ソードアート・オンライン 全プレイヤーの裏切り者   作:眠猫の玉手箱

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ドロップしたモノ 4/4

 地面が割れ、そこから全員落ちていく。

 

 現在俺の体力は残り3割。しかも毒状態。落下距離によっては死亡間違いなしだ。

 

「死んでたまるか!」

 

 下を見るとすり鉢状になっている。底は見えない。

 通常、ダンジョンの壁は破壊不可能オブジェクトである。しかし、地面が砕けたことから分かるように、このダンジョンにおいては例外である可能性が高い。

 

「全員壁に剣を刺せ!スピードを緩められる!」

 

 すなわち、壁に剣をさせる。

 金属質な耳障りな音をたて火花を散らす。それでも、剣は壁に刺さった。

 

「耐えろ!」

 

 俺の愛剣!

 熱が俺を襲うが、耐える。手を離したら最後、そのまま奈落へ真っ逆さまだ。

 

 ポーチから回復ポーションを投げ、口でキャッチ。そのままかみ砕く。

 現実世界でガラスを体内に入れる行為は危険極まるが、この世界ではダメージはない。回復ポーションさえ口の中に入れることができればいいのだ。

 

 そして、なんとか俺の体は静止した。

 

「止まったか」

 

 上を見ると、ラサキ、ジョー、タケ、技マシン20が壁で耐えている。名前を挙げた順に上の方にいる。

 

「俺気づいた、黒鉄騎士が居ねぇ!」

「このまま落ちってたのか?」

 

 下を見る。真っ黒な深淵が広がっているだけだ。

 

「そんな、いい人だったのに!」

「泣くなワザマ。逝っちまったものは仕方ない___『勝手に殺すな!無事に着地できる。速く降りてこい!』___生きてたのか」

 

 早計、早計。やっちったぜ。生きててよかった。

 下を改めてみる。真っ黒な深淵で光が見えない。

 

「なに躊躇ってんだ? 早く降りろよ」

「いや、その」

 

 ジョーにせかされるが、いざ改めて飛び降りようとすると、この暗闇はなかなか怖い。黒鉄騎士が安全を保障しているとはいえだ。

 

 とは言え、俺が一番下にいるわけで、俺が動かないと誰も降りれない。

 よし、3コールして飛び込もう。

 

さん

 

 

にぃ

 

 

い……「ごめん、斧耐えなかった」

 

「は?」

「…え?」

 

 上を見上げる。ラサキが落下している。周囲には、斧が破損したポリゴンが舞い、なかなか幻想的だ。

 

「ぐぇっ」

 

 ジョーを巻き込みこちらへくる彼女を、俺は何もできずに眺めることしかできなかった。

 

 その後どうなったかはあえて言及しない。

 強いて言うべきことが有るならば……ジョーは、プレイヤー二人分くらい、重かった。

 

 

 

 落ちた底は、大変奇妙な光景であった。

 

 地面も、樹木も、地上にあってもおかしくないような風景がそこにあった。

 全てが金色の鉱物に置き換わっている。ただその一点を除けば。

 

 

 そんな中でも、一際目につくのが、中央にそびえたつ巨大で金色の樹だ。

 

Congratulation!

 

 その黄金の大樹に見とれていると、ボス撃破のリザルトが表示された。

 

「なんでこのタイミング?」

『俺がとどめを刺した。最後に手痛い一撃を受けたがな。ああ、近づくな。床やこの鎧と同じような目にあうかもしれんぞ?』

「黒鉄騎士、鎧が.......」

 

 痛々しい。黒鉄の輝きを誇っていた鎧は見る影もなく、あちこちが熔けてしまっている。これは......もう直せないだろう。

 

『寿命が来た......それだけの話だ。気にするな、元より大地切断の頃の遺物。この聖域での被害が最小限に抑えられてよかった。』

 

 鎧が崩れ落ちる。そして中から這い出てきたのは、黒鉄姫とよく似た、黒い羽根を持つ妖精。

 

