ニワカは相手にならんよ(ガチ)   作:こーたろ

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第152局 狂戦士、覚醒

 

 

 様々な想いを経て、インターハイ団体戦決勝、中堅戦は幕を閉じた。

 結果だけを見れば、前評判通り関西最強の2人がワンツーフィニッシュ。他2校も最後まで食い下がったが、点数を落とす結果に。

 

 興奮冷めやらぬ会場の中で、晩成高校の控室は、少々重たい空気が流れていた。

 

 相手が格上だったのは分かっている。

 なんなら、とある新聞の今朝の朝刊に載っていた予想記事では、晩成は中堅、副将戦で3万点は失うだろうと書かれていたのだ。

 大健闘。おそらく何も知らない人間から見れば、そう映る。

 

 よくやった。

 あの面子を相手によく頑張った。

 

 そう、声をかける人もいるだろう。

 

 しかしここにいるメンバーは知っている。

 

 やえのことが大好きなあの1年生は。

 少しませていて、能天気。しかしその実、信じられないほどの努力を重ねてこの舞台にたどり着いたこと。

 やえの役に立つためにここに来たと口にして、2年生に全く引けを取らないほどこの団体戦に懸けていたこと。

 

 『1年生だから次がある』、なんてことは、口が裂けても言えない。

 

 だから先輩達も認めたのだ。

 晩成のレギュラーに足る器であると。

 

 その少女の夢は、想いは。

  

 より強い猛者によって実力で抑え込まれた。

 運否天賦などとは程遠い、恐ろしいほどの実力を見せつけられた。

 

 だから今、モニターに映っている、肩を震わせてうつむく少女になんと声をかけたら良いのかわからない。

 

 

 「……私、迎えに行きます」

 

 「……初瀬」

 

 立ち上がったのは、同じ1年生の、初瀬だった。

 彼女は次の副将戦の出場者。

 

 今までの試合も、彼女が迎えに行って、そのまま副将戦に出場する流れは多くあったため、それ自体はなにも不思議なことではない。

 が、その初瀬の表情は、いつもとは違う。

 

 そんな初瀬の表情を見ていたやえが、頬杖をついていた手を放し、中央のソファから立ち上がった。

 

 「私も行くわ」

 

 「やえ先輩……ありがとうございます」

 

 初瀬がスカートの裾を2回ほどぱんぱん、と叩き、今度は手を胸に当てて、呼吸を整える。

 戦いの場に赴く初瀬の元に、チームメイトたちが集まった。

 

 「初瀬、頑張って。あなたなら……きっとできる」

 

 「初瀬ぇ、気合入れな。私ももちろん勝つけど……晩成の勝利には、お前の勝ちがどうしても必要だ」

 

 紀子が初瀬の手を握り、由華には後ろからバシン、と叩かれる。

 いつもこの2人の先輩達は正反対で、だけど、向いている方向は一緒。

 

 良く伝わってくる。

 

 

 「……必ず、勝ちます」

 

 「よし。いいカオだ」

 

 2人に送り出されて、やえと初瀬は控室を出る。

 副将戦は、もうすぐそこまで迫っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は少しだけ遡り、中堅戦終了直後。

 

 対局終了を知らせるブザーが鳴り響き、対局室の照明が点いた。

 

 

 「「「「ありがとうございました」」」」

 

 席を立って一礼。

 

 対局終了後の明暗は、ハッキリと分かれた。

 だからこそ、項垂れる2人に対して、プラスで中堅戦を終えた2人は、声をかけることはしない。

 

 必要以上の言葉は、彼女らを傷つけるだけ。

 反省も後悔も、きっとこの2人なら自分たちでするだろう。

 

 尭深と憧が自分で思うよりも、セーラも洋榎も、苦戦させられていたのだ。

 最後だって、もし尭深に和了りが転がり込んでいたら、どうなるかわからなかった。

 セーラの怪物手だって、憧に流されておかしくなかった。

 

 勝負は紙一重だった。

 

 

 

 「だあ~!ま~た洋榎に乗せられたわ!ホンマムカつく!」

 

 「最後のどーせリーチいらんやろ。リー棒分助かったわ」

 

 洋榎とセーラが、軽やかに階段を下りていく。

 

 

 終始高打点狙いを貫き、要所できっちりと決め切ったセーラと。

 どこまで見えているのかわからないその目で、対局を最後までコントロールした洋榎。

 

 全く違う強さを目の当たりにして、尭深と憧は、きっちりとマイナスを食わされた。

 

