姉に勧められて一緒に始めたら、いつの間にか神聖円卓領域になりました 作:リューオ
第7回イベントが始まり、オルタは蹂躙しながら塔に登る
「にしても…、何でお前とペアなんだよ…」
「ははは、私も参加したいなーと「マーリンシスベシフォーウ!」ドフォーウ!?」
相方のマーリンと一緒にだが
「というか、お前の【英雄作成】+俺のカリバーで一撃じゃんかよ。それで誰よりもめっちゃ早く10階まで来たんじゃねえかよ。スゲー暇なんだけど」
「それじゃ、何か話題はあるかい?」
「そういえばこの前、修学旅行で旅館に泊まってた時だけどさ…」
また回想入りまーす
~旅館~
「…マズイ事になった」
休暇で来てたこの男、『不破諫』はとんでもない問題に直面してた
「紙がねえ!」
個室の紙がなかったのだ
(いや、他の個室にも紙がある。誰かが入ってくれれば…!)
そして、個室に入る音がする
「(誰かいる!これなら行ける!)おい!紙を分けてくれ!こっちはもうねえ!」
その時、個室に入った少年は用を足した後に紙が無い事に気付く
「紙も仏も檀黎斗もいねえんだよ、諫兄ぃ…」
「その声、アルトか!?何でここにいるんだよ!?」
「修学旅行で、調子こいてアイス食った結果がこのザマだ」
「クソ!こうなったら別の個室に行くしか…」
よじ登ると、紫髪の何かがいた
「か、紙を分けてくれないか…?」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!?」
驚いて壁から離れる
「諫兄ぃ!どうした!」
「な、何か…、紫の何かがいた気がする…!」
「んな事より、ここから出る方法を探さねえと…。諫兄ぃ、ここから出て紙貰って来い!」
「ケツ丸出しだぞ!?」
「自然体で行けば何とかなるさ。全裸になってビッグフット的なアレですけど何か?って感じでやればイケる!」
「君達、何をしている?」
声をかけたのは、天津ガイだった
「天津!?わりぃが、俺とアルトの為に紙を持ってきてくれ!」
「ふむ、エイムズの隊長もいたのか。アルト君を探していたのだがね。少し待っていてくれ」
ガイが従業員に声を掛けようとトイレから出ようとした時、2人のどちらでもない個室の戸が開く
「…?」
その男は、『置鮎リュータロー』だった
「ビッグフット的な感じなのだが、紙を持っているか?」
「君は、キャメロットの上位プレイヤーの置鮎リュータローではないか」
リュータローはトイレへ戻って戸を閉める
「全然通じてなかったが?」
「所詮、お前は人妻好きの穀潰し。その程度だったんだよ」
「とぅわ!」
「とにかく、私は従業員にトイレットペーパーを補充してくるよう頼んで…っ!?」
突然、ガイが腹痛に襲われる
「おのれユア…!私が食べた料理に下剤を…!」
そして、個室に入って用を足す。ここのガイはエイムズ技術顧問の『刃ユア』にいつも意地悪されてる。早い話、カドックとアナスタシアのようなものだ
「どうするんだ!?このままだと俺達はここで野たれ死ぬぞ!?」
「そういや、インドだと左手は不浄の手って何かで言ってたな」
「待てアルト君!インドだとそうかもしれないが、ここは日本でアルト君は日本人!それは最終手段として取っておいたほうがいい!」
「…不浄の手ですか…」
「やめるんだリュータロー君!これはアルト君の罠だ!」
「それは置いといて、お前ら持ってる物全部出そうか」
アルトがそう言うと、全員が上着とかポケットを探る
「あっ、ありました」
リュータローが声を上げる
「目が粗い紙やすりですけど」
(か、紙やすりぃぃぃ!?)
(冗談じゃない、あんなの使ったら肛門が終わる!)
「おいおいおいおい、そんなの使ったら肛門血まみれになるだろ」
「そうだ!んなの使ったら血まみれになるぞ!」
「ですが、他にありませんし…」
「紙やすり貸して、何かに使えるかもしれん」
紙やすりは4人の手に渡る
「ですが、これで拭くのはオススメしません」
リュータローの言葉と共に、ゾリゾリと音が鳴る
(おいまさか拭いてるのか!?)
「へぇ、いいじゃんコレ」
(アルト君、拭いているのか!?嘘だろう!?)
((一体どうしたら…))
諫はクーポンを取り出し、ガイは名刺を出す
((これ紙だ!?))
使うべきか悩んだ結果、2人は個室から出る
「天津、お前も出れたようだな」
「そういう諫君も出られたようですね。…ですが、私はここまでです」
ガイは倒れる、諫が見たのは赤く染まった紙やすりと無事な名刺、赤色が広がるガイのズボンの後ろだった
「お、女将いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
諫はガイを抱えてダッシュする。アルトとリュータローはレシートを使ってトイレから出た
「―――って事があったな」
「…おや、誰か来たみたいだよ」
「マジか!」
マーリンのスキル【幻術】で姿を隠すと同時に、メイプルとサリーが来る。戦う内に苦戦し、マーリンが飛び降りる
「そりゃっと!」
マーリンはメイプルとサリーの前に着地して攻撃する
「やっぱり、このボスは死なないね~」
「あの、貴方は一体…?」
「私はマーリン、人呼んで花の魔術師さ」
「マーリン?」
「メイプルは知らなかったね、マーリンは幻術を扱う魔術師なの。さっき、死なないって言ってたのは…?」
「このボスは不死身なんだよ。けどね、アレはまだ恐怖を知らない。天敵を知らない。
上を見上げると人が立ってた
「死なくして命はなく、死あってこそ生きるに能う。お前の言う永劫とは、歩みではなく眠りそのもの」
姿が【冠位の暗殺者】を装備したオルタに変わる
「騎士であれば、名乗らねばなるまい。―――幽谷より舞い戻った。黒の騎士王、オルタリウスである」
オルタは飛び降りる
「晩鐘は汝を指し示した。その不死、天命のもとに剥奪せん―――!」
すれ違い様に騎士を斬り、死の概念を与える
「不死が消えた…?」
「あの装備の効果なのかな…?」
騎士は4人で倒しました