携帯怪獣地方 ジョウト   作:あたらんて

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最初の方FGO要素薄いです。


コフィンを開けるとジョウト地方であった

 

俺がFGOの世界に転生してきてもう随分と経った。

ゴリゴリの根源目指してる系ぴーぷるの中でもヤバい人たちの家に生まれたおかげで毎日毎日魔術漬けの毎日。

(科学を嫌うため)テレビも無え!ゲームも無え!死の危険は1日1度来る!オラこんな家嫌だ!ということでカルデアの誘いにほいほい乗って南極に行くも原作開始と同時に爆破されてその後人理漂白というフルコースをご馳走されることに気付く。

やべぇよ…やべぇよ…ととにかくAチームになることを目指してオルガマリー所長にゴマをすりまくったらマシュの復讐を恐れていた所長に補欠として入れてもらうことに成功。

これで後はボーダーの捕虜になったら完璧よ!

 

 

「…と、思っていた時期がぼくにもありました」

 

 

「どうしたんですか?元気出して下さいますたー。私はこの世界が存続して嬉しいです!」

 

 

今喋ったのはミュウ。No.151のポケモン。全てのポケモンのルーツを持つという。

『へんしん』の力によって今はピンク色の髪の少女の姿をとって喋ったのだ。

この異聞帯にきてこのサーヴァントを召喚した辺りで俺は察した。あっ…これFGOちゃう…ポケモンや…って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々調べた結果ここはジョウト地方とカントー地方のみが異聞帯として成立していることがわかった。

つまり日本の真ん中らへん一帯ということだ。これ異聞帯への分岐の地点って世界の創造のときからだから異聞深度めちゃくちゃ高いんじゃないだろうか…?

 

まあそれはおいといて今現在の俺の状況だが、ミュウを除いて手持ちに6体の旅パ。いや、旅パっちゃ旅パなんだけど色々な世代がごちゃまぜになっている。1匹ずつ紹介していこう。

 

 

1体目!バクフーン!ソウルシルバーが最も好きだった俺にとって唯一無二の相棒!

 

2体目!ギルガルド!言わずと知れた厨ポケ!旅パとして使っていたのはYなので弱体化前!

 

3体目!バンギラス!ぶっちゃけ旅の間はサナギラスだったけど格好良いからヨシ!

 

4体目!カミツルギ!こいつに関しては旅終わった後に捕まえた厳選個体だから旅パじゃないと思うんだけど確かに色々連れまわしたからもういいや!

 

5体目!ボーマンダ!なんか厨ポケ多いな!マンダのりゅうせいぐんは強い(絶対王政)

 

6体目!エーフィ!正直ブイズではリーフィアが一番好きなんですけど(論争の火種)

 

 

絶対にジョウトに生息しないやつがいたりと中々にカオスである。特にウルトラビーストであるカミツルギ。こいつとか迂闊に外に出しても大丈夫なんだろうか…?

 

 

「あ、ますたー!今日はアルセウスの所にくうそうじゅ…?の確認に行く日ですよ!」

 

「あー…今日だったかー…」

 

 

当然、ここは異聞帯なので空想樹が根付いている。まあポケモンたちにも生存本能はあるのかコチラに協力的であるのは嬉しいんだけどアルセウスとの対面はとにかく緊張する。

少々重い気分になる。

 

 

「大丈夫ですよ、ますたー!アルセウスがちょーし乗ったこと言ったらぶっ飛ばしてあげますから!」

 

 

こんなことを言っているが、俺の胃が死ぬので本当に止めて欲しい。

というか、転生前も疑問だったがアルセウスとミュウの力関係がわからない。創造神と原初のポケモンだ。お互いに相手のことを軽視している感じがある。…同格、ということなんだろう。

まあ、それならそれでミュウを召喚できたことがめちゃくちゃ有り難く思える。

ちょっとは気が楽になったし、行きますか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらず空想樹はデカい。もうちょい歩いたら着くエンジュシティのスズの塔とか比じゃない。

 

 

「ボーマンダ、ありがとう」

 

 

ボーマンダをボールに戻す。どうもポケモンたち、ゲームのように技が4つまでとかいう制限は無いらしい。だからこうして『そらをとぶ』なんかも問題なく使わせられる。まあ旅パだった故元々覚えていたんだが…。

 

まあそれはともかく、着いたのは『アルフのいせき』である。石板パズルとアンノーンといったら思い出すだろうか?

