TS転生すればおっぱ……おにゃのこと戯れられるのでは?だからチート勇者、テメェはお呼びじゃねえんだよ! 作:Tena
「そろそろ意識がお戻りになりましたか? 脱水しないようお水を……ああ、まだ難しいですよね」
少女の頬を撫でながら、息の変化に気付いてコルキスは声をかけた。
一旦いけるところまでいってみようと胸だけを
というより、
「こんな
コルキスの技術もあるだろうが、それだけでは説明がつかない。
まさか故郷でエルフたちの慰み者になっていたなんてことはないだろう。よほど「一人遊び」が好きだったか、天性のものか、あるいは両方か。
一歩間違えれば、こんな風に容易く手籠めにされてしまうというのに。
まだうまく体を動かせないアンブレラのために、コルキスは水を口に含んだ。
火照った体に冷たい水が気持ちいい。口の中で生ぬるくなっていくのを感じながら、コルキスはアンブレラに口付けをした。
「ん……、く……」
むせてしまわないよう、一雫ずつ流し込んでいく。
ひどく水分を求めているのか懸命に喉を動かす少女に、どこか母性に類似した感情が湧き立った。
だが少なくとも母性そのものではないだろう。母性は、唾液や血液に飽き足らず、己の肉体をすべて食わせてやりたいなんて思わないだろうから。
同時に、アンブレラの唾液やら愛液やら、果ては血肉に至るまで文字通り食べてしまいたいとも思う。己に
数度口移しを繰り返したところでアンブレラも体に力が戻ってきたらしく、弱々しく腕を動かして、顔を背けながら目を手で覆った。
どうやら泣いているらしい。おやと思い声をかけようとすると、アンブレラから先に口を開いた。
「見な、いで、ください……っ」
「見ない、ですか? 私はアンブレラ様の様々なお姿を知りたいと思うのですが……」
「粗相を、しまっ、した。はしたない……っ、ぅぅ」
そそう、……粗相? 粗相!?
……ああ、シーツをこれ以上ないほどに水浸しにして、コルキスの体にも沢山かけたあれのことを言っているのか。そりゃあ逃げられないよう抱きしめながら嬲ったのだからかかるだろう。
というか、はしたないとも言ったか? はしたない? 今更??
あんな獣のように喘ぎ狂って、今もいやらしいくらい魅力的な体を隠すことなく見せびらかしながら、「粗相をしたから恥ずかしい」と?
なるほど、虫食いだらけの倫理観をしている。もっと恥ずかしいことをさせて、その上で無垢な笑顔を浮かべていただこう。
「これは尿とは異なりますよ。暑くなると出る汗のようなもので、気持ち良くなると出てしまうんです。粗相でもなく、恥ずかしがる必要なんてありません」
「そう……なんですか?」
「ええ。ですので、そう泣かないでください。私はアンブレラ様が笑顔だと嬉しくなりますから」
そう囁いて髪を撫でると、アンブレラはゆっくりと体を起こして、コルキスの胸に顔を埋めるように身を預けてきた。
少し驚いて、どうしたのかとコルキスは尋ねる。コルキスの胸元で目線だけ合わせながら、アンブレラは微笑んだ。
「えへへ……、わたしに『気持ちいい』を教えてくださって、ありがとうございます」
「……」
ガツンと後頭部を殴られるような衝撃に眩暈を覚え、表情を作る余裕もなしに「ドウイタシマシテ」とだけ返す。
未だにコルキスの瞼の裏には、先ほどまでの泣き喚きながら乱れるアンブレラの姿、表情が焼きついているのだ。壊されているのがアンブレラの倫理観なのか己の
「……アンブレラ様、舌を伸ばしてもらえますか?」
「舌? ……
混乱のあまり、余計なことを口走ってしまったかなと後悔する。
しかしまあ、そう時間を取ることでもないから続けてしまうのがいいだろう。
「もっと伸ばせますか」
「はぃ」
べーと赤い舌が覗く。小さな口なのに、舌は肉厚で見ただけで柔らかいのがわかる。
「もっと、下でなく前に」
アンブレラは素直にできる限り出そうとしてみせる。
これは「はしたない」には属さないらしい。はしたなくて、愛おしい。
「もっと」
頑張っているが、そろそろ限界らしい。
困り眉を作って、力の入った舌先が固くなる。普通の人間よりも幾分か長いように見える。
「もっと」
「……
そうは言うものの、素直に従う姿はいじらしい。
ぷるぷると震える舌は、先ほどから少しだけ前に出ているような気もする。
最後のつもりで、ひとこと。
「もっと、出して……んむ」
突き出た舌を吸い取りながらキスをした。
困り眉を作っていた少女の顔が、目を細めてたちまち蕩けていく。
こちらに預ける体重が段々増していくのを感じながら、アンブレラの体が火照ってくるまで口を離さない。
決して敏感なところには触らない。せいぜいが首筋や胸の下側を撫でて期待させるに留めた。
「ん……、ね? 舌を出すと口付けはもっと気持ちいいでしょう」
「は、ぃ……」
「気持ちがいいと頭がぼうっとすると思いますが、そんな時でも私が言ったら、舌、伸ばしてくださいね」
完全に力が抜けてしまっているらしく、アンブレラはコクリと小さく頷いた。
試しに舌を出すよう言い付けてみると、こんな状態でも精一杯舌を伸ばす。
それが愛おしくて同じように長くキスをして、今度は先ほどよりもさらに際どい場所を引っ掻くように触れてやると、終わる頃には、触れたら火傷するんじゃないかというくらいアンブレラの体は熱を発していた。
「アンブレラ様、もうひとつだけお勉強があるのですが、大丈夫でしょうか」
「なん……れす、か?」
「アンブレラ様はもう体験されていることです」
舌が回っていないことに少し微笑みながらも、脱線した分次は気をつけようと話を続ける。
「さきほど胸に触れられたとき、どのような感覚でしたか?」
「え、う、うぅ……な、なにか変な、少しこわくて、その」
「はい」
「怖くて、変な風になっちゃうって思って、怖くて、でも、言うより先に変になってしまって……」
「はい……大丈夫ですよ、続けてください」
「分かんないんです、そこから。ふわふわして、息が苦しいのに、しあわせで、……わたし、体のどこかおかしいですか……? ──あのときを思い出すと、ドキドキしてしまいます」
話しているうちに不安になってきたのか少し涙を浮かべて、アンブレラはコルキスに縋った。
しかし同時に、先ほどの感覚を思い出して体が疼き始めたのか、腰を小さくよじっている。
「おかしくないです、普通……いえ、とても良いことですよ。その変になることを、『■ク』と言います」
「いく……?」
「ええ。気持ちいいときと同様、これからは■クときも私に教えてください。すごく気持ちよかった証拠なので、教えていただけるととても嬉しいです」
「……はい。頑張ります」
実際、意識も飛びそうな時に定型句を言うというのは難しい話なのだが、ならば無意識にでも口から出てくるくらい仕込めばよいのである。
ほうれんそう、特に報告は大事だからね。幸い時間はまだ二日半以上ある。
「……では、練習しましょうか❤︎」
「……ぇ?」
触ってほしそうに淫らに震えている腰部には無視をして、もう一度後ろから抱きしめ胸に手を添えた。