昔に書いて今までずっと手をつけてない物がありました。
ここまで書いておきながら投稿しないのもと思い、出来てある分を投稿してみることにしました。
ここは今日も混んでる。いつになったら、これはましになるのやら
そう、心のうちでこぼしているとある二人組を見つける。
トサカのように刈り込まれた頭に、鋭い眼をした長身の男子。
その傍には、そんな物を背負ってて邪魔にならないのかといつも思う大きなビニール背負いし少女が……購買近くの柱に隠れている。
なお、少女は男子とは正反対で小柄。
そんな小柄な少女が大きなビニール袋を背負ってる姿は、なんと言うか微笑ましい感じがするのは内緒。
男子については……うん、いつも思うけど君はどこの世界からやってきたんだいと思う。
着てる制服の袖をバッサリ豪快に肩口までにし、目に見えるその両腕にはどこから買ったんだろうかこれまた特徴的なバンテージが。
服装や髪形についてはあんまり言うつもりはないけど、この学校の校則に違反してないか一度聞いてみたくなるのもここだけの秘密。
そんなある意味個性的な二人は、立って止まってる私に気付いたのか柱から出て近づいてくる。
私は二人とすれ違う瞬間に動く。
二人に合わすかのように振り向き共に歩む、目的地へと。
私はそれほど個性的で無い……っと、私では思っている。
個性的な二人と私が並んで歩む姿を見て、周りはどう思ってるのか?
そう疑問が生まれるだろう。
でも。
でも、この場ではそんなことを思う人はいない。
だって、ここにいる人達は皆同じく周り何ぞ眼には入ってない。
日常の象徴とも言われる学校であろうと、今この時この場所においてはどうだろうか?
響き渡る多数の怒号や悲鳴、不に染まりし絶叫が生まれるこの……お昼時間の購買では。
周りに気を取られては、己の敗北が決まるこの場所では私達は問題にはならない。
まぁ、私除き二人はある意味問題になった方がいいと思うけど……そうならないようにするから関心すべきか迷うね。
飢えし猛獣のように人々が群れる購買。
もう少しでその群れの外縁部となる手前、ふと私達は目を合わす。
それは一瞬、すぐに目の前の
言葉なくともなぜか分かってしまう。
今日もまた私達の勝利を、武運を
っと。
ほぼ同時に、私達はこの
しばらくすると戦場一帯に響き渡ってたのは消え、静けさに包まれる。
ついに先程までのような雰囲気からは一転し、購買は人が少なくのんびりしている。
狙いの物が買えず気落ちしする者や、何も買えずに敗れ去った者が気落ちしつつ購買から去っていく。
そのなかを悠々としてる者達がいる。
そう、私達である。
私達は言葉にださず戦勝品を確認しあう……購買近くの柱で。
皆が望む物を今日も手にいれたのを見、これまた別れの言葉なく歩きだす。
二人は多分、自分たちの教室へ戻ると予想しつつ見送ることもなく私も動く。
また明日も、またここで
そう、心のうちで呟き教室へ戻っていく。
梅雨が過ぎゆきそろそろ夏を迎えるような、晴れ渡りし空が私を見守る。
「ふむ、そう言えば忘れてたがもう少しなんだな、あれが」
ふと思い出す、先程のホームルームのことを。
先生が言うまで忘れていたあれ。
私以外にも忘れていた者が多数にいたようで、そんなのあったなっといった反応が教室内であちこちにあった。
それにちょっとした追加情報もあり、それを聞いた者の反応は様々だった。
とは言え、あれは問題なく行われるなら気にしなくてもいい。
場所が変わった程度、気にせず楽しもうではないか。
そう、あれとは……
「地獄からの癒しになるだろう、修学旅行は」
学校に日程的で殺意を覚えた地獄の、地獄の期末試験が終わりし今日。
学校生活における大事な行事の一つ、修学旅行まで約半月。
さすがに、何も起こらずに進むだろうっとこの時の私は思っていた……
―
「あちぃ……くっ、夏休みよカムバックを」
久しぶりの学校に着いた瞬間、私の口から漏れた。
今日は九月一日。
生徒にとって癒しの日々だった夏休みが昨日で終わり、今日から二学期が始まる。
相変わらずに熱い日々が続くが、世間はそんなことは関係ないと言いたいようだ。
相変わらずに熱いんだから、もう休みでいいんじゃないと愚痴りたくなる。
が、ぐっとこらえる。
きっと、先生達もそう思ってるはずだ。
きっと、そう!
だが、そんなことを思いつつも表に出さずに暑さ地獄のなか2学期の準備をしてきたんだ!
