イリヤside
どうも皆さん!夏休みを全力で楽しんでたイリヤです!!
(そんなイリヤを見て微笑んでいたイリヤスフィールよ)
さて、何故さっきから過去形になっていたかと言うと
『緊急ニュースです!?宇宙から隕石が地球へと近付いていると言う情報が届きました!?な、なんでも今日中に地球へと確実に当たるらしく───』
はい、夏休みも関係なく全てが終わりそうです
短い人生だったなぁ
(いやいや、金ぴかやセイバー……てか貴女のサーヴァント全員の宝具使えば壊せるじゃない。
貴女に至ってはセイバーのカードをインクルードしてエクスカリバーすれば良いし)
あ、確かに
考えてみればなのはちゃんのスターライトブレイカーとか色々と方法はあるね
でも、隕石を壊すとしたら宇宙で壊さないとダメだよね?
流石にサーヴァントでも空気がないとダメじゃない?
(た、確かにそうかも………)
うん、窓から外をみれば周りを歩いてた人が大パニックしてるの
叫んでる人、泣き崩れる人、笑いながら涙を流す人
うん、カオスなの
(まあ、急にあんなニュースが流れたら誰だってそうなる………と思うけどあれは可笑しい)
ピンポーン!
「お客さんだ、こんな時に誰だろ?」
畳んでいた洗濯物を一度置き、ドアを開ける
そこには何故か沢山の荷物を持ったお隣さんの塔城小猫ちゃんと塔城黒歌
「どちらさま、塔城ちゃんと黒歌さん?」
「やっほーイリにゃん、黒歌お姉ちゃんが来たにゃんよ」
「来ました」
あれ、意外と二人は普通?
「どうしたの急に?」
「いや、さっきニュースが流れたでしょ?ならお隣のみんなと残りの時間を過ごした方が楽しいだろうなぁって思ったにゃん。」
「なので、今日から少しの間お世話になります。先輩」
「え……あ、うん。取り敢えず中にどうぞ」
そう言って中に二人を入れて、先ほどまで洗濯物を畳んでいたリビングに通して取り敢えずお茶を入れる
「それにしても、大変な事になったにゃんねぇ」
お茶を一口飲んだ黒歌さんが口を開いた
「あ~、まぁ確かにそうですね」
まぁ、ほぼみんなが絶望してるしね
「いやぁ、映画みたいに何処かの国がミサイルとか用意してないかなにゃあ」
「確かに、そんな事が会ったらいいのにね~」
そう言って私もお茶を飲み、洗濯物を畳む
「あ、そう言えば昨日作ったチョコクッキーの残りがあるから持ってくるね」
そう言って台所の冷蔵庫から昨日の余ったチョコクッキーをとって来てテーブルに置く
すぐに小猫ちゃんがクッキーを1つ口に入れる
すると、何故か小猫ちゃんの周りにポヤポヤしたものが浮かび凄く可愛い笑顔を見せる
うん、癒しです!!
黒歌さんも小猫ちゃんを見て優しい笑顔を浮かべています
そう言えばさっきのニュースってギルギルインテリジェンスに入ってるよね?
卯月ちゃんやみりあちゃん、アリスちゃん達大丈夫かなぁ?
泣いてたりパニックになってないと良いんだけど
ピンポーン!
(またお客さん?)
みたいだね
「ちょっと言ってくるね、ゆっくりしていってね二人とも」
そう言って玄関に向かうも何故かサングラスをかけてマスクをして深く帽子を被ったエルキドゥがいた
うん、服はオシャレな奴だけど腰まで伸びる髪で分かるからね?
「エル兄?」
「人違いだよ。イリヤさんにお届けものです」
そう言ってエル兄が差し出す封筒を取り敢えず受け取ってみる
「それじゃ失礼するよ」
そう言って素早く去っていくエル兄を取り敢えず呆然と見た私は家のなかに戻って二人の待つリビングへと戻る
「なに?郵便屋さんでも来たの?こんな時に?」
「う、うん。そうみたい」
そう言いながら封を切って中身を見る
これは手紙と、写真?
誰からだろう?
取り敢えず手紙を開いてみる
─────────────────────
─────────────────────
(……………………エヴァ?)