「なんだ随分と小さいな」

『小さくとも、つながってさえいれば、俺程度でもこれくらいは動かせるさ』

 

 体長は50cmほどか。それでありながら、よく俺の体長ほどある鎧を万全に動かせるものだ。

 

「それで、ここはどこなの? 聖域と言っていたけれど」

 

 ラサキの問いに、黒鉄騎士は答えた。

 

『ここは800年前、大地切断の折に、我らの住処にした場所だ。』

 

 

 黄金の大樹を囲むように、スロープ状になっている坂を登りながら、黒鉄騎士の説明は続く。

 俺の後ろでジョーが「俺分かる。これ長くなるやつ______イテッ」 と呟き、タケに小突かれる。

 黒鉄騎士が気にした様子はない。

 

 

『昔、我々は黒鉄宮に住んでいた。当時は我らは豊かな生活を営んでいた』

 

 なんと、昔黒鉄騎士とその仲間は、あの場所に住んでいたのか。確かに名前一致しているしな。 

 

『しかし、あの大地が集められ、鉄の城になったあの時を境に、環境が激減した。』

 

 要するに大地切断に巻き込まれたと。このアインクラッドにいるのだから当然のことだろう。

 

『我々が住んでいた場所は光が溢れた。我々はその眩しさに耐えられなかった。』

 

 やっぱり黒鉄姫だけでなく、黒鉄騎士も光は苦手なのか。

 

『移住を決意し、浮かべて影を生じ、そこに潜って地下へ地下へと潜った。光からは逃れられたとはいえ、環境はあまりに我らにとって過酷だった。同胞の大半が死んだ。』

 

 最後の一文を述べた一瞬、黒鉄騎士は悔やむような表情を見せた。

 

『そして黒鉄王は決意した。自らの身を犠牲にして、この場を我々にとって過ごしやすい環境にすることを』

 

 黒鉄王。初めて出てくる名前だ。

 

『王は古の魔法を使い、自らの姿を()()へと変えた』

 

 ……ん? 大樹ってひょっとして、

 

『察したようだな。マクラギ』

 

 そう言って、黒鉄騎士は足を止めて目を向けた。

 

『中央に鎮座するあの大樹こそが、王がご崩御なされた姿だ』

 

 黄金の大樹の葉が微かに揺れた。

 

『我々はあの方に助けられたのだ』

 

 

 

 

『さっき振り!全員無事だった?』

 

 坂を登り切った先は、黒鉄姫と初めて会った安全地帯であった。黒鉄姫は木箱の陰に隠れており、視認できない。

 

『騎士、鎧は』

『あやつに溶かされた。すまない』

『別にいいって、鎧ないならここ眩しいでしょ。私の箱に入りなよ』

 

 きょとんとする黒鉄騎士。

 

『いやしかし、姫に迷惑が......』

『えいや!』

 

 一瞬だった。

 まばたきの間に黒鉄姫が黒鉄騎士の腕を引きずり込んで、影に戻った。

 

 一瞬で黒鉄騎士の元へ移動する速度、黒鉄騎士を掴む腕力をもってして、戦闘能力がないとは一体なんだったのか。

 

 ちなみにだが、引き込まれている黒鉄騎士の顔がまんざらでもなさそうだった。

 

「俺達は何を見せられているんだ......」

 

 タケが漏らした言葉に複数人が頷いた。

 

 

 閑話休題

 

 

『ともかく、よくあのバケモノを倒してくれた。礼を言う』

『私からも最大級の感謝を』

 

 黒鉄騎士と黒鉄姫から感謝を述べられるのと同時に、クエストクリアのファンファーレが鳴り響く。

 難易度に見合ってか、報酬となる経験値とコルはかなりの量だ。

 

「レベル上がったぜ」

「おめでとう」

 

 タケが嬉しそうにつぶやいた。

 

『これが約束のレシピだ』

「ああ、あのの」

 

 暗い所でも明るく見えるようになるポーションのレシピだ。

 

