もうやだ……助けてバーサーカー!!!!   作:クレナイハルハ

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調子が良いので今回は早めに投稿できました
これからもこの作品をお楽しみ下さい



バイトとウサギとお花

イリヤside

 

 

「いらっしゃいませ!ご主人様♡」

 

私は貴方のメイドさん!

 

イリヤスフィールです♪

 

あっ!?

 

やめて!

 

ちょっまって!

 

ブラウザバックするのはらめーーーーー!

 

「…………はぁ、なんでこんなことに」

 

私は今、町の喫茶店にて働いてます

 

聖処女(笑)(ジャンヌ)腹ペコ騎士王(アルトリア)が思ったよりお腹ペコペコのペコリーヌさんだから早めに働かなきゃとおもったのでバイトしてます

 

バーサーカー?

 

思ったより、食べる量が普通だし。

 

空気も読めるし、何気に優しいし

 

たまに頭撫でてくれるし

 

今日だってバイトしに行くために玄関で靴はいてたら後ろにいて見送ってくれた

 

聖処女?家で掃除しながら温泉のテレビ見てるし、騎士王?洗濯物やってる

 

「イリヤちゃん、いい笑顔だったわよ」

 

「アハハ、アリガトウゴザイマス店長」

 

このイリヤちゃんの笑顔は可愛いので当然です

 

「うんうん、可愛い子はやっぱりコスプレをさせると映えるわねぇ」

 

「……………ハイ、ソウデスネ」

 

この女の人はこの喫茶店のマスター。

 

この喫茶店は結構人気らしく、ウェイトレスのバイトを募集していたので面接を受けたら合格もらって働いてます

 

このお店、お給料も高いし時間も良いので私は助かります

 

ですが、店長の業務命令でメイドさんのコスプレをすることになってしまいました

 

しかもこの店長、まだまだコスプレさせる気だし

 

言っとくけど、私(元)男だからね!

 

でも仕方ないの、成りきれば成りきるほど貰えるお金が増えるの

 

色々と思うところが有るけど、ご飯と生活のためだから仕方ないの

 

それではイリヤスフィール、頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~三人称視点~

 

 

 

影のある暗い森

 

そこには頭に猫耳が生えており、着物を着ている女性。

 

その前に倒れ伏す異形の何かがいた

 

女性は血を流しており、まさに危険な状態と言えるだろう

 

「はぁ、はぁ、はぁ…………まさか逃げてる途中ではぐれ悪魔に襲われるとは、さすがにこの黒歌さんでもわからなかったにゃ………こふっ!」

 

妹を守るため、はぐれ悪魔『主殺しの黒歌』となった彼女は、彼女を討伐しようとやって来た悪魔から逃げ隠れるもその場にいたはぐれ悪魔に襲われた

 

どうにか倒すも、最初の不意打ちが彼女を深く傷つけてしまう

 

そのため、彼女は一刻も早く治療を行わなければいけない状況であった

 

「ようやく見つけたぞ主殺し黒歌、今度こそその命、頂く」

 

「ッ!!!」

 

思わず歯をギリッとならし、声のした方を睨み付ける

 

だが、悪魔には眷族もいる

 

「(はぁ、ここまでかにゃあ~。この猫生?心残りがたくさんにゃ。白音、また会えたらにゃと思ってたけどさよならにゃんね)」

 

そして、悪魔の一人が剣を構えた

 

「(………たくない、死にたくない!まだ死ねない、妹に………白音に会いたい。…………だれか)……………助けて」

 

その時だった

 

 

「ちょっとまったーーーーーー!!!!!!」

 

 

「なんだ!?」

 

「にゃにゃ!?」

 

その声と供に、空から白いマントと鎧を纏った桃色のロングヘアーの少女が降ってきた

 

「おっとと、危ない危ない」

 

そして、着地し黒歌の前に着地する

 

「ならなんであんな登場したにゃん…………(あの高さから降りてくるとか、人間じゃないことはたしかにゃんね)」

 

「な、人間!?何故こんなことろに、結界は張ったはず」

 

「けっかい?……あー!あのバリアみたいな奴?キャスターに頼んで消してもらったよ」

 

「なっ!?人間ごときが我ら崇高な悪魔の結界を解除しただと!!!」

 

その少女の発言に怒りと驚きを隠せない悪魔

 

「うーん。僕はあんまり魔術は知らないしなぁ、あれってそんなに凄いバリアなの?」

 

「(あの結界、普通の人なら気づかないのが普通にゃん…………)」

 

「それで人間、貴様は何があって我らの元に現れた。」

 

「ボク?ボクはその女の人を助けるために来たんだ!」

 

「ふ、助けに来ただと?人間に何が出来る!?」

 

そう言って悪魔は魔法で炎を作り、少女に向けて放った

 

「そりゃっ!」

 

