大体は同じ内容に仕上げました。
修side
「きゃあ!!?」
「やばい!!」
「戻れ!戻れ!!」
「バカ!後ろからも来てんだよ!!」
まずい!このままじゃみんなが!?
「挟まれた!!」
「来るぞおい!!」
間に合え!?
「!!?」
修「うああああ!!!」
危なかった!
修「今のうちに上に逃げるんだ!急げ!!」
「三雲くん・・・!?」
「ボーダー隊員だ!」
そう言ったが向かいにいた
「きゃあ!!」
修「危ない!?」
間に合わない!!そう思っていると目の前を目にも止まらない速さで何かが通過して生徒を守った。それは
悠「・・・ギリギリだったか」
修「悠!?」
悠が助けてくれた
悠「修、こいつらは俺が屋上に連れて行くぞ」
修「わかった!!」
そして悠はみんなを連れて行った。ぼくは目の前の
修(他の隊員が着くまでぼくがみんなを守る・・・せまい場所なら体が小さい方が自由に動けて有利なはず・・・ぼくにだってやれるはず・・・!)
ぼくはそう思っていた。ぼくにもできると・・・だけどそれは自惚れだった
そんなこと思っているとぼくの左手が切り落とされていた
「どうなった!?」
「煙でよく見えない」
遊真は他の生徒に交じって屋上にいた
遊真「ほらみろ。ふつうにやられてんじゃん」
レプリカ【オサムのトリオン体は限界が近い、トリオンを失いすぎた】
そんなことをレプリカと話していると
悠「おまえらはここにいろ」
屋上に悠がきた。遊真は彼に近づいた
遊真「悠、どうする?オサムはそろそろ限界っぽいぞ」
悠「・・・行くぞ」
そして二人は誰にも気づかれないように屋上から出た
レプリカ【オサムは『トリガーを使うな』と言ったぞ。ユーマとオサムのトリガーではトリガーの性能が違いすぎる。ここで戦えばボーダーに感知されるだろう。
遊真「おれはいいぞ。それでも」
悠「・・・おまえがよくても修が困るだろう」
レプリカ「
遊真「あっそうか」
そんな話をしていると
レプリカ【!?
遊真「えー、マジか」
悠「・・・俺がそっちに行こう。遊真は修の方に先に行ってくれ」
遊真「・・・大丈夫か?」
悠「危険になったら・・・最悪『トリガー』を使うさ」
遊真「・・・そっか。わかった」
そして二人は別々の方向に向かった
悠side
俺は遊真と別れて新たに現れた方へ走った。すると先には
「みんな早く外か屋上に走ってください!」
「急いで!!」
何故か逃げずにまわりを先に逃がしている顔が似ている二人を見つけた。その時
「!?副!危ない!?」
「!!?」
彼らの後ろに新たに現れたモールモッドが出てきた・・・まずいな。モールモッドのブレードが二人に襲い掛かろうとしていた
「「・・・!?」」
・・・間に合うか
悠「・・・ふぅ」
「「・・・え?」」
危なかったな。ギリギリで二人を脇と肩に担いでモールモッドの攻撃をかわした
悠「・・・お前達、なにをしていたんだ?」
「・・・え?」
「あっあの」
悠「・・・まあいい」
何故かはあとで聞くとしよう。今は目に前のこいつだ。
悠「さて・・・どうしたものか」
トリオン兵はトリガーがなければ殺せない。俺も持ってはいるが使うつもりはない。
悠(一番現実的なのは修を助けた遊真がこのままこっちに来ることか)
それにはまず・・・こいつらを逃がす必要があるな
悠「・・・お前達、俺が合図したら逃げろ」
「・・・えっでも」
「それじゃあ、先輩が・・・」
悠「いいから逃げろ、いいな」
そして二人は小さく頷いた・・・よし
悠「・・・今だ、逃げろ」
「「!?」」
俺はモールモッドの攻撃の一瞬の隙を見て奴から離れ二人を逃がした・・・さて
悠「あとは、こいつをどうするかだな」
正直、今の俺では奴の攻撃を避けれても攻撃する手段が無い。そんなことを考えていると隣に誰かが来た
悠「・・・随分遅かったな」
遊真「ごめんごめん」
見慣れないトリガーを使っている遊真がきた
悠「それは修のトリガーか?」
遊真「うん、そう」
悠「なるほど、考えたな」
遊真のトリガーではすぐにボーダーにばれてしまうが
悠「・・・そういえば修はどうした?」
遊真「今来るよ。なんかレして欲しいことがあるんだって」
悠「・・・ほう」
修「・・・はあ、はあ、まっ待ってくれ・・・」
すこししてから修が息切れをしながら来た
修「はあ、はあ、ゆっ悠、大丈夫だったか・・・」
悠「ああ、問題ない」
遊真「まあ、悠だからな」
そしてしばらくして修が落ち着いてくるとレプリカが修にして欲しいことがあると言った
「・・・・!!」
