「·····
ズガバカドゴンッ!
設置してあったM13クレイモア地雷を起爆する。それにより、感染者の先頭集団はあっという間に動けなくなり、
「ハッハァ! こいつはいい的だぜ!」
「オラオラオラァぶっ殺してやるよf〇ck you!」
「死に腐れクソッタレ共がよ!」
各々暴言を吐きながら感染者共をぶっ殺していく。俺も負けじとAR-15の引鉄を引き続ける。今回は
バンバンバンッ! と、引鉄を引き感染者を殺していく。全て頭部目掛けて弾丸を撃ち込む。そしたらすぐに脳漿のスープを撒き散らしながら奴らはぶっ倒れていく。·····だが、一向に数が減らない。まるでゲームでよくある無限湧きの敵を倒していく気分になっていく。て言うか、まじで数多すぎだっつーの! こんなのあっという間に弾薬が尽きちまうだろうが!
そう思いながら撃ち続けていると、別の箇所からいきなり悲鳴が聞こえてきた。·····一体何が起きやがったんだ?
「
「ッ!?」
はァ!? こんな所に
「何型が現れたんだァ!?」
「β型だ!」
マジかよ·····よりにもよってβ型だと!? ここにある武装じゃあ装甲をぶち抜け無ェじゃねェかクソッタレが·····!
「誰か、あのそびえ立つクソの様なボケカスぶっ殺せる武器持ってねえか!?」
「あのクソッタレをぶっ殺すってなるとカール・グスタフかSMAWが必要だ! そんなの俺らみてぇな
「クソッタレが!」
クソッ! こんなとこじゃ死んでも死にきれねェぞ·····! それに、
「
俺は周囲の
「·····そうだな、確かに出来るだけの事をやるしかねぇよな」
「だークソッタレが! しょうがねぇ、やったろうじゃねえかこの野郎!」
「·····分の悪い賭けは嫌いじゃない。ここは1つ、俺らの命を
そう口々に言い放つ
「来いよ、このドグサレ野郎がァ━━━!」
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「アキトさん·····」
外からは、何度も何かが爆発する様な轟音が聞こえてくる。きっと、アキトさん達は今苦戦しているのでしょうか·····とても、心配です。アキトさんはああ言っていましたけど、どうしてもこの考えが嫌でも浮かんできます。『感染者に殺されてしまって、きっとアキトさんは帰ってこない』·····ずっとその不安が胸に残り続けています。
「リエラ·····心配なのは分かります。ですが、今の私達には出来ることはありません·····」
リュミーがそう悔しそうに口を開く。·····分かっています。いくら感染者の事を知ろうとも、感染者に対抗する為の武器を持ったとしても変わることは無く、私はただの世間知らずの姫で、足でまといにしかなれないと。
ですが·····、無駄だとしても何か出来る事があったのではとどうしても考えてしまいます。
「·····? リエラ、何か聞こえませんか?」
そう考えていると、リュミーが突然そう言いシェルターの出口を指さしました。·····一体、何が聞こえたのかな? そう思いながらも、外へと耳を傾ける。
「ヴォアアアア!」
なんでしょうか、何か叫ぶ様な声が小さいですけど聞こえてきました。ですが、何かその声は
ゴォン! ドゴドゴン! ダガン!
次第にその音が強くなるにつれて、なんとシェルターの扉が歪み始めてきたのです! ·····まさか、この叩いている人って、もしかして·····!
「姫様! 私の後ろへと下がってください!」
リュミーが切羽詰まった声で私にそう言いました。シェルターの扉は、もうかなり歪んできていて、すぐにでも破られてしまいそうになっています。すると、私達と同じ様にシェルターへと避難してきた人達が怯え始めました。
「嘘だろ!? 感染者は
「嫌だよぉ! まだ死にたくない!」
「クソッタレが!
「もしかして·····もう全滅してしまったんじゃ?」
その言葉に、私はとても恐怖を覚えました。·····嘘、アキトさん達はもう、死んで·····?
そう思っていると、ついに感染者によってシェルターの扉は破壊されました! 一瞬でシェルター内は阿鼻叫喚の様相を見せ、逃げ出そうとし始める人や、生きる事を諦めてしまったのか呆然とする人がいたり、他人を犠牲にしてでも生き残ろうとする人等が現れ始めました。
「もう駄目なんだぁ! 俺達はここで奴らに食い殺されちまうんだよぉ!」
「母さん·····!」
「クソッ! 俺はまだ死にたかねえんだよ! 死ぬならてめえらが死ねばいい!」
色々な言葉や暴言が飛び交う中、リュミーは私へと耳打ちしました。
「·····姫様、ここは私が隙を作ります。そこから姫様は避難してください!」
「そんな!? 駄目よリュミー!」
「私の使命は姫様·····リエラを守る事ですから。例えその途中で死のうとも、リエラを守ることが出来るのでしたら本望です」
駄目ッ! 死んでは駄目なのよリュミー! いくら私が生き残る為でも、アキトさんだけじゃなく貴方まで死んじゃったら、私は生きていけないよ·····!
·····私に力があれば、リュミーを助ける力があれば·····、アキトさんを助けれる力があればッ!
そんな風に思っていると、感染者がついに此方へと襲いかかって来ました。リュミーは収納魔術により格納されてた
「姫様は絶対に殺させやしません! 道を開けろおおおおおぉぉぉぉお!」
そう言い、リュミーは感染者の中へ突っ込んで行き、
段々と数が減り、残り数体となった所でシェルターの入口からまた新たの増援が現れます。増援の中には、
「リュミー、危ない!」
その
「なっ!?」
リュミーが反応できたのは、その肥大化した腕部を振り下ろす瞬間·····もう、避ける事は出来ない距離でした。
「やめてぇぇぇぇえええっ!」
もう、私はそう叫ぶしか出来ませんでした。腕部がリュミーを潰そうとした瞬間、いきなり
力を汝は欲するか?
·····いきなり、その言葉が頭の中に響きました。
「っ!? 誰ですか!? 一体何が!」
汝は力を求めるかと聞いている·····
·····力?
そうだ·····力を欲するか? 汝が守りたい者を守れる力が·····
さっきよりもはっきりと、その言葉が私の頭の中に響き、私に問いかけて来ました。·····リュミーや、アキトさんを守れる力·····そんなの、欲しいに決まってるでしょう!
ならば、そのもの達を守る力を与えよう。·····代償を受け入れる覚悟があるのならば
·····それでも、皆を守れるのなら代償の1つや2つ位受け入れてみせます!
ならば与えよう。·····さあ、汝が望む力を振るうがいい!
その言葉の後、私の体の中に
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私·····リュミエス・カーグライトは後悔していた。·····目の前に現れた
リエラを守って死ねるのならば本望。しかし、こんな最後になってしまうとは·····。本当に情けない。ですが、リエラ·····どうかこの先の無事を祈ります。
そう私は覚悟を決め、目を閉じた。次の瞬間には、奴の攻撃で私は死んでいる·····
「リエラ!?」
そう、リエラが
「·····<地の精よ、我が
リエラがそう言うと、目の前で更に攻撃を加えようとしていた
「姫·····様?」
「·····大丈夫、後は全部私に任せて?」
そう言うと、リエラはシェルターの外へと向かっていった。·····リエラ、一体何があったのです?
きりが良いので今回はここまでです!次回は変異体vsフェリエラのシーンから書いていきたいと思っています!では、次回をお楽しみに!