いぬの生活   作:アスラン

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現実に居る人っぽい人が出てきますが
本人のことをよく知らないので、オマージュ的な感じでとっていただけると

女神女神と引っ張っていた、同じ大学の世話焼き女神さんの正体がちょっぴり…

タグは増やした歩がいいですよね

今回もよろしくお願いいたします。


十六話:仕事以上趣味未満

 

音楽雑誌の対談は控え室ではなく

何故かロビーで行われた

個室だと私が未成年であることとアイドルであることを考慮したらしいけど…

 

どう見ても控え室より写真映えするからだろう、急遽決めたようで局に許可を貰いに行っている

 

今回の企画はアーティストさんとの対談

同じ楽器をパートとしている同士の第一弾

相手は今年で15周年のスリーピースバンドで話題性はなにかと多いバンドで私でも名前を知っている。

特にこの対談相手のベーシストさんは幅広い楽曲提供でも業界では有名、更に付け足すと柴田さんがベースをしだしたのはこの人の影響らしい

その柴田さんは対談の邪魔にならないように離れて見ているけど

 

(すごくこっち見ているわね)

 

柴田さんがゲイ容疑をかけられる由縁のひとつでもあるよのね…

尊敬が殆ど敬愛にしか見えない

(あれで入館証がなかったら即通報ものよね)

「白鷺さんのファンなのかな?」

その視線が離れていてもわかる為対談相手のベーシストの多渕さんが気をまぎらわせるためか気さくに話しかけてくれる

(いいえ、あなたのファンですよ、それも重度の…)

男の人に負けてるのよね…昔は女の子()に興味あったのに…

この多渕さんがバンドのベーシストであり、作詞と作曲もしている。最近は主にアニメ関連の主題歌は元より劇中の音にキャラソンまでやっているため、パスパレ(うち)のファン層と被ることから今回の対談になった…と事前情報を教えてもらっている(柴田さんに)。

小柄で細身なのにかなり激しい演奏をするので更に小柄な柴田さんはかなり憧れている

ステージを駆け回る姿を真似しようとして一曲保せる事も出来なかったモヤシが凄い熱視線を送っているわ…本当ゲイなのかしら?

そ、そうよね私も出来るようになればいいんじゃない?

 

以前ライブでリサちゃんがベース弾いたまま綺麗なターンを決めたのをみて杏子さんに「あぁいうの僕にも教えてよー教えてよー」としつこくしていたのを思い出した

 

「正確にリズムキープしながらあれだけのパフォーマンスは本当に凄いです」

対談が進み、勉強させてもらうつもりで話をしていたら

「千聖ちゃんは真面目だね、それが音にも出ているよね」

そうなのかしら?

「でも音楽はやっぱり楽しんでやらなくちゃ」

本人は楽しむためにむちゃくちゃしている、音も自分に良いようにしていたらあぁなったとか

 

「でも、楽しむためにはどうしても上手く、自分の中の及第点以上は最低持っていないと難しいと思うんですよね」

「そこはプロ視点だよね」

感心される

「正直そこまで考えてると思ってなかったからごめんね、パスパレのリズムキープの正確さはドラムだけじゃなかったんだとわかったよ」

謝られてしまったわ

「いえ、そんな。でも本当麻弥ちゃんのドラムには助けられていますし」

「パスパレってドラムにおんぶにだっこのアイドルバンドって勝手に思ってたから今日は話せて認識が変わってよかったよ」

やはり麻弥ちゃんはその筋には定評がかなりあるのを再認識した。でも私の頑張りも少しは認められているみたいでよかった…

まぁ、業界内の評価はそうだと思っていたからダメージはそこまでないし、それを覆したくて頑張っているし頑張っていきたい、あのメンバーと

「メンバーが好きなんだね」

色々あったからこそ言える

簡単だけどこれ以上ない明確な答え

「はいっ」

その瞬間に合わせてシャッターを切られた、なかなか腕がいいわこのカメラマンさん

「パスパレにも曲提供したくなったね、やってみる?」

「是非!あ、でも彩ちゃんに歌えるかしら?」

一応笑いもとっておかないと

柴田さんがすごく嬉しそうにしてる、我が事のように思ってくれるのは嬉しいけど本当不審者よ?

