少年とオッサンの幻想郷冒険記   作:てんしのてんこ盛り

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オラに感想を分けてくれーーーー!
文章ってどう書けばいいんでせうかね。教えてエロい人!

人気投票にはてんこちゃんとアリスとマリサとえーき様とメイリンに投票したよ!

星ちゃんとパルパルとさとりんにも入れたかった…。
ゆかりんも好きだし…もうみんな大好きだ(錯乱)
それでは本編やるぞー('ω')



永遠の巫女

〔道中会話〕

 

『いいか、私は面倒が嫌いなんだ。科学の最低限の知識は得てもらうぞ』

「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」

 

「ん?ライは何の話をしてるんだ」

 

「えーと、めんどくさいこと。ってか魔理沙は箒に乗れていいよなーー」

 

「ああ、なんなら引っ張って行ってやろうか?」

 

「いや、え? 引っ張るって」

 

「そりゃこういうことさ!」

 

「ぎゃあああぁぁぁぁ」

 

『これは空を飛ぶ練習も必要か…』

 

 

 

◇◇◇◇

 

-博麗神社-

 

 幻想郷唯一の神社。しかし、神社にはいないはずの妖怪がよく確認される。さらには、道中は厳しい獣道であり、安全が確保できないため参拝客が非常に乏しい。また、外の世界の住民が結界を抜けて帰ることのできる唯一の場所でもある。

 

 当然だが、博麗神社には巫女がいる。彼女たちは、紅白の脇の空いた巫女服に身を包み博麗の巫女と呼ばれる。幻想郷の調停者にして、人間側のバランスを担う存在。しかし、今代の巫女は少し勝手が違うようで…

 

-霊夢視点-

 

 私は博麗 霊夢。どこから来たのか、誰から生まれたのかすらわからない。気づいたらここにいて妖怪がいた。

 妖怪から受け継いだ知識と技術で幻想郷のバランスを保つことを生業としている。人間の中で異質な存在。特に能力に目覚めてからは価値観や人生観までもが変わってしまった。人から見れば、"浮いている"そうだ。

 それでいい、巫女なんてのは妖怪から恐れられてなんぼの存在だからね。それが人と同じじゃあ畏怖されないでしょうし。…ま、人と違うってことはそれだけで人からも忌避されるってことだけどね。

 

「今日も涼しいわね」

 

 妖力でできた紅霧…か。派手好きな大妖怪による異変か、面倒なことになりそうだわ。縁側でお茶を飲む分にはちょうどいいけど、私にとってはそうもいかないからね。

 

「ハロー、ご機嫌いかがかしら?霊夢」

 

「おかげさんで最悪よ。ああ、愉快で素敵な賽銭箱はあちらよ」

 

 大妖怪といえばこいつがいたか、そろそろ退治すべきじゃないかしら。コイツが来たってことは異変解決の催促かしら。

 所詮、妖怪と人間は相容れないもの同士だもの、コイツにとって私はただの駒、これからするのもただの取るに足りないゴッコ遊び。

 妖怪が生きるために人間が必要で人間が生きるために私が必要だから生かして活かして逝くまで飼い続ける。全く反吐が出る…、そのはずなのに私は何も感じない、憤懣する事柄であろうとも、静謐な自分がいる。

 

 

 

―感情の欠如

 

――これが"浮く"ということ

 

 

 

 わかっている、だから私は今を甘んじている。

 能力のおかげで今までを捨てることができたもの。

 そう、例えこいつに何かされていようとも私は…

 

 

 

「はいはい\チャリン/分かっていると思うけど、解決よろしくね」

 

 賽銭の音で思考の海から抜け出した。しかたないじゃない、お金はいくらあっても困らないもの。

 

「もうすぐ夜になるけどね」

 

「あら、夜の境内って素敵よ」

 

「あんたたちから見ればね」

 

「んもう、もっと情趣を解するといいわ」

 

「お生憎様、信仰とお金以外は間に合ってるわ」

 

 早く帰ってくれないかな、面倒くさくてたまんないわ。

 

「そうそう、今回はスペルカードを持っていくことをおすすめするわ」

 

「私と紫で作ったパターン作りごっこのこと? 確かに知性のある妖怪や妖精の中では流行っているみたいだけど異変にまで使うと思う?」

 

「弾幕ごっこは異変を起こしやすくするためのものよ? わざわざ無駄に派手な紅霧まで出しているのがいい証拠よ」

 

「お祭り騒ぎがしたいだけってこと? はぁ、そのために駆り出される私の身にもなってほしいわ」

 

「巫女を気にかける妖怪なんてどこの世界にいるのか知りたいわ」

 

「あら、私は誰と話してたっけ」

 

