異聞帯がロスリックだった件   作:理力99奔流スナイパー

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エルデン「久しぶりの出番("⌒∇⌒")」


エルデンと黒い炎

 ◎

 

 

 __不死院のデーモン。

 

 混沌から這い出た異形たちの生き残りである巨漢のレッサーデーモンは、もはや亡者のみが蔓延る現在も尚、この北の不死院の番を担っていた。

 

 そこに使命感は無く、ただ憎悪と本能のままに視界に入る獲物をその岩の大樹を加工して作った大槌で叩き潰すのみ。

 

「◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️__!!」

 

 その雄叫びは嘆きであり、喜びであった。

 

 長らく現れなかった愚かな脱獄者が自身の狩り場に訪れた。漸く己の怒りを、憎しみを、苦しみをぶつけられる存在の出現に歓喜するのは当然だろう。

 

 一度は逃げられてしまったが、脱獄者は再び舞い戻ってきた。卑劣にも頭上から奇襲を仕掛け、その短小な直剣(ロングソード)を片手にこちらへ向かってくる。

 

 デーモンはその恐ろしい形相を更に歪め、大槌を豪快に振り回す。

 

「くっ……」

 

 その猛攻を掻い潜り、脱獄者__カドック・ゼムルプスは道中にあった死体から剥ぎ取った直剣を振るい、デーモンの分厚い皮膚を傷付ける。

 

 それはあの怪物にとってあまりにも非力な、茨の棘が刺さった程度の痛み。けれどもそれは確実に傷を負わせ、命を着実に削り取っていく。

 

(くそっ……まだ倒れないのか……!?)

 

 かれこれ数時間。高台から飛び降りてからカドックは死に物狂いで戦っていた。

 

 何の変哲も無い量産品と思われる直剣。しかし、流石は“火の時代”の武器__自身の魔術よりもずっと効果的なダメージを与えることができる。

 

 動体視力が向上しているお陰か、デーモンの大振りな攻撃は慣れてしまえば容易に避けられるようになった。それでも一撃でも掠めてしまうと致命傷であり、慎重にならざるを得ない。

 

(本当に効いているのか……? いや、確かに刃は通ってる! 血も出てる! このまま行けばきっと……!)

 

 それは、らしくない行動と言えよう。あれだけ生き延びることに固執していたカドックが無謀にも自身の理解の範疇を越える怪物を相手に真っ向から挑んでいる。

 

 本来ならばもっと機を伺うはずだ。どうにかして戦わずにこの建物から脱け出す方法を考えるはずだ。

 

 では、そんな彼が何故このような行動を取っているのかと言うと__。

 

「◼️◼️◼️◼️__!!」

 

「__なっ!?」

 

 その時、デーモンが飛んだ。

 

 剣が空を切る。その背中に蝙蝠に似た羽が生えているのは知っていた。しかし、それは巨体に反してあまりにも小さく、もはや退化しているとばかりで思っていたカドックはその光景に目を見開く。

 

「◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️__!!」

 

 嘲笑うようにデーモンは咆哮し、獲物目が掛けて急降下する。

 

 その速度は驚いて隙を晒してしまったカドックに避けられるものではなく__。

 

「ぐぁ__」

 

 __プチッ。

 

 そして、断末魔をあげる暇も無く、カドックはその巨体に押し潰された。

 

 デーモンが勝利の雄叫びをあげる。生き延びる為に足掻き続けた者の最期は、あまりにも呆気無いものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ……次は、次こそは……!」

 

 そして、彼は“篝火”の前で目覚めた。

 

 例え幾度死のうとも、彼はここで目覚め、そして戦い続ける。

 

 心折れる、その時まで__。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 __フォーリナーは激怒した。

 

 必ず、かの邪智暴虐の神を除かなければならぬと決意した。フォーリナーには政治が分からぬ。フォーリナーは、夢の狩人である。獣を狩り、人形と遊んで暮らして来た。けれども気色悪いナメクジ共の匂いに対しては、人一倍に敏感であった。

 

 フォーリナーは獣狩りであるが、その狩りの対象は様々だ。

 

 穢れた獣。

 

 上位者とその眷属。

 

 血に酔った狩人。

 

 イカれた医療者。

 

 その他大勢のゴミクズ共。

 

 しかし、実際その括りや線引きは無意味なものである。要するに彼が狩るのは、彼にとって“気に食わない”奴ら全般なのだから__。

 

 そして、この異聞帯の王は、そういう意味ではフォーリナーのお眼鏡に叶った。元々狩る予定ではあったが、優先度が上昇した。穢れた獣その1から忌々しい上位者その2へグレートアップしたのだ。

 