「そうでした、私ももっと楽しんで音楽したいので色々教えてもらえますか?」

そして対談も終わりに差し掛かってきたので私は今日の目的を誌面を借りて言質をとった

 

結果、パフォーマンスはその場の勢いだから教えられないから、技術を教えてくれることになったわ

事務所通して連絡でもいいしと、言いながらLINE交換を誌面でしたことになっている(お互い仕事中に携帯を持ち込まない為楽屋に置いてある)

 

柴田さんの羨ましがる顔がみれるわ、(レオンの)マネージャーとして同行を許可なんかしたらどうなるのかしら?なんて少し調子に乗っていたわね…

取材が終わり振り向くと

 

ステージ衣装の亜麻色の髪の女神(大学の同級生さん)と話していたわ

 

居てもおかしくない

逆に居たらおかしい人物、それも知り合いがいれば話しかけるのも無理はないわよね

「なんだ新田ちゃんの知り合いだったのか」

多渕さんが次の収録のために軽く挨拶だけして楽屋に引き上げていく

 

うちの(レオン専属だけど)マネージャー(アルバイトだけど)は他の大手プロダクション所属のアイドルと仲が良いと認識されてしまったわね…

ここはテレビ局のロビー

 

あらぬ噂がたたないといいわよね

 

えぇ、悪い予想ほど当たるわよ?

 

でも、今までなんでゴシップにすっぱ抜かれなかったのかしら?

 

その疑問は結構早く解消された

 

「あちらのボーイッシュな子は346の新人さんだったんですね」

機材を片付けていたカメラマンさんがそんなことを言う

「え?」

…まさか…?

「女の子にしては少し背が高い部類で若干骨太気味ですけど、346さんは色々な子がいるからなぁ」

…そう見えるの??

確かにゲイ疑惑とかはあるけど

まさか…

これは…

 

すごく面白いわ♪

 

『男』としてずっと見ていたから意外な盲点だと思った

確かに、背も普通の男子に比べて若干低め、もやしだから筋肉は適当にある程度で男子にしては線が細い、更に童顔、変声期を終えたのに高めな地声…あれ?

かなり高スペックな男の娘じゃないかしら??

 

私はともかく、紗夜ちゃんは男性面を強烈に見ているから盲目的になっているだけで…

 

知らない人から見たら、柴田さんって(男性面)を見せなければかなりイケる?

…なんか業界の暗い所も見ていたからか、なんかよからぬことを…

男として手に入らないなら…ふ…

 

「ていっ!」

現在パスパレ総マネージャー(と言っても二人しか部下いない(一人はアルバイトで兼任)けど)で、元白鷺千聖()専属マネージャーが軽くのはずなのに脳に響く手刀を綺麗に入れてくれた

「?あれ?」

「久々に悪い顔しながら崩れてましたよ」

以前その手刀の痛さに抗議をすると「人に見せられない顔だった」と即答され、売り言葉に買い言葉で「どういう顔をしているっていうのよ?」と外見に自信がある私がそんな見せられない顔になるはずがないと更に問い返すと…とんでもない写メを見せられた、即消してもらったのをトラウマレベルで覚えている

慌てて顔を押さえて周りを窺う、大丈夫みたいね、黒いとか言われるのはパスパレ内でのキャラつけや玄人感が出てる気がするけど…あの顔は駄目だ、不細工ではない、基が良いのだから、でも…自分でみても気持ち悪いのは流石に心にくるものがあったから黒いと言われても冷静(クール)にいようと心に刻み込んだのに…

 

柴田さんが絡むと戻ってしまうみたいね

 

少し自分の中の乙女な部分?に驚いた

「ケントくんは昔は男の子してたのに、歳を経て男の娘の要素が追加されたの?」

子供の頃から面倒を見てもらっていたので柴田さんの事を記憶している大人の一人でもあるけど…まだ若いからとんでもな事を言う

 

それ全然うまくないわよ

 

前から思ってはいたけど、男性にしては女子馴れしてるように見えるけど…あれは性別全く意識してないのよね

だから…距離が近い、女子のパーソナルスペースを平気で越えてくる。

意識も何もしてないから、余程の男性恐怖症じゃない限り気づかないのよね

それも相まって、346の個性的なアイドルの一人と思われているからゴシップにならないのね、変に納得したけど

 

私と居てもゴシップにはならないということなのかしら?

 




最近
千聖ちゃんは獣
と吹聴している罪滅しかも…

でもなんかR18混ぜると千聖ちゃんはかなりの獣な気がw
逆に紗夜さんは狩られる側の上位だと思うww

またよろしくお願いいたします。
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