ロムに憑依しちゃった話。(仮)   作:ほのりん

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おひろめ。

 私達が生まれて三か月。その間に、私達はあることをミナちゃんや講師の人から教えられていた。

 それは今まで習ってきたように、ゲイムギョウ界のこと。国のこと。女神という存在。

 そこに追加で、人々の前に立ったときの立ち居振る舞い。挨拶の仕方。食事のマナー。

 それらはただの一般国民であれば知る必要のないこと。一部の上に立つ者だけに求められる教養。

 それをまだ幼い私達が教えられている理由はただ一つ、

 

 女神候補生の披露式典があるからだ。

 

 その催し物はその名の通りで、国民に対し女神候補生が生まれましたよ、とお知らせするのとその姿を見せるのが目的のもの。国民、そして世界へこの国に女神候補生が生まれたことを知らしめるのだ。

 毎回女神や女神候補生が生まれるたびに行われるこの式典。通常であればそれぞれの国でそれぞれのタイミングで披露するのだが、今回は一味違う。

 なんと、女神候補生が生まれた三ヶ国合同でお披露目するそうだ。

 理由は二つ。今の女神同士の仲が良く、時々交流する(遊ぶ)ほどであること。そして偶然にもそれぞれの国で女神候補生が生まれたタイミングが近かったためである。

 

 ちなみに現在のゲイムギョウ界は四か国で一か国だけ足りないのは、その国だけ女神候補生が生まれてないからである。

 そのためその一か国だけはお披露目ではなく祝いにくるだけなのだが、当の女神はそれを苦には思っておらず、ただただ「早くわたくしのところにも妹を~!」と嘆いていたと聞いている。

 

 そんな行事が行われるため、私達はそれに向けてみっちり教え込まれていた。

 といってもそこまで難しいことではない。挨拶はあくまで国民や世界に向けてのもので、どう話すか、などをラムちゃんと一緒に言うとのことでミナちゃんと相談しながら考えたし、式典での食事はそれぞれの国の女神、女神候補生、教祖、一部の教会職員のみの立食形式でおしゃべりしてもよし。立ち居振る舞いなんて堂々としていればいいだけ。

 ただ、それらを簡単だと思うのは前世の知識である程度マナーを知っている私だからこそであって、ラムちゃんはそれなりに苦労していたみたいだ。当日の式典中、椅子でじっとしてるのがつまらなさそうって言ってた。けど、ラムちゃんならしっかりやると思う。多分。きっと。それなりに……

 

 そんな一抹の不安を抱きつつ、式典を明日に控えた今夜はお姉ちゃんのベッドで久しぶりに小の字。

 ここ最近式典の事で互いに忙しかったために時間が取れず、夜には疲労で眠くなってしまい早々のベッドに入っていただけに、久しぶりの姉との会話にラムちゃんのテンションは上がっていた。かくいう私もお恥ずかしいことにこの年になっても姉の体温が恋しくて、久々に姉に触れ敢えてテンションが上がっております。だってお姉ちゃんって抱き心地いいしあったかいし時々私の頭を撫でてくれる手は優しいし。

 お姉ちゃんもそんな私達に付き合って話を聞いてくれる。その目はとても優しいもので、きっとお姉ちゃんも疲れてるはずなのに付き合ってくれるその優しさが嬉しくて、同時にそんな姉の姿に敬愛の気持ちが増した。

 おしゃべりは深夜まで続くかと思ったけれど、意外にそうでもなく。私達もまた最後の追い込みで疲れており、更にお姉ちゃんのぬくもりに当たっていたらそりゃ、ねぇ? 

 先に睡魔に負けたのはラムちゃんで、話の途中で寝てしまった。

 私はまだぬくもりを味わっていたい、と抗っていたけれど、ラムちゃんの寝息にお姉ちゃんの「おやすみ」の優しいボイスと頭なでなでのコンボであっさり敗北しました。

 

 

 

 翌日の朝、私達やお姉ちゃん、ミナちゃんを乗せた小型飛行機はプラネテューヌへ向けて飛び立った。

 他の職員は数日前、或いは前日に向こうへ行っており、後は当人達が舞台に立つだけのようだ。

 初めての飛行機にラムちゃんも私もテンションが高くなっていた。ベルトを外してよしの合図が出て運転室に行くくらいには。そこで色んな装置があるんだなぁと見つつ、ラムちゃんがボタンを押したりしないよう注意していた。ラムちゃんも事前にミナちゃんから注意されていたからか不用意に触ることはなく、パイロットさんに質問したりしていたので安心。

 その後もあっちこっち見て、ラムちゃんと話したり台本を何度も確認したり、お姉ちゃんとミナちゃんの最終打ち合わせを横で聴いたりと過ごしていたら、数時間ほどでプラネテューヌの空港へ着いた。

