黒神の聖女〜言葉の紡げない世界で〜   作:きつね雨

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これでラストです。


溶け合う二人 〜黒神の聖女 完結編④〜

 

 

 

 

 魔獣の猛威に晒されていたあの頃、所謂"外交"はリンディアを含む各国で途絶えていた。森の拡がりを止める事も叶わず、領地は分断され、街道や国境すらも消えかかろうとしていたからだ。

 

 滅びは目の前に横たわり、絶望は誰の胸にも巣食っていただろう。

 

 しかし今、聖女に依る救済は成った。

 

 全ては元のカタチに戻ろうとしているのだ。それはリンディア王国も例外ではない。

 

 王城内の円テーブルが配置されたこの場所は、他国との会談や交渉に利用される。かなり巨大な木製のテーブルで、詰めれば十名ほど並ぶことが出来るだろう。"合議の間" と呼ばれており、密室性や遮音性も非常に高い。その為、城内にありながらも、ある種独立した離れと言って良い作りとなっている訳だ。

 

 そんな合議の間に、リンディアの面々が集っている。

 

 聖女の真向かいにはカーディルが座し、少し離れた席にクインとエリも居る。コヒンは王を補佐する宰相として、直ぐ近くに腰を下ろしているようだ。アストとアスティアの兄妹はカズキの両隣で、真剣な顔色を隠していない。紡がれる片言の言葉を聞き逃すことのないよう集中しているからだ。

 

 一生懸命に伝えようとするカズキを見て、皆は改めて思い当たっていた。異世界での半生を黒神ヤトから聞いたこと、それ自体を彼女は知らないのだと。寵愛する黒神とは言え、他者から語られていたなど……使徒である聖女であっても当然だ。

 

 ヤトが降臨した夜。カズキは魂魄を削り、死の淵に立っていた。意識など無く、覚めない眠りに囚われていたのだ。まるで全部を分かった気でいたが、聖女自身が自らを語るなど無かったのだから。

 

 

 全く異なる場所、所謂"異世界"から此処に訪れたこと。

 

 小さな頃に母親に捨てられ全てを諦めてしまったこと。

 

 預けられた孤児院で体罰を受け続け、憎悪を膨らませた日々。

 

 それでも……子供達の為になるならと自らを捨てた。

 

 ありふれた家族の姿は幻影でしかなく……求めたのは温かな愛情と穏やかな日々、それだけ。ずっと後、世界を渡ってから気付いた事だ。

 

 

 ヤトの言葉を補完する様にカズキは語り続ける。

 

 訥々と話す姿は小さくて、まるで泣いている子供の様だった。

 

 

 

 

 

 ○ ○ ○

 

 

 

 

 

 幼き頃の詳細や成長した後の日々は、ヤトが話さなかった内容も含まれていた。喧嘩にも慣れ、酒を覚えたのもその頃らしい。何処か少年を思わせる精神や、御転婆が培われたのも理解出来る。それに、辛い日々から逃げ出すため酒に溺れたのならば、あれ程の嵌りようだって仕方無いのかもしれない。

 

 異世界に連れ去られる前、ヤトを殴り飛ばしたと聞いた時は、流石のリンディアの面々も慄いていたが。知らなかったとは言え、相手は憎悪や悲哀、そして痛みを司る神だ。

 

 片言でも、何とか伝わっている。

 

 アスティアはカズキの過去が見えて来て、不謹慎と思いつつ嬉しかった。エリは悲しそうな表情だ。クインや宰相のコヒンは例外で、異なる世界の日々に興味を隠せていない。アストは全く動かず、ただカズキを見詰めていた。

 

 すると、言葉が止まった。

 

「私は……」

 

 そう言ったあと、俯いたのだ。

 

「カズキ、どうした?」

 

 カーディルが問うと不安そうに顔を上げる。何か言い辛いのだろう。それを受け、アストが続けた。

 

「私達も、少しずつ分かり合えば」

 

「……駄目、今、アストと二人、直ぐ」

 

 自分の名が出たことで止められない。恐らく結婚に纏わる大切な話なのだろうとアストは思った。皆も同様で、視線を合わせて頷く。

 

「私は、女、今」

 

 再び皆が視線を合わせるが、そこには疑問符が浮かんでいる。当たり前だし、アスティア達やクインに至っては何度も裸に剥いて着替えさせたからだ。シミひとつ無い肌や刻まれた刻印、慎ましやかながらも美しき身体も。ましてや女性だけに訪れる"加護争宴"をカズキは迎えている。

 

「でも……」

 

 やはり言葉に詰まった。だからアストは分かった気がしたのだ。ならば謝らなければ……そしてもう一度伝えようと口を開く。キミは何も悪くない、そんなカズキを心から愛していると。言語不覚を持つ女性(ひと)であると認識が足りなかったのだ。

