菜月スバルに直死の魔眼とか色々組み込んでみた。   作:繭原杏(繭原安理)

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やりたくてやった。後悔はしてない。
反省はします。ごめんなさい。


青月の下で正義に誓え

 レムは夜になっても起きていた。

 普段夜更かしをしない――つまり遅くまで起きるほどの用事を持たないレムは、主であるロズワールの命によって、気に入らない客人へ文字を教えに来ていた。

 

 気に入らない。

 そう、気に入らない。

 その原因は簡単で、単純明快。()()のだ。

 とは言え体臭などの問題ではない。その程度の、ありふれた臭いではない。

 

 それは魔女教徒の臭い。

 自身の醜さを自覚した日から、まるで同族を嗅ぎ当てる獣のようにその臭いが分かるようになった。

 言葉では言い表せない、生理的な嫌悪にも似た拒否感。吐き気の込み上げる悪臭に深く纏わり憑かれたその客は、在りし日の魔女教徒のそれよりも濃かった。

 

 何故主がこの男を屋敷に置くのか。陳言はした。しかし、その上で屋敷に置くと決めた。

 それでも命令は命令である。レムは、せめて一週間は耐えようと決めた。

 その矢先のことだ。視界に入れる事すら腹立たしい客人へ、文字を教えることになったのは。

 

 理由は不明、訪ねてもはぐらかされる。

 それでもレムは、命令に従わざるを得なかった。

 

 

 

 と、言うことでレムは夜遅くにも拘らず客人の部屋にいるのだ。

 別に夜伽とかではない。悪しからず。

 しかめっ面を誤魔化すように笑顔を浮かべようとしたが、どうせ暗くて表情までは読めないだろうと判断し、レムは取り繕うのをやめた。

 結果が、無表情だ。

 磨き上げたメイドの心得は、客へしかめっ面をすることを許さなかったのである。

 

 レムは(スバル)が嫌いである。嫌悪している。

 この時間すら早く終わってしまえばいいのにと思いながらも丁寧に指導しているのは、単にその几帳面な性格と、姉への引け目だけが原因である。

 姉の角を失わせてしまったなら、その原因である自分が代わりを担わなければいけない。

 違う。姉様ならもっと上手く、より完璧に、さらに素晴らしく、そして――。

 幻像に追われて、急き立てられる。

 その焦燥感のようなもどかしさが、(スバル)への教導を雑に行えない理由だった。

 

 だから、ぽつりと呟きだしたその話に耳を取られたのは、甚だおかしなことなのである。

 

 

 

 

 

 

 (スバル)は文字を教わる一方で、物思いに耽っていた。

 原因は、朝に見た夢である。揺らめく影とレムの横顔が触発し、あの光景がループされるのだ。

 肌を焦がす熱。何もできない屈辱。反吐の出る嫌悪。

 成程、レムが自分を嫌うはずだ。こんな目に合えば、流石にそれに類する奴らへの嫌悪は身に沁みつく。

 見た限りでは、その嫌悪感が自身にまで向かっているようだが。

 

 (スバル)はそれを知って、何とかしなければならないと思った。

 それは義務感であり、強迫観念に似た欲求であり、そして否定であった。

 (スバル)はレムが嫌いである。気に入らないのだ。あの地獄の中を生き抜き、尚姉と一緒にいるのに、その幸福に陰りを落とすレムが嫌いである。

 それは同情とか憐憫とか、或いは幸せを願うひねくれた感情ではない。

 (スバル)はレムは救われなければいけないと思った。

 だって、そうじゃなきゃ嘘だろう?

 地獄を生き抜いて、それだけで幸せになる資格があるというのに。

 なんで不幸であらなければいけないのか。

 

 (スバル)の胸には、ふつふつとした怒りがあぅた。それは微小で、自覚できない程度。

 だけれど、それゆえ、(スバル)はレムが気に入らなかった。

 

 地獄を見たなら、救われなければいけない。

 

 そうじゃないと、悲しいじゃないか。

 

 そんな身勝手な感情が、昴に口を動かせた。

 

 

 

 

 

 

 「――『子供のころ、正義の味方に憧れていた』と、男が言った」

 

 「は、あ?」

 

 授業が一段落して、窓の外を見上げた時の事だ。

 月を見上げて、思い返した縁側の記憶をつぶやいた。

 (スバル)は思いを馳せる。昴は思い返す。

 それは彼が二度目に救った、一人の男の話。

 

 「とても衰弱した男だった。実年齢以上に老けて見えるほどに、疲れ切った男だった。そして――」

 

 噛み締める言葉は、感謝の様に。

 憧れを口遊む少年の様に。

 

 届かない、輝きを見上げるいつかの様に。

 

 「――本当に誰かを救えた、正義の味方(ヒーロー)だった」

 

