姉に勧められて一緒に始めたら、いつの間にか神聖円卓領域になりました 作:リューオ
正月ガチャをやったらアストライアが来ました。村正こねえ
~サーキット場 ナレーション兼オルタサイド~
俺とクロスサンズ装備のメイプルは今、サーキット場に来てた。なぜなら
『遂にやってきたよ!第一回NWOグランプリ!会場はここ、キャメロット特設コースからお送りするよ!解説はこの方!』
『アルトリアです、よろしくお願いします』
『そして実況はこの僕、カナデがお送りするよ。早速スタートを控えている選手達の様子を見てみようか』
この通りグランプリをやるからだ。どうやらゼロとそっちのメイプルもいるみたいだ
「オルタ、頑張ろうね!」
「ああ。…で、マシンはどこだ?」
辺りを見渡してると、アナウンスが流れる
『マシンは厳正なくじ引きで決定するからね』
くじかーい
『それじゃ選手の紹介に入るよ。ゼロ&メイプル(並行世界)のマシンは、ゲットマネー号!』
「よし、頑張るぞ!どんな手を使ってもな!」
「程々にしてね…」
見た感じ外車か、性能は良さそうだな
『続いてモードレッド&サリー選手のマシンは、ハネムーン号!』
「私達、新婚みたいだね///」
「こういうのもいいんじゃねぇか?///」
「そうだね///」
甘ァァァァァァァァァァい!
『次の選手はドラグ選手!マシンはゲイボルカー!』
「俺が絶対一位d『どんどんいこうか!ミィ&ペイン選手は、ママチャリ~!』
アレって確か、ドラッグマシーンじゃなかったっけ?というかママチャリってオイ
「何で自転車なんだよ!?」
「大丈夫だペイン。私の騎乗スキルはA+、行くぞ小野賢号!」
「名前つけるな!?」
『続いてオルタリウス&クロスメイプル選手は…』
くじを引くと『インク』と書かれてた
「インク?…あ」
察するとメイプルがマシン?に乗ってゆっくりとこっちに来る
『ベンディ号~』
アレ、遊園地とかにある遊具だよな?
「オルタ~!…あ」
あ、止まった
「100Gある?」
「カネイルノ?」
『そしてフレデリカ選手!』
「何だそりゃ?」
「まあ見てて、【トランスフォーム】!」
フレデリカはスキルを発動すると、彼女の後ろにある宝石が変形する
『魔進センチュリオン!』
「今のもう一回やってみろ!」
「ふふふ…」
ゼロがツッコむも、薄く笑うだけだった。んで、それぞれ乗る車も決まったので選手は全員、スタートラインに着く
『選手全員がスタート地点に到着。アルトリアさん、大混戦が予想されるけど、どう思うかな?』
『そうですね。フィールドは破壊不能とはいえ、観客の為にも被害は抑えてほしいものです』
『いよいよ始まる第一回NWOグランプリ!優勝するのは誰なのか、今その火蓋が切って落とされる!』
カウントダウンが始まる
3――― 2――― 1―――
『スタート!』
シグナルが青に変わり、一斉にダッシュする中ごぼう抜きするマシンがあった
『物凄いスピードで先頭に出たのは…、ドラグのゲイボルカー!』
「悪いな、ぶっちぎってやるぜ!」
「あれ、ドラッグマシンには致命的な欠点があったはずだが…。何だっけ?」
「最高だぜ、俺のゲイボルカー!このスピードたまんねえ!」
「なあメイプル、知ってるか?ドラッグマシーンってのは…、曲がれないんだ」
コーナーを曲がれず、壁に激突して爆発する
「ドラグが死んだ!」
『この人でなし!いや~、最初から大波乱だね』
『彼、大丈夫ですか?』
『レースは序盤から荒れ模様!ここで先頭に出たのは…、ハネムーン号とゲットマネー号!ベンディ号もなんとかついて来る!』
「あの車、クラシックカーにしては相当性能が良さそうだな」
「あっちが当たりだったか~。…え?」
ハネムーン号はコースアウトする
「残念だったね、そっちのメイプル!私とモーさんはゴールインしてるんだよね!」
「サ、サリー!運転に集中させてくれ!///」
サリーがこっちを向いてハネムーン号の上にどや顔で仁王立ちをし、モーさんの顔が赤くなる
「付き合ってないと思ってるのか…?」
「私とゼロ、付き合ってるんだけどね~…」
「それじゃ、後はお願いするよ。マルクス!」
「いいだろう」
「「「「はあ!?」」」」
後ろから無限列車が迫ってくる。その上で猗窩座装備のマルクスが仁王立ちしてた。普通そこ魘夢だぞ
「素晴らしい提案をしよう。ゼロ、お前も鬼にならないか?」
「マルクスさん…、だよね…?」
「大方、鬼滅の刃にはまったんだろうな」
俺らのすぐ後ろに無限列車が迫ってくる。道路の横幅が無限列車で埋め尽くされてるからどうしようもできない!