少女は何処から取り出したのか、大きな黄金の槍を操りその炎を叩き消した

 

「なっ!?俺の炎を、まさか神器持ちか!」

 

「なんのこと?、しんき?ってなに?」

 

「自覚がないか、例え神器を持ったとしてもただの人間。これほどの量は避けられまい」

 

そう言って悪魔は、眷族と供に大量の炎を玉を此方に放つが少女は槍で全てを叩き落とす

 

黒歌からみてその光景は、それが幻のように見えた

 

「(す、凄いにゃ………あの量をたった一人で)」

 

「貴様、何故その女を助ける?その女はな、主殺しなんだ」

 

それを言われた黒歌はまるで時が止まったかのような錯覚に陷った

 

もし、これで助けてくれた少女が私を攻撃してきたら

 

守るのではなく、自分を殺しに来たら

 

そう思うと、彼女は恐怖で一杯だった

 

上級で、眷族と供に放ってくる魔法の数々をいとも簡単に叩き落とす

 

彼女の力が

 

そんなとき少女は顔を少し傾げ、言った

 

「なんだか分からないけど、それだからなに?」

 

「なっ!?」

 

それに驚いたのは悪魔とその眷族、そして何より驚愕したのは当人である黒歌であった

 

「ど、どうしてにゃ!?…………私は主殺し。こんな私のことを見捨てればいいのに!なんでにゃ!」

 

「君、さっき『助けて』って言っただろう?」

 

少女の問いに黒歌は黙って頷く

 

 

「ボクはそれを聞いた。これでも英霊だからね、ボクはどうしたってキミを助けようと思う」

 

 

「……………なんで、私のためにそこまでするにゃ、主殺しの罪を持ったこんな私を………」

 

「ボクはボクが納得するまで

 

 

────助けるよ!

 

例え誰でも、何度裏切られても

 

………見捨てなんて、しない!」

 

 

黒歌の頬には涙が伝っていた

 

少女の言葉を聞き黒歌の心には生きたい

 

その思いと希望が戻ってくる

 

少女の声が、彼女に変化与えた

 

「もう一度教えてくれ!君の願いを!ボクに聞かせてくれ!」

 

「お願いにゃ………私を、助けて」

 

「うん!君の願い(オーダー)確かに聞いた、任せてくれ!」

 

「人間風情が少し槍が使えるからと思い上がるな………お前を殺し、絶望を味わわせたあとではぐれ悪魔黒歌を殺してやる!!」

 

それを聞いた少女は腰に差していた剣を抜き振り上げ天を指す

 

すると雲が晴れ月が現れた

 

月の光は少女を照らし

 

風は吹き、少女のマントがなびかせる

 

まるでこの自然が、大地が彼女に味方している

 

そのような錯覚に陥る

 

 

「遠からん者は音にも聞け!

 

 

近くば寄って目にも見よ!

 

 

 我が名はシャルルマーニュが十二勇士

 

 

アストルフォ!いざ尋常に―――勝負ッ!!」

 

 

そう言って槍を構え、走り出す

 

すると、悪魔の男の眷族はあっという間に追い詰められていく

 

その様子に、黒歌は驚愕とした

 

さっきまでは、本気を出していなかったのだろうか?

 

「何故だ!?何故人間ごときが!こんな!?」

 

「む!君、本とかちゃんと読んでる?これでもボク有名だと思うんだけどなぁ」

 

そう言ってアストルフォは頭の後ろをかく

 

「さて、ボクも早くマスターのところに行きたいし!」

 

そう言って少女は腕を頭上に振り上げ叫ぶ

 

「君の真の力を見せてくれ!

 

この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』!!!!」

 

すると、風が吹き空をかける何かが翼を広げ飛んでくる

 

それは鷲と馬の合わさったかのような生き物『ヒポグリフ』だった

 

アストルフォはジャンプしてその生き物に乗ると、持った黄金の槍を構え悪魔たちに突撃する

 

「こ、こんな!こんな人間ごときにぃィィィィイイイイイ!?!?!?」

 

そうして、悪魔たちは槍と生物に激突し倒れた

 

黒歌はそれを見てる

 

ヒポグリフに乗ったアストルフォが降りてくる

 

「君の願い通り、助けたよ!」

 

「ありがとうにゃ、本当に」

 

そう言って黒歌は安堵したのか微笑み、アストルフォはそれを見て満足したかの様に

 

「………あぁ!?」

 

「な、なんにゃ!?」

 

「改めてみたら君、怪我してるしボロボロじゃないか!?」

 

そう、黒歌は元々はぐれ悪魔との戦闘の後にあの悪魔たちに襲われたのであり

 

そこにアストルフォが来てまたすぐ戦闘だったため、アストルフォはちゃんと黒歌の状態を見ていなかったのだ

 