「量産出来てしまいそうな感じですか?」

「なんでそんなに嫌そうなんだ? まぁ材料はなかなか面倒くさいものが揃っていて量産は難しいが、やろうと思えばある程度の量は用意できそうだ」

 

 タケの疑問に答えた瞬間に、話を聞いていた(俺除く)プレイヤー全員の顔が、形容し難い微妙な表情に変わる。

 

「まぁナナちゃんの手にかかれば、味の方も改善されるかもしれないし?」

「ナナさん任せた! 攻略組の幸福指数の減少の食い止めは貴方にかかっている!」

 

 上の方から、「私に期待をかけないで」という愚痴が聞こえてきた気がするが気のせいだろう。

 


 

「ふざけんな! 別の要素を一つでも加えると破綻する、ポーションの繊細さを知らないからそんなことを言う!味なんか体育の後の古典に襲ってくる眠気みたいに我慢して耐えなさいよ!」

「ナナさん、叫んでないで、ファンラの暴走を止めてくださいよ!あいつ、鍛冶台だけに飽き足らず、今度はマクラギさんの机まで!」

「魔法使いにでもなった気分だ! ウィ〇ガーディアム・レ〇オーサ、浮遊せよ! アハハ! たのしい!」

「もうアバタでも撃っとけ」

 


 

 なんか実際はもっと悲惨な惨状が待ち構えている気がしたが、気のせいだろう。頼むから気のせいであってくれ

 

『そしてこれが、黄金のなる木だ』

 

 手渡されるのは、ずっしりとした重みをもった苗木。リンゴの木によく似ているが、実は真っ赤なものではなく、黄金色だ。

 

「食べれるのかこれ?」

「よく、黄金色の果実を前に食べるって発想が出てくるな。どうみても色が食用には適してないだろ。」

「でも、金は無味無臭ですよ」

「そーなんか?ワザマ」

「虫歯治療で金が使われてるのは、そういう理由だかららしいです」

 

 男三人の雑談を耳に入れつつ、ストレージからとある石を取り出した。

 

『『……あっ』』

 

 それを見て妖精二人は慄いた。

 

「試金石?」

 

 ラサキの問いに「そーそー」と肯定して、果実をこすった。

 もしこれが、本当に金であるならば、条痕*1が金色であるはずだ。

 

 

 

 条痕は()()だった。

 

「説明してもらおうか? 黒鉄騎士」

『すまなかった』

 

 黒鉄騎士は素直に謝罪した。

 

「偽物ってことか?」

「少なくとも金ではないことは確かだ」

 

 ジョーの疑問に答える。金ではないが、俺が知る鉱石ではない。

 

『俺は初めから騙す気だった』

『騎士じゃなくて、私もだ。私も共犯者だった』

『姫!』

 

 黒鉄騎士が黒鉄姫を庇おうとするが、黒鉄姫がそれを無駄にした。

 

「初めから騙されていたとはな」

「なんで、マクラギさん気づいたんです?」

 

 タケの疑問に答える。

 

「蜘蛛壺のドロップ品を確認していたら、こんな代物が出てきてな」

 

 ストレージからとある金属片を取り出す。

 

「名前は"Pyrite Fragment"、そしてその説明文にはこう書かれている。

"愚者が求める黄金、その欠片"ってな」

 

 この文を読んだ時、黒鉄騎士のいう黄金がホンモノなのか?という疑念が湧いて、念のために試金石で確認したらこの様だ。

 

「ミステリの謎解きの場面かと思ったら、偶々証拠が向こうから飛び込んできただけだった」

「現実なんてそんなもんさ」

 

 もし仮に蜘蛛壺からこの原石がドロップしていなかったら、金ではないことに気がついたのは、黒鉄宮に戻った後だっただろう。

 

「私あまり説明文読んでなかったかも」とか言ってるラサキはちゃんと読んだ方がいい。カディコがしっかりと考えてくれているんだから。

 