 

 

 冬木大火災。

 そう呼ばれる災害で失われた人命は、少なくない。

 そして、昴も――いいや、■■もまた、それの被災者であった。

 

 その日は、良く晴れた日の事である。

 

 

 

 

 

 

 ■■は、家を飛び出していた。プチ家出である。

 理由は簡単で、可愛く言い表すならば家族が弟に構いっきりで拗ねたのだ。

 こういう外出は多々あることで、今回で二桁の大台にのる。家族――親も使用人も、親戚も含めて彼らは気に留めなかった。気に留めるようなことじゃあなかったために。

 

 ■■は家を飛び出し、なんと隣町まで歩いてしまった。阿保みたいな行動力である。

 フラフラと徘徊した末に辿り着いたのが、冬木の市民館傍。そこの公園である。

 公園に着いたのは偶然で、人恋しい彼が人の多い方に歩いて行ったためだ。

 

 晴天である。晴天だった。晴天だから。

 ■■は原っぱに寝転んだ。日当たりもよく、昼寝に丁度良かった。

 幾らか遊びはしたものの、やはりどこかそりが合わないらしい。すぐに分かれることになった。

 そして一人になり、することもなく。けれど家に帰りたくもない為に、昼寝をすることにしたのだ。

 

 

 

 記憶が飛ぶ。

 

 

 

 目を覚ますと、そこは地獄だった。

 青々とした木々はコールタールのような汚泥に焼かれ、舗装したてのアルファストは粉と砕けて瓦礫になっている。

 先ほどまで寝ころんでいた草原は焼け野原で、花一つ、雑草一つの命すらも絶えていた。

 街には悲鳴が木霊する。それは子供の泣き声であり、青年の苦悶であり、老人の悲嘆であった。

 

 地獄であった。

 そこは地獄であった。

 

 フラフラと、訳も分からずに呆ける■■は、けれどそこにいることに忌避感を覚えて歩き出した。

 体を起こしてやっと、自身の背の皮が地面に焼き付いていることに気づいた。痛みなど感じなかった。

 ■■は回らない頭で、騒がしい方に向かうことを決めた。何をするというのか。何もできる筈がない。齢一桁の子供にできることは、逃げることだけだ。

 それでも愚かに、■■は人を探しに行った。恐怖ではなく、使命感を持って。

 それで、一人の少女を救い出せて。そこで■■は安堵の笑みを零した。

 

 

 

 場面が飛ぶ。

 

 

 

 気づけば、真っ白な病室に居た。

 ■■は訳の分からない喪失感に襲われていた。

 いや、訳が分からないのではなかった。分かりたくなかったのだ。

 

 地獄の中を巡り、焼け焦げた腕を見て嘔吐き、干乾びた女性を見て逃げ出し、抱えていた赤子を手にも取らずに見捨てた。

 瓦礫に砕かれた少年がいた。ぶちまけられた脳漿はぐちゃぐちゃと、プリンの様に撒き散らされていた。

 手足を失った女性がいた。火に焼かれて爛れた肌は、黒ずむよりなお醜く、茶色に汚れていた。痛みも感じていない風に歩き、意味をなさない言葉で呻く様相に逃げだした。

 ■■は逃げた。誰かの守りもなく、目的とするところもなく。

 その先で、運よく一人の少女を救えた。今まで見捨ててきた命に、言い訳ができた。

 

 その矢先に、彼女は死んだ。崩れた瓦礫によって、押しつぶされた。

 最後に見た顔は、笑顔だった。

 

 ■■は感情という感情を失った。自分は何のために生き足掻いているのかと、そう思った。

 やがて、家族にも見放された自分は、此処で死ぬのが相応しいと思った。

 もう、生きる気力が湧かなかった。

 

 そんな時だ。

 

 正義の味方(ヒーロー)に出会ったのは。

 

 全ては覚えていない。ただ、泣いていたことを覚えている。

 生きていることを喜んでくれる涙を感じて、無性に涙が流れた。

 

 ■■は、衛宮切嗣という男に命を救われた。

 

 

 

 

 

 

 しかし、その直後だ。

 家族の訃報を知ったのは。

 それは冬木の火災とは全く関係のない、通り魔殺人だ。

 病室のテレビで偶然流れたそれを見て、■■は呆けた。

 

 結果的に助かったのは自分だけ。

 なんで自分が生き残ったのか。

 それは分からない。だけれど、生きなければいけないと思った。幸せにならなければいけないと思った。

 笑わなければいけないのだと、思った。

 

 そして■■は笑顔を取り繕い。新しい父の家へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 「正義の味方だった。生きる理由だった。家族を失って、新しく手に入った家族だった」

 

 「……」

 

