塔城小猫side
「私は人形。アインツベルンが一つの戦いに勝つためだけに、錬金術の秘奥を以て鋳造されたホムンクルスの最高傑作。それが私、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
先輩が…………人形?
とある戦いのために魔術で鋳造された
「うそ、ですよね?先輩、嘘だと言ってください!!」
そう言うが先輩は屋根から見下ろしたまま
「嘘なんて吐いて、何の利点があるの?」
その言葉が、嘘ではない事を示した
でしたら何故、長い寿命を持つ悪魔を憎むような事を?
先輩は魔術で鋳造された、ホムンクルス
人間や悪魔が生きる為に何をする?
ご飯を食べたり、睡眠を取る
でもこれなら先輩も同じだ
だとしたら何故?
「分からない?私はね、大人に成れない。いや、
「え?」
「成ることが出来ないとはどう言う事?」
「言った通りよ」
大人に成れない?
そういえば、先輩はずっと同じ身長のまま
でも、先輩は慢性的に貧栄養状態だったから背が伸びないのも当たり前なのでは?
「もしかして………成長の機能自体がないということなの?」
その時だ、何時も先輩に
「ふーん、蝙蝠にしては頭が回るじゃない」
「誰が蝙蝠ですって!!」
「落ち着いてリアス!」
成長の機能がない
つまりは、大人に成れないまま
先輩は……………死ぬ
「なら、
「黙りなさい!!」
部長がそう言ってイーヴィルピースの事を話そうとした瞬間、先輩から
先輩とは思えないほどの気迫と共に叫び声が放たれた
「そもそも私が襲われたのも、こんな目に成ったのも、体をあちこち斬られたのも貴方達のせいよ」
だがそう言う先輩の顔は
「私は悪魔が大嫌いなの、ただ平和に暮らしたいだけなのに、普通に生きたかったのに。全部、全部悪魔に壊された」
恐ろしいほどに
「私は悪魔が憎い、自分勝手で、人をモノ扱いして」
無表情だった
「いつもいつも私から
その声は激情を伝えながらもどこか平坦で
「悪魔になんか………だれがなるか」
どこまでも…冷たかった
「悪魔なんて、みんな……みんな死んじゃえばいいのよ。やっちゃえ!バー」
その時だった、先輩の周囲に黄金色の波紋が現れ、その中から鎖が射出され先輩が拘束する
「そこまでにしてくれないかな?」
そして空から先輩の隣に、黄緑色の髪を腰まで伸ばした人が降り立ち
先輩のうなじに手刀をして気絶させた
その人が先輩を抱えると、金の鎧を着たギルガメッシュさんの近くに降りる
「ふぅ、ずいぶんと凄いマスターだね?ギル」
「ようやくのお出ましか」
そう言って笑うギルガメッシュさん
知り合い?なのでしょうか?
「やっと日本に着いてね、それにしてもこれはどういう状態だい?」
「ふん、身の程知らずの蝙蝠共が
「へぇ、じゃあ彼らもそうなのかい?」
「いや、この町を管理(笑)している蝙蝠共だ」
「なら、斬り落とさなくていいのかい?」
「戯け、奴らなど我等が手を下す価値すらない。それよりマスターを運ぶぞ」
「分かったよ」
そう言って先輩が家に運ばれていきくのを、私達は黙ってみることしか出来なかった
イリヤside
目が覚めると、私は部屋のベットに寝ていた
「あれ?何で部屋に?」
確か、宴会することになっちゃって
イージスの皆が尊いなぁと思って
それで……………アレ?
何で?
そこからの事が思い出せない、私いつのまに寝たんだろ………
なんか頭がズキズキ痛いし、風邪かなぁ
はぁ、今日は休みだし家事とかしないときは寝て休もうかな
そんなことを考えつつ、部屋を出る
アレ?なんかギル兄の部屋からなんか聞こえる?