 そろそろお昼といった頃合いで、向こうに着いたら忙しいからという理由で空港から教会までの車で昼食をとった。不思議と食べ物が喉を通らず、かといって食べないのも心配されるので飲み物で無理矢理押し込み、そうこうしてるうちに教会へ到着し、出迎えてくれたプラネテューヌの教祖に挨拶し、待機室へ案内される。

 そこで今日のためのドレスへ着替え、ほんの少しのメイクをし、身なりを整える。

 本当に最後の確認、と台詞を改めて見ていたら、ラムちゃんから「きんちょーしてるの?」と言われて、ようやく自分が緊張していたのだと自覚した。

 以前教会の人に挨拶した時は全く緊張なんてしなかった。それは多分、まだ前世の記憶が色濃く出ていたから。人を有象無象だとか取るに足らないものとか思っていたからかもしれない。

 けれど、今は少し違う。少しは女神候補生らしく人間を想うようになったのかもしれない。

 そう考えて──切り捨てた。

 人間はくだらない生き物である。少しだけ利用価値があるだけの、動物と同じ生き物である。

 ただ少し言葉を交わせるだけ。くだらない、意味のない、いてもしかたない存在である。

 そう心の中で繰り返し言う。心に刻みつけるために。

 

 

 

 式典は恙無く終わった。挨拶の時は先に他の女神候補生が二人、自分の意思をあらわにし、私達は順番的には最後に揃って挨拶し、この日のために考えた国民に対する言葉もラムちゃんは正直に、私は感情を込めて伝え、下がった。

 感情を込める、そんな()()に誰も気づかずに終わった。そのことに安堵して──同時に安堵した自分に苛立ち──少しの準備の後、食事会の会場へ行った。

 そこでも最初に会場の皆の前で軽く挨拶し、開催地のプラネテューヌより女神パープルハートと教祖イストワールの乾杯の音頭で食事会は始まった。

 早速、とラムちゃんはお皿を手にケーキのある場所まで行き、取り皿へ移していた。私もその隣で二つほど取り分け、口に含む。

 

 うん。おいしい。

 

 いつもならデザートは最後だけど、今だけはどれを先に食べたっていい。注意してくるお姉ちゃんもミナちゃんもいないことだし。

 なんて思っていたらお姉ちゃんに呼ばれ、私達はテラスへと連れていかれた。

 夜景の見えるその場所は会場に隣接しており、いつもならガラス扉で仕切られてるだろうそこは、今だけは取り払われ繋がっていた。

 そこにいたのは先ほども見たプラネテューヌの女神パープルハートことネプテューヌ。傍にいるのは挨拶の時に見た女神候補生パープルシスターことネプギア。

 さらにラステイションの女神ブラックハート、ノワール。傍に女神候補生ブラックシスター、ユニ。

 この場で唯一女神候補生がいないリーンボックスの女神グリーンハートことベールもいる。

 私達ホワイト姉妹が最後だったようだ。

 ちなみに女神達は全員式典の時から女神化したままだ。私達候補生はそのままの姿である。理由は多分、女神達は女神化した姿の方が国民に知れているからなのだろう。

 美しい紫、黒、緑、白の女神が揃った光景に外面は普通に、内心感動していると、私達が全員揃ったのを確認した紫の女神は急にその姿に光を纏うと、光の止んだところからお姉ちゃんと同じくらいの背丈の女の子が出てきて、一言。

 

「いやぁ、これで今日の行事は無事終了だね! おつかれおつかれ~!」

 

 その元気いっぱいの可愛らしい声。ラムちゃんとは別の明るい言動。

 先ほどまで見せていたクール美人が姿かたちも見せなくなり、代わりに見えたのはお気楽そうな明るい少女。

 その変化に私やラムちゃん、黒の候補生は驚き言葉が出てこなかった。

 

 女神は女神化前と後で性格が違うことが多い。それはお姉ちゃんを見ていてわかる。

 何度か見たことがあるお姉ちゃんの女神化。その時の口調や性格は人間の姿の時と違って男勝りというか、暴力的な言動となる。でもそれはお姉ちゃんが怒った時に見せる言動でもあったからそこまで驚きはなかった。

 しかし国民の前でも、先ほどの挨拶のときでも、美人でクールで、まさに女神といった風貌であったのに、女神化を解除するとこうも彼女は性格が変わってしまうのか。なんともまあ、女神の不思議を目の当たりにした気分だ。

 

 驚いた私達三人以外は彼女の変化を知っていたようで、驚いていなかった。むしろ、同じ気持ちになったことがあるからか、彼女の妹は苦笑い気味に同情していた。やはりこの変化は驚かざる負えないものか。

 

「まったく。あなたのその変化にはいつも驚くわよ」

 

 そう、最初に彼女に返答したのは黒の女神。彼女はその言葉を言い終わると同時に女神化を解除していた。

 