 

「カズキ。やっぱり先程の言葉の所為だね。本当に済まない……私はキミを心から」

 

「……分かって、る。ありがと。でも、聞いて」

 

 翡翠色が真っ直ぐにアストを射抜く。

 

「あ、ああ」

 

 はっきりと分かる強い決意を瞳に乗せ、カズキは言葉を紡いだ。

 

「私、ううん……男、男で」

 

「男……?」

 

「そう、昔、男、大きく……」

 

 決意の色は少しずつ曇り、そして滲んでいく。まるで雨がポツリと地面に落ちるようにテーブルへ滴り、ヤトの司る悲哀を強く感じて皆の心が揺れた。

 

「まさか……」

 

 クインが呟いた。そしてアストに視線を合わせて小さく頷き、同時に心から願う。どうかカズキを救って欲しい、と。

 

「ずっと前、男。黙った、ごめん、な、さい」

 

 何かに気付いたのかアスティアは両手で顔を覆い、嗚咽が溢れないように耐えている。エリはそんな王女の背中を摩り、目頭に溜まる涙を自覚していた。カーディルやコヒンはただ黙ったまま、アストを厳しく見詰めている。

 

 だから、いや、自分の意思でアストは立ち上がった。涙に濡れた翡翠色にしっかりと視線を合わせ、同じく立ち上がるようカズキにも促す。逆らう気力も無いのだろう、素直に従った。

 

「カズキ。私を見るんだ」

 

「……うん」

 

 まるで叱られる子供の様に怯えている……アストはそう感じている。

 

「辛いだろうに……キミの過去を私達に語ってくれた。だから」

 

「辛い、ない。全部、嘘、で」

 

「じゃあ、私達は家族じゃないのか?」

 

「違う」

 

「アスティアは?」

 

「……お姉ちゃん」

 

「私の事が嫌いなら、そう言ってくれ」

 

「違う! でも、私は、おと……んむぅ⁉︎」

 

 アストにより無理矢理塞がれたせいで、カズキはそれ以上言葉を紡ぐ事が出来なくなった。今までは軽いものが全てで、乱暴に奪う様な口吻(キス)は此れが初めてだ。背中と腰は強く抱き締められ、逃げ出すなど絶対に無理だろう。周りに人が居て酷く恥ずかしい筈なのに、そんな全ての感情すらも溶けていく。

 

「……んはっ。ア、アスト……皆が、んん」

 

 再び塞がれたから呼吸すら儘ならない。でも、少し苦しくても、嫌じゃないとカズキは知ってしまった。

 

 どれだけの間そうしていたのか、もう全部が分からなくなったころ、漸くアストが離れる。

 

「全てを。過去も今も、私は全てのキミを愛している。どうかこの想いを否定しないでくれ。お願いだ」

 

 ボンヤリする意識のまま、カズキはコクリと頷いた。それは無意識の発露だったが、否定など不可能だ。紛れもない本心だから。

 

 トロトロと溶けていく。

 

 強張る身体も、心の緊張も、渦巻いていた不安も。そして……和希とカズキも、二人が一人へと溶けて混じり合うのを感じた。

 

 少しずつ晴れていく意識に愛する人の声が響く。

 

「ふぅ、良かったよ。お願いを聞き入れてくれるまで、何度でも()()()と思っていたから」

 

「え、えぇ……?」

 

 何だかいつもの優しいアストじゃない……カズキは内心で呟いた。

 

「コホン……あー、二人とも」

 

 カーディルの咳払いと声が聞こえて我に帰る。そして経験した事のない羞恥心が黒神の聖女を襲った。

 

「あ、え、私、ちが、う」

 

「父上。祀白捧詠の儀、急ぎましょう」

 

「お、おお。そうだな、うむ」

 

 真っ赤になりアタフタするカズキに対し、アストは平然としている。寧ろカーディルの方が平静を無理矢理保っているようだ。アスティアとエリはニヤニヤ顔を隠さず、先程の泣き顔など幻だったと誰もが思うだろう。普段冷静なクインですら幸せそうな笑みが浮かんでいる。コヒンはピタピタと禿げ上がった頭を叩いていた。

 

「ア、アスト、ね、これ」

 

 細い腰に巻き付いたアストの腕は、カズキの力では外れそうにない。何より恥ずかしい。

 

「ん? まだ足りないか?」

 

 クイと上げられた顎と視線が上を向き、何やら分からない震えが全身を走る。だから、言語不覚が邪魔しようとも抗うしかなかった。もっと真っ赤になりながら。

 

「ダ、ダメ‼︎ アストが……」

 

