姉に勧められて一緒に始めたら、いつの間にか神聖円卓領域になりました 作:リューオ
休日のアルト宅に、アルト、ミユキ、トモカズがいた
「暇なので、ドラクエごっこやろうか」
「ドラクエ?やった事ないんだけど」
ミユキは読んでた漫画を閉じる
*冒険の書を選んでください
「続きからやんのかよ、じゃあ2で」
「近づくんじゃねえ!コイツがどうなってもいいのか!」
「助けてー!」
「スゲータイミングで始まったな!」
「バーロー新入り!何をやってる!奴を刺激すんじゃねえ!」
「新入り!?」
「隊長!自分が奴を引き付けます!」
「無茶だ!デップ!」
「誰だよ!?」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
トモカズが突撃する
「戻れ!デップ!」
「ドラクエだよなコレ!?」
「うーし、今日の訓練はここまで!」
「訓練!?」
「どうだ新入り、城の兵としての仕事は慣れたか?」
「隊長…」
「うーし!帰りにひとっ風呂浴びてくか!」
「あ、ああ…」
2人は歩くとトモカズに止められる
「待ちな、ここから先へは行かせん」
「何者だ…」
「俺が何者かはどうでもいい、どうしてもこの先へ行きたいのなら…。入浴料を払え!」
「風呂屋かよ!?」
チラッとミユキの方を見る
「おっとアルト、こっちは女湯だぞ」
「隊長女だったのかよ!?ミユキが女装しても違和感ない気がするんだよな…」
「さっさと行こうぜ、アルト☆」
「誰だアンタ!」
「何言ってんだ…!同僚のデップだぞ!ずっと後ろにいたじゃねえか!」
「ワカランテ!」
「スゲー!俺は後輩のマルコビッチっス!」
「おいどんはホッパーでごわす」
「キャラ増やすな、分かんなくなるだろ」
「…説明しとこう、我々は魔王と戦ってる軍隊の一つなのだ」
「ふぅん、そうなんだ」
「そして明日、魔王にカチコミにかける予定っス!」
「誰だアンタ!」
「マルコビッチっス!」
「だが、魔王もバカではない。こちらの動きを既に掴み、刺客を送ってくるやもしれん」
「今度は誰?」
「風呂屋だ」
「なぁんで付いて来てるんですかねぇ!?」
「全員揃ったな!出発するぞ!」
「フハハハハハハハハハハ!遂に見つけたぞ」
「貴様は…!何者なんだ…!?」
「スゲーソロモン声だなオイ」
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*前回のあらすじ:魔王の影に怯える人々を救う為、旅立たんとする勇者アルト、隊長、デップ、風呂屋、マルコビッチ、ホッパー、ジャックの前に謎の人物が立ちはだかった!
へいへい、あらすじどーも
「私の子供が、魔王に攫われてしまいました。助けて下さい、勇者様!」
「ええええええええええ!?」
「困ってる人を見過ごすわけにはいかねえ、行くぞアルト」
「誰?隊長?」
「ああ、隊長だ」
「だが聞く所によると、子供は東の島に連れ去られたようです。船がいりますな」
「誰?」
「ジャックだ」
「…ジャックなんていたっけ?」
アルトは心当たりがあったが、スルーした
「ここが船着き場か」
「まあいいや」
「船を使いたければ、西の町で発行してる許可証を持ってきな」
「ん?しゃあねえな。西の町に行くぞ」
「えぇ?許可証が欲しい?じゃあ取引だ。北の山に住むドラゴンを倒してきな」
そして北の山に向かう
「…あのさ、何で子供を助けるのにこんなに寄り道しなきゃならないんだ?」
「それが、RPGの醍醐味っス!」
「長く楽しめていいじゃねえか」
「マルコビッチと…、誰?」
「着いたぞ、ここが北の山だ」
「何と険しい…」
「もう、何が何だかワカランテ…」
突然、ドアが開く音が聞こえる
「楓、いつもアルトの家に行くじゃん」
「そういう理沙だって~」
楓と理沙の声が聞こえる
「こ、この声は…!」
「ヤベェ!魔王だ!魔王が来たぞー!」
「急げアルト、ラストバトルだ!」
「ウェ!?もう!?子供はどうした!?」
「子供はさっき誰かが助けたらしい!」
「一気にたたむなって!」
楓と理沙がリビングに入る
「アルトー、今日も来たよー!」
「あれ、杉田じゃん。何でいるの?」
「よく来たな魔王がー!」
「覚悟しやがれ!」
ミユキとトモカズが襲い掛かるが、返り討ちにあう
「あだだだだだだだだだ!アルト!助けてくれ!」ブゥン ブゥン
「ちょ、理沙!離しやがれ!」ブゥン ブゥン
「「誰が魔王だって?」」ギチギチギチギチ
「…セーブする?」
「そうしてくれ…」