いぬの生活 作:アスラン
もうねんどろいど紗夜さんが足元価格で辛い…
え?持ってるのに何言ってるって
花咲川の制服紗夜さんみたいじゃないですか!!
おたえもう一個買い足して待ってたんですよ
そうしたら…リボンハットくっついてるんだもの…切ったり削らなきゃなんですよ
定価ではもう買えないorz
「さ、紗夜ちゃんは本当に賢人さんが好きなんだね」
黙ってしまった私の代わりに彩ちゃんが少し圧倒されながらも言ってくれる。最近の彩ちゃんは何故か頼れる…時もあるような気がしなくもないわ
あら、彩ちゃんは何か言いたげな目でこちらみてるわね
「千聖ちゃん、動揺しすぎて口に出してるからね!」
あら、ごめんなさい
かなり動揺してるわね、私
「そうですね、最初は『何ですか?この自他共に認める偽善者ぶったお節介な気に食わない人は?』でしたからね」
評価低い…
まぁ私も評価低いスタートだったわよね…
なんであんなのが良いんだろう?
「それがわかってるから、白鷺さんも賢人さんが好きなのでしょう?」
また私口に出していた!?
彩ちゃんを見ると苦笑いしながら頷かれた…
「す、好きとかは…」
辛うじてそう言うと、紗夜ちゃんはあの
「お互い、地味に
え?なにこれ私下に見られてる?
…でも、いまは確かに素直になれなかった分私が出遅れている様に見える
「彩ちゃん、花音協力してもらうわよ」
花音はうんうんと頷いてくれているけど
「彩ちゃん?」
彩ちゃんは笑顔のままだけど様子がおかしい
「千聖ちゃん」
あれ?なんかあの笑い方私に似てない?
「私、賢人さんの事『好き』って前言ったよね?」
彩ちゃんあなたもなの!!??
「それは、ライクというもので、ら、らぶではないと判断してそれで、彩ちゃんはアイドルだから」
動揺しすぎて支離滅裂よね
これはまずいわ
彩ちゃんかぁ、全然考えてなかったわ
冷静に考えなくても、エゴサにブシドーにるんっ♪にふひひよね
普通の人を恋愛対象にはしないわよね
「千聖ちゃんかなり失礼だよっ!」
「その中で一番趣味が悪いのが私じゃない?」
彩ちゃんがきょとんとしている、その後はいつもの彩ちゃんの笑顔になって
「やっと千聖ちゃんらしくなったね」
花音もうんうん頷いている、花音あなた今日頷いてばかりよ?
「千聖ちゃんひどいよぉ」
言いながらも嬉しそうだ
ふぅ、紗夜ちゃんじゃないけど私もかなり余裕がなかったのね
「そんなんじゃ、レオンくんも心配するよ?」
「そうね、ありがとう彩ちゃん」
あら何か急に楽になったわね
「なんか色々考えてたのが馬鹿らしくなったら急に楽になったわ」
その場の全員が苦笑いしている
おかしな事言ったかしら?
「そうね、幼馴染みアドバンテージもほぼ無いのと、お礼をかねて」
特に紗夜ちゃんを見て
「薫も知らない柴田さんの事話すわよ?」
でもとっておきは話さない
どうせみんな切り札は伏せている
そのあたりの駆け引きは私に一日以上の長がある
私も
でもRoseliaの二人が伏せていたのも鬼札で、彩ちゃんは鬼札と気づかず持っていたというのと
ずるいことに、紗夜ちゃんは鬼札どころか
私の
紗夜ちゃんは本当柴田さんが好きなんだと後になるにつれ思わされた、なにそのファンタジーかつ
私も出てみたいわよ柴田さんのヒロインなら!
しかし、柴田さんの幼少期の話っていま考えても…子供にしてはちょっとその…変質的よね?
特に髪の話は
「だから柴田さん私がお仕事の時と普段とで髪型違うの気にしてたんだ」
そう、彩ちゃんくらい露骨に髪型を変えるのをすんなりやれちゃう子とか凄く興味深く見てる
「そう言えば確かに…」
紗夜ちゃんも思い当たる節があるらしい
「去年の、あれですね」
燐子ちゃんも知っているみたい
「まだ、そのRoseliaもいまほどの状態ではなく」
誰しも過去は恥ずかしい、少し言いにくそうにしつつも話してくれる
「白金さんの関係で海の近くのコテージが借りられたので、メンバーで詰めて練習が出来ると赴いたのですが」
あ、察した
リサちゃんとあこちゃんが海で遊ぶと言う選択肢を捨てられるはずがない
「ちょうど戸山さん達も来てて」
巻き込まれたのね
…
あれ?
「その話どこに柴田さんが?」
Roseliaの二人が苦笑いをして
「湊さんが、『番犬』と称して引っ張ってきました、コテージの外に
そう言えばその時期は花音も家族旅行かハロハピの
しかし、友希那ちゃん…あの子は柴田さんをいいように使っていたわよね、最近はうちの事務所で
…『CiRCLE』より『StarWind 』の方が使用頻度上がらないかしら?
なんて考えていたら、彩ちゃんが話を促してくれた
「その、ビーチバレーをすることになり」
頑なに私服で参加していた紗夜ちゃんもあまりの不甲斐なさに
「あ、それは…」
当時の紗夜ちゃんにしてみれば、嫌悪の対象よね、水着に着替えたら急に視線を感じたら
「当時は男なんてみんなこんなものよと思いましたが…今思うと、髪型を変えたのを見ていたのですよね」
確実にそうだ
あの髪フェチは本当、何なんだろう?
「原因が千聖ちゃんだったなんてねー」
え?私なの?
「どう考えても白鷺さんが原因です」
私そんなに髪の毛いじってないわよ?サイド纏めて後ろで止めてるだけで…
「自覚がない人がここにもいましたね」
何て言われる
確かに慣れるまでは大変だったけど、今は起き抜けで寝ぼけていても出来る
まぁ、私が寝ぼけることはあまりないけど
ふと
「ねぇ、あこちゃんの髪型って…」
あんなのを自分で出来る子なんて…
「彼女の
自分でやってないのはダメね
海の時に知って興味失ってるらしい
「でも高校生になって…色々と成長しはじめたりは…」
私は実はあこちゃんも危惧している、同じ中二病だし、変に感性似てるし
「そうですね、彼女は普段の言動から侮られがちですが
結構ひどいことを言う、燐子ちゃんが慌てている
「ふふ、紗夜ちゃんとは柴田さんの事がなければ花音以上の親友になれた気がするわ」
「私もです」
「二人がフュージョンすれば女神さまにも勝てるのにね」
彩ちゃん、また何を言い出すの?
紗夜ちゃんが何の事か判ってないわよ?
そう、あの内縁の妻みたいな女神がいるのよね…
ということで
千聖さんは早めに注文だしておかないと…
じゃなくて、千聖さんがちょっと復調と恋敵同盟発足(?)
女神さまが一人で受けて立つなんて…
それどう考えても女神さま勝ちフラグでは?
それに気づかない二人ではないのでどうなって行くのでしょう?
次回は久々の幕間したいなぁと
またよろしくお願いいたします