もうやだ……助けてバーサーカー!!!!   作:クレナイハルハ

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再開と思い出のハンバーグ

塔城小猫side

 

 

私は今までの先輩を聖人か何かと勘違いしてたのかもしれません

 

以前の先輩は私に言ってくれました

 

私は他の悪魔とは違う、他の悪魔も、まずは話し合わないと分からない

 

でもあの日の先輩は違った

 

 

『へぇ、酷い?なに言ってるの?そいつらが私の家に襲撃してきたから殺したんだよ?』

 

『そもそも私が襲われたのも、こんな目に成ったのも、体をあちこち斬られたのも貴方達のせいよ』

 

『私は悪魔が大嫌いなの、ただ平和に暮らしたいだけなのに、普通に生きたかったのに。全部、全部悪魔に壊された』

 

『私は悪魔が憎い、自分勝手で、人をモノ扱いして』

 

『悪魔なんて、みんな……みんな死んじゃえばいいのよ。』

 

だからこそ、あの時の先輩の姿を見てショックを受けました

 

あのときの先輩は、自分の嫌いな悪魔を簡単に殺していましたが、改めて考えると

 

そうなるのも仕方ないかもしれません

 

そんなことを考えつつ、授業の内容をノートに取る

 

今日は駒王学園の授業参観、姉様が来てくれる日

 

試しにチラリと振り替えると、クラスメイトの親が沢山来ていました

 

この中に変装した姉様が、そんなことを考え午前最後の授業を終えてから、改めて見回す

 

すると一人、明らかに怪しい人が一人いました

 

サングラスをしてスーツを着た人が、私はその人がそとに出たタイミングで教室のそとに出る

 

「待って下さい!」

 

そう言うと、その人は黙ったまま振り向き此方を見てくる

 

「あの、黒歌姉様…………ですよね?」

 

「にゃはは、やっぱり見付かってたにゃんね」

 

そう言ってその人がサングラスを上に上げる

 

確信した、耳や尻尾はないけど

 

顔は忘れる分けない

 

「久しぶりにゃ白音、見つけてくれるって思ってたから嬉しいにゃん」

 

そう言って姉様が優しく抱き付いてくる

 

「あ、ぅ………」

 

少し恥ずかしかったけど、それ以上に凄く安心しました

 

「さて、折角の授業参観日!お姉ちゃんお弁当作ってきたんにゃ!」

 

そう言って姉様がお弁当を渡してくる

 

折角だから二人で食べたいと言い、二人で屋上に向かってからお弁当を開けました

 

するとそこには、卵焼きやサラダの他に大きなハンバーグが入っていた

 

「これって………」

 

「白音、昔お姉ちゃんが作ったハンバーグ美味しいって言ってくれたのを思い出して、久しぶりに作ってきたにゃん。……少し焦げちゃったけど」

 

『白音、お姉ちゃんが作ったハンバーグおいしい?』

 

『はい姉様!とっても美味しいです!!また作って下さい姉様!』

 

『任せてにゃん。絶対に美味しいハンバーグ、また作るにゃ!』

 

私はいただきますと言って箸でハンバーグを一口分に切って、そのまま頬張る

 

「にゃ!?白音!?も、もしかして美味しくなかった!?」

 

急に姉様がオロオロしだした

 

ふと頬に何かが伝うのを感じ、気付いた

 

私は、いつの間にか目から涙を流していた

 

「とっても、とっても美味しいです、姉様」

 

そう言ってハンバーグを一切れ箸で摘まんで姉様に向ける

 

「一緒に食べたいです、姉様。一緒に、美味しい物を味わいましょう?」

 

そう言って私は姉様に笑顔を向ける

 

すると姉様も涙を流しながら頷いて食べてくれた

 

「どうしよう白音。私にゃ、白音と再会出来て嬉しすぎて、味が分からないにゃ。白音、あと少ししたら一緒に暮らせるから……」

 

「はい、待ってます。だから………もう、居なくならないで下さいね」

 

「もちろんにゃ!そしてまた一緒に、ハンバーグを食べるにゃ………」

 

「はい、約束です………姉様」

 

そう言ってまた姉様が抱き付いてくる

 

私も姉様を強く抱き締める

 

姉様もそんな私に答えてくれるかのように優しく抱きしめてくれた

 

私はもう一人じゃないんですね、部長さん達にイリヤ先輩のお掛けで私は成長出来て

 

姉様と再会する事が出来た

 

頭が痛くなろうが関係ない、もし神様がいるなら感謝を

 

私と姉様を会わせてくれて本当にありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スビー!!うぅ、いい話なのだわ……良かったのだわ、良かったのだわ!うわーーん!!」

 

「うぅ、女神足るもの、グス。常に優雅たれ、なんて今は無理よぉ、グスッ良かったわね塔城小猫ぉ、グスン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~とある悪魔の日記帳~

 

◇月○日

 

私達、EDFは今日も今日とてイリヤ様を遠くから護衛している

私達はイリヤ様が学校で勉学に励んでいらっしゃるなか、防音の部屋にて

もしイリヤ様が再びアイドルとしてステージに上がることを考え

イリヤ様への応援の言葉

ライブ開始にてイリヤ様方を称え、祝う言葉を会場じゅうに響き渡らせるよう叫ぶ練習を日々行っている

 

 

 

 

 

 

 

 

「貴様!それッポッチの声量でイリヤ様に我々の思いが伝わると思うな!!」

 

「な!?お、親父にも打たれたことないのに!」

 

「貴様!イリヤ様と父親どちらが大事だ!どちらも大切だと思うが貴様は何故ここにいる!

今は父親ではなく、イリヤ様への応援の声を、祝いの声を、称える声を届けるため我らは集まっているのだ!

それを忘れるな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、私達EDFこと

イリヤ様、ディフェンス、フォースは様々な陣営の人々で集まり活動しているが

他にもイリヤ様の為に活動をしている者達が私達の元へと協力、傘下に加入することを求めてきた

聞いたところ、イリヤ様を最初に守るためと活動した我々EDFの傘下に入りたいようだ

 

まず、天使により構成された組織

『素晴らしきイリヤ様の会』

様々な陣営にイリヤ様の美しさ、優しさを布教の他にもイリヤ様を守るための武装を製作しているらしい

また、悪魔により構成された

『駒王ツァー』

イリヤ様のアイドル活動を全面的なサポート、会場での案内や観客席への誘導手伝い、ストーカーへの対策を行っていたらしい

 

そして堕天使により構成された

Squad Of Night Guardian(スクアッド オブ ナイト ガーディアン)

イリヤ様が夜に各陣営から狙われぬよう組織された、夜警専門の組織らしい

 

我々はイリヤ様の為にこれを受け入れた

 

「今日、我らEDFは更に大きな組織となった。

 

これを祝い、この言葉を叫ばせていただく

 

オールハイルイリヤスフィィイイイル!!」

 

『オールハイルイリヤスフィール!!』

 

あぁ、本日もイリヤ様は美しい

 

 

 

 

 

 

 






ご愛読ありがとうございました

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よろしくお願いします








新作、仮面ライダー聖刃×Fate/kaleid liner作品

近々、投稿

此方もお楽しみいただければ嬉しいです

【緊急参戦】白露型駆逐艦四番艦、夕立(コスプレ)

  • 呼んだっぽい?(参戦)
  • 駄目っぽい?(不参加)
  • 暁の出番ね、見てなさい!(このまま)
  • 雷、出撃しちゃうね!(このまま)
  • 電の本気を見るのです!(このまま)
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