「出てきたぞ!!」
俺と遊真は修に肩を貸してもらっているようにして校舎から出た
「無事だぞ!」
「逃げ遅れたやつらもいっしょだ!」
「三人とも大丈夫!?ケガはない!?」
修「はい・・・」
そして修のまわりに生徒たちが押し寄せて行った
修「うわっ」
「三雲くん!!」
「助けてくれてありがとう!!」
「ていうかボーダー隊員だったのか!?いいなあー!!」
みんな修に対して感謝をしていた。だがされている本人は
修(
まるで自分がやったんじゃないとでも言いたげな顔だった・・・何を言ってるんだか
悠(お前は間違いなくみんなを守ったヒーローだろうに)
俺は修の近くから離れ近くの木に寄りかかりそんなことを考えていた。すると俺の近くに
「・・・あっあの」
「・・・せっ先輩」
悠「・・・?」
突然声が聞こえそちらを見てみると俺が逃がした二人がいた。改めて見ると本当によく似ていた
悠「・・・お前達、大丈夫だったか?」
「はっはい」
「あの、ありがとうございました!!」
「ありがとうございました!!」
そう言ってお礼を言ってきた。俺はさっき疑問に思ったことを訊いた
悠「お前達、なんでさっき自分たちは逃げず先に他に人間を逃がしていた?」
「・・・そっそれは」
「・・・・・」
俺がそう聞くと二人は言いずらそうにしていたがその理由を話した。
自分たちの兄がボーダー隊員でしかもとても優秀な人だから自分たちも兄にとって恥じない人間になりたいと
悠「・・・・・」
俺はそれを聞いた・・・なるほど
悠「・・・ひとつ聞くが、お前達はボーダー隊員なのか?」
「いっいえ・・・」
「わたしたちは・・・ちがいます」
まあ、そうだろうな
悠「・・・人ってのは、守るためには力が必要だ。お前たちにはあるか?」
「「・・・・」」
悠「力の無い者は結局無力で守られるだけだ。お前たちはまだ守られる側の人間だ」
「「・・・・!?」」
二人はそう言われ顔を伏せた、とても悔しそうな顔で。真実を言わないとあとでこいつらが辛くなるだけだ。
その時
「これは・・・もう終わっている・・・!?・・・どうなっているんだ・・・!?」
「嵐山隊、現着しました」
なにやら赤い服を着た、ボーダー隊員と思われる奴らが来た・・・随分遅い登場だな
「嵐山隊だ・・・!」
「A級隊員だ!」
どうやらあいつらは嵐山隊というA級隊員らしいな。しかしこの二人と似た顔の奴がいるな・・・まさか
悠「・・・あいつがお前たちの兄か?」
「・・・はっはい」
「オレたちの兄ちゃんです・・・」
悠「・・・そうか」
なるほどな、たしかに優秀なんだろう。そしてあいつがおそらく隊長だから嵐山というのだろう
嵐山「到着が遅れてもうしわけない!負傷者は!?」
「今、確認できました!全員無事です!」
嵐山「よかった・・・!!」
嵐山は本当に安心しているようだ。好青年だな
嵐山「しかし・・・これは・・・一体誰が・・・!?」
そしてやった
嵐山「きみか・・・?」
修「C級隊員の三雲 修です。ほかの隊員を待ってたら間に合わないと思ったので・・・自分の判断でやりました」
嵐山「C級隊員・・・!?」
「C級・・・!?」
そして修は自分がやったと言った。その言葉に嵐山は
ガッ修「!!」
嵐山「そうだったのか!よくやってくれた!!」
修「・・・えっ?」
嵐山「きみがいなかったら犠牲者が出てたかもしれない!うちの弟と妹もこの学校の生徒なんだ!」
そして嵐山が何かを探すようにしてこちらを、いや正確には俺の近くにいたこの二人を見て抱き着いてきた
嵐山「うお~~~~っ!副!佐補!」
「あっ兄ちゃん・・・」
「・・・・・」
嵐山「・・・?」
なにやら嵐山は二人の様子が変だと気づいたようだ・・・さすが兄妹・・・か
嵐山「それにしてもすごいな!ほとんど一撃じゃないか!しかもC級のトリガーで・・・こんなの正隊員でもなかなかできないぞ!」
修「いえそんな・・・」
遊真「いえいえそんな」
「なんで空閑くんが謙遜するの?」
そんな話をしていると
ジロリ・・・
嵐山隊の女の隊員が修を睨みつけていた・・・なんだ、あいつは
嵐山「おまえならできるか?木虎」
「・・・・・」
木虎と呼ばれた女はモールモッドの目の前に行きブレードのトリガーを出しモールモッドをバラバラにした
「おお~」
「すげー」
木虎「できますけど、私はC級のトリガーで戦うような馬鹿な真似はしません。
そもそもC級隊員は訓練生、訓練以外のトリガーの使用は許可されていません。彼がしたことは明確なルール違反です嵐山先輩。違反者を褒めるようなことはしないでください」