い、いやそんなわけ無いよ
いくら新劇場版がやってるからってそんなこと無いに決まってるよ
き、急用で急いでギルギルインテリジェンスに来いって事?
そう思いながら、もう1つの封筒に入っていた写真を取り出す
「…………………何してるの?」
そこにはエレちゃんが水着姿で此方へと微笑んでいる写真
何故か『今から迎えにいくのだわ』と言うマジックペンで描かれたらしき文字と口紅でつけたと思われるキスマークがついていた
うん、前世の男の子とかなら喉から手が出るほど欲しいんだろうけど………女の子の私に渡されてもなぁ
そう考えていると、また家のチャイムがなった
まさか、だよね?
(貴女の記憶通りなら、確定じゃない?)
「さっきから沢山人が来るにゃんねぇ……」
「家の留守は任せてください」
「あ、お願いね。ちょっと行ってきます」
そう言って部屋を出て玄関に出ると私の目の前には何故かスーツを来てツインテールの髪をストレートにしてサングラスを描けたエレちゃんが立っていた
エレちゃんの後ろには黒い車も止まっている
「迎えに来たのだわ、イリヤ。さ、車に乗って」
ねぇ、いつの間に免許とったの?教えてよ、祝うから
頼むから報告して欲しいの
取り敢えず助手席に座ってシートベルトを閉める
「え、えーとエレちゃん?」
「何かしら?」
「な、何でそんな格好なの?」
「社長命令なのだわ」
「あの写真も?」
「社長命令なのだわ!!」
そ、そんなに必死に否定することが無いと思うの
それにしても、ギル兄一体どうしたんだろ?
急に呼び出してくるなんて、いうもなら携帯で電話してくるのに
(あの金ぴか、一体何を考えてるのかしら?)
さ、さぁ?ギル兄の考えなんて私なんかが読めるわけ無いし
そう考えているとギルギルインテリジェンスの前に着いた
が何故か会社の裏側に車が進んで行き、停車した
「降りるのだわ」
エレちゃんの指示に従って車から降りてギルギルインテリジェンスの裏口から社内に入りエレベーターの中に入る
そう言えば、私ギルギルインテリジェンスの裏口から入るのって始めてかも
「コマンド入力、1!3!5!」
エレちゃんがエレベーターのボタンをそう言ってボタンを押す
「なに言ってるのエレちゃん?」
そう言った瞬間だった
急にエレベーターが
「え!?確かギルギルインテリジェンスって地下無かったよね!?」
「えぇ、表向きはそうなのだわ」
すると、チン!と言う音と共にエレベーターの扉が空く
すると、目の前に開発室のような場所が広がっており沢山の天使や悪魔、堕天使が何かを開発していた
「ぇ、えええええけえええええ!?なにこれ!?凄いカッコいい!!」
叫んだせいか、その場にいた沢山の堕天使や悪魔、天使達が此方を向き急に背筋を伸ばして私に頭を下げだした
『いらっしゃいませ!イリヤ様!!我々一同、貴女様に会え。恐悦至極でございます!!』
ど、どう言うこと!?
「ふっ、来たかイリヤ」
そう言って何故かサングラスと白い手袋をしたギル兄が歩いてきた
「ぎ、ギル兄!ここってなに?それにこの人達は………」
「少し前に、『素晴らしきイリヤ様の会』『SONG』『駒王ツァー』のもの達を勧誘したのだ、我が社で働かないかとな。そうしたら、こうなったと言う訳だ」
「な、なるほど」
そう言えばそんな団体がいたってギル兄が言ってたっけ?
「そ、それで何で私を急に呼んだの?」
「ふっ、先ほど何やら面白いニュースをやっていたな。なんでも地球に隕石が落ちてくるのだと」
「う、うん」
「お前の為にとある物を開発していてな。そのアイテムの試し打ちで、いま来ている隕石を破壊するのだ」
「へ?」
私が、隕石を、破壊する?
試し打ちで?
うっそーん、地球の3分の2はある隕石だよ!?不可能だよ!?
