堕天の王   作:危機一発

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更新が遅れてしまい申し訳ありません!
今回からB級ランク戦が始まります。


B級ランク戦編
18話


林藤「千佳をB級に上げようと思ってる」

 

ある日、玉狛支部にいた修、千佳、遊真が林藤に呼ばれていた。そして唐突に千佳をB級に上げたいと言い出した。これには修たちも混乱した

 

修「どういうことですか?」

林藤「悠が貰った3000Pを千佳に移して昇級させるみたいだ」

遊真「ほう?悠の・・・」

修「そんなこと出来るんですか!?それに・・・なんで悠が貰ったポイントを・・・」

レプリカ【チカのトリオンは貴重だ。今回の大規模侵攻の様にまた狙われる可能性が高い。それを危惧しての事だろう】

林藤「レプリカ先生の言う通り。普通は出来ないが今回は例外的に『千佳に緊急脱出(ベイルアウト)を持たせるべき』って悠が上層部に進言したみたいでな」

千佳「・・・・・」

 

修たちは林藤の言葉に呆然としていた

 

林藤「まあ千佳のトリオンに関してはボーダーとしても放っておくわけにはいかないからな」

 

そして林藤は修たちにエールを送る

 

林藤「よし。2月の頭からいよいよランク戦が始まる。そこでB級部隊(チーム)『玉狛第二』のお披露目だ」

 

 

そして2月1日。ついに三雲隊(玉狛第二)のボーダーB級ランク戦が始まる

 

 

 

 

 

悠side

 

今日は2月1日、ついに修たちのランク戦での戦いが始まる。俺はそう思いながら基地内を歩いていた。

 

悠「そういえば、何やら今日は解説者というのを頼まれていたな・・・」

 

そのまま歩いていると目の前に今日の主役たちの姿が見えた

 

悠「修」

修「・・・!悠・・・!」

悠「千佳に遊真も中々似合ってるじゃないか」

遊真「サンキュー」

千佳「ありがとう」

 

目の前の三人の姿はすでに部隊(チーム)としての隊服となっていた。よく見ると修と千佳は何やらそわそわしていた

 

悠「修と千佳はまだ緊張しているか?」

修「・・・ああ」

悠「くくっ。お前たちならば問題ない。全力で勝ちに行ってこい。俺も観覧席で見ているぞ」

千佳「うん。ありがとう」

遊真「あれ?おれには・・・?」

悠「ふっ、おまえに必要か・・・?」

 

そんな冗談を話して修たちは準備室に向かっていった。そして俺は一足先にB級ランク戦のロビーに足を運んだ。すると、そこにはすでに何人かの隊員の姿があり既に座っていた

 

悠「少し早めに来たが随分といるものだな」

 

来ている隊員はB級に限らずC級も何人かいた。俺は解説者を頼まれており解説席に向かった

 

「・・・!おい、見ろよあの人・・・」

「この前、A級の米屋先輩や出水先輩たちと戦って圧勝した人じゃん・・・」

 

「改めて見ると、やっぱりちょっと怖いよね・・・」

「でも、かっこいいよね・・・」

 

俺が階段を降りていく途中でいろんな言葉が飛び交っていた。そして俺が解説席の所に着くとそこにはすでに誰かが解説席で何かをしていた

 

「・・・ぐふふ」

悠「・・・・・?」

 

そいつはオペレーターで見たことのない女だった。何やら解説席の端末で設定していた

 

「さてさて、今日の解説は確か佐鳥先輩と・・・」

悠「おい」

「わひゃ・・・!!」

 

俺が声を掛けるとそいつは変な声を上げて驚いていた。そしてゆっくり俺の方へ振り返った

 

悠「・・・どうかしたのか?」

「い、いえいえ!なんでもないですよ・・・!!」

悠「そうか」

 

そして気を取り直したようにそいつは俺に自己紹介をした

 

武富「す、すみません。少し作業をしていまして。わたしは武富 桜子と言います。B級海老名隊のオペレーターをしている者です!」

悠「そうか。急に話しかけて済まないな。俺は悠、今回解説者をやってくれと言われてな。それでここに来たんだが・・・」

武富「・・・!?そうでしたか!どうぞどうぞ。こちらに座ってください・・・!!」

悠「ああ、わかった」

 

そして俺は武富の座っている所の隣に座った

 