 それが、尭深と憧からの視点。

 それが紙一重の差であっても、負けは負け。

 

 尭深が、フラフラと立ち上がり、ゆっくりと階段を下りだす。

 

 やがて、足音は聞こえなくなった。

 

 

 

 1人になった対局室で、憧は最後の手と、自分の点数を見つめる。

 

 「あ~あ、強かったなあ~……」

 

 守りの化身、愛宕洋榎とは2度戦った。

 今後の人生で、あれだけの打ち手と打つことは、またあるのだろうか。

 それすらわからない。

 

 負けるつもりはなかった。

 周りにどれだけ不利だと言われても、勝てると信じていた。

 

 勝たなければいけなかった。

 今年勝つことが、自分が晩成(ココ)に来た意味だから。

 

 「つよ、かった、なあ……」

 

 だから、負けちゃいけなかったんだ。

 

 最後はやれることはやった。

 あの南2局。あの放銃。

 

 何度もフラッシュバックする。

 

 きっと憧のこれからの人生で、あの瞬間を忘れることはできないだろう。

 

 

 大粒の涙が、彼女の足へと落ちる。

 

 「かち、たかった、なあ……」

 

 憧が小さく、太ももを叩く。

 

 握りしめた右手で拳を作って、トン、トン、と。

 

 

 何度も、何度も。

 

 

 嗚咽だけが、いつまでも対局室に響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「たかみ」

 

 「……」

 

 声をかけられて、前を向く。

 そこには、見慣れた先輩の顔。

 

 自分を見出してくれた、恩人の顔。

 

 「宮永……先輩」

 

 「お疲れ様」

 

 照の表情は、いつもと変わらないように見える。

 感情の機微が読み取り辛い、照を知らない人が見れば、無表情としか思わない顔。

 

 けれど、尭深にはわかった、その声音が、優しい色をしていること。

 そこまで長い付き合いではないけれど、確かに絆を深め合った仲だから、わかる。

 

 「流石、強かったね」

 

 「すみません……」

 

 「あの2人は、私でも、相手するのは厳しいと思う」

 

 「……」

 

 しばらく、静寂が辺りを包む。

 どちらも口数が多い方ではない。

 

 尭深は照の、チームの役に立てなかったという口惜しさで。

 照は、なんと声をかければ良いのかわからなくて。

 

 自分の口下手さを、少しだけ恨んだ。

 

 「……私、できませんでした」

 

 「?」

 

 沈黙を破ったのは、尭深だった。

 

 「宮永先輩に、休憩中に言ってもらったこと」

 

 「そっか」

 

 前半戦終了時のインターバル、照は尭深に声をかけた。

 その言葉の意味を、尭深は自分なりに考え、後半戦に活かそうとした。

 

 「手が、震えるんです」

 

 「……」

 

 「第一打を、いつもと違う牌を切ろうとすると、手が、どうしようもなく、震えました」

 

 「……うん」

 

 そう言って、尭深は右手を、自身の左手で抑える。

 あの瞬間を思い出せば、今でも身体が恐怖で震える。

 

 練習でやっていないことを実行することは、怖い。

 どんな競技だってそうだ。

 

 練習で使ったことのない戦術を、いきなり実践で落とし込むのは難しい。

 できたとして、それは付け焼刃にしかならないとわかっているから。

 

 「オーラスは和了れない、っていう気持ちで、普段を打つことはできました……けど、わからなかったんです。私は、どこへ、種を蒔いているのか。どこに向かっているのか」

 

 「うん」

 

 すぐそばにまで近づいた照が、優しく、尭深の頭を撫でた。

 尭深の身体は、まだ震えている。

 

 親番でも連荘させてくれない速度と、いつ襲い掛かってくるかわからない高打点の恐怖と、対局そのものをコントロールされているような気持ち悪さ。

 真っ暗闇の中で、尭深は懸命に種を蒔き続けた。

 

 頼れるのは、自分が磨き続けた、能力だけだった。

 

 「……ごめんね」

 

 「宮永先輩は、何も悪くないです……私が、実力不足でした」

 

 「けど、今日の試合は、きっとたかみをもっと成長させてくれると思う」

 

 「……!」

 

 照が尭深の頭から手を放し、正面から向き合う。

 

 「今日の相手の人たちから、学んで欲しい。相手は、高校トップクラスの麻雀打ちだったから。尭深はもっと……強くなれる」

 

 「……!はい」

 

 悔しくないはずがない。

 表情よりも、言葉よりも雄弁に、尭深の握った拳がそう言っているから。

 