 人間を管理し、奴隷どころか家畜と同列の扱いをし、挙げ句に子を産めば、産めなくても若い内に間引きを行う。

 

 何よりも腹立たしいのは、この世界の人間にとってはその扱いが“当たり前のこと”であり、そこに怒りも恐れも無い。誰もそれが不幸や悲劇だとは認識しておらず、選択肢すらないのだ。

 

 ああ、何たる残虐。何たる傲慢。

 

 間違えた人類史? 否、こんなものは人類史ですらない。このような腐り果てた世界は、何がなんでも滅ぼさなければならぬ。存在したという事実でさえ残してはならない。人は神ごときに管理されるような生き物ではないのだ。 

 

 しかし、今はその激情を抑える。

 

 マスターの前だ。自身は今カルデアの尖兵であり、走狗だ。人の未来は人の手で掴み取るもの。もはや己は人ではなく、上位者へ成り下がってしまった。

 

 他ならぬ己が決めた制約。ただ、元凶である上位者(ナメクジ)さえ狩れればいい。ここの上位者擬きを狩るのは、藤丸立香の命令でなければ__。

 

「か、狩人さん……?」

 

「ちょっと、落ち着いて……」

 

 平静を装っているつもりのフォーリナーだったが、周囲からはバレバレだった。その目は血走っており、身体はプルプルと震えている。

 

 ぶちギレているのは明白であり、少女ゲルダはすっかり怯えてしまっていた。彼女から語られた衝撃的な事実に絶句していたカルデア一行もそのフォーリナーの様子に冷静さを取り戻し、慌てて宥めようとする。

 

 結局その怒りは鎮まることはなく、彼は集落の者を怖がらせない為に一晩を霊体化して過ごした。

 

「神無き者よ、死するがい__!?」

 

「__貴様が、死ね」

 

 その次の日、巨人の贄になることを“神の愛”だと宣う御使い__戦乙女(ワルキューレ)の胴体が真っ二つになったのは、ある意味必然だった。

 

「……狩人」

 

「すまん。我慢出来なかった」

 

「__ううん。私も、止めなくちゃって思ってたから」

 

 謝罪するフォーリナーに立香が首を振る。例え自分たちの世界とは根本的な価値観が違うと、この行為が自分たちのエゴだと理解していても、これから起きる残酷な光景を想像すれば阻止するしかなかった。

 

 その言葉に、狩人は笑みを浮かべる。

 

「そ、そんな……御使いが……!」

 

「これではヴァルハラに行けなくなってしまう……!」

 

 崇める御使いの無惨な死に悲鳴が飛び交い、民が混乱する中、マシュが消滅する戦乙女を見下ろすフォーリナーへと駆け寄る。

 

「狩人さん__」

 

「準備をしろ、マシュ嬢。まだ来るぞ」

 

 空から光が射し込み、新たな戦乙女たちが降り立つ。

 

 その数、全部で七体。

 

 恐らく倒す毎に援軍が追加されていくのだろう。神の眷属の割に脆弱な個体とはいえフォーリナーも数の暴力は苦手である。

 

 けれど、同時に見慣れた光景でもあった。

 

「援護を頼む。どこまで湧き続けるか知らんが、とりあえず皆殺しにすれば終わる」

 

「は、はい……! マシュ・キリエライト、戦闘開始します……!」

 

 左手の獣狩りの短銃を巨大な多銃身式の機関銃(ガトリング銃)へと持ち替え、フォーリナーは戦乙女たちを迎え撃つ。

 

 その後も難なく戦乙女たちを殺戮するフォーリナー。だが、戦乙女たちは延々と現れ続け、戦闘は疲弊したマシュの声に応じて炎の快男児が虹の砲撃と共に乱入するまで続いた。

 

 __物語は、着実に進んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 同時刻、ロスリック異聞帯にて。

 

「__ふむ、カルデアは北欧へ向かったか」

 

 手に持つ短剣(ダガー)を布で磨きながら、エルデン・ヴィンハイムが呟く。セイバーの報告により、現在の北欧異聞帯の状況や情報は一通り把握していた。

 

(けれど、月の香り__か。……よりにもよって、随分とタイミングが悪い。自らを殺した存在が彷徨いてるとなると、流石のセイバーも迂闊には動けなくなる)

 

 一応予期していたことだ。先の人理焼却においては傍観者であったが、今回の異変の黒幕には上位者が関わっている。かの狩人が介入しない理由など存在しない。

 

 それに加え、このロスリックにも狩られることのなかった上位者が蔓延り、悪夢に囚われる異聞のヤーナムが流れ着いている。

 

 故に、彼の降臨自体には驚きはない。だが、北欧に召喚されるとは思っていなかった。

 