悠「それで、俺は何をすればいいんだ・・・?」

武富「えーっと、まずはこのヘッドホンを付けてください。これで戦闘状態がクリアに聞こえてこのロビーに自分の声が響くようになっています」

悠「なるほど」

武富「ランク戦まではまだ10分位ありますのでそれまではゆっくりしてください!」

悠「俺とあと一人は誰が解説者を務めるんだ・・・?」

武富「もう一人は佐鳥先輩が来てくれます・・・!」

悠「ほう。佐鳥か・・・」

 

そして悠はランク戦が始まるまで解説席でゆっくりしているとランク戦のロビーがどんどん隊員で埋まってきた。そして突然後ろから訊いたことのある声が聞こえてきた

 

「あら?もしかして今回の解説者は悠くんなの・・・?」

悠「・・・?お前は・・・」

武富「あっ!加古先輩・・・!」

加古「こんばんは、桜子ちゃん。悠くんも」

悠「加古か。久しぶりだな」

 

加古が俺の隣の通路に来て挨拶をしてきた。そこにはもう一人いた。背の低い少女、千佳と同じくらいか?

 

「・・・・・」

悠「・・・・・?」

俺は何やらこいつにジッと見られていた

 

悠「加古。こいつは・・・?」

加古「ああ。悠くんはまだ会った事無かったわね。この子はウチの隊の子でね。ほら双葉」

「・・・・・はい」

 

背の低い少女は俺を鋭い目で見ながら自己紹介をした

 

黒江「・・・黒江 双葉です」

悠「初めましてだな。俺は悠だ。よろしく頼む」

黒江「・・・どうも」

加古「あら・・・?」

 

そして黒江は加古の背中に隠れてしまった

 

加古「ごめんね、悠くん。普段はこんなに人見知りしないんだけど・・・」

悠「別に構わない。それより、どうして来たんだ?B級のランク戦に・・・」

俺がそう聞くと加古はくすっと笑いながら言った

 

加古「将来期待できる新人がいたらスカウトしたいと思ってね」

悠「なるほどな」

加古「でもラッキーだったわ。今回悠くんが解説するなんて知らなかったから」

悠「解説と言っても今回俺は初めて来たからな。あんまり期待はしないでくれ」

加古「ふふ。それでも楽しみにしてるわ。あとまた今度私の炒飯を食べに来てね」

悠「ああ。またご馳走してくれるのならばありがたく行かせてもらおう」

 

そう言って加古と黒江は上の席に行った。そして

 

佐鳥「ごめんごめん!遅れた・・・!」

武富「ギリギリセーフでしたね!あと悠さん!加古さんと知り合いなんですか・・・!」

悠「ああ。少しな」

 

そしてB級ランク戦の初日の戦いが始まるまであと少しとなった

 

 

 

 

 

 

 

加古と黒江は悠と話をした後ロビーの後方の席に座った

 

加古「双葉、どうしたの?悠くんにやけに人見知りしてたけど。あなた人見知りなんて滅多にしないでしょ?」

黒江「・・・・・」

 

加古は黒江が何故か悠に人見知りしていたのかを訪ねた。すると黒江は言葉を詰まらせながらも言った

 

黒江「・・・自分でもよくわかんないんです」

加古「・・・え?」

黒江「最初は加古先輩に馴れ馴れしくしてるのが気に食わないと思ってたんですけど。自分でもなんだかそれが違う事に気づいて・・・それでなんなんだろう・・・」

加古「・・・・・えーっと」

黒江「・・・すみません。わたしにも分からないんです。でもなんだか・・・怖いんです。よくわかんないんですけどあの人が怖いんです」

加古「・・・・・」

 

加古は黒江が言っていることを訊いて

 

加古(双葉は山育ちだから、もしかしたらそういうのを無意識に感じちゃってるのかもしれないわね・・・)

 

加古は持ち前の観察力から悠が何となく普通の人生を送ってきていないというのを感じ取っていた。もしかしたら黒江も山育ちゆえのそう言う感覚が敏感になっているのかもしれないと思った

 

加古(・・・これに関しては時間で解決するかどうかね。私的には双葉にも悠くんと仲良くしてほしいし。ただまあ、悠くんって天然だからもしかしたら・・・)

 

そこまで考えて加古はもう少しでランク戦が始まると思い今はとりあえず悠の初めての解説を訊こうと思った

 

 

 

 

 

 

 

 

悠side

 

加古と話し、そのあとに佐鳥が遅れてきた。そして少し準備をしてついにその瞬間がきた

 

武富「ボーダーのみなさんこんばんは!海老名隊オペレーターの武富 桜子です!

