TS転生すればおっぱ……おにゃのこと戯れられるのでは?だからチート勇者、テメェはお呼びじゃねえんだよ! 作:Tena
前世での自分の名だが、実のところあまり好きではない。
小学四年生の頃にとある男子が「略したらオナニーじゃん」と気付いてから、ことあるごとにそのネタでいじられ、ついぞ中学を卒業するまであだ名は「オナニー」だった。
挑発には乗りやすいタチであったため、そう言ってきた男たちの金玉は全て蹴り上げたが。
後日母に「喧嘩や人を傷つけることはやめてくれ」と泣きつかれたので、それからは努めて無視するようにした。名付けた親は悪くないのだ。こんなこと、悪意を持ったガキにしか気付けない。
しかしそれでもちょっかいをかけてくる奴が減らなかった理由には、自分の顔が見るに耐えないモノであったから、というのがあるだろう。
小さな頃は分からなかったが、成長するにつれ周りとの差異が目立った。
「にーちゃんは女の子みたいだねえ」と可愛がっていてくれた叔父さんも、中学生の自分を見れば気まずそうにし、会話は減った。
こればっかりはどうしようもない。男なのに女のような見た目をしていれば、まるでオネエを見ている気分になるのだろう。
持ち前の単純さのせいで上手く言いくるめられ、高校の文化祭にて女装コンテストに出てしまったのは失敗であった。あれのせいでより一層周囲に馴染めなくなってしまった気がする。そんなんだから彼女とニャンニャンできねえんだよ!
いっそ自分がトランスジェンダーだとか、女装癖があれば楽だったのかもしれない。だが、あいにく自分の理想は阿部寛のような渋いダンディだ。
成長を重ねるごとに理想からかけ離れていく自身の体と、まっとうな恋愛を経験できずこじらせていく青春。
しかし幸運にも、自分の生きるこの世界は科学の発展した現代だ。そして、泣き寝入りする自分ではない。
「どうか、将来整形手術をすることを許して下さい。費用も手続きも、すべて自分が負担します」
高校2年生に上がった時に、両親に土下座して頼み込んだことだ。
頑なに頭を上げない息子に、両親はそこまで思いつめていたなら反対しない、費用もできる限り負担する、と言ってくれた。
母は泣いていた。ちゃんと生んであげられなくてごめんなさいとまで言われ、自責の念で自分まで号泣してしまった。彼女はなにも悪くないのだ。
いっそ、自分の与えられた体をおよそ17年間かけても受け入れきれなかった、狭量な息子を責めてほしかった。
自分がおっぱいを自由に揉みしだけるのは、少なくともあと3年は後のことなのだろうな、そう思っていた。
「あっ…………はっ、ん……」
押し殺したような喘ぎ声が心地よい。
思っていたよりずっと早く、自由裁量権の与えらたおっぱいが与えられたことは僥倖であった。
母様は娘に乳を与える時に得られる快感がハッキリ何かは分かっていないらしく、はしたないことだとは本能的に感じているのかもしれないが、誰にも相談せず毎日自分に乳を与える。
自分が泣いたときはもちろん、そうでない時にも授乳をしてくれる。彼女が自発的に授乳するときは分かりやすい。恥ずかしさをこらえるかのように、その尖った耳の先を桃色に染めながら自分を抱き上げるのだ。
母様かわいいよ母様。
そんなことを毎日繰り返していたのがいけなかったのだろうか。
ある日、彼女は決意を秘めたような表情をしていた。
何か良くないことが起こる、そう思ったときにはもう遅かった。
なんと! 母様は! ついにほ乳瓶を使いだしてしまったのである!
まだ立つことも叶わぬ体であるが、足元が崩れていくような心地さえした。
しかし思えば当然のことである。どこかはしたないことに嵌りかけてしまっている己がいたとして、逃れる手段があれば使うのは必至。
そも、煙草だの麻薬だのに中毒になってしまう者の絶えない前世の世界を考えれば、むしろ快楽という逃れづらいドラッグから自分自身の強い意志の力で脱却せしめた母様は気高く尊い存在だと言える。
自分は、彼女の娘として生まれることができたことに誇りさえ感じた。
駄々をこねて、ほ乳瓶を嫌がれば、彼女はきっと免罪符ができたことに半ば安堵しながら、再び快楽と授乳に身を委ねることだろう。
それではいけないのだ。人の尊さとは、甘えに弱く、されど窮まった時に己を律するその意志なのだから。
だから、彼女のおっぱいとは
触り方、舐り方、開発する順序、そしてそこに詰まった希望。母様っぱいには沢山のことを学ばせてもらった。これから先おにゃのこと戯れる上では、欠かすことのできない大切な記憶となるのであろう。
ありがとう、母様。
その夜は、かつての夜のように一人静かに揺りかごを濡らした。
翌朝、起きて腹が減ったと控えめに泣き声を出してやれば、いつものごとくバタバタと母が駆け寄ってきた。
今日も、ほ乳瓶か。
いいや、いずれは卒乳をして離乳食に慣れ親しむ日が来るのだろう。
ままならないな、そう、一人自嘲気味に嗤った。
といっても赤子のすることだ。母様から見たら泣き止んだようにしか見えないだろう、そう思って彼女の方を見上げた。
ほ乳瓶を携えていなかった。
どこか期待したような面持ちで、顔を赤らめていた。
や↑ったぜ(天下無双)
よし、母様のスペンス乳腺開発するか。
〜〜TS転生裏話〜〜
サブカルクソ女神『卑しいエロフよ……聞こえますか……今すぐほ乳瓶に切り替えるのです……あなたの行っていることはとても淫らなことです……』
寝起き母様「こ、これは神託!? 神の詔、従おう……そうさ、これはイケナイコト、イケナイコト……」
次の日
エロフ母様「快感には抗えなかったよ……」
サブカルクソ女神「ファッ!?」
かあさまの年齢をアンケ取ります。今後のストーリー(以下略) 度々となりますがよろしくお願いいたします
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15〜20歳(にいろ君と同い年)
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25〜35歳(日本における母親の標準)
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100歳以上(エルフ=ロリババア)
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いいから結果だけ見せな歳