 「だから、後は任せよう」

 

 「はい……!」

 

 まだ終わってない。

 3連覇の夢は、続いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 尭深が対局室を後にしてから数分後、中堅戦出場選手最後の一人が、対局室から外に出てきた。

 

 トボトボ、と廊下を歩く。

 控室に行ったらなんて言えばいいんだろうとか、先輩達に申し訳ないな、とか。

 

 脱力しきった身体で憧が考えられるのは、そのぐらいだった。

 

 

 「憧!」

 

 「……初瀬」

 

 駆け寄ってきた親友の顔を見て。そしてその後ろにいる、大好きな人の姿を見て。

 

 憧は一度大きく息を吸い込んだ。

 ダメだ、切り替えなきゃ、と。

 

 

 「ごめーん!やっぱり勝てなかったや!」

 

 「憧……お前」

 

 「いや、ホントあり得ないっての!何手先まで見えてるんだろってカンジ?ヤバすぎだわ守りの化身も、打点女王も!」

 

 大丈夫、声は震えていない。

 今は気丈にふるまわなければ。

 

 大切な親友の、戦いの前だから。

 

 しかしその覚悟も、この人の前では決壊しそうになる。

 

 

 「憧。お疲れ様」

 

 「……ッ!やえ先輩、すみませんでした、やっぱり、強かったです」

 

 「ええ。知ってるわ。けど、あんたは最後まで戦った。……あんたは晩成の誇りよ」

 

 「……!や、やだなー!ははは……ほんと……なにやってるんだろ私……」

 

 今にもこらえきれなくなりそうで。

 憧は必死に自分のももをつねった。

 

 初瀬に、余計なプレッシャーは与えたくないから。

 その一心で。

 最後まで、憧は晩成の勝利のために、尽くしたくて。

 

 憧の肩に、ポン、と手が置かれた。

 それは前を向いて歩き出した初瀬が、少しだけ置いた手のひら。

 

 しかしそれはすぐに離れて、憧の前には、やえだけが残る。

 

 

 「やえ先輩、あと、お願いします」

 

 「ええ。初瀬。分かってると思うけど……思い切り、暴れてきなさい」

 

 「……もちろんです」

 

 曲がり角を曲がる。

 

 初瀬がわからないはずがなかった。

 

 何年も共に生きてきた親友が、必死に涙をこらえていたこと。

 

 自分に責任を背負わせまいと、気丈にふるまっていたこと。

 

 

 彼女の目が……赤く腫れていたこと。

 

 

 少しだけ、立ち止まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やえ先輩……!私!私……!勝ちたかった!!!絶対に負けたくなかった!!勝てると思ってたのに!!!勝たなきゃ、いけなかったのに!!!!」

 

 「……うん」

 

 「やだやだやだやだ!!!!終わりたくない!!!こんな形で終わらせたくない!!!!やえ先輩を、笑顔で胴上げしたかったのに!!!!!!私が……私が!!!!」

 

 「大丈夫よ。初瀬が、由華が、あんたの想いを、無駄にはしない」

 

 

 「ひぐっ……ゔわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 閉じていた目を、開いた。

 

 

 

 (憧、大丈夫だ。お前の気持ちは、受け取ったから)

 

 

 

 

 

 

 

 この慟哭を、魂に刻もう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 (全員、ぶっ潰す……!)

 

 

 

 

 

 

 晩成の狂戦士に、火がついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まったく、天下の大エースにお迎えなしとは何事や?!ゆっくりトイレできてもうたやんけ」

 

 対局室の外でお迎えが来ていたセーラと別れ、ぽつーんと一人取り残された洋榎は、ブチギレてトイレに直行した。

 

 苦しい時は迎えが来て、勝った時は迎えに来ないのがいつもの流れなので分かっていたことではあるのだが、腹が立つ。

 しかしそう口では言いつつも、洋榎の表情は柔らかいもので。

 

 「あ~あ、ホンマにおもろかったなあ~……」

 

 両手を大きく天へと伸ばし、凝り固まった上半身をほぐす。

 息が詰まる対局は、本当に心地が良い。

 

 

 「シャバの空気は最高や」

 

 何も言わなければ、良い絵がたくさんとれる少女なのだが。

 

 

 

 そんな洋榎が、陽気に鼻歌を口ずさみながら、控室に向かう曲がり角を曲がったところで。

 

 突如、目を細めた。

 

 洋榎の視線の先から、一人の少女がこちらに向かって歩いてきている。

 

 

 あの制服は、もう見慣れた。

 

 

 

 

 「……晩成?」

 

 

 金髪の少女が、ゆっくり、一歩ずつこちらに向かっている。

 

 知れず、洋榎は自らの首筋に汗が流れたことを感じて驚いた。

 

 

 何故だ?この感じる威圧感は、何度も感じてきた強能力者のそれとはまた違う。

 

 それなのに、何故こんなにもプレッシャーを感じる?