B級ランク戦新シーズン開幕!初日・夜の部を実況していきます!本日の解説は・・・

『オレのツイン狙撃(スナイプ)見た?』でおなじみ!嵐山隊の佐鳥先輩!」

佐鳥「どーもどーも」

武富「そして、こちらにいるもう一方・・・

先日の近界民(ネイバー)大規模侵攻で大活躍しましたS級隊員!悠さんです!」

悠「よろしく頼む」

武富「今回はこのお二方と解説をしていきたいと思います!」

そして今回のランク戦の隊員たちが転送された

 

武富「それでは初日という事で佐鳥先輩。簡単にB級ランク戦の説明をお願いします!」

佐鳥「OK、桜子ちゃん!

B級って上位、中位、下位って三つにグループ分けされてんのね。今、21部隊(チーム)だからちょうど7部隊(チーム)ずつ。

そんでグループん中で三つ巴・四つ巴のチーム戦をやってバリバリと点を取り会うわけ」

悠「なるほど。それで隊員たちは他の部隊(チーム)の隊員を倒せばいいのか・・・?」

佐鳥「その通り!よその隊員を倒せば一人に付き1点。最後まで生き残った部隊(チーム)にはボーナス2点。これだけ!

点取って順位を上げて上のグループを目指せ!B級の1位と2位はA級への挑戦権がもらえる!がんばれ!おわり!」

 

佐鳥はそう言って締めくくった。本当に簡単に説明したな

 

武富「佐鳥先輩ありがとうございます!・・・一つだけ補足させていただくと前シーズン上位だった部隊には順位に応じて初期ボーナスが付きますのでその分有利がありますね!」

佐鳥「それそれ!」

 

そしてモニターにはすでに転送された遊真たちの姿があった

 

武富「さあ!吉里隊、間宮隊、玉狛第二、転送完了!すでに戦いは始まっている!

さて、今回初めての解説という悠隊員ですがどこか注目している部隊はありますか?」

悠「そうだな・・・」

 

ここは公平に言いたいところだが・・・

 

悠「やはり初めてのランク戦ということで玉狛第二だな。どんな戦い方をしてくるのか楽しみだ」

 

 

 

 

 

 

悠がそう言っていた頃、目の前のモニターではバラバラに転送された遊真の所に吉里隊の2人が既に着いていた吉里隊の2人は遊真に向かっていたが遊真はすぐさま手にスコーピオンを出し2人の首を斬り落とした。その光景を見ていた観客席では

 

武富「!!?は!!?早い!!吉里隊の2人があっという間に全滅!?残された吉里隊は隊長一人だ!というかなんだあの動きは!吉里隊長は今は・・・」

 

そしてその頃吉里隊の隊長は別の所にいた修と戦っていた

 

武富「なんと別の所で玉狛第二の隊長三雲隊員と交戦中!隊長同士の戦いどうなる!」

 

吉里と修の戦いは吉里の方が有利に見えた。吉里の銃が修を狙い撃ち続けられる

 

修「くっ!?」

 

修はそれを苦しながらに避けていた。そして修はとうとう壁際に追い込まれていたが

 

悠「・・・修。おまえならば出来るはずだ」

 

悠は静かに小さく口ずさんだ。彼の勝利を確信して。

吉里は修を仕留めるために追い打ちを掛けようと彼に近づいた。いや、()()()()()()()()。次の瞬間、吉里の両脇からアステロイドが出てきて吉里に当たり左足を喪失した

 

修「うおおおお!」

「!!?」

 

修はその隙を見逃さず手に持っているレイガストのスラスターをオンにして吉里に一気に近づき吉里を真っ二つにした。そして吉里は緊急脱出(ベイルアウト)した

 

武富「なんと吉里隊長も緊急脱出(ベイルアウト)!これで吉里隊は全滅してしまった!・・・しかし、あのアステロイドは・・・」

悠「簡単な話だ。吉里は自分の所の隊員が緊急脱出(ベイルアウト)したことに焦りを感じそのことを逆に修に利用されたんだ。吉里は修を倒すことしか頭になかったようだからな。それをいち早く感じた修が時間差で発射されるアステロイドを両脇に仕込んでおいた。修はあまりトリオン操作が得意というわけでは無いからな」

佐鳥「もしそれでも当たらなかったらどうするつもりだったんだ・・・?」

悠「修は他にも考えていたんだろう。まあ、その答えは修にしか分からんがな」

武富「そう言う事でしたか・・・さて!残ったのは玉狛第二と間宮隊だ!」

 

そして間宮隊は建物の物陰に隠れていた

 