(……狩人め、今回ばかりは本格的に介入するつもりという訳か)

 

 汎人類史の狩人は、新たな幼年期を迎えていた。

 

 ヤーナムについての過去の資料や現地を調査したことから察してはいたが、その成れの果てを実際に目の当たりにした際はなかなか衝撃的な思いをしたとエルデンは当時を振り返る。

 

 それは上位者を狩る、上位者。地球外の存在を決して看過せず、排除を試みる第二の抑止力とも云える存在。アラヤとガイアからすればどちらも同じ脅威であることには変わりないが、領域外の生命に対しては干渉出来ないため泣き寝入りしている状態だった。

 

 正しく外宇宙に対する防衛装置。現に彼の手により地上に存在した地球外生物は眠るだけの水晶蜘蛛を除けば、一匹残らず駆逐された。水晶蜘蛛に関しても殺せる手段があれば殺してただろうし、例え殺せなくても無力化する手段はアレにはいくつもあり、そしてアレが存在する限り南米の水晶蜘蛛はもう二度と目覚めることはないだろう。

 

 そんな規格外の存在が何の気紛れか知らないが、カルデアに手を貸している。それは即ち、北欧異聞帯が危機に瀕していることを意味していた。

 

(加えて、オフェリアのセイバー……俺の予想するに、奴の正体は恐らく__)

 

 一体どういう縁でアレが召喚されたのか。極端に言えば膨大な過去を辿れば例えか細くとも古い繋がりがあっても可笑しくはないが、今回は些か古過ぎる。現代においては存在すらも認知されていない“火の時代”よりも古き者。それを知る己ならともかくオフェリアが引き当てる道理など存在しない。

 

 故に、俄には信じ難く、そして事実ならば由々しき事態と言えよう。

 

「……ああ。イレギュラーとは本当に恐ろしい。ただ存在する、それだけで何もかもが狂い、台無しになってしまう」

 

 本来の物語がどんなものか知る理はないが、狩人やアレが関わっている時点でかなり乖離しているのは明白。

 

 もはや北欧の滅びは避けられぬもの。影の国の女王の性質を取り込み、現代まで生き延びたという雪の女神(スカディ)がどれ程の力を有しているかは知らないが、あの二人を打倒できるとは到底思えない。

 

 そこにあった自然は、文明は、生命は、跡形も無く消滅する。剪定され、最初から無かったものとなるのだ。

 

 しかし、その滅びは約束されたもの。ただ元通りになるだけであり、ある意味では予定調和だった。

 

 ロシアも、北欧も、他六つの異聞帯も元より可能性無き世界と剪定された失われた人類史。それを異星の神という上位者が自らの目的の為に掬い上げただけに過ぎない。

 

 これは世界と世界の生存競争。人の未来という身勝手な都合の為に、多くの可能性が潰される__何ともまあ悲劇的で、傲慢な話である。

 

 世界は、ヒトだけのものではないというのに。

 

 __然れど、今は“人の時代”だ。

 

「けれど、もう頃合いだろう。人が歩んだ道のりは、間違いであったと悟らざるを得ない」

 

 故に、エルデンは願う。

 

 この悲劇に終わりを。腐りかけた絵画に火を。

 

 そう、彼の魂は叫び続ける。全身全霊を以て挑まなければならないと。このような有り様を看過してはならないと。すべてを終らせなければならないと。

 

 だというのに__。

 

「……存外甘いな、俺も」

 

 脳裏に過るのは、彼らの顔。

 

 確かな友情を抱いていた仲間たち。一度は踏みにじり、致し方のない犠牲だと見捨てた。そこに後悔も未練も無かった。

 

 けれど、だからこそ、蘇生された彼らと再会した時、抱いたのは途方もない安堵感であり、それは迷いとなり、エルデンの枷となった。

 

 その重さは、カドックの消失で深く理解してしまった。

 

「……ランサー」

 

「__は。ここに」

 

 一言呼び掛ければ、冷たい霧と共にエルデンの傍らに人影が現れる。

 

 それはドレスのような修道服を身に纏い、フードを目深に被った裸足の女性だった。

 

「弦……アーチャーと共に、北欧へ向かえ」

 

「おや。既にセイバーを向かわせていたと聞いていましたが……何か問題でも?」

 

「ああ。少し面倒なことになってな、彼だけでは荷が重い。場合によっては、今頃遊び呆けているであろうアイツを呼び戻して動員しなければならない可能性もある」

 

「……彼を、ですか?」

 

 槍兵(ランサー)と呼ばれた、しかし凍える大鎌を持った彼女は訝しげに首を捻る。

 