アルセウスを連れてきたらレベル1のギラティナ、パルキア、ディアルガが手に入る場所である。

ここの研究所の人たちは流石に空想樹の傍に住むのはやばいだろうと帰ってもらった。適当にアルセウスと話をさせただけで大満足して帰っていった。

 

 

「…さて、アルセウス。順調に空想樹は育っているようだね」

 

 

目の前にいるのはこの世界の創造神アルセウス。その姿に圧倒されながらも俺は言葉を絞り出す。

 

 

「来たか、並行世界の主よ」

 

 

そう。どうも、ゲーム時代のこともアルセウスレベルになると何となく把握しているようだ。

 

 

「空想樹は概念としては樹。故、草に分類されるものたちに世話をさせておる」

 

「ああ、それで構わないよ。そして君には必要ないかもしれないけど、あの組織――カルデアについて、警告に来た。彼らは主人公――かつての俺と同じ存在だ。決して油断しちゃあいけない」

 

「我の心配をするより自分の心配をしたらどうだ?貴様の今の手持ちなんぞよりもっと強い子らがおっただろうに」

 

 

俺の心配を一蹴される。

 

 

「いやあ、そりゃ伝説たちと比べられちゃそうだけどさ…強いポケモン、弱いポケモン。そんなの人の勝手…なんて、君に言ってもしょうがないか。俺は今の手持ちのことを信頼しているよ」

 

 

厳選だって、育成だって、そんなの抜きにしたってこいつらとは旅を共にしてきたっていう絆がある。たとえ絶対に勝利が約束された主人公だって、負ける気はしない。

 

 

「…フン。勝手にするがいい」

 

「…さっきから聞いていればアルセウス、私たちの世界を救ってくれた恩人、そして別世界とはいえますたーになんて口を!」

 

 

急にミュウが怒り出した。本当に心臓に悪いから止めて欲しい。

 

 

「なんだ、ミュウ。人の姿なんぞとって…そんなにこやつに擦り寄りたいか」

 

「は、はあああ!?アナタ、な、なんてことを!もういいです!ますたー帰りましょ!」

 

 

そう言うとミュウは人の姿からボーマンダに姿を変えて俺を上に乗せる。

 

 

「あっ…アルセウス、これからも空想樹のこと、頼んだよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。今俺がどこに住んでいるのかというと、アサギシティである。何故か?

 

ミカンちゃんがいるからである。

 

 

ミ カ ン ち ゃ ん が い る か ら で あ る 。

 

 

ぶっちゃけた話、この街のジムリーダーであるミカンちゃん。ポケモンの女子キャラにおいてトップクラスに好きなキャラだ。

 

え?どこが好きかって?

そりゃあもうまずは見た目。まず見た目がかわいい。あの小柄な感じも良いし服も大好き。髪型もなんかもうあのピョコンって出てるところが可愛いしヤバい。そしておでこ。おでこ良いよね…。もう全身から清楚な感じを醸し出している。そして病気のアカリちゃんを気遣ってジム開けないとか天使かよ。天使だったわ。とにかく優しさに溢れている。おどおどした言葉遣いからも可愛さがうかがえる。敬語でこちらにお願いをしてくる時なんかもうたまらん。ん?今何でもするって言ったよね?(言ってない)ジム戦の前には『シャキーン!』とか言っちゃったりしてその後に恥ずかしがっちゃってんの。ヤバない?ヤバい(自問自答)そして使うのははがねタイプというギャップよ。はがねタイプへの愛が溢れてんのもう。ジム戦前にはがねタイプを地味に布教してくんの。『はがねタイプってご存知ですか?とっても硬くて冷たくて鋭くて、つ 強いんですよ?ほんとなんですよ?』は~?かわいいかよ。そしてバトル中はまたこれイケメンなのよこれが。追い詰められても『最後まで諦めない。鋼の心で!』とか言っちゃってんの。格好良すぎ。惚れるわ。惚れてたわ(再確認)そして実は大食いというね。ギャップにギャプよこれ。アサギ食堂で大量の空の皿を主人公に見つかって慌てて誤魔化そうとすんの。『あたしの前の人がお食べになった残りで…』とか通用するわけない嘘を吐いちゃうはいもう可愛い!実はこれ電話番号交換イベントなんだけど毎日起こるイベントなの。つまり毎日いっぱい食べちゃってんの。好き。電話番号交換できた時はもう嬉しかったね。電話交換すると道場に呼び出して対戦することができるんだけど呼び出したあとわざと話しかけないでずっと道場に残し続けてたなあ…そして毎日周りをぐるぐる回ってミカン成分補給してから冒険始めんの。あれは幸せな時間だった。そうして残し続けていると約束を忘れたんじゃないかって催促の電話がかかってくんの。そうしたら急いで道場に戻って周りをぐるぐるして忘れてないよーってことをアピールしてまた旅に出るの。幸せ。そしてポケモン交換のイベントも設定されてるジムリーダーなの。ゲーフリ最高かよ。こっちのポケモンに合わせたレベルのハガネールを交換してくれるんだけど当然色違いをプレゼントしたね。最初から育てたいだろうからレベル1色違いイワークを告白文のメールと共にプレゼントしたよ。あ、このころは持ち物にメールってのがあって文章を書けたのね。そういえばあれ受け取ってくれたってことはOKってことでいいのかな?やったあああああ!!!俺はミカンちゃんの恋人だあああ!!!