「あいつ緑川に勝って噂になってたやつだぞ」

「あのメガネも風間先輩と引き分けてたってやつだ」

「まともに当たるのは良くないね」

武富「・・・っと動かない!間宮隊建物に身を隠して動かない!」

佐鳥「これは『待ち』っすね。寄ってきた所を全員の弾で削り倒す感じじゃないすか?」

武富「なるほど!間宮隊は全員が射手(シューター)!三人同時両攻撃(フルアタック)が決まれば強力です!これは迂闊に手は出せないか・・・!?」

悠「残念ながらそうはいかないだろうな」

武富「・・・え?」

 

その頃、玉狛第二の作戦室にいたオペレーター宇佐美は

 

宇佐美「千佳ちゃん。あの建物を撃ってくれる?」

千佳【・・・はい!】

悠「そこは千佳の射程範囲内だ」

 

次の瞬間、モニターに極太のレーザーが見えた。千佳がアイビスで撃ったためだ

 

「うおあ!!?」

武富「どああ!!?なんだコレは!!」

佐鳥「出たあ!!」

 

千佳が撃ったレーザーの先には間宮隊が隠れていた家があり家はレーザーによって木っ端みじんに崩壊し間宮達も吹き飛んだ。そしてそこに既に到着していた遊真が間宮隊を斬り刻んだ

 

武富「しょ・・・衝撃の結末!!狙撃手(スナイパー)雨取隊員がアイビスで障害物を粉砕!!というか威力がおかしいぞ!?

生存点の3点を含めて一挙9得点!?強い!強いぞこのチーム!!この一戦で暫定順位は12位まで急上昇!早くも中位グループに食い込んだ!この勢いでどこまで行けるか玉狛第二!水曜日に当たる第2戦の相手は・・・

暫定順位10位荒船隊!そして同じく8位の諏訪隊!B級に現れた新星の戦い、次回も大注目です!」

 

 

 

 

 

悠side

 

陽太郎「しょくん!きのうは初しょうりおめでとう!」

昨日のB級ランク戦を終えて翌日、俺は玉狛第二に来ていた。遊真たちの初勝利を祝うのに何故か俺は呼ばれた

 

悠「予想はしていたが見事な勝利だった。修も一皮むけたんじゃないか・・・?」

修「あはは・・・ありがとう」

烏丸「確かにな。まさか自分で倒すとはな・・・すごいじゃないか」

修「・・・ありがとうございます」

悠「千佳も見事に吹き飛ばしたな。すごかったぞ」

千佳「ありがとう、悠くん」

 

そして話していると小南が俺に突っかかってきた

 

小南「悠!あんた最近全然ウチに来てないじゃない!たまに来なさいって言ったでしょ!」

悠「悪いな、小南。最近本部で結構立て込んでいてな」

小南「なら、しょうがないから許してあげる。その代わり今度あたしの買い物に付き合いなさい!」

悠「ああ、わかった。今度付き合おう」

小南「ほんと!ぜったいよ!」

悠「ああ。約束だ」

 

俺がそういうと小南は後ろを向きガッツポーズをしていた。そして話していると

 

小南「あんたたちは今回は勝ったけど油断は禁物よ。

あんたたちが蹴散らした下位グループとは違って水曜に戦うB級中位グループはそこそこまあまあよ。部隊ごとに戦術があってちゃんと戦いになってるわ」

修「『そこそこまあまあ』・・・?」

遊真「ふむ。じゃあ上位グループは?」

小南「上位グループはかなりまあまあ。どの隊にもA級レベルのエースがいるわ。A級にいたことある隊もあるし名実ともにA級予備軍ね」

遊真「・・・じゃあA級は?」

小南「A級は・・・全力でまあまあね」

遊真「まあまあしかいないじゃん」

修(小南先輩負けず嫌いだな・・・)

 

小南はそう言っていた。確かに・・・

 

悠「確かに油断は出来ないな。俺は以前、荒船や他のB級とも戦ったことがあるが少なくとも今の千佳や修よりはずっと戦いというものを知っている奴らだ」

烏丸「舐めてかかれる相手じゃないぞ」

遊真「おれたちが次に当たるすわ隊とあらふね隊ってどんな部隊なの?」

烏丸「諏訪隊は・・・」

「京介」

 

突然声が聞こえ声のした方を見るとそこには木崎が立っていた

 

木崎「なんでもかんでも教えるな。自分たちで調べされろ」

烏丸「レイジさん・・・」

木崎「作戦室に過去のランク戦のデータがある。宇佐美が来るまで見ておけ」

修・千佳「はい!」

遊真「了解」

 