『我らは、どうしてもあのバケモノを倒す必要があった。

 もし仮に討伐が遅れていたら、床を溶かされて、我らが聖域まで食い破られていただろう。だが、我らが出せる報酬に貴様のような実力者が乗ってくるかが予想できなかった。貴様は鍛冶屋だ。ならば音に聞く"黄金"を話題に出せば必ず乗ってくると考えた』

「確かに黄金は乗るよ。鍛冶屋なら。

 でも、実力者っていうのは買いかぶりすぎだよ、それは。俺はそんなに強くない」

 

 俺の素の実力より強いやつは、もう既にちらほらといる。

 もとより俺には、剣技の才能はなく、開発初期からの経験と知識の差でなんとか取り繕えているだけに過ぎない。

 

「マクラギさんのそれは、流石に謙遜が過ぎると思いますよ?」

「そんなことないよ、ワザマ」

 

 茅場や木田センパイ、如月辺りのアーガス社の上澄みがワンパーティ率いていたのならば、問題なく完封できるだろうから。

 

『貴様らのお陰であのバケモノは倒せた。そういう意味で、我の見立ては間違っていなかった。貴様は自分の強さをもっと誇るべきだ』

 

 自分の強さ……管理者権限とかいうチート使えることと、開発時代由来の知識以外になんかあるかな? (外付けの技術以外)ないな! 俺以外のアーガス社員ならもっと上手いことやれてただろうし。

 

「こいつ俺たちのことを騙していたのに偉そうだな。マクラギ!もっと怒ってやれ!」

 

 ジョーが甲高い声で騒ぐ。

 

『すまない。偉そうに振る舞った気はなかった。私の素がこれだ』

『ほんと騎士。そういうところだ。そういうところ』

 

 黒鉄姫が突っ込む。まぁ今までそういう喋り方だと思って気にしていなかったが、改めて考えてみると尊大なしゃべり方ではある。ファンラに見せた醜態が中々……アレだったので、そんなイメージは瓦解していたが。

 

「それにジョー。俺は別に怒っていないよ」

「そうだ!もっと怒.......なんて?」

「怒ってないって」

「は?」

 

 あっけにとられるジョーを放置し黒鉄騎士に向き合う。ジョーは多分悪いやつではないんだろうが、キリト君の時といい考えなしと思われる発言が目立つ。悪いことをした黒鉄騎士に対して決して好意的な対応はしないだろう。

 

『なぜだ?なぜ怒らない? 我は貴様を騙して___「答えは黒鉄騎士自身がいってたじゃないか」___?」

 

 疑問符を出す黒鉄騎士に回答を述べる。

 

「俺が鍛冶屋だからだ。黄金じゃなくても、未知の鉱石ならばどんなものでも欲しい。

 素材のためなら、大抵のことはするさ」

 

 俺の言葉を聞いて黒鉄騎士は笑った。

 

『そうか鍛冶屋とは素材を集めて武器を拵える奴らのことだったな』

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、ここで俺達は帰ります。またなにかあったら呼んでください」

「またなー」

「ありがとう。また!」

 

 そう言って、タケとジョーは転移門をくぐって最前線へと戻っていった。

 ここは始まりの街。黒鉄騎士と黒鉄姫と別れた後の帰路は大した事もなく無事に帰ってこれた。

 

 ナナに無事に帰還したことを伝えるメールを書きながら、頭の中でそろばんをはじく。

 

 今回は大収穫だった。夜目が効くようになるポーションのレシピに、鉱石がなる木。それに蜘蛛壺からドロップした大量の鉱石片。ついでに経験値。

 消費した物資や、地下のぼったくりポーション代を合わせて考えても、凄い利益だ。

 

 そんなことを計算していると、腕をちょいちょいと引かれた。

 

「どうしましたか?ラサキさん」

「少し気になってたことが有るんですけど、

 

 

 

 もしかしたら私たち、アインクラッド崩壊の危機を救ったのかもしれません」

「は?」

 