 

「ますたー、心の声がうるさいです…」

 

 

そんな訳で俺は今日もミカンちゃんの幸せそうな食べっぷりを見るためにアサギ食堂に向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あっ、カイさん!こんにちは、お元気でしたか?」

 

 

食堂に入る前にミカンンちゃんと出会ってしまった。これ運命じゃね?これ運命だね。結婚しよう。

ちなみに俺の名前はカイ。ポケモンやるときのユーザーネームである。思えば生まれたときからこの名前だったしそれで気付けということだったのかもしれない。無茶言うな。

 

 

「ああ。ミカンちゃんもジムの調子はどう?」

 

 

当然結婚しようなんて口に出したらドン引かれること間違いなしなので極めて冷静に言葉を返す。

 

 

「はい、昨日強い人がいまして、その人にバッジを渡しました!集め始めて3か月で3個目だそうですよ」

 

「へえ…そりゃスゴイね」

 

 

主人公たちのスピードが異次元なだけで3か月で3個というのはかなり早い部類に入る。このまま行けば今年のポケモンリーグに間に合うペースだ。まあ流石にそれは無理だと思うが。多くのリーグ挑戦者にとって壁となるのは3個目、5個目、8個目と言われている。まあその1つ目の壁を3か月で超えられたんなら十分可能性はあるが。

ちなみに某レッドさんは旅に出た年のポケモンリーグでそのまま優勝とかいうちょっと頭おかしい記録を出している。ジムを8つクリアした後挑戦者の9割を振るい落とすチャンピオンロードとかいう関門も軽く突破するとかヤベェよ…。

 

 

「あっ…それで、ギルガルドさんとカミツルギさんはお元気ですか?」

 

「ああ。ほら、出ておいで」

 

 

そう。彼女ははがね使い故にジョウト地方にはいないはがねタイプの2匹に興味満々なのだ。

カミツルギを人に見せていいのかみたいな心配してたけど『えー!?はがねタイプのポケモン持っているんですかー!?見たいです!』とか言われちゃったら見せるしかない。是非もないヨネ!

というか名前呼びするような仲になったのはどう考えてもこれのおかげなのでしょうがないったらしょうがないのだ。

 

 

「わー…すごい硬くて…カイさんの…」

 

 

ミカンちゃんは知らないはがねタイプに触れて幸せ。俺は幸せそうな顔を見れて幸せ。ポケモンたちもはがねタイプのエキスパートであるミカンちゃんに上手に撫でられて幸せ。あれ?この世界最高では…?

 

 

「あっ、すいません。つい夢中になっちゃって…。ごはん、ですよね?ご一緒して良いですか?」

 

「ああ、もちろん」

 

 

天使からのお誘いを断れる筈もない。即答する。

 

 

 

その後、見られることにもう慣れた幸せそうに空の皿を積み重ねていくミカンちゃんを眺めながら1人前を食べて、ミカンちゃんの分の代金もこっそり払って帰った。

 

 

後日、こっそりお金を払ったことに対してぷんぷんのミカンちゃんがお金を返しに来たが奉納金として受け取ってほしい。

まあ1食でまさか3万いくとは思わなかったが…。

 

 

 




~正直これメインはFGOじゃなくてポケモンなのでポケモン用語解説~

・ミュウ
全てのポケモンの遺伝子を保有し、ポケモンの先祖と言われている。
制作秘話としては開発者が余った容量で遊びとして作ったというものがある。
性能面で言うとその万能なステータスと覚える技の豊富さからポケモンの中でも随一の器用さを誇る。
そこ、幻はどうせ対戦では使えないとか言わない。


・ジョウト地方
ポケモン金銀の舞台。モデルは中部~近畿辺り。個人的にはエンテイ・ライコウを追いかけまわすのがめちゃくちゃ面倒だった思い出がある。


・カントー地方
まんま。関東地方。オーキド博士は何故少し西に行くだけで発見できる152匹目以降を登録しなかったのだろうか…?


・旅パ
ストーリー中に使っていたパーティーのこと。対義語として対戦パが存在する。御三家が最後までいることもあれば一瞬でサヨナラバイバイすることもある。どちらになるかはビジュアル次第であることが大きい。チャオブーの衝撃に共感できる人は多いのではないだろうか。


・厨ポケ
なんやこの厨パァ!


・マンダのりゅうせいぐんは強い
メモをしてある受講生は多いと思われる。


・ウルトラビースト
よくわかんないやつら。略称はUB。別世界からやって来たポケモンであり、当然その存在を知っているものは少ない。それを昔から狩っている国際警察は一体何なんだろうか…。リラさんカワユス


・アルセウス
世界を作ったやつ。ミュウの設定と矛盾するとか言ってはいけない。

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