 残念な事に、いや幸せな事に、その叫びも途中で消えたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昔に男だった事を曝け出しても、包み込んでくれたアストに感謝していた。アスティアや他の皆も変わらず接してくれる。こんな幸せが、ヤトの言った救いは在ったのだと、カズキは噛み締めることが出来たのだ。

 

 言語不覚の扱いは難しいが、頑張って伝えた甲斐があると自信を深めたりもしている。

 

 しかし……

 

 事実は違った。

 

 カズキが言語不覚の刻印を刻まれている以上、紡がれる言葉通りに受け取ることは難しい。綺麗な咽喉元に刻まれた鎖は、誰の目にもはっきりと映るのだから。クインは言葉の()を読み、カズキの過去を想像した。

 

 世界から隔絶したかの様な美貌は、幼き頃から片鱗を見せていただろう。母親に捨てられ預けられた孤児院でも、きっと光を奥底に秘めた原石に見えた筈だ。ましてや、慈愛と癒しは元々持っていた。

 

 カズキは何度も"男"と言葉にしたのだ。

 

 きっと話したくもない辛い経験をした筈……幼少期ならば尚更だ。自らの身を守る為に"男らしく"振る舞い、もしかしたら私は"男"だと言い聞かせていたのかもしれない。寧ろその方が自然と思える。

 

 クインのそんな想像はそのまま伝わり、王子は決意し、王女達は涙を浮かべた。

 

 アストの行為は危険な賭けだったかもしれない。しかし、カズキは此れから幸せが訪れる女性なのだと自覚させる良いキッカケになった筈。あの紅く染まった頬と、隠せない微笑が証明してくれている。

 

「本当に、良かった……」

 

 儀式に向けて袖を捲り、クインは呟いた。

 

 カズキの想いは僅かにすれ違っていたが、きっとそれが正しいだろう。黒神ヤトは最後まで聖女の昔の姿を伝えなかった。

 

 全てを悟り、あの言葉達を残したのだ。

 

 

 カズキ。

 

 本当は自分の心の中を分かっている筈。

 

 もっと優しくされたい。

 

 愛されたい。

 

 誰かに抱き締められて、もう大丈夫だよと言って欲しい。

 

 

 キミの、救いの道へ繋がっているかもしれない、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ○ ○ ○

 

 

 

 

 

 ほんの少しだけ騒がしい。

 

 普段なら静謐に包まれ、荘厳な空気さえ漂う空間。それなのに、幾人かの人々が集い、今か今かと時を待っている。

 

 白祈の間の前に横たわる広間……実際には奥行きのある、廊下だと言い辛い場所。以前には公国になる前のファウストナ海王国女王とカーディルが会談したほどだ。それだけの広さである以上、初めて訪れる者は絶対に広間と勘違いするだろう。

 

「いよいよですね、陛下」

 

 赤髪を丁寧に括り、背中に垂らした女性がカーディルと会話している。もしかしたら誰よりも黒神の聖女を敬う人かもしれない。

 

「うむ。色々とあったが、ラエティティにも感謝しているぞ」

 

「まあ! わたくしは何もしておりませんわ。カズキ様、そして王子殿下御二方の愛が育んだのですから」

 

 謙遜などではなく、本心からの言葉だ。

 

「いや、お前達がリンディアに来たことで変化が促されたのだ。あの頃のカズキはまだ幼く、アストも自覚が足りなかったからな。ヴァツラフには辛い役割となったが……」

 

 ラエティティの隣に立っていたヴァツラフは、軽く首を振り優しい響きで返す。以前は短く刈っていた髪も少し伸ばしているのか、母である大公と似た赤髪が目に眩しい。

 

「カーディル陛下。私は今も後悔などありません。確かに聖女カズキとも知らず恋慕があった事も否定はしませんが……しかし、今は心から御二人の門出を祝っております」

 

「そうか。ではせめて、感謝を受け取ってくれ」

 

「はっ。有り難く」

 

 恭しくヴァツラフが頭を下げたとき、騒がしかった広間にシンと静寂が訪れた。廊下の先、薄い青色のドレスを纏ったアスティアが静々と歩んで来たからだ。その美しい銀髪も相まって注目を集めるのも当然だろう。しかし、この時だけはリンディア唯一の王女であろうとも脇役に甘んじるしかない。誘導役のアスティアの後ろ、真っ白な衣装に包まれた男女が続いているのだから。

 

 ゆっくりと歩む二人。

 

 長いドレスの裾を捌くクインとエリが追随している。

 

 ベールに包まれていても翡翠色に翳りはない。幸せそうに、不安そうに、腕を預けるアストを見るのだから。そのアストも笑顔を浮かべ、カズキを気遣いながら歩みを進める。

 

「あ、ケーヒル、来た?」

 

