いぬの生活   作:アスラン

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今回もよろしくお願いいたします。

ねんどろ紗夜さんやっと発売~~♪
…届いたけどまだ我慢…
全部回収してから状態見て保存用を決めなくては♪


二十話:詮索以上追求未満

 

氷川宅に大事な娘さん送り狼になれない柴犬(シバケン)事件の翌日

本当に体を壊したわけではないからちゃんと登校してきた、

The風紀委員な紗夜ちゃんが教室にいた…けど様子がおかしい。

 

何か考えてると思ったら赤面したり落ち込んだりしている。

「分かりやすいくらいテンプレな恋する乙女状態だよね」

三年になり一人クラスの違う彩ちゃんが音もなく隣にいた

「お、おはよう彩ちゃん」

「うん、おはよ千聖ちゃん」

私気がつかないくらい紗夜ちゃん見てたのかしらと考えていると燐子ちゃんや花音も登校してきた

みんなで遠巻きに紗夜ちゃんをみていると

「…氷川さん、本気なんですね」

燐子ちゃんが考え込んでいる

「なんのことかな?」

花音は知らない

(あなたの家庭教師(お兄ちゃん)を好きな人間が最低三人いるのよ)

…本当、みんな男の趣味が悪い

柴田さんなんかみんな見限ってしまえばいいのにと思う

あんなのに合わせてられるのは私くらいなのだから

 

「紗夜ちゃんのあれはやっぱりご両親絡みみたい」

彩ちゃんが日菜ちゃんからのLINEを教えてくれる

夜に娘を男が送ってこれば騒ぎになるわよね(流石にお姫様抱っこはやめてもらったらしい)

「でも、お兄ちゃん(柴田さん)なら紗夜さんのご両親も…」

いいかけて、考え込む花音

何か心当たりがあるのよね

「柴田さんは人見知りだからね」

うんうんと彩ちゃんが頷く

 

あれで人見知りなのよね

初対面の印象が悪いのはすごく緊張してるのに普通に話せる、だけど…素っ気ない、冷たい、感じ悪いという酷さ

子供の頃はまだ少しましだったし

ピアノの発表会やコンクールとか知ってて見てるこっちはハラハラさせられた

クールでいいとか喜んでる勘違い女子とか本当ハラハラさせられた…

 

「なんで彩ちゃんが知っているのかしら?」

あれ?そう言えばパスパレ(メンバー)ときちんと顔合わせしたとき…あれ?普通だった?ような?

「柴田さん、なるべく一緒に居ないように走り回ってたからね」

走っていたかしら??

私の記憶もいい加減よね

 

そんなこんなしてたら

「あの、みなさん?」

紗夜ちゃんがこっちを困った顔で見ていた、遠巻きに観察されればそうなるわよね

朝の挨拶とともに紗夜ちゃんの席に溜まる

「あれから大変だったみたいね」

紗夜ちゃんが苦笑しながら

「母が『あの人が噂のケントくん?』なんて言い出したら、父がそんな噂知らないといじけるとか本当面倒くさかったです」

氷川家は女系だからお父さん大変そうね。レオンが居た時男が増えたと喜んでいたというのは本当みたいね

「それは…」

花音が苦笑いしている

 

「そうです、私のことより。白鷺さん気になっていたのですけど…」

 

私に何か気になること?

何かあったかしら?

紗夜ちゃんにも私が柴田さんを好きなのはばれてないはずだし…なんて考えていたら

「いつから賢人さんに『ちさっちゃん』と呼ばれてるのですか?」

 

…?

なにそれ?

私、千聖だから『ちさとちゃん』はわかるわよ?

『ちさっちゃん』?え?

…それって…

「え??」

私の反応に紗夜ちゃんが聞き間違いかしら?と顔に出してたけど

「昨日何回か『ちさっちゃん』呼びだったよ?」

彩ちゃん…

「それ、本当??」

私が一番信じられない

 

「千聖ちゃん昨日は美波さんの名前呼びで混乱してたからね」

そうなのよ、新田さんは名前呼びの敬称なしなのよ?

………

なんで彩ちゃんが気づいてるの?

「え?」

顔どころか声に出てしまった

「どうしたの?」

いつもの人懐こい年齢並に少し大人びた笑顔、彩ちゃんだけど…

「彩ちゃんよね?」

思わず確認してしまった

「?そうだよ?どうしたの千聖ちゃん??どこか悪いの?え?どうしよう?保健室?それとも早退する?」

あ…彩ちゃんね。

『大丈夫?あるける?保健室までついていこうか?』の前に止めた

 

「あの柴田さんが、アイドルを呼び捨てにしてるのに驚いたから、私の呼び方なんか気にしていなかったわ」

ちなみに友希那ちゃんも呼び捨てなのよね。あとは…Afterglowのメンバーも呼び捨てじゃないかしらそういえば?

 

基準が分からないわ?

 

「で、いつからなんですか?」

紗夜ちゃんが怖い…

いつから…いつからと言われると、最近ではないと言うべきかなんというべきか考えていると

「子供の頃からだよね?」

か、花音なんでそれを知っているの??

私が驚いていると

「少し前に薫ちゃんがお兄ちゃんとの事をいきなり聞いてきたの」

…薫

「千聖ちゃんには薫ちゃんにお兄ちゃんの事は黙っておいた方が良いと言われてたんだけど、薫ちゃん珍しく『素』だったから…」

薫は柴田さんと再会したの私には黙っていたのね!?

「あのバ薫…」

「ち、千聖ちゃん?」

いつものつもりで少し怒気を漏らしていたら花音に止められた

薫が絡んで花音がいるものだからいつもの調子になってしまった

「じゃあ花音は柴田さんの事を薫からも聞いたのね」

…これは、恥ずかしがってる場合じゃなくなったわね

察しのいい紗夜ちゃんが困惑しつつも厳しい目線を送ってくる

「それで、どういうこと…」

いいタイミングなのかわからないけど予鈴が鳴り響いた

朝礼まで時間がない

「…話は後で生徒会で聞きましょう」

逃げられないわね…彩ちゃんなんでそんなに楽しそうなの??

 

私、柴田さん(あの男)の為に親友と友達がいなくなるのね…

 

 




千聖さんVS紗夜さんが…

起きないだろうなぁ(笑)

方や腹黒策士、方や表面クールなポンコツだし

あれ?まともにやりあったら紗夜さん負けない?
物理攻撃だったら余裕で勝てるのになぁ~(しません)

このふたりが争ってる間の漁夫の利狙いは多いだろうし…

またよろしくお願いいたします。
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