気弱な同僚の護衛役 作:名無しの盾役好き
それ以外だと日曜日辺りに追加で、技名は出してないので、しっかりなやんでくださいね!
ちなみに技の元ネタのキャラクターはガンガンに攻撃特化の火力キャラとだけ言っておきます。
ーーーほぼ全てのメンバーが集まった
「ルールは1つ、先に攻撃を当てた方の勝ち」
「システムが許す限り、全てが攻撃手段…ですね」
「ミィ…合図を頼む」
足を肩幅に開き、左手を前に…拳は下げる、右手は引き、槍を突く様に構える
シルフィは…足を肩幅に開くのは同じだが、身体は前傾姿勢、両脇に大剣を浮かせている、突撃の構えだな
「では…いざ尋常に………」
ーーー始め!
「最小展開…ファランクス!」
「最小展開…モード…ソードフィッシュ…アタック」
成る程、あれはシンの崩剣を真似たのか、技はシールドアタックにしても、この数は厄介だな
「だが…まだだ」
大剣の出を潰しながら、盾魔法の槍を同じ盾魔法で弾く、距離があり…お互いに拘束系は不可能、弾幕は近寄れる薄さでもない…となれば
「先に崩すのみ…
キャパシティを増やし、防御しながらこちらも盾魔法を尖らせて飛ばす、シルフィは…大剣を振り回して無理矢理対処しているな…ならば
「捉える」
「む…ならば」
大剣を拘束する…成る程、即座に武装を切り替えるか、それも杖、消費MP軽減も入れているな、いくら初級も初級とは言え、盾魔法と併用して乱射出来るものではない
数多の盾魔法を貫き…相手まで届かせる為の技…思えば考えたこともなかった、防いでいれば…背に居る仲間が隙を突いてくれた、隙を作るだけで良かった…だがそれはーーー
「甘えだな…ならば…こうしよう」
構えは…ナックルアローが最適だな、今からやるのは弓を放つ様にしなければイメージがし辛い
「なにを」
「最硬展開…」
周りの盾を弾き、杖の魔法を反らし、射線を決めて…逃げられない様に弾幕を濃くして…
「今ッ!!」
「ッ!! そういう…ならば!」
大盾が呼び出され…シールドアタックを放つ…だが無意味だ、放ったのは矢の様にした盾魔法、当然鏃の形にシールドアタックを放つことが可能、範囲の差が出る
「これでも…ならば…これで!」
ーーー
成る程、盾魔法を密集展開…そしてそれぞれでシールドアタックを発動して防御力をカバー、それならば防がれるのも納得だな
「私ならば、密集させてシールドアタックの同時使用は考えなかった、既にシルフィの中で、盾魔法は私とは違う道を歩んでいる」
「………その様ですね」
「だからこそ、これは極致の1つ…他人が決めるのではなく」
「…自分で決める為の技」
「そうだ、私は今まで自分で決め技を作らなかった、作る必要性が無かったからだ、だが今は違う、雑魚を蹴散らし、強敵の攻撃を防ぐだけが盾魔法の真髄にあらず」
自分で攻撃の隙を作りに行く、通常の盾役では不可能な役割、盾魔法を用いての遠距離からのシールドアタックによるノックバック、その為に範囲での技が必要で、先ほどの矢は点での貫通重視…そしてこれは
「壊れる事が前提ではない…壊れない事が前提の技、先ほどのシールドアタックの多重使用ーーー」
ーーー覚えたぞ
「まずい…これは」
「この身は盾、盾とは拳、ならばこの一撃は絶対に相手へと届かせる」
盾魔法…最小展開…密集陣形…整形…完了…拳状に収束…シールドアタック…スタンバイ
「千手観音の一打」
「それは…まさか」
「束ねたのだ、先ほどの様に…1つに…今出せる全ての盾魔法を」
全ての防御は連続でのシールドアタックに敗れ、回避も防御も出来ない状態でシルフィにシールドアタックの1つが命中した
「私の勝ちだ、だが1つ…学ばせて貰った」
「でしたら…良かったです、先ほど盾魔法を矢の様にする技、使わせて頂きます」
「そうだな、私では
さて…盾魔法を上手く使える人材がシン以上に居るだろうか、教導役は3人…難儀だな
「すげぇ…オレも早くあんなことやりてぇなぁ」
「あぁ、オレ達だと1つ1つは脆くても、集めれば」
「防ぐだけが盾役じゃない、防ぐだけで満足したくない、やろうぜみんな!」
「ヒーラーの方! 練習に付き合って下さい!」
「アタッカーもタイミング計ったりする練習にお願いします!」
「手伝ってやるよ! だからキッチリ覚えろよ?」
「やる気出てきたぁ!」
思いの外…効き目はあったか
「すまないミィ、少し…ダンジョンにソロアタックをしてくる」
「わかりました、気を付けて」
「あぁ、必ずや必中の極意を掴まねば」
そうだな…籠手を嵌めているが…弓は使えるだろうか…もし使えるのであれば、今回の矢に弓のスキルを乗せることが…あるいは可能かも知れない
「シルフィ…先ほどの矢にした盾魔法を弓に使用することは可能か?」
「やってみます」
普通の弓を取り出し、盾魔法で矢を作る、7枚の盾魔法で防いだ様な、バリスタに近い大きさではなく、普通の矢くらいに細いものだ、それをつがえ、弦を引き
「パワーシュート」
真っ直ぐ飛び、練習用の的に命中する、今度は技を使わずに放ったのだが
「威力…弾速…共に向上、使えます」
「ならば良し、弓も練習すれば動けない分をカバー出来るな」
そうと決まれば…練習あるのみだ!