気弱な同僚の護衛役   作:名無しの盾役好き

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えー、大分期間が空きましたが、お久しぶりです

今回からサブタイを変更して参ります、まだ入籍してないけど

それではどうぞ


とある夫婦と社会科見学…前日譚

ーーーそれは突然の出会いだった

 

 

「社会科見学?」

 

「そうらしいですよ? これ」

 

「ふむ、成る程な、こっちの部署では私と美月か」

 

「はい、今のうちにレクリエーションを考える様に…と」

 

「…この部署でレクリエーションは難しいと思うのだが」

 

「仕事内容、他の部署の応援ですから」

 

「む…『他の部署に比べて特色が無いので、自由にしてよし』…逆に困るのだが」

 

「意見を纏めましょうか」

 

「そうしよう」

 

 

 取り敢えず、コピーして、レクリエーション提案をエクセルで作成、この部署宛の特記事項に赤丸を入れて回覧したのだが、なんだこれは

 

 

「料理…だと?」

 

「……まさかここまで満場一致とは、どうしますか?」

 

「………腹を括る、提出してこよう」

 

「私も行きます」

 

「すまない…いや、ありがとう」

 

 

 なんて会話をしていたのだが…

 

 

「ん? 料理か…成る程、そう言えば君、料理出来たな? 大分前だが、慰安旅行の際には助かった」

 

「は? はぁ、確かにレパートリーは多くありませんが」

 

「良いだろう…許可する、そして社内通達だ、当日は食堂を貸し切り扱いとし、昼に提供する社内食担当も兼ねて貰う、メニューは追って知らせに来てくれ、朝に社会科見学の学生を食堂に集合させ、私がスピーチをする、そこで君達が料理実演、各部署を回ってもらい、再び食堂、その時食事だ、学生に絡む様にも言うか」

 

 

 マズイ…なにがマズイかどうかはわからないがマズイ、このままでは社内食を1日だが担当することになってしまう…そして私は既に決まってしまっている

 

 

「完璧だな、決まったぞ、後で日程表を送る、担当を決めておいてくれ、だが君は確定だ」

 

「………わかりました」

 

 

 決まってしまった、通ってしまった、まさか部署の集計表でそうなるとは思わなかったんだが

 

 

「あー、手伝います」

 

「………ありがとう」

 

「いっそ2人のことも大々的に発表するか? アレの日程は大体決まってるんだろう?」

 

「なぜそれを」

 

「君の性格を読んだだけだ、君は堅実だからな、ある程度予測出来る、スピーチもしてやるぞ?」

 

「それは私の友人に依頼しております」

 

「そうか…それは残念だな…む? そう言えば君達のアレだが、まさかこの日か?」

 

 

 社長がカレンダーをパラパラとめくり、ある日を指した、その日は確かに合っている…だが社長には話はおろか、まだ2人しか知らない話…いや待て、居る…1人だけ居る…話した相手が

 

 

「まさか」

 

「そのまさか…だ、アイツ…黙っていやがった、自分の親友が私の会社に入るの黙っていやがったな」

 

 

 忌々しそうに手に取った懐中時計を睨む社長…やはり…彼か、世間は狭い

 

 

「はぁ、私のスピーチも強引に捩じ込むか?」

 

「………確かに…やり返してもバチは当たりませんが」

 

 

 確かに彼は知っていて双方に黙っていた可能性が高い、ならばスピーチが1つ増える程度…大丈夫だろう、担当のアドバイザーの方は混乱するだろうが、察して欲しい

 

 

「色々あったが、頼むぞ」

 

「わかりました、そこで量が作れて、人数分作りやすいとなると、カレーになるのですが」

 

「おぉ! 君のカレーか! それはいいな! あの時食べたカレーは確かに旨かった、許可する! 難ならポケットマネーから材料費を出してやる! いや元々出す予定ではあったが、気構えが違うな!」

 

「そ…それは…ありがとうございます」

 

「ッ! そうだ、ヤツに写真でも撮って飯テロ? とやらをやるのもいいな、察していないヤツをアレの日に真相をぶちまけてやる!」

 

「………程ほどに…お願いします」

 

「任せておけ! ヤツのぎゃふんと言う顔を見れそうだからな!」

 

 

 なにやら、社長が燃えている、いや…分からなくは無い、無いのだが…大丈夫だろうか

 

 

「それでは…失礼します」

 

「うむ! 楽しみにしているぞ!」

 

 

 などと満面の笑みが返ってきたのだが、本当に大丈夫だろうか、いや…今回ばかりは彼を庇うのは出来そうにないから…仕方ないと割り切ろうか

 

 

「と言う訳で、当日の社内食担当となった、なぜ企画が通ったのか」

 

「いや、前の料理だろ、あん時社長バクバク食ってたから、絶対通ると確信してたね、俺…ってか、それ目的で書いたし、なんか回りもそうっぽかったけど」

 

「そうそう、あの時のカレー美味しかったから、通ると確信してました!」

 

「そ…そうなのか」

 

「おう! っつぅ訳で、お前らぁ! 当日は2人が午前中どころか1日使い物にならなそうだけど、仕事やりきるぞぉ!」

 

「「「「「オーッ!」」」」」

 

「いや待って欲しい、まさか」

 

「あん時も短時間で作ってたし、今回は息ぴったりの助手付き! お前たちの分まで仕事やるからよ!」

 

 

 まさか…そうなるのか、私と美月だけでカレーを作るのが確定してしまった、これは

 

 

「美月…当日は私の全てを料理に注ぐ」

 

「畏まりました、私も…全力で料理に取り組ませてもらいます」

 

 

 食材は…さて、何人前用意すればいいんだろうか

 

 

「言い忘れていた!」

 

「しゃ…社長?」

 

「材料はこっちで手配しておく、ちょうど農家に伝がある」

 

「わ…わかりました」

 

「うむ、ではな」

 

 

 本当にそれだけ言って帰った

 

 

「材料の事は考えなくて済みそうだ」

 

「えっと…カレーの時間配分…決めましょうか」

 

「………そうしようか」

 

 

 当日は地獄になりそうだ




えー、設定としては社長は何ーブンさんの関係者、そして何ーブンさんは興味本意で就職先を聞いていたので、確信犯です、なので後日何ーブンさんはしてやったりの顔をされ、逆ドッキリを仕掛けられます、企んだアンタが悪いとは考えた私自身思いました…えぇ

一応社長の元ネタあるんですよねぇ、ゲーム側に出すかどうか、いっそ楓の木にぶち込む…ありですね、ストーリーが少し組上がりました、と言う訳で、オリキャラ…4人目です、頑張ります
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