いぬの生活 作:アスラン
番外何かしてるから本編進まない…
よろしくお付き合いください。
Pastel✽Palettes略してパスパレ
のメンバー全員が
まぁ、麻弥ちゃんイヴちゃんはそんな大騒ぎするほどではないけど…日菜ちゃんは紗夜ちゃんの為とか言いつつ結構柴田さんと仲が良い
そして、私が危険視してるのは
彩ちゃんよ
彩ちゃんは私から見ても可愛い、容姿なら私の方が可愛いし綺麗だと自負しているけど
容姿の可愛さに人として可愛さが不思議な可愛さを与えている
これは彩ちゃんを知れば知るほど強くなるから、古参のファンが彩ちゃんをずっと推しているのも頷ける
私もパスパレで推すなら彩ちゃんだけど
これが魔性というか、私としては怖い
私も容姿に関しては魔性と言われる(良くも悪くもだけど)
彩ちゃんのは近くに居れば居るほどその魅力に惹かれる
良い例が麻弥ちゃん
麻弥ちゃんは最初から彩ちゃんを誉めていたけど、今では敬い崇拝している感じがするくらいだ
あの日菜ちゃんだって、『面白いから』とは言っているけど、私を含めてあのタイプが他人にあれほど興味を持つのは珍しいと思う
まぁイヴちゃんは天使だから…
一番ヤバイのは彩ちゃん
と、私は思っている
「ち、千聖ちゃん?本人の目の前でいわないでよぉっ!?」
あたふたしてる姿も可愛いわね
「さ、紗夜ちゃんや新田さんの方がヤバイとおもうんだよ??」
あたふたとそんなことを言うと
「丸山さんこそ、本人目の前にヤバイはないでしょう?」
少しご立腹?な紗夜ちゃんがお弁当箱を片付けながら彩ちゃんと私を嗜める
「あのー、最近先輩たちどうされたんですか?」
そう、生徒会室には『
ちなみに花音はこころちゃんに拐われたのでここにはいない
「どうされたって?」
私がにこやかに訪ねると、有咲ちゃんが何故か怯える
「いえ、仲が良いような悪いようなでもなんか仲が良いような?」
多分言ってる本人も感覚で話してて分かってないわね
「そうかしら?前からこんなものよ?」
特に彩ちゃんとはそうよね?
「そうですか?うーん」
香澄ちゃんはどこか府に落ちてないようだけど
「この間の、星のひとの話からのような?」
香澄ちゃんが有咲ちゃんに爆弾を投げつけた
有咲ちゃん可哀想なくらいひきつっている
「そうかしら?」
あえて紗夜ちゃんにふる
「あまり意識していませんでしたね」
紗夜ちゃんらしい嘘にはならない正確な返しだ、彩ちゃんだとボロがでて有咲ちゃんが可哀想なことになったわね
ここで潰しても…って、私悪役じゃないわよ?
今度有咲ちゃんとは皆で話してみないと…だから悪い意味に取らないで!?
彩ちゃん!あなたがそんな顔するから誤解を産むのよ?
なによその皆で有咲ちゃんに何かするみたいなのを心配するような不審な動きは??
「白鷺さん、余計に状況が悪くなっていますよ」
紗夜ちゃん、なに?貫禄なの?
流石に裏で花咲川を牛耳っているだけはあるわ
「市ヶ谷さん」
紗夜ちゃんが有咲ちゃんに優しく笑いかける
「私は賢人さんの幼少期をあまり知らないので今度教えてくださいね」
何故かそれで強ばる有咲ちゃん
何故かと思ったら
「あ、有咲ちゃん?賢人さんの事キザヤローって言ったこと怒ってなんかないからね?ねぇ?」
彩ちゃんが同意を求める
「それよ!その話も訊きたかったのよ」
紗夜ちゃんも頷く
彩ちゃんはなんで?と言わんばかりの不思議顔だ
「違ったんですね、いやもうあいつの事で先輩達に目をつけられたかと思うとヒヤヒヤしてました」
有咲ちゃんがすごく安心したのか息を大きく吐く
内容によるわよね?なんて内心思っていたら紗夜ちゃんに困った顔をされてしまった
「有咲は星のひとのこと前から知ってるんだよね?」
香澄ちゃんがいつも以上に寄っている気がする
「こっちが一方的に知ってるだけだけどな」
気にした風もなく答える有咲ちゃん、そこに
「片想いだー♪」
「だからちげーって!!」
あの人相手では片想いもしんどいものね
「…すごい」
私は素直に感心と感動をしていた
外部のコンクールとかそういうのに無縁だと思っていたスクールが今後のためにととあるコンクールに生徒の希望者と講師に勧められて後学の為にと連れられて大きめなピアノコンクールに来ていた
正直ジュニア部門でも私なんかより巧い同年代が数多くいて闘志がわいていた
でも私はそいつらを観てしまった
正確無比な超絶技巧
感情を音に激しくのせ響かせる技
自分の世界を音に乗せ広げる技
私と大して年齢が変わらない子供が大人達を圧倒する演奏をしていた
「ジュニアのレベルじゃないわ…」
先生が困惑していた
連れてきたのは不味かったのでは?と
幸か不幸か私が最年長で事態を理解してしまった以外はみんな暢気に感動しているだけだから心配はないはず
あれに勝つのは私には無理だと自分でもすぐにわかった
挑むことはない、でも憧れるのは自由だ
特に私の性格に合っている、超絶技巧、あれはすごく憧れる
どれだけ練習するとあそこまで出来るんだろ?