「メ、メイプル!」
「お金がないとスピードが上がらないよ!」
「もう所持金がない!」
「オルタ~!」
「あんのバカ共が…」
そして―――
「「うあああああああああああ!!」」
無限列車に衝突してベンディ号は転倒する
「ん?何かぶつけたか?まあいい」
引き続き、ナレーションは俺ことオルタリウスがお届けするぞ
「何でマルクスさんが…?」
「装備の影響だろうな、知らんけど」
「そこをどけ!」
『ここでトップに立ったのはバトンタッチしたマルクス選手の無限列車!何という展開!まさにレースの醍醐味だね!アルトリアさん!』
『レールが無いのに、どうやって走ってるのでしょうか…?それに、皆安全運転を心がけてほしいものです…』
ゲットマネー号は何とか無限列車に食らいつく
「クソ!何なんだよあの汽車!何であんなに速いんだよ!?」
何でこんなにスピードが出せるのかというと…
「ミザリーのバフは効くな!」
バフの影響と燃料にマグマを入れてるので、躊躇いなくスピード出せてたのだ
「なるほど、そっちのミザリーのバフか。抜け目ないな」
「このままゴールだ!」
マルクスが先陣を切るが、どこからか砲撃に襲われる。大ダメージを負った無限列車を操縦できずに崖へ突っ込んで爆発する
「悲しいね…、色々と…」
「一体誰なんだ!?どこから砲撃を…!」
ゼロは辺りを見回して砲撃者を探す。その砲撃者は見つかる、その正体は―――
「はいドーン!魔進センチュリオン!」
「フレデリカさん!?」
いつのまにかコースアウトして高い位置からゼロ達を捕捉してたフレデリカだった
「姿を見せないと思ったら、ショートカットしてたのか!」
「足が遅いなら、全員潰しちゃえばいいんだよね!パンツァーフォー!フォイアー!」
「「うわぁ!?」」
ゲットマネー号は魔進センチュリオンの砲撃をギリギリで避ける。フレデリカはコース内に戻り、ゲットマネー号を追いかけながらどんどん砲撃する
「それー!やっちゃえ!」
フレデリカが優勝する、そう思った
「あらあら、レースでそんな事しちゃダメよ?」
「「「!?」」」
三人は声がした方向を見る。そこには…
「モルガン!?」
モルガンがバイクに乗ってコース外からレースに乱入してくる
「どこ走ってるんだよ!?」
「私の騎乗スキルはA+++だから、どこでも走れるわよ。えいっ♪」
モルガンはバイクのライドモルガーンで砲身を折られ、魔力弾でキャタピラを破壊されて動きを止められたセンチュリオンをモルガンが抜かす
「センチュリオン!モルガンを撃って!」
今の魔進センチュリオンは砲身は曲げられてる為、砲弾は飛ばない。即ち―――
「きゃああああああああああああああ!!」
魔進センチュリオンごと爆発する
「あらあら、自爆しちゃったわね」
「何で乱入したんだ!」
「いいじゃない、私も参加しちゃっても」
モルガンはゲットマネー号の後ろにつく
「うふふ、レースはいいわね。でも、何で私を招待しなかったのかしら?」
『モルガンは天然ですから、ルール守れてないどころか催しが壊れるじゃないですかやだー』
「私って、天然なのかしら?」
「ゼロ、どうにかできない?運転は私がやるから」
「任せた」
ゼロはゲットマネー号の上に立ち、剣を構える
「エンハンス・アーマメント!」
青薔薇の剣の武装完全支配術で道路を凍らせる
「あらあら、私のライディングテクニックなら凍った道路なんて朝飯前よ」
モルガンはライディングテクニックで凍った道路を余裕で攻略する
「お前…、パッと見ゲームできなさそうだけど何故できるんだ!」
「うふふ、色々やったのよ」
そして曲がり角に着く直前にバイクがゲットマネー号と並ぶ