「ええ、この様な光栄はありませんからな。カズキ様には最大限の感謝を送らせて頂きます」

 

「様、やめて」

 

「ん? おお、参りましたな、これは」

 

 最初は畏れ多いと辞退したケーヒルだったが、カズキ本人から招待されては断る事も出来なかったようだ。参列者の一人としてゆっくりと通り過ぎるカズキ達を見守る。どんな光よりも眩しいと目を細め、髭は揺れていた。

 

「カズキ、彼にも声を」

 

「うん」

 

 アストに言われ、勿論とカズキは返す。

 

 ケーヒルに隠れる様に立ち、頭も下げている。しかし見間違えようがないだろう。

 

「ね、顔、見せて」

 

「……はっ」

 

 隊商マファルダストの隊長、いや本人は未だに副隊長だと言い張るフェイが顔を上げた。ケーヒルにも負けないほどに万感の想いが透けて見える様だ。カズキの黒髪を彩るティアラ。だが、目に飛び込んで来たのは"銀月と星"の髪飾りだった。ティアラと比べたら、ずっと大人しく控えめな輝き……それなのに、何よりも聖女を引き立てる。

 

「それは……」

 

 続いて目に入って来たのはカズキの胸元だ。決して邪な欲からではない。ある意味で見慣れた、そして懐かしい二色が見えた。聞いた話では、ヴァツラフとのリンスフィア散策で手に入れたらしい。髪飾りよりも更に安価だろうブローチなのに、フェイの胸に去来したのは強い郷愁と後悔だった。カズキには珍しい装飾の強いネックレスも目に付くが、やはり目を奪われたのはそんなブローチだった。

 

 そのブローチに佇む横顔の女性は真紅の髪を靡かせ、黄金色の瞳に強い安らぎを覚えるだろう。今やリンディアの誰もが知るその女性は、フェイにとって妹であり、娘であり、何よりも守りたかった人だ。

 

「姐さんの……」

 

「ん。ロザリー、お母さん、一緒、ずっと」

 

 聖女の唇から"ロザリー"と溢れたとき、何故か救われ、そして癒された気がしたのだ。目の前の人は癒しと慈愛を司る聖女なのだから当たり前か……フェイは聞こえないよう呟き、小さく頷いた。浮かぶ微笑には母と出会えた喜び、そして消えない悲哀。それでも、やはり美しかった。

 

 エスコート役のアスティアも気を利かせ、少ないながらも参列した者との時間を取っているようだ。会話が一区切りすると再び静々と進む。

 

 白祈の間の閉じられた大扉が見えて来た。両隣には騎士達が整然と並び、直立不動の姿勢を崩さない。両手には高く掲げる剣。当然だが刃を潰した儀礼用のものだ。一糸乱れぬ彼等の祝福の気持ちに疑いはないだろう。

 

「騎士ノルデ」

 

「はっ」

 

 アスティアの指示は伝わり、そばに控えていたノルデが大扉の前に立つ。そして扉をゆっくりと力強く押し開き、スッとその場を離れた。その向こうには真っ白な壁と床、抜ける青い空。リンディア城の最も高い位置にある白祈の間は、外に迫り出す様に設けられている。その為、広く感じる空間と空が見えるのだ。中央あたりには一段高い祭壇と、並ぶ祭器達。

 

「ノルデ、ありがと」

 

「カズキ様。これ以上の光栄な役割など御座いません。この時を皆が、王国民が、いえ全ての者達が祝福しているでしょう。何より神々も……アスト殿下」

 

「ああ、ありがとう。此れからも宜しく頼む」

 

「はい!」

 

 因みに、ノルデは矢継ぎ早に言葉を紡ぐため、カズキへ上手く伝わらない。先程の言葉達も残念ながら半分程度だ。顔色に疑問符を浮かべないだけ、聖女は大人になったのかもしれない。

 

 

 

「カズキ」

 

「アスト」

 

「行こう」

 

「うん」

 

 

 

 リンディア王家しか入る事を許されない空間へ。

 

 

 一歩、また一歩、と。

 

 

 皆が見詰める二人の背中は寄り添い、そして白祈の間に包まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 誰も気付くことのない片隅ーーーー

 

 ただ静かに聖女を見守っていた。

 

 カズキが本当の意味で救われたのか、他の誰も分からない。

 

 けれど、あの翡翠色が眩く輝いたとき、見守る者……黒神ヤトも微笑みを浮かべ、そして空へと溶けて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




和希とカズキ、アスト、そして。それぞれが溶け合う話でした。タイトルにそんな意味を込め、この物語は完結とします。此処まで読んで頂いた皆様、本当にありがとうございました。
感想や評価など貰えたら凄く嬉しいです。それでは、また何処かで。

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