修「・・・・・!」
木虎はそう言っていた・・・だが、こいつのこの言葉にはどこか嫉妬のような感情が含まれているな
嵐山「たしかにルール違反ではあるけど、結果的に市民の命を救ったわけだし・・・」
「そうです!」
「三雲先輩はおれたちを助けてくれたんです!」
嵐山や生徒たちがそう言っているが
木虎「・・・人命を救ったのはもちろん評価に値します。けれど、ここで彼を許せばほかのC級隊員にも同じような違反をする人間が現れます。
実力不足の隊員がヒーロー気取りで現場に出ればいずれ深刻なトラブルを招くのは火を見るよりも明らかです」
修「・・・・!」
木虎「C級隊員に示しをつけるためボーダーの規律を守るため、彼はルールに則って処罰されるべきです」
木虎はそう言った。確かにこいつの言葉は正論だ。組織とはそういった規律で出来ているものだ・・・・・だが
悠「それならば、お前らがもっと早く来ればよかっただけの話だろう」
木虎「・・・!?」
俺はまず気になったことを正直に言った
木虎「・・・あなた誰?」
悠「話を逸らすな。もし修がいなければ死者が出ていただろう」
木虎「彼は規律を破ったからその責任を!」
悠「そもそも、お前らボーダーは市民を守るためにいるのだろう?それならばお前らがもっと早く来ればよかっただけの話だ。そうすれば修もトリガーを使わず処罰も受けなかったはずだ」
木虎「そっそれは!私たちは警戒区域の中を見回っていたから・・・!」
悠「それは遅れたからの言い訳でしかないだろう。それともお前にとって市民の命とはそんな言い訳で済む程度の軽いものなのか?」
木虎「そんなこと・・・!!」
修「おい悠!?いくら何でも・・・!」
悠「黙れ修。今俺はこいつと話しているんだ」
俺はこの女に確信に迫った
悠「お前は修に嫉妬してるんだろ」
木虎「・・・・・なっ!!」
悠「お前のそれはプライドからくる対抗心か?ならそんなゴミみたいなプライドはさっさと捨てろ」
木虎「・・・・・っ!」
悠「・・・別にプライドを持つのは悪いことではない・・・・だがなそのプライドを振りかざしていいのはそのプライドにあった戦果と貢献を出したものだけだ」
俺はそう言って近くにいた嵐山の弟妹の二人の頭に手を置いた
「「・・・・・えっ?」」
悠「そういう意味ではこの学校の教員、修、そしてこの兄弟だ」
俺はそう言った。二人とも何故という顔で俺を見てきた
悠「お前たちは確かに力を持たない子供だ。
・・・だがな、お前たちがしたことは間違いなくみんなの命を救ったんだ」
「「・・・・・っ!?」」
そして俺の言葉にこいつらは泣いてしまった。俺はしばらくこいつらの頭を撫でていた。
悠「・・・だが、お前は何かしたのか」
木虎「・・・・・」
悠「思い違いをするなよ。何もしなかったお前に修をとやかく言う権利なんざ無い」
木虎「・・・・・・っ!?」
俺の言葉に木虎は悔しそうに、でもなにも言えず俯いた
悠「まず、修の処罰はお前たちがすることではないんだろう」
「うん、そうだよ。現場調査は終わった。回収班呼んで撤収するよ」
木虎「時枝先輩・・・」
時枝「木虎の言う分も分かるけど、三雲くんの処罰を決めるのは
嵐山「なるほど!充の言うとおりだ!今回のことはうちの隊から報告しておこう。三雲くんは今日中に本部へ出頭するように。処罰が重くならないよう力を尽くすよ。きみには弟と妹を守ってもらった恩がある。本当にありがとう・・・!」
修「そんな・・・こちらこそ・・・」
そう言って嵐山隊は去っていった。最後に木虎が少しこちらを見て行った
木虎side
私はさっきのC級隊員と話に入ってきたあの目が鋭い青年のことを思い出していた
木虎(私が対抗心?C級隊員に?そんなのありえない!)
私はA級隊員の木虎。C級隊員に対抗心なんて・・・
そう思っていたのに私の心にはなにかモヤモヤしたものがあった
時枝「さっき、あの背の高い彼が言ってた」
突然時枝先輩が話だした
時枝「確かにそうだと思ったよ。オレたちは遅れてなにもしなかった。そのオレたちはなにも言えない」
嵐山「ああ、そうだな。今回は本当に三雲くんに助けられた」
目の前にいる二人に先輩がそう言っている時、わたしは彼の言葉を思い出した
【お前のそれはプライドからくる対抗心か?ならそんなゴミみたいなプライドはさっさと捨てろ】
【思い違いをするなよ。何もしなかったお前に修をとやかく言う権利なんざ無い】
私はそんな彼の言葉を思い出していた