そして遊真たちは行った。小南は修たちがデータの見方知らないからついて行くと言った。行くときに「今度絶対に付き合いなさいよ!」と言っていたから必ず行くと約束した

 

悠「さて、俺はまた本部に行ってくる。太刀川や陽介たちが勝負しろ勝負しろとうるさいからな」

烏丸「そうか。また来いよ」

木崎「今度美味いものでも作ってやる」

悠「ああ、今度ごちそうになろう」

 

そして俺は玉狛第二から出て本部に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

玉狛で修たちが作戦を考えようとしている頃他の部隊も同じく別の所で対策を考えていた。諏訪隊は

 

諏訪「玉狛第二ってあれだろ?あの白いチビがいるところだろ?」

堤「風間さんと引き分けたメガネくんがいる部隊です」

笹森「昨日の試合見てないんですか!?狙撃手(スナイパー)の子がヤバいんですよ!」

小佐野「全員しら~~ん」

 

ボーダー本部のラウンジで次のランク戦の作戦を考えていた

 

諏訪「おお!!?おおお~!!」

 

諏訪たちは昨日の修たち玉狛第二の映像を見ていた。その口からは驚きの声しか出ていなかった

 

諏訪「なんだこりゃ大砲じゃねーか!!」

笹森「この空閑君もやっぱりすごいですね」

小佐野「どっちもちっちゃい」

笹森「隊長の三雲って人も一人倒してますけどやっぱりこの二人がこの隊のキーマンだと思いますね」

堤「そういえば今思い出しましたけど悠くんって確か玉狛によく通ってるみたいだから何か知ってるかもしれませんね」

小佐野「?そうなの・・・?」

諏訪「・・・誰だ?その悠って・・・?」

 

諏訪がいきなり訊いたことのない名前を訊いて堤に訊き返した

 

堤「ああ。そういえば諏訪さんはまだあった事無いんでしたね。悠くんってあのこの前米屋や出水たちと戦って勝ってたあのS級隊員ですよ」

諏訪「なに!あいつそうなのか!てかなんでお前があいつのこと知ってんだ・・・?」

堤「・・・・・まあ、いろいろありまして・・・」

 

諏訪がどうしてと訊くと堤はとても苦い思い出があるような顔をした

 

小佐野「へえー。悠くんって玉狛の人たちとも仲いいんだ」

諏訪「小佐野もあいつの事知ってんのか?」

小佐野「うん。この前開発室にあの大規模侵攻のデータを提出しに行くときに開発室の中にいたんだ~」

諏訪「くっそ~!あいつを勧誘したかったのにー!!」

堤「無理ですよ。彼S級なんですから・・・」

 

諏訪隊がラウンジで作戦を立てている頃荒船隊は自分たちの作戦室にいた

 

穂刈「やべえな。何回見てもこの威力」

半崎「オレこの子訓練で見ましたよ。そん時はイーグレット使ってたけど」

荒船「基地の外壁をぶち破ってた子だな」

 

荒船隊も諏訪隊と同じく昨日の修たちの映像を見ていた

 

穂刈「来たか?狙撃(スナイパー)界に新しい波が」

半崎「この威力で狙撃ポイント潰されまくったらダルいすね」

荒船「それは大丈夫だろ。ド派手すげて居場所が丸わかりだ。二発目を撃つ前に補足できる」

加賀美「クガくんのデータあったよ。緑川くんとソロ戦してるやつ。ミクモくんのもあったけど10-0で負けてた」

半崎「ミクモって射手(シューター)でしたっけ?今回のでもそんなに戦ってないし」

荒船「データは全部出しといてくれ。動きの癖を頭に叩き込む。あとは・・・()()()()()()()()()だな・・・」

 

そして、その頃悠は

 

悠「どうした太刀川、公平、陽介。もうギブアップか?」

太刀川「はは。冗談」

出水「まだまだ!」

米屋「これからだぜ・・・!」

悠は現在B級、A級の模擬戦のロビーで太刀川、出水、米屋を相手にしていた

 

悠「フッ、ならば遠慮する必要などないな。さあ、いくぞ・・・」

太刀川「上等だ!」

出水「よっしゃー!」

米屋「こいや!」

 

それぞれが様々な事をして時間が過ぎていきそしてB級ランク戦ROUND2が始まろうとしていた

 

 

 

 

 

 




これからも少し更新が遅れてしまうと思いますがこれからも暖かく見守って頂けたらと思います。
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