そんな、先生達の努力を無駄にしてはいけない……
と、思うことで自身を奮い立たせてるのは内緒。
まぁ、生徒達には宿題と言うめんどくさいのがあるから御相子では?
……気にしないでおく。
ちなみに、皆はどうかは知らないけど私は出来るだけ早めに終わらすようにしてる。
その方が、ゆっくりできる時間が増えるからな!
なので、今回の夏休みもゆっくり期間が多かったとここに記す。
そうそう、学校の購買で会うあの二人とは休み中は会わなかった。
三人とも連絡先を交換してないから当然と言えば当然。
学校に行き、昼休みにしか基本的に会わない関係。
私達にとっては、それで十分だと私は感じている。
「なんだ、この感じは?」
夏休み前以来の二年三組の教室に着き、扉の前に立つ。
すると、いつもならそんなことがない何かを感じた。
まさかと、感じた何かは気のせいと思い中に入っていく。
「ん?」
何か違和感がする。
ぱっと見は何も変わってない。
だけど、よく見ると教室内の男子がひそひそと何か話している。
男子だけでなく女子も同じく何かで盛り上がってる。
夏休み後だし休み中についてかと思ったが、何か違うことのよう。
雰囲気的に悪いことは行ってなさそうに感じ、気にしない事にする。
さっさと自分の席に着くと、鞄から出す物は出し提出予定のを忘れてないか見る。
教室で確認するのかって?
当然、学校に行くまでに何度も確認はしてる。
が、なんとなくしたくなるもの今は暇だし。
することがなくなり、ホームルームが始まるまで寝るかと体勢つくる。
そのまま、眼を閉じ……短くゆったりとした闇に落ちていった。
ゆさゆさ。
強くもなく弱くもないような揺れを感じ、意識が戻っていく。
眠りから覚め揺れの原因を探すと、起きたことに気付いた男子がいる。
眠りから覚めたばかりとはいえ意味がわかり、お礼を言うと親指を立て彼の席へ戻って行った。
ちょいちょい購買の戦勝品をお腹を空かしてるクラスメイトに分けることがあり、以前に彼にも分けたことがあった。
その時はかなり空腹だったのか、うれし泣き手前になりつつ今度お礼するっと言っていたな。
特にお礼は求めてないが、新学期初めのホームルームを寝て迎えるのを避けれて助かった。
また今度彼には、何かあげよう。
ん?永遠ループにならないかと?
それはきっとないだろう。
ホームルームの時間になりも担任がまだ来てない。
なんとなく教室内を見渡すと、休み前と同じメンバーがそろっている。
初日から休みが無しは良きことと思っていると、ふと気付く。
「うむ?席が空いてるだと?」
そう、見渡して初めて気付いた。
さっきまでは席に座ってない者も多かったのと、欠けている者がパッと見に居なく分からなかった。
だけど、今は皆席についてる。
休んでいる者が居ないのに、何故か席が二つ空いてる。
名前は全員分を完璧には覚えてないとはいえ、居る居ないくらいは覚えてるつもりだ。
なのに、席が空いてる。
何故と疑問に思っていると、扉が開き我がクラスの担任が入ってくる。
それまで話していた者は止めて前を向く。
私も疑問を一先ず置いておき、担任の方へ向く。
「おーい、ホームルーム始めるぞ。連絡がなかったから分かってたが、皆が揃ってるようで何よりだ」
我が担任が欠けてないか確認するように見回す。
欠席連絡がないと言ってたし、無いとは分かってても気になってたんだろう。
生徒が気になるのか、何かあればいつでも相談するのとか言ってる。
それに何かあればすぐに助けに行く気満々もある。
あの時も自分も危ない状況だったのに、生徒達のことを気にしてた。
旅館が突如の暴風に襲われたあの時。
先日に行った修学旅行の最中、天気予報ではなかった暴風が吹き荒れる嵐が二度あった。
二度ともこの担任は不安がってる生徒には声をかけ周り、外が出てる生徒は居ないか見て回ったりと休む暇もなかった。
それを見てた私、自分はいいのかと何度か思った。
まぁ、口には出さなかったけど。
熱血系でもないけど、生徒思いのいい担任と思ってる。
担任のことは置いといて、少しぼぉっとしてたら話が進んでいた。
大半の内容は終わりホームルーム終わる前に質問ないかと、聞いてるところ。
どうやら謎の席空きについては触れてない感じだった。
まぁ、あとででも何かあるだろうと思ってると、質問時間が終わっていた。
これでホームルームも終わるっと皆が思ったところ、担任が扉の方へ視線を向ける。
それを見て教室内がざわめきだす。