 それに確かこの少女はまだ、1年生―――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……フーーーッ……フーーーッ……」

 

 

 「……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 横を通り過ぎた。

 

 まるでこちらなんか見えていないかのように。

 

 

 (……まるで血に飢えた獣やな)

 

 その後ろ姿に、洋榎は晩成の副将に対する考えを改めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「誰も迎えに来おへんのかいっ!!!」

 

 「おかえり洋榎~!!」

 

 「部長~!!流石ですよ~!!!」

 

 お約束のセリフを口にしながら、洋榎が控室の扉を蹴飛ばした。

 

 「部長、流石ですね。渋谷が北家引いた時はヒヤヒヤしましたが……」

 

 「あ~、せやな。もし和了られとったら、マジでゲームセットになりかねん。恐ろしいやっちゃで」

 

 帰ってくるなり、テーブルの上に置かれた皿から、チョコレートを一つ摘まみ取る。

 

 「晩成のが想像以上に強うて助かったわ」

 

 「確かに、恭子に似て良い仕掛けしてたよね」

 

 「……ウチかてあんなには鳴かんわ」

 

 姫松はここまで大方のプラン通りに進行している。

 多恵が先鋒で稼いだ点棒を、漫がなんとか中堅に繋ぎ、そして黄金リレー。

 

 4校の中で間違いなく今1番良い展開なのが、姫松だった。

 

 「さ~て、じゃあ、行ってくるのよ~!」

 

 「ゆっこ!!頑張ってね!!」

 

 「多恵ちゃん痛い、痛いのよ~!?」

 

 立ち上がって握りしめた由子の両手を、多恵が自分の両手でがっちりと握る。

 

 「ハンドパワー……!ほら!漫ちゃんも握って!」

 

 「え?あ、はい!ハンドパワー……!」

 

 「意味がわからないのよー!」

 

 漫と多恵に両手を強く握りしめられて、苦笑いの由子。

 

 しばらくしてからようやく2人の手から脱出し、由子は控室の扉に手をかけた。

 

 「由子」

 

 「?」

 

 2つ目のチョコレートを頬張る洋榎が、出ていく際の由子を呼び止める。

 

 「副将戦な、特に晩成に気をつけ」

 

 「初瀬ちゃん?」

 

 「せや。あいつ……ちょっとタイプは違うみたいやけど……あいつも間違いなくバケモンやろな」

 

 「どういうことですか?部長」

 

 副将戦の対策は、昨日のミーティングで行った。

 初瀬も十分に要注意人物だが、白糸台と千里山も曲者揃い。

 

 特別初瀬だけが要注意ということは無かったはずだ。

 

 

 「たまにおるねん。個人やとそーでもないんやけど……団体戦で、恐ろしい力発揮してくるヤツが」

 

 「……晩成の岡橋が、それだと?」

 

 「可能性の話や。元々、上級生だらけのこの大会で、あれだけの全ツッパできる時点で、まともな心臓ちゃうやろ。さっき会った時も、覚悟決まったツラしとった。間違いなく、あいつが一番厄介になる」

 

 「洋榎がそんなに言うなんて……ね」

 

 「初瀬……」

 

 同級生の漫は思うところがあるのか、顎に手を当てて初瀬のことを考えている。

 

 「うん、了解よー!張り切ってかわしてくるのよ~!」

 

 扉を開けて、由子が対局室へと向かっていく。

 

 その表情は、いつもと変わらない。

 安定感抜群の、頼れる副将。

 

 

 「部長がそこまで言うなら、しっかりウチらも前半戦観察して、由子に渡せる情報を集めましょう」

 

 「そうだね……」

 

 今までの麻雀のスタイルからしても、由子は初瀬に対して相性は悪くない。

 派手なことはしないが、大崩れは絶対にしない由子と、好不調の波が激しい初瀬。

 

 仮に今回が絶好調だとしても、由子ならば抑えられるはずだ。

 

 

 今までと、同じであれば。

 

 

 

 「由子、頑張って……!」

 

 多恵も思わず拳に力が入る。

 

 

 

 

 勝負の副将戦が、始まろうとしていた。

 

 

 

 


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