座席で寝ていた
ここしばらく見ていない
「あなた、今日は日菜ちゃんとどこいってたのよ?」
最近は何時見ても起きてる姿の印象があったから、なにかして疲れているのかしら?
本当あまり無理はして欲しくないので今日はそのまま寝かせてあげることにした
「あの…みなさん…そろそろ休みませんか?」
あの後杏子さんのミニバンとまさとさんの車に分乗して家に帰ってきた
杏子さんのミニバンは機材も運ぶので6人は軽く乗れる…
そう6人(湊さん・今井さん・白金さん・宇田川さん・日菜に運転手の杏子さん)
…おかしい8人は乗れるはずなのに?
そして今は日菜は自室で、私は
話題は…
私を
流石に両親もまさとさんの事は知っている、お母さんは日菜みたいな笑顔を浮かべるし、お父さんは私みたいに眉間に皺を寄せるし…
今井さんが双子なのに紗夜はお父さん似なんだねって、自覚が有るだけに何も言えなかった
そして自覚があるといえば…
「そうね紗夜は
湊さん??何を…ってまだ番犬呼びなのですか?
「ケント兄って、黒くて闇の眷族みたいで、あこ憧れます!」
「宇田川さん、眷属ですか…」
「…柴田賢人…?」
いつも大人しい白金さんがさらに大人しい…というか…夏に会いましたよね?どうしたのでしょう?
「その……氷川さん、柴田さんは…ピアノとか…されてませんか?」
「今は知りませんけど、杏子さんが言うには、かなりの腕前だったとは…」
「…あの方も、見覚えが…あるのですけど、もしかして…あんずの杏に子供の子ですか?」
読み方は本来は「きょうこ」と教えると、つっかえていた物が取れたのか胸をなでおろしていた
「…お二人とも、その筋では有名な方…でしたね」
どこの筋ですか?
「何故ベースをしているのかしら?」
その話には湊さんも興味があるようだ、それを言ったらまさとさんはベースとギターしてますよ
「
今井さんも面識があったんですね…驚きませんよ、あなたも杏子さんも面倒見がいいコミュ力お化けですからね
「アタシがベースまた始めた時に練習付き合ってくれたんだよね、なんか技術の向上に利用させてもらったとか言ってたけどね✩」
半分本当で半分照れね…どこか杏子さんに今井さんが被ったのは接点があったからなのね
「確か、ギターも
「そうそう、相手に合わせてくれるんだよねー」
もしかしたら私の思ってる更に4段飛ばしくらいにとんでもない人かも知れないわね
いつもならすごーい♪を連発している宇田川さんが静かね?…寝ていたわ
心配してくれていたみたいだし疲れたのね
「本当みなさん今日はありがとうございます…」
宇田川さんも寝てしまったことだしそろそろ…
「な~に終わらせようとしてるのかな~♪肝心な話がマダだぞ✩」
「そうね、まだだわ」
「……(コクコク)」
今井さんはともかくあなた達もですか?
「あこが寝たし、ちょ~っとアダルトトークもOKだよ✩」
そこ二人も頷かない!
「はーい!お菓子と飲み物もってきたよ~♪」
日菜…あなたまで
今井さんの仕業ですね…
「さ~夜はこれからだよ♪」
不安も恐怖も関係なくなりありがたかったけど…
だから、そういう話は…
他のメンバーの色恋沙汰は絶対逃さないようにしようと固く決意しました
紗夜さんはRoseliaの後押しも手に入れました♪
千聖さんは?どうなるどうするワンマンアーミー