皆も席については疑問に思っていたようだ。
だけど、私とは少し違ったよう。
それは、私は疑問の答えが分かってなく皆は分かっていたところ。
ここでさっきの違和感の正体が分かった。
教室に入ったときに気付いた男子のひそひそや女子の謎の盛り上がりは、どこかで仕入れたこれについてのことだったと。
担任もこれ以上はもういいかのように、扉に向かって言う。
「まぁ、この様子だと予想ついてたと思うが……私達のクラスに今日から新しい生徒が加わる」
続けて、二人とも入ってくるよう、にと。
声を受けて扉が開き、二人の生徒が入ってくる。
「ほう、双子か?」
入ってきて教壇で立つ生徒はパッと見でも分かるほどそっくり。
何て言うんだったか?一卵性なのか何かだったと思うほど。
それに二人とも世間の女性が羨むほどの美貌とスタイルである。
まぁ、私に感想語彙力を求めてはいけない。
簡単に言うと、すごい子達が来ただ。
入ってきてからの教室内の反応からも分かるだろう、男共の叫びと女子の声で。
担任が静かにさせるために一喝すると徐々に落ち着いていき、静かになると転校生に自己紹介するように言う。
転校生は、黒板にそれぞれの名を書き終えると交代しながら自己紹介をしていった。
大雑把に転校生をまとめると、片方は女王様雰囲気が少しある厨二病の元気のいい女子。
もう片方は、落ち着きのある女子か?
なお、口には出す者はいないと思うが……両者は共にスタイルが良い。
スラっとしてモデルみたいのと、出るところが出てるような感じ……である。
大雑把な感想は置いといて。
「そうか。あの転校生かこの二人は」
思い出した、嵐の転校生達か。
あの時は半信半疑だったが、本当だったのか。
この二人は転校生だったことに驚きつつ、二人の自己紹介を聞く。
七月に行った修学旅行で後に転校予定って、二年四組の副担任からあった。
なにやら転校するのは先だけど、二人の希望で皆と一緒に修学旅行に参加したと。
「ふむ、名は八舞 耶倶矢と八舞 夕弦か……」
何故か、その名を聞いて何か引っかかった。
引っかかるものが何かあるかと考えるが、とくにない。
まぁ、名前は珍しいや、みょーに片方のテンションが高い気がする。
何か楽しいのか、黒板に名を書くときや自己紹介がうっきうっきに見える。
転校生特有とも言える緊張を全く感じさせない二人を見て、やはり何も気になることはない。
でも、何かあるはず。
そう、感じるさせる何かが。
「そう言えば……御隣のクラスに似てる者がいたな」
周りに気づかれないように、じっと二人を見てるとそうなことを思う。
このクラスの御隣である二年四組に、どこか似てる者が。
雰囲気というのか、オーラと言うのか分からないがそう思える。
名は十香と言う。
大雑把にどんな者か聞かれれば、こう言おう。
天然超美少女と。
あの者もそう言えば、この春に転校してきたか。
似てそうな者が春夏と続けて転校。
夜刀神 十香とこの転校生になにかあるのか?
―
転校生によって興奮渦巻いた朝のホームルームから時は経ち、今はお昼時間。
夏休み前と同じく、昼御飯は購買で調達。
そのため、教室から出てのんびりと向かっているところだ。
そうそう、時たまクラスメイトから聞かれるが、お弁当の選択肢はないのかと。
実のところこの来禅高校に入学した直後は弁当の時期があった。
それが今のように購買に変わった理由は簡単なこと。
それは、用意と片付けを週の大半するのがめんどくさくなったから。
そんな簡単な理由で一か月もしないうちに、めでたく購買民になったというわけ。
そうだ、聞いている者がいないがここで少し購買について説明を。
購買には、パン類と飲み物を主力にちょっとしたそれ以外が並んでいる。
そんな我が校、来禅高校の購買はいつもお昼になると混む。
その様子を見たお弁当民の生徒達は、まるで朝の名物の通勤ラッシュ時の電車や某夏冬にある大規模の祭典であると恐れている。
ちなみに、購買民慣れたものでひと言。
死戦に近い戦場っと。
たまーに、なんで購買がここまでになるかとお弁当民から聞かれる。
それに対して答えることがこう答える。
それは、購買に来る生徒に対して販売員のおばちゃんが一人であることに尽きるっと。
学校側もこうなることをもう少し予想し、販売員を増やすべきだった。
まぁ、この学校ができたときからある購買。
できた当時だとこれでも問題なくとこの先もそうであると思っていたんだろうが……
