溶岩獣になったけど何か質問ある?俺は文句ならたくさんあるよ。 作:非活性点P
気が向いたので投稿
前回より駄文で、短いです。
若干R18展開あり。(海竜種のエロ展開ってなんだよ…)
マグマ溢れる火山地帯。そこには力の限り走り続ける奇妙なウロコトルの姿があった。
俺のことだ!
何で地面潜らないんですかねぇ…「潜れない」んですよ!俺がちょっかいかけようと思ってた採掘アイルーさんがね、無理矢理捕まって来るんですよ。いや、もちろん恐いのは分かるよ?今までここら一帯でブイブイ言わせてたおやじぃがワンパンだもん。俺もブラキこえーよ。
それでいち速くブラキから逃げるため俺に乗ってるって訳。
速く逃げるためなら置いてった方がいいんだろうけど…もふもふには勝てなかったよ…
あざとすぎる…あざとすぎるんですよ
そう思いませんか…?
それはそれとしてブラキが居たところ俺らの巣に近いのが心配だな…
ブラキディオスには気を付けよう!(届かぬ思い)まぁ、他人の心配なんてする暇無いんですけどね…
おっと?背中に柔らかい感触が…(もふもふ)
アイルーさんちょっと当たってるって!(もふもふ)あぁ~癒される~♪(即堕ち)親が殺されて傷心の俺を体を張って癒してくれるんだね…(違う)そしたらアイルーさんが頭を叩いてきた。肉球もイイ…ああっ!イっちゃう…イクイクッ…(昇t)
『ニャニ!』
俺を現実に引き戻したアイルーさんは後ろを向いていた。そこにはオレンジトサカが五匹居た。イーオスだ。因みにこの鳥竜種、毒を使えるのもあってか甲虫が主食である。何で俺を襲う必要があるんですか(正論)さっきからアイルーがチラチラ見てたのかもしれない。
さっきまで頭を叩いていたアイルーさんだが、今度は急に左肩を叩いてきた。俺はなんとなく左へ移動する。するとさっきまで俺の居た場所に毒液が飛んできた。危なっ…
次は右肩を叩く。右に逸れる。毒液をかわす。
…あれ?俺運転されてない?
アイルーさんの絶妙なドライビングテクニックにより飛んでくる毒液をかわし続ける俺。なんて才能だ…今の俺なら全速力でオフロードを走っても背中に乗っけた豆腐を崩さない気がする。
そこからもかわす曲がる走る!俺らは火山最速の走り屋だぜ!
アドレナリンどっぱどぱだぜ!
そこから暫くして、アドレナリンが切れるころにはイーオス達はアウト・オブ・眼中だった。(激うまダブルミーニングかつ死語)
カーブでドリフトした時はビビったね。モンスターのもつポテンシャルはスゲーよ。生身でドリフトやる機会なんて前世では無かったからね。今も若干足の裏がヒリヒリする。
運転手が俺の頭を二回叩く。ブレーキだ。
そのままアイルーは俺から降りる。
…あれ?車庫入れはしないの…じゃなくてここどこだよ?
すっかり車根性身に付いてたから道順覚えてないよ…(困惑)
これからどうしよう?アイルーさんがここまで誘導したってことはすぐ近くにアイルーの集落があるんだろうけど、多分ブラキディオスのことを他のアイルーに伝えに行ったんだよね…
おやじぃの庇護はもうないってことと、ブラキディオスがヤヴァイってことを出来るだけ早く兄弟に伝えたいんだけど…
せめてここの位置が性格にわかれば地下の感じで巣まで帰れるけど…
どうしようもねぇな(諦感)
不貞寝しよ。
車根性ってなんだよ。
後、失踪するかも