「そういえば、そうだったにゃあ~」

 

そう言って少し顔をしかめる黒歌に対し、アストルフォは慌て始める

 

「ど、ど、どうしよう!?ボクは治療のスキルなんて持ってないし!魔術は出来ない………そうだった!キャスター!キャスター!ヘルプーー!」

 

「そんなに叫ばなくても聞こえているよ、ライダー」

 

いつの間にか、アストルフォの後ろに白いフード付きのローブに魔法使いのような杖を持った男が立っていた

 

見ると、男の足元にはいくつか花が咲いている

 

「キャスター!大変なんだ!この人が怪我とか色々とボロボロで」

 

「確かに、ひどい怪我だね」

 

「早く助けてくれキャスター!グランドキャスターなんだから治療系の魔術ぐらいは知ってるでしょ!」

 

「ゆ、揺らさないでくれライダー!……慌てない慌てない。呪文噛むからね」

 

そう言って男はアストルフォを落ち着かせ、黒歌に魔術をかける

 

すると黒歌の怪我どころか、服すらも戻り

 

もとの姿に戻っていた

 

その高度な魔術に黒歌は驚愕しかなかった

 

「にゃにゃ!?服に傷が!全部なおってる!?」

 

「よし、これでいいね」

 

「あ、貴方は一体………」

 

「僕かい?そうだね……花の魔術師さんでいいよ、ところで君はあの者から追われていたようだね、そうだ。よかったらいい隠れ場所があるんだけど、そこにしばらくは隠れるのはどうだい?」

 

「そんな場所があるならありがたく隠れさせてもらいたいにゃ。でも、そこまでしてもらってもいいにゃ?」

 

「なぁに、サービスだとも。それに君をこのままにしたらライダーとマスターが許さないだろう」

 

黒歌は『マスター』と言う単語に少し興味を持つが押さえる

そして魔術が完成したのか、黒歌の足元に魔方陣が現れる

 

「さて、転移させるよ」

 

「あっ、そう言えば隠れ場所ってどこにゃ?」

 

「人々の理想の地、全て遠き理想郷(アヴァロン)さ」

 

「にゃ!?ちょっ─────」

 

返事を聞いた黒歌は、驚き何か言おうとしたがその前に転移した

 

「さて、ライダーそろそろ僕達もマスターの元へ向かおう」

 

「分かった、ヒポグリフ!」

 

そう言って二人はヒポグリフへと乗り、空を駆けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2人乗りじゃ重くないかい?」

 

 

「大丈夫だよ!ヒポグリフは力持ちだからね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~現代~

 

 

 

「はぁ~疲れた~」

 

「ふふ、お疲れ様イリヤちゃん♪」

 

営業時間が終わり、私は店の裏で机にグデーっとして休んでいた

 

あれからメイド→小悪魔→ナース→猫耳メイドとコスプレさせられ、私は凄く疲れたよ

 

はぁ、そう言えば明日から学校じゃない

 

高校の教材、授業代、文房具、皆のご飯、調味料、水道代、電気代……………

 

「うう、頭がぁ………」

 

このままじゃお金が足りないのぉ

 

もっとアルバイト探さなきゃだめかな

 

これ以上疲れる日々が続くの?

 

若いのに過労死とかしないかな?

 

一応転生したばっかりなんだけど………

 

神様、これが私の運命なの?

 

運命に反逆出来ないよ!

 

アッセイシャヨ!ナンジヲホウヨウセン!

 

私には無理だよぉ

 

「イリヤちゃん、イリヤちゃん」

 

「………何ですか店長さん」

 

「貴方の保護者って人が外に迎えに来てるわよー」

 

「ほぇ?」

 

保護者?あぁ、アルトリアかジャンヌかな

 

取り敢えず、荷物をリュックに背負う

 

「お疲れ様でした!」

 

店長に挨拶して店を出る

 

 

 

 

 

 

「この我を待たせるとは随分と

偉くなったようだなぁ雑種」

 

 

 

 

 

 

「っ!?その声はもしかして!」

 

見ると、金色のバイク……ギルギルマシンに腰を掛けたFate stay nightの格好をした英雄王ギルガメッシュが立っていた

 

あ、私終わった?

 

何でハイスクールD×Dの世界にあの方が

 

うん、周りの帰り道を歩いてた女性のほとんどが振り向いてギルガメッシュを見ている

 

「………………嘘ぉ、なんで王様がいるの?」

 

「なに、貴様が我を召喚したのだろう?それよりは早く乗れ、帰るぞ雑種」

 

そう言ってこっちにヘルメットを投げ渡すギルガメッシュ

 

「う、うん」

 

あれ?思ったより優しいのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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本作品の過去話『宝具開放、皆を守る戦い』のエクスカリバーの詠唱を十三拘束解放にした方が良いですか?

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