そろそろ、学校も動くべき時に来てると思うが。
こんな簡単とも言える理由で購買は混む。
購買改善すべきと思ってると購買に着いていた。
「そのカレーパンは!この俺様のだぁ!」
「いや俺n……ぐはっ!」
「メディック!おい!メディックはどこだ!」
「救護兵は……早く来てくれぇぇ!」
「なんで……なんで、カレーパンと牛乳のために……こんな事に」
いつも思うんだが、高校生ってここまで戦闘力持っているんだな。
そう、遠い目をしたくなるのを抑えるといつもの柱の陰にいる二人を見つける。
夏休み以来会う二人に、挨拶代りに手を挙げる。
向こうも同じ動作で返しつつ、こちらに向かってくる。
合流した私達は、今日の購買の様子を話す。
そうそう、今さら感があるがここで紹介を。
大きなビニール袋を背負ってるサンタ少女の名は鷺沼 亜由美。
世紀末に生きてる男子は鷲谷 瞬助という。
普段、二人を名で呼ぶことがない。
そのせいか、ぱっと名が浮かばない事があるのは内緒だ。
今さら感の二人の紹介している間に鷲谷どこかを見てるに気付く。
世紀末男子鷲谷がしばらく見てると何かに気付いたようだ。
「おぉ!あれはあいつは!」
鷲谷がひと言と共に指さす。
その一言で鷺沼も何かに気づきそれに目を細めた。
鷲谷の視線の先には男女三人組がいる。
三人にはこれといった変わったことはないが、鷲谷はいったい何だと言うんだ。
何のことかいまいち分かってない私に鷲谷は男子を指さす。
「くくく。あぁ、あいつとはあの者か」
ようやく私も気付く。
鷲谷が驚くのも仕方がない、なんせ一年ほど
あいつはもうここに来ないかと、鷺沼と鷲谷が何度か口に出してたな。
ちなみにその男子、鷺沼と鷲谷からは無反応と呼ばれている。
ひとつ注意だが、無反応と書いてデイスペルと読むそうだ。
ディスペルじゃないのかとつっこみたかった。
まぁ、その時の二人を見てこれでいいとした。
その
「くくき、落ち付け落ち付け。久しくあの者を見たからといってな。どうやらあの者、今回は参加しないようだ」
私が続けてよく見てみろっと、指をさすと二人もじっと見る。
あの者と呼ばれしは、混みあう生徒の中に入る様子もなく立っているのみ。
どうやら購買目的は二人の女子のようで、飛びこむ気満々にみえる。
その様子を見て落ち着いたようで、私としてはホッとした。
「ふん!調子抜けね。その代わりが参戦するようだけど……しょうじきー微妙よねぇー?」
「まぁ、あの者が居なくとも我らがすることは変わらん!ついでに代わりの新人達に購買の厳しさを」
二人の目標が変わったようで、再びやる気満ち始める。
新たに目標になった者に心の中で謝りつつ、誰か気になった。
どうやらあの者のそばにいた二人の女子になった。
後ろ姿とは言え、明るいオレンジ色の髪をした二人だなっと……ん?
「くきき?……ん、あの二人は?」
どうかしたのぉ?
っと、サンタ少女が聞いてきた。
小声で言ったつもりが、近くにいて聞こえたのか。
何でもないと答えると、納得し目標の女子を見つめる。
何でもないと言ったが、どう見ても明るいオレンジ色の髪をした二人は見覚えがある。
いつ見たことあるって?
それは、今朝の教室。
そう、担任から転校生っと告げられた二人であった。
あらすじにある通り、書いたのはいいが完成してない、だけど、ここまで書いた物を出さないともったいないと思い、投稿することに。
本当は、これの続きができた段階でふたつをまとめて投稿するつもりでした。
この時期になぜの理由は、何やらデート・ア・ライブの新作アニメ化があるのを思い出したから、ちょうどいいかなっと思ったわけです。
この続きに関しては、書くかは不明ですがもし書いたのなら完成した状態で出したいと思ってます。
あと、この本文に関してですがもし続きを書くことがあれば修正や追加削除等の可能性があります。
その時があれば、続きと同時に新規として投稿するつもりです。
ちなみに、本文ではわかりにくいことですが……
主人公?の独り言と誰かと話しているときでは、多少のセリフの違いがあります。
独り言ならくききやくくく等はつけませんが、誰かと話してるときには基本的につけています。
なお、誰かの場合でも驚きや混乱等と言った場合時にはつけないことがあります。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
誤字誤変換、感想やつぶやき等いつでもお待ちしています。