気弱な同僚の護衛役   作:名無しの盾役好き

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いやぁ、すみません、長らくお待たせいたしました、ちょっとごたついたのと、精神的ダウンでしたので、息抜きも重ねて投稿いたします。


とある社長と戦闘スタイル

 連日私はマイとユイの連携を高めてきた、そのせいなのかスキルの育ちが早く、ついに盾魔法を動かせる様になった、なのでかねてより考えていた物をサリーで試すことにした

 

 

「それで…試したい事って?」

 

「あぁ、簡単だ…この戦い方が有用かどうか…試そうと思ってな」

 

 

 無属性魔法の付与能力、その力で一時的に一般プレイヤーより少し高い程度のステータスを獲得し、サリーに無手で突っ込む

 

 

「なにを」

 

「先ずは一手だ」

 

 

 盾魔法で造形…双剣を作る、通常であれば一合で砕けるが、今のステータスはそれなりにある…よって

 

 

「壊れない!?」

 

「そうだ! これが私の戦い方だ! そら! どんどん行くぞ!」

 

 

 投げられた双剣は途中でシールドアタックを放ち進路を妨害する、その奥から更に別の武器を浮かて手数の有利で攻め立てる

 

 

「確かに色んな武器として使えるから有利だなとは思ったけど!」

 

「あぁ、武器術なんて最高に楽しいスキルもあるぞ! 再現」

 

「ッ!!」

 

 

 躊躇なくサリーは右に跳ねる、元居た場所には棘の様な盾魔法が突き出していた

 

 

串刺城塞(カズィクルベイ)

 

「うわ…マジ?」

 

「色々再現出来るぞ? まあ…これが考え得る最強だがな…混成再現…模倣」

 

「冗談!」

 

 

 剣…槍…盾…鎌、様々な武器が降り注ぎ、冊となり、拾えば武器となる、だがサリーは使えない、持てばシールドアタックによるダメージがあるのだ、だが私は関係無い

 

 

「行くぞ、完全再現無限の剣製(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)

 

「それの再現は厄介かな…って、混成再現ってことは…なに混ぜたの?」

 

「ん? これと相性が良くてな」

 

 

ーーー千刀流・一刀・一文字斬り

 

 

「まさか」

 

「そのまさかだ、苦労したぞ? 千刀流をイメージし、それにフィジカルを合わせるのは」

 

 

 千刀流、それは自前の武器が無くとも、生きている者から無刀狩りで武器を奪い、屍から武器を奪い、まさに武器を消耗品として扱う流派、勿論技も多岐に渡り、一部の技など刀の技ではない、そしてこの千刀流の奥義こそが、武器を乱立させた状況で真価を発揮する

 

 

「千刀巡り」

 

「ビックリ箱じゃないんだから」

 

「それだけではないぞ」

 

「いっ!?」

 

 

 千刀巡りは飽くまで雛型、流石に触れてもない武器を射出する…などと言うとんちきな技ではないのだから

 

 

「厄介過ぎる、範囲、能力、手数、どれを取っても優秀だわ、私も武器術と盾魔法取ろっかなぁ」

 

「使い勝手がいいぞ、特にお前の眼はな」

 

「そっちもバレてる…よね!」

 

 

 手に持った武器での近接戦闘、刺さった武器による射出、魔法の遠距離攻撃、全方位型魔法使いと言う埒外の存在による勝負は単に持久力の差でサリーが勝利した、それも当然、魔法には効果時間があるのだから、サリーに認識されれば数秒の隙が出来る、どれだけ巧妙にしようとも、消費するMPが桁違い過ぎたのだ

 

 

「ふむ…及第点だな、それでは私は盾魔法のみの鍛練に入る」

 

「あははっ、ごゆっくり」

 

 

 ちなみに課題は燕返しと射殺す百頭(ナインライブズ)である、似たような物を喰らったことのあるサリーからすれば現実味の有りすぎる技である

 

 

「全方位斬擊とか言い出したらどうしよ」

 

「多分出来るぞ」

 

「えっ!? うそっ!?」

 

「簡単だろう、剣を作ってシールドアタック使えばいい」

 

「それ全方位遠距離斬撃って悪化してるし!?」

 

「それはそうだろう、改善点は見つかったからな、要は武器に必要なステータスのみを自分に付与し、足りない火力などは属性を付与して無理矢理魔法ダメージ計算に変え、ぶつけてやればいいんだからな」

 

「うわぁ、それ普通やりませんよ?」

 

「もう既に属性ごとの追加効果は解析済みだ、完成したらまた見せに来る」

 

「あー、勘弁して欲しい様な、そうじゃないような」

 

「まあ…甘くはしない」

 

「はぁ、流石にビックリ箱はメイプルだけでいいんだけど」

 

「ふむ…隣の芝は青い…と言うヤツだな、私からすればサリーの眼の方がビックリ箱なのだが」

 

「あのー、それ誰から聞きました?」

 

「ふむ? いや見てわかったが?」

 

「あー、そうだった、シルトさんの上司だった」

 

「なんだ…アイツも見破ったのか、まあ私より解析は劣るとは言え、武芸者だからな、そちら方面の解析では不利…だな、まあ競うものでもない…か」

 

 

 しかし、サリーの手の大半は読まれると…逆に見せてない手ならば読まれず、相手の技の模倣であれば組み合わせ次第で肉薄出来る…か

 

 

「中々面白いな…この世界は」

 

 

 現実に戻れば認識出来る空間が日々広がっているし、情報処理速度も並列化はともかく、高速化まで効率が上がっている、いっそ会社でゲーム推奨にしてやろうか? いや…パワハラ…か? いやパワハラか? ゲームやってもいいぞ程度なら…大丈夫か?

 

 

「まあ…いいか」

 

 

 手に槍を作る、付与するステータスは速度のみ、上昇率は変わらないが、持久力は延びている、そして槍と言う速度を生かした武器における属性の最大効率は

 

 

「風属性」

 

 

 風属性の付与は武器の周りに風を纏わせることで、攻撃時の範囲拡大化、特殊ダメージである裂傷、更に武器移動速度強化、そう…武器の移動速度(・・・・・・・)だ、つまり

 

 

「盾魔法…形状変化用意」

 

 

 前傾姿勢で駆け出し、槍を下段に突き出す…そこから…

 

 

「疑似再現」

 

 

ーーー刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)

 

 

「うむ、完了だな」

 

 

 盾魔法の刺突属性ダメージ、風属性による魔法ダメージ、風属性付与による連続裂傷ダメージ、更に突き刺すことによる継続ダメージ、中々だな

 

 

「さて…色々試させてもらおうか」

 

 

ーーーその日ついに、キャロは予てよりの目標であった、戦闘状況による戦闘スタイルの変更と言う最大の武器を手にした、ちなみにもっともサリーが苦手なのが土属性と防御強化による盾魔法での防御と、それに合わせた剣による遠距離攻撃である、イメージ自体はメイプルを元にしたため、本人はお揃いだと喜び、他はメイプルが擬似的に増えたと戦慄を覚えた




と言う訳で、キャロの武器としては盾魔法による投影魔術の再現、そして属性付与による宝具の疑似再現です、なんでしょうね…元々こんなイメージでは。

さて、キャロの原作再現頑張りますかねぇ、出来たら最強格なんですけどねぇ、えぇ…最強格ですとも、最強じゃないですよ? 最強はメイプル優先です、そして最強コンビはメイ×サリです、最優コンビはシル×ミィなのは譲りませんが、イメージは大事です。
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