「そ、それならギル兄が宝具使えばいいんじゃ………」
「戯け、我の宝具は宇宙までは届かん。着いてこい」
そう言ってギル兄が歩いていくのに着いていくとシャッターの降りて中が見えないガラスがあった
そこで止まると、ギル兄が近くの堕天使さんの方を向くと堕天使さんは頷いて手元のアイパッドを操作する
すると目の前のシャッターが上がり部屋に私ぐらいの身長の何かが置かれていた
青をメインとしたカラーリング
左肩にセットされた大きな盾
大きな盾にセットされている翡翠色に光る刃
胸の中央に翡翠色に光り輝く丸い装甲
頭部には四本の角のようなアンテナ
うん、どう見ても
「タブルオー………クアンタ」
そう、前世に見たガンダム00の劇場版で主人公が乗ってた機体
対話を目指す主人公の為に作られたとも言われるガンダムダブルオークアンタが私くらいのサイズで目の前にあった
でもどっちかと言うとダブルオークアンタに至っては装甲少女みたいに体にまとう感じだ
「イリヤ、お前にはあの特殊G装甲クアンタを与えよう!」
「な、何でこんな危ないもの作っちゃってたの!?」
「お前がもしあの悪魔や堕天使どもに襲われても大丈夫なようその時から長い時間をかけて製作していた。たが和平が結ばれた今、試し打ち出来る物がいない」
「試し打ちってまさか!?」
「あぁ、トランザムライザーソードだ。そこで必要なエネルギはお前の持つイージスの魔力を粒子として発生させて使う」
「な、なるほど。それなら確かにあの隕石を壊せる………でも地球の近くに来ないと狙えないよ?」
「あの装甲を纏えば、口部分が開いていても呼吸ができ宇宙での活動も可能なアイテムだ」
「なにそのハイテクで凄いアイテム」
「もともとお前を奴らからの追跡から逃がすため、飛行での高速移動も考慮して製作したからな」
確かにトランザムとか粒子化とか出来るけど、私が粒子化は無理だよ
「何でガンダム?」
「我の趣味だ」
そう言えばギル兄って休日はよくプラモデル作ってたりしてたっけ?
(確か冬木でもそうだったわね………)
すると急に部屋の中にあるガンダムダブルオークアンタ装甲?が光になって一ヶ所に収束し始めた
「え!?な、何が起きてるの!?」
「なに、あの状態では持ち運びが不便だ。故に待機形態にしてお前に渡す」
すると一人があの部屋でアイテムの収束された物を回収しアタッシュケースに入れる
そして部屋から出てギル兄の近くに走ってきた
「社長、イリヤお嬢様、此方を」
そう言ってさっきのアタッシュケースを開くとガンダム00の組織
ソレスタルビーイングのロゴにチェーンの着いたネックレス
ギル兄、どこまで原作再現?
確かに持ち運びしやすいけどさ
「クアンタを展開するときはそのネックレスに触れ『クアンタ』と唱えれば良い」
「そ、それで私にあの隕石を壊しに言ってこいと?」
「あぁ。大気圏を単独で突破できるし、装甲で温度調節は完璧だ。ソードビットの操作はイリヤスフィールの方に任せれば良い。」
(なんか私まで巻き込まれたわね、まぁまだ生きていたいし手伝うわイリヤ)
「それでは、早速行けイリヤ!」
「れ、練習無し!?」
私は隕石を破壊するために宇宙へと上がるためギルギルインテリジェンスの屋上に来ていた
高度が高いせいか、風が強く吹いている
近くにはギル兄達他のギルギルインテリジェンスのサーヴァント達
そして数人の天使や堕天使に、悪魔
私は一度行きを吐き、空気を吸って首から下げているネックレスを口元に運び、口を開く
「目覚めて、クアンタ」
するとネックレスが発行し粒子となり、分解した粒子が様々な形になって身体中に展開されていく
そして最後に私の右手には光る刀身が装備されていた
「クアンタ、展開されました!!」
うん、なんだかネットのイラストで良く見るクアンタの擬人化イラストみたいになってるの
「数値、全て安定。魔力のGN粒子化、問題ありません!!」
「さて、私の出番のようだな。
祝え!!今、この地球を救うため、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは大いなる力を手にし真の救世主となった!!」
そう言ってギルギルインテリジェンス所属のウウォーズさんが社内に聞こえるほどの声量で叫ぶ
これ、卯月ちゃん達に聞こえてないかな?南条光ちゃんとか見たら目を輝かせて飛んできそう
「イリヤ、GNソードビットを展開しショートカットしていけ。戻ってきたら盛大に祝うとしよう!俺の会社でな、好きな奴らを連れてこい!!」
「早く戻ってきてね、イリヤ!」
「応援しています、イリヤ」
「主よ、どうか我がマスターを導いてください」
いくよ、イリヤスフィール
(えぇ、サポートは任せなさい)
「イリヤ、Gクアンタ……いってきます!!」
そう言って私は走り助走を着けてジャンプする
ギル兄が頭のなかで考えた通りに飛べるって言ってたので劇中のように飛ぶイメージをする
すると、私の背中にセットされた魔力変換疑似太陽炉から翡翠色の粒子を出しながらどんどん真上へと飛んでいく
「本当に苦しくないし寒くもない………イリヤスフィール!」
(分かったわ、ソードビット展開!)