「それは……些か過剰戦力ではないでしょうか? 彼が戦えば、それだけで甚大な被害を及ぼしますし、セイバーも居るのならば私とアーチャーだけで十分だと思いますが……」

 

「__ふむ、貴公を殺し、アリアンデル絵画世界に火を灯した“灰”と同格、もしくはそれ以上の存在が二人ほど現れたと言ったら?」

 

「____!!」

 

 エルデンの言葉に、ランサーは目を見開く。

 

 思い出させるのは、とある礼拝堂の地下の光景。黒い炎を纏う己の心臓に刃を突き立て、漸く見つけた居場所を奪い去った忌々しき“火の無い灰”の姿__。

 

「……本当なのですか?」

 

「ああ。特に片方は、生前のセイバーを殺した者だ。純粋な速さなら貴公にも迫るだろう」

 

「成程……確かに、それならば納得出来ます。しかし、そうまでしてわざわざ他の異聞帯に介入するとは。かつての仲間に随分と入れ込んでいますね」

 

「……まあな。貴公としては不満かね?」

 

「いえ、ただ少しばかり意外でした。貴方にもまだ寄る辺があったということに」

 

「……どうだろうな。正直俺にもよく分からん感情だ。けれど、所詮はすべて戯れなのだし、思うがままに動いて構わないだろう」

 

「戯れ__言い得て妙ですね」

 

 相も変わらず無表情の主を見据え、静かに微笑むランサー。その言葉の通り、彼らにとって方法や過程などどうでも良く、望むべき結果へ辿り着くまでの道なりは如何に充実し、満足出来るものにするかという遊戯に過ぎない。

 

「ところで、ユリアとはどうです?」

 

 ふと、ランサーが尋ねる。対するエルデンは不思議そうに首を傾げた。

 

「……どう、とは?」

 

「向こうはかなり貴方に御執心なようですよ。新たな“王”となられることを望んでいると言っていました」

 

「……ならばこう伝えておいてくれ。前にも言ったが、残念ながら暗い穴を穿つ予定は無い。貴公らとはあくまでも同盟関係であると」

 

 __ロンドール黒教会。

 

 老人と亡者の国で創設された世界蛇の遺志を継ぎ、闇の時代の到来を望む勢力だ。

 

 彼らは暗い穴を宿す亡者の王を擁立し、“はじまりの火”を纂奪しようと火の陰った時代で暗躍していた。しかし、それは失敗に終わってしまい、次なる手段を模索しているところである。

 

 エルデンはその指導者、ロンドールのユリアと利害の一致から同盟を結んでいる。尤も、信用はしていないが……。

 

 そして、ランサーはそのロンドール黒教会の創始者の一人であり、同じく創始者にして指導者であるユリアの姉だった。それ故か時折エルデンの知らぬ所で連絡を取り合っているようだ。

 

 別段問題の無いことだ。彼女はとうの昔にロンドール黒教会とは縁を切っているし、今は信頼出来る従僕の一人なのだから。

 

「ふふ、そうですか。私としても貴方は亡者の王で収まる器ではないという考えなので期待通りの返事で喜ばしいです」

 

「……それは買い被り過ぎだろう、貴公」

 

「ですが、気を付けてください。彼女はなかなかしつこいですよ、それこそ蛇のように……では、また北欧で」

 

 そう言ってランサーの姿は霧となって消えた。

 

 誰も居なくなった空間の中でエルデンは溜め息を吐き、空を見上げる。しかし、その瞳に映っていたのは眼帯をした少女の姿だった。

 

「__オフェリア・ファムルソローネ」

 

 思えば、いつも何かに怯えている女だった。

 

 強いように見えて、どうしようもなく弱い。にも関わらず守られることを望んでおらず、助けを求めようともしない。

 

 ただ独りで思い悩み、苦しんでいる。それなりの付き合いであったエルデンだが、未だにその原因が何なのかを知ることは出来ずに居た。

 

 けれど、今の彼女は恋をした。本人はまだ気付いていないようだが、いずれ知ることだろう。自分でなくともペペロンチーノ辺りが教えてくれるはずだ。

 

 そうすれば、きっと変わることができる。キリシュタリア・ヴォーダイムならば彼女を導き、そしていつかは救ってくれるだろう。それは嬉しくもあり、寂しくもあった。

 

「……俺は、貴公のことを理解しようとした。けれど、それは愚かな行為だった。己の心すら理解出来ぬ者が、如何に他者の心を理解出来ようか」

 

 __己は今、何を思っているのだろうか? 

 

 いつの日か、それを理解する日が来ることを彼は心待ちにしている。




修道女のランサー……ダリナンダイッタイ……(特に隠す気はまったく)ないです。

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