『ふ、このまま我が一位だ!ファハハハ!英雄王フィニィイイイイイイッシュ』
『させると思うかい?』
『なにっ!赤甲羅だと!?』
『油断したね、先に行かせて貰うよ』
『ぐぅ、まだだ!まだ終わらん!』
うん、誰かとマ○オカートしてるみたい
なんか聞き覚えのある声がするなぁ
気のせいだよね、うん
ギル兄の事は気にしないことにして下に降りる
そして台所に入り、冷蔵庫から抹茶のペットボトルを取り出してコップに注ぐ
「はぁ、頭が痛いし記憶ないし。私、なんかしちゃったかなぁ………クロエちゃんに聞いてみようかな?」
そう言ってふと外を見ながらコップを口に運ぶ
外はちょっとした庭で木が一本生えている
そして、その木から縄でぐるぐる巻きで吊るされている桃色の髪の人
「ング!?ゴホッ!ゴホッ!アス兄!?」
思わずむせてしまうが、きにせず玄関から出て庭に向かう
「おおおおはよう、イイリヤ。な、夏なのに夜はさ、寒いんだねぇ」
「なんで!?何があったの!?」
そう言いながら、木に登り縄をほどく
すると、簀巻きの状態のアス兄が地面に激突する
「あイタッ!」
「だ、大丈夫?」
そう言って木から降りて巻いてある縄を解く
「あ、あぁ。だだだ大丈夫だよ、問題ない」
「取り敢えず家の中に入って!」
ずっと震えているアス兄を連れて家の中に入り台所へ向かう
「な、なんか温かいもの」
そして牛乳を温めている内に部屋から毛布を持ってきてアス兄に被せる
そして温めた牛乳の入ったコップをアス兄に渡すと直ぐに口を着ける
「あつぅ!」
「す、少し冷ましながら飲んでね」
「うぅ、ありがとうイリヤ。助かったよ」
「うん。でも、どうしてあんな風にされてたの?」
そう言ってアス兄の隣に座った、その時だった
「イリヤ!大きな物音がしましたが大丈夫です………ライダー、反省しましたか」
そう言ってジャージ姿のアルトリアが入ってきた
部屋に入った瞬間、アス兄へと絶対零度の視線を向ける
「や、やぁアルトリア。は、反省した!した!もう寒いのは勘弁だよ」
「へ?アレってアルトリアがやったことなの?もしかして私が寝ちゃった後にご飯取られちゃったからそれで」
「いや違いますかねイリヤ!?……ん?寝たあと?」
「え?だって私は皆が宴会中に疲れて寝ちゃってたんでしょ」
そう言うとアルトリアが少し驚いたように目を開いたがすぐに戻った
「…………そうでしたね、それでは私はジョギングに行ってきます」
「ジョギング?」
アルトリアが?
「はい!騎士たるもの、常に鍛練し自分を磨かなければ」
クー兄でも見習って鍛練することにしたのかな?
やっぱり騎士王は腹ペコニートだけじゃなかったんだ!
「あー!アルトリアもしかして、最近少し太ったから痩せようとして」
「ライダァアアアーーーー!!」
「うわー!?ストップストーープっ!?暴力反対!」
アルトリアは、アス兄の言葉に顔を真っ赤しながら持っていた聖剣でアス兄へと斬りかかる
アス兄は白羽取りしながら、アルトリアを止めようと叫ぶが
アルトリアは聖剣に力を込めたまま押していく
「ちょ!?このままだと座にかえっちゃう!?イリヤ令呪!れいじゅぅうううう!!」
うん、部屋に戻って寝よう
うん、やっぱり
女性にとって、体重はNGワードなんだね!
???side
とある一件の大きな武家屋敷
そこでは赤い服にツイテールの女性と制服を着て濃紫色の髪の女性が赤髪の少年に料理を振る舞われていた
「こっちも美味しいわね桜!」
「はい!それにしても先輩、どうして急にご飯を?」
「新しい味付け、試したかったんだよ。味はどうだ二人共?」
「ガツガツモグモグ、ング。美味しいわよ!」
「はい、姉さんの言う通り美味しくて箸が止まらないです!」
「おいおい二人共、そんなに急いで食べたら太るぞ?」
その時、その場にピシッ!
と、何かにひびが入る音がした錯覚を赤髪の少年を覚える
そして次の瞬間、濃紫の色の髪の女性が立ち上がり
ツインテールの女性が何処からか宝石を取り出す
「と、遠坂?桜?」
「先輩。先輩は今、言ってはならない事を言いました」
「士郎、覚悟はいいかしら?」
「な、なんでさァアアアアアア!?」
この場でも、女性に対するNGワードを覚えたものがいた
どうも、喫茶葛木の店長メディアよ
そろそろイリヤちゃんのコスプレのレパートリーを増やそうと思うの
でも思い付いたキャラの殆ど知らないキャラばかりのなのよねぇ
良ければ、候補の子達のしゃべり方や仕草を教えてくれないかしら?
活動報告に、キャラの候補を書いておくわ
成功すれば、もっと可愛いイリヤちゃんが見れると思うの
よろしく頼むわよ、貴方たち
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=244758&uid=276685&flag=1
ご愛読ありがとうございます
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よろしくお願いします
本編のイージスに鹿目まどか、追加する?
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