『意外な展開、モルガン選手が参戦!これだから実況はやめられないんだよね!』
『彼女もギルドメンバーなので、言う事を聞いて欲しいものです…』
「というか、お前選手じゃないだろ!俺達の勝ちだ!」
「このカーブでもらうわよ~!」
カーブを曲がる
「うふふ、私の勝ちね!」
「いや、抜かせてもらうぞ!」
ママチャリで参加してたミィとペインが追い付き、コーナーで一気に抜く
「アレ自転車だよね!?」
「なんつう脚力!?」
「あらあら、ママチャリで抜くなんて凄いわね~♪」
「あばばばばばばばばばばばばばばば…」
「私の騎乗スキルはA+、たとえママチャリだろうと乗りこなしてみせる!」
ミィがそう言うと、ペインは声を振り絞ってミィに向かって叫ぶ
「や、やるじゃないか!このまま優勝だァァァァァ!」
カーブを曲がるが、余りのスピードに二つ目のコーナーでは曲がり切れず、ガードレールを突き破って空の彼方へ飛ぶ
「…飛ばし過ぎたみたいだ…」
「ペイン、オウチ、カエル」
ミィとペインはリタイアになる
「今の何?」
「気にするな、コースの妖精か何かだろ」
『さあ、レースもいよいよ大詰めだよ!』
『このまま、何事も無く終わってほしいです…』
『トップで最終コーナーを立ち上がってくるのは~?来た!ほぼ横一線!僅かにライドモルガーンがリード!ゲットマネー号も負けてない!』
ついにゲットマネー号とライドモルガーンは最後のコーナーを曲がり、後はゴールまでは直線的なコースだから全力で突っ走るのみ
「すっごく楽しかったわよ、ゼロちゃん。またやりたいわね」
「ちゃん付けするな!」
「ゼロ落ち着いて!」
「お前なんか俺が殺ってやるからな!」
「ああもう!前を向いてよ!」
運転してるゼロはモルガンにキレて身を乗り出そうとするが、メイプル(じゆプレ)に止められる
~♪~♪~♪~♪
「「「!?」」」
突然メロディが聞こえ、三人は後ろを振り向くと―――
『このメロディは…ベ、ベンディ号!?』
「うおおおおおおおおおおお!姉いつ主人公は終わってねェェェェェ!!」
「「「何!?」」」
俺が大量のゴールドを費やしてライドモルガーンとゲットマネー号に追いつく
「ベンディ号!その悪魔の力で私達と一緒に命を賭けて駆け抜けよう!」
「命燃やすぜェェェェェ!」
ベンディ号が黒く染まり、さらに加速する
「オ、オルタ!?」
「何であの速さが出るんだ!?」
「へそくりを含める全財産を持って来た!メイプル!これからは宝物庫周回だァァァァァァァァァァ!」
「うぅ…、うああああああああああああああああああああ!」
メイプルは涙ぐみながらも叫ぶ
「あらあら、お金の管理はキチンとしないとダメよ?」
『さあ、ゴール目前!まだ勝負の行方は分からない!速いぞベンディ号!怒涛の追い上げ、並ぶ並ぶ並ぶ!三台横一直線!』
「まだ負けてないわよ!」
「行って、ゼロ!」
「この!」
「「うおおおおおおおおおおお!!」」
そしてゴール目前
「行っけェェェェェ!!」
「「届けェェェェェ!!」」
「【
俺は
『大逆転!まさに死闘!制したのはベンディ号!オルタリウス&メイプル組!』
『事故なく終わってよかったです』
思いっきし事故は起きてるけど気にしないでおこう。俺とメイプルは観客からの拍手に応えるように手を振ってお礼の意思を示す。最後にアル姉ぇのアナウンスが流れる
『オルタリウス、メイプル、優勝おめでとうございます。さすが私の弟と未来の妹ですね。二人の願いを叶えてあげます、遠慮なく言って下さい』
「オルタ」
「ああ」
「「(お)金、返してくれ…(ください…)」」
こうして大波乱なレースは終わった