気弱な同僚の護衛役   作:名無しの盾役好き

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 ヤツは、第3回イベントは犠牲となったのだ、第4回イベントへの尺繋ぎの犠牲に…な

 第3回イベントは、書こうと思ったのですが、普段とやってることが変わらなすぎると思いました、なんか片手間に終わらせそうなイメージしかない、精々が牛を狩りすぎたら牛系の料理食いたくなる感じ…だと思いました、本当にすまない…すまない


ギルド間戦争な第4回イベント

 準備は全て行った、消耗品は全員分を調達するのに最優先で行い、ローテーションでレベルアップに務め、特に上位陣が得意業務の教導に回ったのが良かっただろう、それに皆が誠心誠意向き合ってくれたのだから

 

 

「せめて…上位に…いや、一位になりたいな」

 

「えぇ…ですが」

 

「楓の木…か」

 

「はい、第一回イベントのカスミ、クロムを始め、万能屋のイズ、メイプルとサリー」

 

「後は何名かギルドに入っているだろうな、ステータス不明、スタイル不明、特化しているのか、バランスに優れているのか、なにもかもが不明だ」

 

「数に任せて…などは出来ませんね、メイプル1人で瓦解するようなものですから」

 

「ふむ…ならばいち早く楓の木の拠点を割り出さねばな…いや…上空を見張るように何名かに言うか」

 

「確かに、メイプルが移動するなら、あの亀に乗るはずですから、裏をかこうとも、メイプルの速度では」

 

 

 確かに…順当に行けばそうなるだろう、だがサリーが背負った場合などは例外だ、防具を外す…と言う意味合いは、一般プレイヤーからすれば、自分の攻撃力が10に対し、相手の防御力が100から90に下がった程度の認識でしか無いのだから、それに幾ら人を背負っているとは言え、サリーが易々と出し抜かれるとは考えていない…ならば

 

 

「上空偵察は四方監視も兼ねて4人、サブに2人ずつの一方向に3人体制、奇襲されても可能な様にせねばならない」

 

「なるほど、かしこまりました、ではこちらから攻める方は」

 

「マルクスは残したいな、ツバメとシンを中心に、パーティーを編成、四方向に向けて進軍、一当てして可能であればオーブを奪って戻る、難しいならば位置と戦力を確認して撤退で行こう」

 

「ではそのように…私はどうすれば?」

 

「拠点防衛で頼む、その代わり私が偵察を行う、火力がマルクスのみとなるからな、もし攻められた場合、あのスキルを使って欲しい」

 

「わかりました、御武運を」

 

「行ってくる」

 

 

 目下の目的は楓の木と集う聖剣の位置確認、ただ集う聖剣に関しては難しいだろう、なにせメイプルの様に飛んだりしないからな

 

 

「だが…それはこちらも同じ、そしてこちらは丘の上、城壁さえ築き上げればなんと言うことはない」

 

 

 あのスキルもあるので防御に関しては私かミィさえ居ればいい…いや、ミィがゲームとは言え死ぬところは見たくない…動かさない作戦を真剣に考えもしたし、理由も違和感の無い様に考えた…だが、ミィは表情を見るに悟られてはいそうだが

 

 

「………その分…成果を上げるとしよう」

 

「なっ!? 城壁!? 城壁だ! 構えろ!」

 

「ふむ…そう言えばミィが私に使ってばかりだったな」

 

 

ーーー付与《Str》

 

 

「参る!」

 

 

 貫通攻撃以外は構うな、ただ真っ直ぐ…最短で…最速で…一直線に!

 

 

「道を開けてもらおうか」

 

 

 周りのプレイヤーの全てを弾き、オーブを取ればいいだけなのたから

 

 

「か…硬ぇ!」

 

「お…おい! 貫通効果を使え! 一撃で砕ける!」

 

「それでは…時が足りぬな」

 

 

 多少の消費はやむ無し、拠点内のプレイヤーを囲み、早々に逃げ去る、普段は低火力だが、フラッグ式の戦闘ならば有利だな、多少ならば押し退けて進める、だが戦闘訓練で気付いて良かった、既にギルドメンバーには貫通効果で一撃で割れてしまうのは連絡済み、逆を言えば一撃は防いでくれるのだから

 

 

「しかし、どうしたものか…む!?」

 

 

 後方で爆発音、まさかさっきのギルドに別のギルドが攻めたか、ならば急がねば、もしこちらに勘づいたのであればーーー

 

 

「なるほど…早々に貴方と戦えるとは」

 

「………1人か?」

 

「いや、後ろでドラグ達がギルドを強襲している、周囲に残っていた、見知った物があったので、もしやと思って…ついね」

 

「仕方ない…か、炎帝ノ国所属…副ギルドマスター、“城壁”シルト」

 

「名乗り上げか…燃えるな、ではこちらも、集う聖剣所属、ギルドマスター“最強”ペイン」

 

「「参る!」」

 

 

 ペインのスタイルは剣技による広域殲滅型、だが簡単に技の出を潰させては貰えないか

 

 

「なるほど、安易に技は使えない上に、足下にも注意が必要とは…面白いな!」

 

「そう思ってくれるならば光栄だ!」

 

 

 どうする…技を打ち込む隙を与えてはいないが、それはこちらも同じ、それに向こうより明らかに火力は下、だが時間を掛ければ増援込みでこちらの不利…どうすれば

 

 

「隙あり!」

 

「なに!? くっ!?」

 

「サリー!?」

 

「集う聖剣のギルドマスター…ペイン、相手に取って不足無し…ってね」

 

「くっ、君は確か、情報にあった双剣使い」

 

「そうだとしたら?」

 

「楓の木と炎帝ノ国が手を組んでいるとはな、だがこちらも」

 

 

ーーー1プレイヤーとして、燃えない訳はないな

 

 

「………戦闘狂?」

 

「君には負けるよ、青い装備の双剣使いで、攻撃が反れる様に当たらない、第2回のイベントでプレイヤーを襲い続けたのは誰だったかな?」

 

「うわ、そっち知られてるんだ」

 

「それが無くとも、笑っているが」

 

「シルトさんから援護射撃来るんだけど」

 

「それはすまない…だがここは」

 

「うん…貸し1個、返しに来た!」

 

 

 唐突な乱入に驚いたが、なんと言うことはない、恐らくサリーは以前の人生相談を借りとして、今…この場に居るのだから

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