 レムは口をつぐむ。

 唐突に始まった話に、けれど何かを感じてくれたのかもしれない。或いはその話に、強制的に口を噤まざるを得なかったか。

 地獄とは、こと俺らの間では軽々しく使えない。

 そのことを確認して、俺とレムの共通性を確かめて。

 そして俺は話を続ける。

 

 

 

 

 

 

 「『子供の頃、僕は正義の味方に憧れていた』。

 

 「そう言った男はどうにも弱々しくて、見ていられなかった。

 

 「まるで自分が正義の味方ではないかのような言いぶりが、とても気に入らなかった。

 

 目を閉じて、あの縁側を思い出す。

 

 「俺にとっては、爺さんは紛れもないヒーローだったから。その思いが否定されてるみたいでいやだった。

 

 「だから俺は、爺さんはもう正義の味方だって、そういった。

 

 「すると、爺さんは驚いたような顔をして、そして笑っていったんだ。

 

 

 「――『ああ、安心した』って。

 

 

 

 「その笑顔はとてもきれいだった。それだけで罪が償われるような、すがすがしい笑みだった」

 

 「……それが、どうしたんですか? 自慢ですか」

 

 「それだからだよ。自慢じゃない。なあ、レム。分かってるだろう?」

 

 俺とお前は、同類だ。

 

 「おっしゃる意味が分かりません」

 

 鉄皮面というより、感情を閉ざすための無表情。容易く剥がれそうな防壁だ。

 その下にはいかな激情が渦巻くのか。それを見るともなしに理解して、やはりと思う。

 レムは同類だ。それは、地獄を生き抜いたからではなく、家族への引け目という点でのことだ。

 違いは、その家族が生きているかどうか。

 

 

 

 思い返す。

 エミリアが俺に薄っぺらいと言ってのけたとき、エミリアはこんな気分だったのだろうか。

 鬼札を突き付けてやるような爽快感と、後戻りできない寂寥感。

 その二つを感じながら、俺はこの口で吐いてやった。

 

 「レム、お前の笑顔はぎこちないんだよ」

 

 決して、嘘とは言わない。

 ただその感情に淀みがあるというだけで、その感情自体が間違っているわけではないのだから。

 せめて不安にさせないよう、無理にでも笑う意味を知っているから。

 

 「俺は、それが気に入らない」

 

 すぅ、と息を吸う。

 昴はこれからいう言葉がレムの琴線に触れることを知っている。(スバル)はその言葉がレムの逆鱗に触れるものであると感じている。

 だけれど、躊躇うつもりは一切ない。

 

 「()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 反応は、一拍おいてから起こる。

 

 「――うるさいっ! お前に、お前に何がっ!」

 

 その言葉は明らかに否定で、でもレムの目には理解があった。

 その理解が気に入らず、レムはメイドの仮面すら放り投げて掴みかかった。(スバル)が感じたように逆鱗に触れる行為であったからこそ、自身の内の引け目を怒りで誤魔化そうとする。

 そこにはもう、先ほどまでの無表情は無い。それは怒りに染められた。

 

 レムのその鉄皮面を剥ぎ取ったのは、きっと同族嫌悪だ。

 同族であるスバルに言われたからこそ、その言葉がより気に食わなかった。

 もはや魔女教徒の疑いすら塗り潰しかねない、自己否定の反吐が腹の内に溜まっていた。同族であるスバルも否定せんと、レムは拳を振り上げた。

 

 飛び掛かるレムの額には煌めく角がある。それは異形の証で、そしてラムから奪い去られたもの。

 (スバル)はそれを見て、美しいと感じた。

 だから、負けられなくなった。美しいものには奇麗でいて欲しいから。

 

 「お前にっ、何が、分かる! このっ、汚らしい魔女教徒が!」

 

 馬乗りになったレムは拳を振るう。(スバル)は肉体の強度を魔術で強化し、殴り返す。

 

 「ああ、分かるさ! 分かるとも! お前は同族なんだ! だから気に入らない! 生き残った肉親に引け目を感じて、幸せにならないお前が気に入らない!」

 

 顔を殴られる。視界が眩み、温かいものが鼻から垂れる。

 顔を殴る。その端麗な美貌が更に歪み、赤みを増す。

 

 反撃をする。魔術での強化を成されたそれは、腕力では負けていない。けれど抵抗は虚しく散る。

 死の線をなぞらぬよう、目を瞑りながらの事で、だから押し負けるのは自明の理だった。

 

 「が……っ!」

 

 「この、この……! 姉様の仇が、囀るな!」

 

 首を絞められる。握り潰されんばかりの絞首に骨が軋む音を幻聴する。頭に上った血は脳髄で溜まり、風船のように外へ外へと膨らむ。そんな感覚を覚えながら、辛うじて動く口を回す。