「えぇ~? だって女神化したままだと疲れるじゃん」

「たしかに。けど、急な変化は彼女達が戸惑うわ」

「あ、いや、アタシは……」

「まあまあ、ネプテューヌのこれに関しては今更ですわ。彼女達もこれで戸惑うことは無いでしょう」

 

 女神化を解除したお姉ちゃんの唐突なふりに、咄嗟に答えようとして言葉が出ない黒の候補生。そんな彼女をフォローしたのは、女神化を解除した緑の女神だった。

 

「わたしのことよりノワールやブランの妹のことだよ! いやぁ、ベールのとこは除いて皆に妹ができるなんてね!」 

「それには私も驚きね。まさか三ヶ国でほぼ同じタイミングで生まれるなんて」

「イストワールはシェアの急上昇によるもの、と言っていたわね」

「でしたら、わたくしの国も同じことが起きていたというのに……何故わたくしの国だけ妹ができないんですの!?」

「うーん。ほら、リーンボックスの人達はベールだけでいいって思ったんじゃないかな?」

「それだとわたし達には必要だと思われてたことになるけど」

「ネプテューヌのとこなら理由はわかるわね」

「ちょっ、それどーゆー意味!? いや、確かに少しは自覚があるけども!」

「それを改善していく心はなさそうね。あなた……ネプギアって言ったかしら。あなたの姉のお世話、大変そうね」

「あ、あはは……」

「もーブランってば! ネプギアも否定してよ!」

 

 わいわい騒ぐ女神達。ああやって軽口を叩けるぐらい仲がいいのだと、傍から見ていてとてもよくわかった。

 だがそうやって騒がれていると、こちらは突入のタイミングを失ってしまう。ラムちゃんは大丈夫かな? 

 そう思っていたら、意外にも早く、話はそれぞれの女神候補生の紹介に移った。

 最初は言い出しっぺの紫の女神……もといネプテューヌの妹のネプギア。言い出しっぺっていうのが、そもそもこの披露式典を発案したのが彼女だったそうだ。

 ちなみにその挨拶は割愛する。名前とどこの国の、とか、そんなの既にわかっている。改めて、の自己紹介で変化なんてなかった。

 

 自己紹介のあとはお姉ちゃん達はお姉ちゃん達で騒ぎ始めちゃって、それに付いていけない私達妹は黙っていた。ネプギアは話しかけようかかけまいか、と迷っているしユニも同様。ラムちゃんは先ほどまでお姉ちゃんの傍にいたのに、今度は私の傍にいる。顔を見る限り、彼女もどうしたらいいのか、と迷っているようだった。

 そんな中で私は素知らぬ顔。別に他の女神や女神候補生に興味がないかと言われれば答えは否だが、かといって自ら行動する気はない。下手に話しかけて、今まで築き上げたイメージを崩したくないからだ。

 そんな騒がしい人達の傍で流れる沈黙。それを、どうやら決心がついたらしいネプギアが壊した。

 

「えっと、その、ゆ、ユニさん達は趣味ってあるのかな?」

「まぁ、一応あるけど……さん付けはいらないわ。アタシもネプギアって呼ぶから。アンタ達もいいわよね?」

「ええ、いいわよ。ね、ロムちゃん」

「うん」

 

 名前の呼び方が変わる、というのは意外にも心の距離間が近づいたように感じさせるようだ。ネプギアは私達の言葉にぱぁっと顔を明るくさせると、確認するように私達の名前を呼んだ。

 

「じゃあユニちゃんにラムちゃんにロムちゃんだね。それでユニちゃんの趣味って?」

「アタシは銃とかそういうのが好きで、集めたりいじったりするのが趣味ね。そういうネプギアは?」

「私は機械弄りかな。あと、珍しい基盤を集めたり、自分で作ってみたりするよ」

「へぇ。ロムとラム、アンタ達は?」

「えーっと、ロムちゃん、しゅみって?」

「自分の好きなこと。ラムちゃんはお外で遊んだり、お絵かきしたりするのが好きだっけ」

「うん! そーゆーロムちゃんは、本をよんだり、しらべものするのが好きよね!」

「うん。お絵かきも好きだよ」

「さすが双子。お互いの好きなことを知ってるのね」

「とーぜんよ! だってロムちゃんのこと大好きだもの!」

「わたしも、ラムちゃんのこと大好き」

 

 これは本心。ラムちゃんのことも、お姉ちゃんのことも、好き。二人は身内だから。優しくて自分に好意を向けてくれるから。それだけが理由じゃなくて、二人とも()()じゃないから、素直に好意を受け取れる。自分からも向けられる。