先生に私はそんな事を素直に訊いた、そんな時代もあったよなぁ
私がブランクがあっても
「確かに賢人さんの正確無比な超絶技巧は市ケ谷さんにあっていますね」
なんて紗夜先輩が言っているけど、私に言わせるとピアノかギターかの違いだけでその真摯で揺るがない姿勢と卓越した技巧は二人ともそっくりじゃないか?なんか少し寂しさに似たものを感じていたら、香澄のやつが励ますかのように抱きついてた腕に力を込めてきた、こいつのこういうところ本当すげーよな
「コンクール以外の柴田さんの演奏はしらない?」
少し余裕の笑みを浮かべて千聖先輩が言う、最近この人が一番キャラ崩れてるよなぁ、
「白鷺さんは確かあるのでしたよね?」
紗夜先輩は燐子先輩から動画をもらったとか言ってて、生を聴いたことがないって嘆いてる
この人はキャラ崩してないけど、真面目に好きオーラ出してて少し怖い
「私は逆にコンクールあまり見れてないのよね」
千聖先輩が少し羨ましそうにしている
「…?あれ、白鷺さん、賢人さんに花束渡してるのやはり違う方でしたか」
動画に千聖先輩とは違うけど似た少女がよく演奏後に花束を渡していたと言う
そういえばいたなと私も思い出す
発表会やコンクールのとき演奏後にステージから掃ける時に舞台そで近くの
「あれ、私の妹よ」
…あっさり判明した
「妹さんでしたか」
「私が仕事で行けないから、代わりにね」
どうせ柴田さんに贈りものする人はいないからと言う、確かにあの頃のあいつに近づくのは朱いのと
私はなんというか心の準備がなかなかできなかったから、千聖先輩いわく荒れてる頃に話しかけたらしい
「多分、キザと言うか…あこちゃんみたいな感じじゃなかったかしら?」
少し考えて千聖先輩がいう
「ばーん!でどーん!!ですか?」
あこちゃんと言えばこれだから、
私の答えに「そういえば」みたいな顔をしてから、すごく嫌そうに
「…薫のような感じじゃなかったかしら?」
「あ…」
言われてみれば薫さんを思わせる感じだったような?
「…」
りみが薫さまを汚されたとか小声で怒っているこえーよ
「賢人さんが瀬田さんのような喋り方ですか?」
想像がつきませんと紗夜先輩
いまの気の抜けたような話し方はこっちが驚いたけどな
「正確には、当時の柴田さんに薫が影響を受けたのよね」
面白くなさそうに言う千聖先輩
その情報でりみが怖いんですが、紗綾チョココロネもってないか?
視線で問うと苦笑いで返された、品切のようだ
確かに、思い出してみるとあの自分に酔った話し方だった気がする
「でも、子猫ちゃんは言われませんでしたよ?」
「あれは薫が勝手に言い出したのよ!柴田さんは普通に中二病だから」
普通にって…
そうかーあれが薫さんのルーツなのかーうんなんかどうでもよくなってきた、りみが怖いからな
「そうね、なら柴田さんの【爆縮】はみんな知らないのね?」
また物騒な名前だなおい
「超絶技巧な柴田さんが感情のままに鍵盤を叩いてたのよ」
千聖先輩がめずらしくマウントとった♪な顔をしているのがすっごい気になるんだけど
あの技巧で感情って…
「とんでもなかったわ、あの頃は語彙が少なかったから【爆発が収まって整った音になっていく】と表現してたけど、あれはまさに【爆縮】」
勢いも何もかもを納めるのではなく、そのまま押し込む、範囲を縮小するだけ、どんな演奏だよ
「かなりアレな演奏なのでは?」
紗夜先輩の語彙が削られてる
「正直、うるさかったわ」
そう言う千聖先輩は嬉し気な顔になってる、知られていない
…そういえば、あいつの好きなピアニストはピアノぶっ壊すような演奏をするジャズピアニストだったのをふと思い出した、そこらへんは燐子先輩が詳しいはずだよな
なんて考えてたら、千聖先輩が
「昔のICレコーダだから煩いだけなんだけど…」
持ち歩いてるのかよっ!
お弁当袋から片手操作するマウスのような、大きさ的にはTVのリモコンの2/3と大きめの銀色なICレコーダを取り出した
いつかみんなに聞かせようと袋に入れたままにしていたとか
…どんだけ優位に立ちたいんだこの嬢王様は?
-【♪♪♪♪♪】
リストが強いとかだけではなく、本当に鬱憤を晴らすかのような演奏が無理矢理圧縮されて整っていく、確かに【爆縮】だな、どんな演奏だよ本当
音に関する感性の強い香澄やおたえなんか圧倒されてる
「星が生まれた…」
「ビックバンだぁ」
口々に感想を漏らしてんだけど…
あれ?ちょ…ちょまっ!?なんでそんな恋する少女みたいな目になってんだよっ!!
『星のひとすごい…』
千聖先輩…自分で
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