 アインクラッド崩壊の危機? どういうこと? ラサキの言葉の真意をつかみ取れない。

 ラサキは"あくまで私ィの推測ですが"。そう断ってから話を進める。

 

「まず確認させてください。大地切断って何なんです?」

「それは自分も気になっていました」

 

 ラサキはともかく、勤勉な技マシン20が知らないのは意外だ。そう思ったが、有名な話でもないし、そんなゲームの裏設定を纏めている奴がいるとは思えない……いや、どこぞの鼠ならばやっていそうではある。

 案外今のところは、開発陣以外はβテスターしか知らない豆知識なのかもしれない。

 

「アインクラッド創世の昔ばなしだ。黒鉄騎士も言ってたが、およそ800年前広大な大地から、地面が引き裂かれて、それらが集められて重なりあって、空飛ぶ鉄の城になった。この空飛ぶ鉄の城が今俺達がいるアインクラッドだ」

 

 んーと彼女は思案するような声を出して言った。

 

「黒鉄騎士はそういってない」

「え?」

「黒鉄騎士と黒鉄姫は、800年前に大地が集められて鉄の城になったとしか言ってない。」

「つまり、空飛ぶ部分が抜け落ちてる。そういうことですか」

 

 そうだね。と、ラサキが技マシン20の言葉を肯定する。

 

「ところで黄金の果実の条痕は緑黒色でしたよね。

 ファンラに渡されてた浮遊する粉と同じ色でしたね。」

「まさか……」

 

 ようやく、俺にも彼女の言わんとすることが分かった。

 

「ファンラが木箱を浮かせたとき、粉はほんの少ししか使っていなかったんですよ。鍛冶台はとっても重いのに。

 もしですよ、もし仮に聖域と呼ばれた場所にある黄金。その全てにモノを浮かせる力があるとすれば

 鉄の城だって浮かべることができるんじゃないですか?」

 

 最も全部推測で証拠なんてありませんけどね。そう言って彼女は話を締めくくった。

 

「仮にその推測が当たってたとして、あのバケモノを放置していたら、あれらの黄金全部溶かされて……」

 

 最悪の事態を想定したのか青ざめる技マシン20。

 

 少し考えてストレージから(偽)黄金のなる木を出して、黄金の果実をもいで手放した。

 

 果実は、第二層の底へと向かっていった。

 

 


ラサキ「もっとも冷静に考えて、一クエストの結果でアインクラッドが墜落するなんてあるわけないですけどね」

ワザマ「ハッ! そりゃそうなるか。第一、アインクラッドの墜落なんて現象、サーバーへの負荷が大きすぎて再現できるわけないですしね」

マクラギ「(いや、アーガス社のサーバー設備なら間違えなく再現できるし、抑えのいないカディコならやらかしかねない。良かった倒せて)」

 

 

*1
金属をこすりつけた痕




これにて、黄金の木を目指す物語は終わり!
次は(多分)原作エピソードになります。最近オリジナルストーリーが続いているので、そろそろ原作エピソード書かないと怒られる気がする。というか既に最新話のUA数が終わってる。週刊誌なら打ち切り通り越して掲載紙を廃刊に追い込むレベル。モチベが死にそうだからいっぱい読んでUA水増して
 
 お気に入り登録や感想、評価をもらえると作者が喜びます。

 次回更新は未定です。

PS
 次回更新、原作ストーリーになりませんでした(懺悔)


<小話>
今回の話に出てきた(偽)黄金のなる木のモデルは黄鉄鉱(FeS2)です。
未加工の状態であっても、(ものによっては)まるで加工された金のインゴットが刺さっているようにも見える不思議な鉱物です。かつては黄金と偽られて取引に使われることも多かったんだとか。そのため、愚者の黄金との二つ名が有ったりします。

以上 Wiki頼りの小話でした。正確さに関しては、Dr.ST〇NEを"ほへーすっげー、かっけー"で読んでいた作者なので期待しないでください。黄鉄鉱で検索するとイメージしやすいかもしれません。
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