 人間だったら……とてもじゃないが、私は生まれてすぐに教会を捨て、この身を隠していただろう。場合によっては殺していたか。身内の人間ほど厄介なものはない。

 そう思えばこうして転生、あるいは憑依したのがこの体でよかった。家族が女神でよかった。少なくとも、人間以外でよかった。

 きっとそんな気持ちは、誰に知られることもなく私の心のうちに秘め続けるのだろうけど。

 

「仲がいいのは良いことだよね!」

「そうね。……少しだけ羨ましいけど」

「……ユニちゃんは、ノワールさんとはうまくいってないの?」

「っ……!」

 

 小さな声でだけど漏れてしまった彼女の気持ち。他の二人には聞こえなかったみたいだけど、常に周りを警戒していた私の耳には届き、思わず口から言葉が飛び出していた。

 まさか聞こえていたなんて思いもしなかったのだろう。ユニはハッと私の顔を見る。その目を、私はじっと見つめた。そして、私の言葉は正しかったのだと、彼女の瞳からその感情を読み取った。

 そんな私達の様子に、ネプギアは心配そうに声をかけていた。

 

「ユニちゃん、そうなの?」

「……別に、お姉ちゃんと仲が悪いわけじゃないわよ。ただちょっと、仲がいいとは言い切れないかなって」

「ユニちゃんのおねーさんってこわいの?」

「そんなわけないわ! ただ、アンタ達ほどじゃないってだけ」

 

 ラムちゃんの発言に怒り、けれどすぐに寂しそうな顔になるユニ。

 それはきっと、彼女は姉に好意を持っているが、姉の方はどうなのかわからないでいるからなのだろう。もしかしたら、自分のことが嫌いなのかもしれない。そう考えてしまっているのかもしれない。

 正直そこまで聞ければ「あぁそうなんだ」で済ませるのだけど、この話は私の方から首を突っ込んでしまったこと。放っておくよりは多少のフォローぐらいはしておいた方が、イメージ的にはいいのだろう。

 

「……だいじょうぶだよ。ユニちゃんがノワールさんを好きなように、ノワールさんもユニちゃんを想ってくれてる。それをわたしが言ったところでユニちゃんは実感しないと思うけど、今はまだ出会ったばかりで、お互いにどう接したらいいのかわからないだけだから。きっとそのうち、お互いが慕い合ってるってことがわかって、今よりもっと仲良くなれるよ」

「……そう、ね。そうよね。まだお姉ちゃんとは出会ったばかりだものね。うん。ありがと、ロム。おかげで元気が出たわ」

「どういたしまして」

 

 その言葉に嘘はなく、瞳に映っていた先ほどまでの憂いた気持ちは無くなっている。彼女を心配していたネプギアも表情を綻ばせていた。

 ただ何故かラムちゃんがむすーっとしてるのだけど、ホントに何故? 

 

「ロム、アンタってすごいのね。アタシが心配してたことを言い当てて、励ましてくれるなんて」

「へっへーん。そーでしょ! ロムちゃんはすごいのよ!」

「……なんでラムが得意げなのよ」

 

 ユニの感心したような言葉に、ラムちゃんは先ほどまでの表情を一転、腰に手を当て胸を張っていた。そんなラムちゃんに呆れた様子のユニ。ネプギアはネプギアでうんうんを頷き、ラムちゃんの言葉に賛同していた。

 

「確かにロムちゃんはすごいんだね! 私感動しちゃった!」

「……(ぷいっ)」

 

 あんまり褒めてくれるな。罪悪感が増す。

 照れるように顔を背けたふりをして、心の内でそう思った。

 だってユニにかけた言葉なんて、大した感情は込めていない。ただ思いついた言葉を連ねただけ。しかも大体、本の受け売りだ。内心ではどうでもいいと思っている。良い印象を与えるためにしただけだったのに、こうも効果が出るなんて思いもしなかったんだ。

 だからまぁ、今思ったことをまとめるなら。

 

 チョロいな、こいつら。

 

 

 

 ともかく、こうして初めての女神候補生の交流は終わった。ユニはノワールと仲良くなるんだ、と意気込んでいて、ネプギアは仲良くなれそうだね、と言っている。それはノワールとユニの姉妹仲だけでなく、私達四人のことも言っていた。

 それは正しそうで、ラムちゃんも二人のことを気に入り始めている。多分私が褒められたから。そのことがわかった私は、どれだけ私のこと好きなんだか、と今度こそ本当に照れたが、ネプギアの言葉には少し間違いがある。

 仲良くなれそう……いや、確実に仲良くなるだろう、彼女達は。

 だがそこに、私は含まれない。私には、二人と仲良くなる気なんてさらさらない。

 だから正確には、三人は仲良くなれるだろう。私は、フリだけで構わない。

 

 ちなみに先の会話はお姉ちゃん達に聞こえていて、ノワールもまた妹の言葉を聞いて、態度を改めようと思ったようだ。




彼女は演技をする。本性がバレないように。
彼女達はまだ、その演技に気付くことは無い。
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