 

 「わ……ぇよ。こ、くずが。救われたのに幸せを捨てる、愚か者が!」

 

 拘束を振りほどく。視界の外ならば、手加減は無用だった。

 (スバル)の過剰強化した腕力は、一時的に鬼族のそれを上回る。

 その代償は小さくない。プチプチと毛細血管が弾け、両腕が血に塗れる。

 それでも、(スバル)は言わなければいけなかった。

 

 「幸せになれよ、レム! いい加減に、その自虐をやめろ!」

 

 どうせ次の週がある。

 その安心感から、命を捨てることに躊躇いは無くなった。

 だから不満をぶちまける。どうせ次の週があるのだから、此処で死んででも気に入らないと言い張ってやる。

 

 (スバル)は死ぬつもりだった。

 だから、抑えている手から力が抜けたことは全くの予想外だった。

 

 「私だって。私だって、これが姉様の為にならないことは分かっています!」

 

 ぽたぽたと垂れる血の中に、いつしか透明な塩水が混じる。

 

 「私だって、分かってるのに……」

 

 消え入る声が、ひとつ。

 

 「なら俺が責める。あの地獄で生き残ったことを。あの地獄でした全ての罪を、俺が責める」

 

 だからさ、レム。

 

 

 

 「お前だけは、もう、お前を責めるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果として、レムは(スバル)を殺さなかった。

 ただ俯き、静かにすすり泣くだけだった。

 体勢は未だに馬乗りで、流石に息が苦しくなってきた(スバル)は口を開く。

 

 「そろそろ降りてくんね?」

 

 返答は簡潔だった。

 

 「……やぁ」

 

 「ん!?」

 

 駄々を捏ねる幼児の様に、レムはその要求を跳ねのけた。

 

 幼児退行だろうか。幼児退行だ。どうしてこうなった。原因は過去のトラウマを抉った事しかないだろう。つまり俺が原因。なんてこった自業自得か。なら仕方ねぇ――

 

 「――ってんなわけあるか!? いやレムさんどうしたいきなり!? そんなキャラじゃないよな!?」

 

 もっと、こう、毒を吐くとか、照れ隠しに殴ってくるとか、そんな対応をさせるイメージは殺されたことが原因だろうか。

 暴力系な本性を仮面で隠してるんじゃなかったのか。いや、薄々あの暴力は俺にだけ振るわれるものだと気づいてはいたけど。

 けど、こういう反応は予測してなかった。

 

 

 

 結局、(スバル)はレムが満足するまで寝ることはできなかった。

 翌日になって、血塗れのベットシーツを見てエミリアが暴走したり、一緒に起きたレムが騒ぎを聞きつけたラムに甘えてメイド二人が使い物にならなくなったり、実は聞いていたらしいロズワールに拳をぶち込もうとしたことは……。

 

 まあ、語ることは無いだろう。

 

 

 

 「……あー、レム? その、今言うのも何だけど……」

 

 「いいですよ、スバルくん」

 

 「実は、って早いな!?」

 

 「で、なんですか? レムにできることなら、何でもどうぞ」

 

 「なにこれ、態度急変しすぎだろ……」

 

 殺し殺され、といった感じの空気は何処へ雲隠れしたのか。

 締まらない締結だが、戦力は確保できた、っと。

 

 ……あの程度で心変わりするのは違和感しかねぇけど、きっと、この選択が正解だった、んだよな……?




【冬木大火災】
冬木大災害、とも。
とある魔術師の儀式の、その景品の不具合によって引き起こされた惨状。
この物語は未だ語られていない所があり、それはまだ語るべきではない所である。

■■は、昴は、炎の地獄から生まれた。


【■■】
スバルの本名。或いは最初の名前。
苗字も二文字。


【炎】
拝火教において、炎は浄化と豊穣を意味する。
焼かれた者は浄化され、正義のものとなる。
そんな願いを込めて、彼らは少女(人柱)の成れの果てを炎に放り込んだ。


【レムの感情変化】
魔女教徒(■《スバル》)への嫌悪を同族嫌悪「お前が言うな/お前に言われとうない」で塗り潰され、自己嫌悪の元を断った事でいつの間にか忌避感が失せる。
そんな感じ。


『幸せになれよ、レム』
自分よりもましな結果で生き延びたものが不幸面をすることが気に入らない。
まるで、それよりも悲惨な俺たちが幸せになっちゃあいけないみたいじゃないか。
だから誓え。
幸せになれ。
その為に、俺は正義の味方として動こう。


――それは少女を救うために。


【レムの幼児退行】
幼児の頃から抱えた重荷をようやく下ろせた反動
無論、スバルのみの手柄ではない。他者の介入が存在する。



修正中……

……修正完了
以後、継続して対象の観測を続行。

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