「ふふっ、残念、一本取られちゃったわ」

 

 そう言って、紫はスキマと呼ばれる空間の境界に潜り込んでいった。

 いつになっても悪趣味ね、あのスキマ。特にリボンがあるあたりが。

 

 

 

◇◇◇◇

 

 私が縁側でお茶をすすっていると、某白黒魔女が妖精を引っ張って飛んできた。…自然の化身である妖精に魔力があるのはわかるけど、神力があるのは解せないわね。

 

「霧雨宅急便が来たぜ!」

 

 そう言って妖精を放り投げる。いや、頼んでもないし頼まれてもないのだけど。そんなこと考えていると、妖精は顔を石畳に擦りつけながら、こちらに滑ってくる。

 

 

 思わず、陰陽玉で打ち返しちゃったわ。

 

 

「相変わらず、ここの巫女はろくでもねえな」

 

「それ、あんたが言う?」

 

「ハハッ、それもそうか。っと吹き飛んだライを回収しないとな」

 

 今回の異変解決は私のほうが早いぜなどと言いながら飛び去っていった。よくもまあ飽きずにやれるものだとある種の感心の念を抱く。加えて、馬鹿なことをしているとも思う。異変解決をするということはそれだけで声高に人間ではないと言っているようなものなのに。

 あいつの心配をするだけ無駄か、私に張り合って何の得があるのやら。

 

 まあいいか。

 

 そういえば先ほど飛んでったあの不可思議な妖精はライというらしい。普段なら興味もわかない存在だけれど、なぜか惹きつけられた。なぜだろうと考えてみても思い当たる節などなく。

 

「ま、どうでもいいか」

 こうなるのも当然の帰結ね。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 もうすぐ夜ね。紫が言った通り夜に出るのは癪に障るけど、魔理沙に先を越されるのも癪に障るのよねえ。ハァ、なんだかんだ言いつつも心配するのは、きっと、私にとっていい悪友だからかしらね。

 そんなことを考えていると本殿から物音がした。気配からおそらく…

 

 

 

「ふわぁ、懐かしい気配がいると思ったんだが気のせいかい?」

 

 やっぱり。欠伸をしているこいつは魅魔、博麗神社の祟り神で魔理沙の師匠の悪霊。

 

「さあ?さっきまで紫がいたわ、それじゃないかしら」

 

「違う違う、もっと懐かしい感じだよ」

 

「じゃあ魔理沙ね、さっき異変解決がてら寄ってたし」

 

「異変?ああ通りで力が湧いてくるわけだ」

 

 悪霊の力が湧くなんて迷惑以外の何物でもないけどね。

 

「それで、夜だけど行かなくていいのかい?」

 

「毎回昼に出てるからね、夜まで待ってたのよ」

 

 まあ、妖精を連れている魔理沙にならいつでも追いつけるし、急須のお茶を飲み干すまでここにいたからなんだけどね。夜になると冷えるからね、熱いお茶で温めておかないと。

 

「そうかい、じゃ、あたしゃ寝てるよ」

 

 そのまま永眠しときなさい。って、もう悪霊だっけ。

 

 

 

◇◇◇◇

 

 急須が空になったし、ふぅとため息をついて、

 

「さて、私もそろそろ行きますか」

 

 

 そして、私はまた異変解決に出る。

 

 これからも、きっと、いつもどおり。

 

 少女祈祷中☯

 

-紫視点-

 

「行ったわね」

 

 これで私たちにとってのエピローグ・彼らにとってのプロローグはおしまい。

 

「これから、幻想郷は変わるわ」

 

 私すら巻き込んで、貴方が望んだものへと。

 

「変えてくれるんでしょう、ねぇ…■■」




うしおととらを一巻だけ買ってみたら面白かった。
二巻買わなきゃ(使命感)

Q.おーい、誰か魅魔様の行方を知らんか?
A.この作品では博麗の神さんとして一応います。
あと、これを書きながら今更だけど幼霊夢を見てきました。絶対、影響を受けてますです、はい。
それとここの巫女さんが中二病だと思った人、怒らないから出てきなさい。

ー補足ー

霊夢の思考が短くて少ないのは暢気なさまを表現したかったからです(後付)
『霊夢って何考えてるかわかんねえよぉ(本音)』

オッサンの容姿はMTGのジェイス・ベレレンに近いです。

ーあとがきー

この作品は風神録を一つの区切りとしています。
その後は要望があれば各キャラ個別ルートや以降の異変について書いていこうと思います。

ちなみに大筋もおぼろげにしか決まってないし、紅魔郷なんてどうしようかというレベルなので正直どうなるか分かんない、大いなる蟹の味噌汁。
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