気弱な同僚の護衛役   作:名無しの盾役好き

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気弱な同僚と遭遇&遭遇

ーーー朝になったが、様子がおかしい

 

 

「ふむ、なにやら場違いな城があると思えば、君か」

 

「そちらこそ、観察だけで攻めてこないとは、正直私も驚いている」

 

 

 目の前に居るプレイヤー、名はペイン、このゲーム最高レベルのプレイヤーであり、現在最強を名乗るプレイヤーだ、それが仲間を連れずとは、少々きな臭い雰囲気がある

 

 

「だが、ここで戦っても無意味だな、ギルド実装、そして来るギルド対抗戦、それまで持ち越しと言うのは」

 

「構わない、ここで手の内を曝し続けるよりは、お互いにとっていいだろう」

 

「では、お互いに残りの日数、頑張ろう」

 

 

 なにをしに来たのだろうな、あの最強プレイヤーは、殆ど冷やかしに近いのだが

 

 

「こちらも移動しよう」

 

「えぇ」

 

 

 なにはともあれ、3日目、漸く半分が終わりそうなのだ、このまま勢いをキープしたいところだが、森に入った所で状況が少し動いた

 

 

「焦ってきているな」

 

「それだけ、メダルを取れている者が少ない、と言うことでしょうね」

 

 

 不意討ちを盾魔法でガードして、ミィがその方向に魔法を放つ、それだけで事は済むが、私が盾魔法を大きくしたときに限り、単体系ではなく、範囲系魔法で焼き払う形になっている

 

 

「まあ、メダルがこちらに来る確率は上がるのだろうが、期待値がな」

 

「はい、余りに低い」

 

 

 かと言って、またノーヒントでボスを探すのも難しい、特殊なイベントを踏まなければならないものなど、更にだ、しかしこのままでは2人分のメダルなど…やはり

 

 

「無理をしてでもペインとやり合う方が良かっただろうか」

 

「現時点で支援方法が限られています、それに向こうは剣、こちらと違い支援は殆ど必要ありません」

 

「確かに、魔法を多用する私達と、ペインでは持久力が違う、せめてマルクスが居なければ張り合い辛いか」

 

 

 そして向こうにスピードがある、私の最小限のスピードでは追い付けない、それではむざむざミィを死なせてしまう、それだけはあってはいけないのだから

 

 

「む、森を出てしまった…な?」

 

「あ、貴方は」

 

「メイプル…ここでか」

 

「いや、待つんだ、すまない、私達は戦う気はない」

 

「でも、2対1…ですよね?」

 

「気になるならば…そうだな、先ほど飛び降りたのは君の仲間か?」

 

「………」

 

「沈黙は肯定と取らせて貰う、私達が先にここから降りる、そして君が後から降りる、当然私達は不安定な場所で君の仲間を迎え撃つことになる、飛び降りている間など、格好の獲物だ」

 

「ちょっと、サリーと相談します」

 

 

 メイプルが仲間のプレイヤー、恐らくサリーと言う人物と話している間、ミィと話していた

 

 

「今のは」

 

「他の強敵とやり合う場合、手数が多いに越したことはない、そして私とメイプル君はお互いを倒せない…筈だ」

 

「わかりました、私が先に飛び降り、シルトは後から」

 

「わかった、ただ少々手荒な降り方になる」

 

「話…つきました、どちらか片方が先に…と」

 

「その話ならば既に着いている、ミィ」

 

「わかりました」

 

 

 ミィが先に飛び降りる、無事とわかっていても心臓に悪いな

 

 

 

「この光景は中々見たいものでもないな」

 

「そう…てすね、知り合いなら…特に」

 

「ともあれ、無事に降りたみたいだな、次は私か? それとも」

 

「私が先に行きます」

 

「予想はしていた、ちなみに」

 

 

 少女相手に心苦しいが、仕方ない、何があろうと護ると決めたのだから

 

 

「私が降りた時、ミィが居なければ、わかっているな?」

 

「………はい、私もサリーが無事だからしません」

 

「ならばいい」

 

 

 メイプルが飛び降りる、毒の塊を纏ってだが、一応ミィに忠告し、下からドベチャッ、と言う音が響いた後、私も飛び降りる、気分はノーパラシュートだな、明らかにゲームでなければ自殺志願者のそれだ

 

 

「ふむ、大丈夫だろうが、一応…フンッ!」

 

 

 

 盾魔法を使い、足場を作って降りていく、最後に毒無効を悟らせぬ様に着地すれば完了だ

 

 

「ふむ、無事か」

 

「はい、この通り」

 

「君がサリー君か」

 

「そう言う貴方は、城壁のシルト」

 

「その認識で構わない、一時的に行動を共にさせて貰う、私達が後から来たのだから、メダルの所有権はそちらから順番で構わない、装備はーーー全員がユニークだろうな」

 

「…そこまで」

 

「では盾は私は使わないので、メイプル君に渡す、双剣はサリー君、杖はミィ、それ以外の使わなさそうな装備が私でいい」

 

「じゃあ、そう言うことで」

 

 

 慎重だな、だが警戒心を剥き出しにしているのではなく、単純にパーティ内ではないが故のフレンドリーファイアの警戒か、場数は踏んでいる…か

 

 

「それでは、私が先頭、その後ろにミィ、最後尾にメイプル君とサリー君、これならば私達に不意討ちは出来ず、逆に君達が不意討ちが出来る」

 

「ですが、そっちはそっちで自由に展開出来る盾があるので、前を歩いても心配ない…と」

 

「その通りだな」

 

 

 挑発と取られるか…駆け引きと取られるか…だな、だが彼女の顔から察するに、不要な争いは意味がない、と言うことだろうな

 

 

「じゃあ、そう言うことで」

 

「では、先鋒の役目、果たさせて貰う」

 

 

 

 こうして、私達はメイプル君、サリー君を含めた4人パーティとなった




遂に3日目!

遂に遭遇!

そして流れる様なモブの扱い!

基本的にモブはさらっと流します、面白そうな戦闘が思い付けばやりますよ? えぇ(目そらし)

ここから少し原作準拠で参ります
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