姉に勧められて一緒に始めたら、いつの間にか神聖円卓領域になりました 作:リューオ
~朝の川澄宅~
「アルトー、起きてー」
「んぅ…、もう朝かよ…?」
ジリリリリと目覚まし時計が鳴る
「うるっせぇぇぇぇぇぇぇ!もうとっくに起きてるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
楓と理沙がいる中、殴って目覚まし時計を壊す
「「…」」
楓と理沙は唖然とする、そりゃそうだ
「…人の休日を潰してまで、何しに来たんだ?」
「楓と私、川澄インテリジェンスの社長に会いたいの!」
「まあ、お前らは綾姉ぇに会った事なかったから歩いて行くか」
「歩いて行けるの?」
「歩いて3分だから。まあ、まずは着替えたいのと飯食わせて」
~川澄インテリジェンス~
「行っただろ?近いって」
「ここが川澄インテリジェンス…」
「凄い大きい…」
外見は飛電インテリジェンスと同じである
「ちょっといいか?」
アルトは警備員に話しかける
「アルト様、今回はどのようなご用件で?」
「この2人が社長に会いたいってもんだからさ、社長室に行きたいけどいいか?」
「は、はぁ…」
「本条楓と白峯理沙、学校の友達だ。行くぞー」
2人は思った、こんなので大丈夫なのかと。そして、社員証をかざして社長室直通のエレベーターに乗る
「着くまで時間かかるから、俺のインパクトのある思い出話、聞きたいか?」
「聞きたい!」
「何か、嫌な予感がするけど…」
はーい、回想入りまーす
~アルトサイド~
中学のスキー教室で起きた事なんだけどさ…、俺が調子こいて確認しなかったんだよね
「よーし、早速滑るか!」
「ん?おいアルト!それスノボじゃ「yeahhhhhhh!」
その時、気づかなかったんだけどさ…。俺が乗ってたの校長なんだよね、しかもパンイチの
「だあああもう!教頭を借りるぞ!」
ミユキは俺を追いかけて来たんだよね、パンイチの教頭に乗ってさ
「おいアルト!それボードじゃねえぞ!」
「ウェ!?いつの間に!?」
「何時の間にじゃねえ!ソイツ校長だぞ!」
「てかさ、ミユキのボード誰?」
「教頭だ!アルト、どうやって止め…何やってんだ?」
思い付きで校長のパンツを引っ張りまくったんだ
「こうすればブレーキがかかるぞ!」
同じようにミユキもやったんだよね
「ブレーキがかかってる気がするな…。けど、妙にのさばってきてるぞ。何だコレ?」
「ブレーキの跡だろ」
「ブレーキ!?人間の体からどこからブレーキが出るんだよ!?」
「前立腺ブレーキ!パンツを引っ張る事により、前立腺が刺激されて起動するブレーキだ」
「おい待て!ただのアレじゃねえか!?こんなんで止まるのかよ!?」
まあ、そうこうしてるうちにジャンプ台から射出され、着地した際にはグシャって音が鳴って後ろを見ると赤いラインを引いて悟ったんだ
「「ブレーキ…壊れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!?」」
ってな。まあ、その後何とか止まって退学にならずに済んだよ
~ナレーションサイド~
「―――って「待って待って待って待って!」何だ?」
理沙が話を遮る
「ツッコミ所が多すぎるよ!?何で校長先生に気付かなかったの!?何でミユキ(呼び捨てにしていいと本人に言われた)は教頭先生に乗ったの!?何なの前立腺ブレーキって!?それ以前に何でパンイチなの!?」
「校長曰く、『興奮して脱いだ』って言ってたから通報した。教頭は被害者なんで上着着せてやった」
「アルト、それでいいよ…」
楓は死んだ目でそう言う
「お、着いたぞ」
エレベーターを降りて社長室(飛電インテリジェンスの社長室と同じ)に入ると、綾香とマモルがいた
「よっ、綾姉ぇにマモル!」
「アルト次期社長ですか、今日はモンスターの動作テストはありませんが…」
「綾姉ぇに会いたいって人がいるけどいいか?」
「私にですか?まあ、いいですけど」
「ってさ、いいぞー」
「「し、失礼します…」」
楓と理沙が社長室に入る
「初めまして。私は川澄インテリジェンスの社長であり、アルトの姉でもある川澄綾香です」
「私は綾香社長の秘書を勤めている、宮野マモルです」
「えっと…、本条楓でしゅ…」
「し、白峯理沙です…」
緊張しながらも自己紹介する
「これからも、アルトをよろしくお願いしますね」
「「は、はい!」」
「こう見えてマモルは男でありNWOだとベディヴィエールだし、綾姉ぇはNWOだとキャメロットのギルドマスターのアルトリアだぞ」
「ア、アルト!?言わなくたっていいじゃないですか!」
「この人があのアルトリア!?」
「どう見たって、体格が…」
綾香の体格は乳上と同じだから、NWOのアルトリアとは思えなかったのだ
「これはこれは、川澄インテリジェンスの次期社長ではないですか」
アルトの後ろには、白いスーツを着てる男性がいた
「お前は確か、NWOを作ったZAIAエンタープライズ社長の天津ガイだったな」
「君の説明口調が気になるのだが…」
アルトは無言で自身の後ろに指す。ちなみに、この小説のZAIAはブラックではない。ガイはサウザーとしてNWOをやってる
「嘘…、ZAIAエンタープライズ!?」
「それって知らない人はいない、あの大手企業だよね!?」
「こいつらは、学校の友達の白峯理沙と本条楓だ。NWOが発端なんだけどさ」
「NWOが?」
「綾姉ぇのせいでリアルバレ。楓はメイプル、理沙はサリー、俺はオルタリウスでやってる」
「ヒドイですよ!?」
「楓君がNWOの看板娘で、理沙君が攻撃が避けていく回避盾…、そしてアルト君がメイプルキラー…。世間は狭いものですね」
「んで、何の用だ?」
「第6層のデザインを提案しに来たのだが…、君達と戦いたくなってきた」
「じゃあ、シミュレーションルームに行くか。綾姉ぇ、マモル、機器の管理よろ」
階段を下りると、何も無い部屋に出る
「ここは?」
「シミュレーションルーム、主に新しいモンスターやボスの動作テストに使ってる。ここは回数制限が無いから遠慮なくやっていいぞ」
VR機器が起動し、ルームはフィールドに、4人はNWOの姿に変わる
「スキルを使う楓とは相性悪いな、こりゃ」
「何で?楓なら勝てるでしょ?」
「まあ見てなって」
「私の強さは、桁違いだ」
「それじゃ、【暴虐】!」
「それは予測済みだ」
楓は暴虐でガイに襲い掛かるが剣で触れ、グリップエンドを引っ張ると、スキル【ジャックライズ】が発動する
「い、今の何!?」
「私のスキル【ジャックライズ】で、貴女のスキルをコピーしました。はぁ!」
ガイは【ジャッキングブレイク】で暴虐を召喚して倒すと、楓は元に戻る
「嘘ぉ!?こうなったら【機械神】!」
「無駄です!」
砲撃するも、シンのスキルで防がれる
「な?」
「確かに、楓とは相性が悪いね…」
何だかんだでサウザーが勝った後、3人はエレベーターに乗る
「実はだけどさ、中学の時の校長変態なんだよね。かわいいって理由で試験抜きだし、職員にセクハラするし、人の彼女奪おうとしたし」
「人の彼女を奪うって…」
「まあ逮捕されて社会的に死んでるし、大丈夫だろ」