私の左肩のGNシールドにセットされた6つのソードビットが離れ私の真上に環状に展開され何故か発動できるらしい粒子ワープのゲートを作り出す
「『ここから、宇宙へ」』
ワープ内を通るとあっという間に宇宙にいた
後ろには青と翠の綺麗な地球が広がっていた
『綺麗……地球ってこんなに綺麗だったんだ………』
「そうだね、イリヤスフィール」
そう言って目の前には迫ってきている大きな隕石へと右手のGNソードⅤを構える
「『いくの/わよ」』
GNソードⅤに6つのソードビットが連結し大きな剣となる
GNソードⅤを真上に掲げ、左手で右手を支える
宇宙空間だからか
「イリヤスフィール!イージスに溜めてた魔力を全て使う!!」
『了解よ、イージスの魔力をクアンタに接続』
「『トランザム!!」』
体が赤く発光して胸の所に装着された魔力変換疑似太陽炉に00と表示される
剣先が割れ、大きなビームサーベル
ライザーソードとなる
「これなら!!」
『いっせーのーで!!』
右手の剣を振り下ろし隕石をまっぷたつにする
これで切れた破片が左右へと広がり地球への激突は免れるはずでも足りないもっと切らないと
『「トランザム、ライザー!!』」
真上に振り上げたライザーソードをさらに横に凪払うように古い
さらに切り、隕石を四つに斬り地球に向かわないようする
四つに切り分けた隕石を消滅させる
「イリヤスフィール!イージスの魔力の残りは!!」
『あと光ってる宝石は二つ、帰るときの魔力を残すとしたらあと1つは削れるわ』
「なら全部使って行くよ!!」
だってあの時、私決めたんだ
あのエクスカリバー事件の時に『この街も、皆も!私が守る!私はもう、何も諦めない!!』って。
……………あの切り分けられた隕石の中に緑色の虫とか金属生命体とか入ってないよね?
トランザムを継続させ、GNバスターソードをバスターライフルモードに変えトリガーを引く
すると極太のビームが放たれ切り離した四つの隕石のうち1つを更に細かく破壊する
これでもし地球に降りるとしても大気圏を突入して摩擦で燃え尽きるはず
「『この調子で全部破壊するの!!」』
そう言って私はすべての隕石だったもの達を破壊する
ふう、これでどうにかなりそうだね
(えぇ、そうね。イージスの残りはあと少ししかないわ。粒子ワープは出来そうだけど、座標が安定しないわね。トランザムを長時間使ったからかしら?地球にたどりつけるかどうか分からないわ………)
「そっか、でも残量が無くなるよりはその方が良い、ワープするよ」
そう言って私は残った魔力で粒子ワープのゲートを作り出しその中に入ったのだった
ギルギルインテリジェンスでは大きなパーティーが開かれていた
沢山の人達は
この地球が滅亡しないこと、明日を生きていられることを祝い笑いあっていた
たが、社長室にてギルガメッシュは顔を歪め外を見ていた
「何故だ、何故戻ってこない………イリヤ!!」
本来なら自分の横で菓子を食べて笑っているはずの少女
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは
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