TS転生すればおっぱ……おにゃのこと戯れられるのでは?だからチート勇者、テメェはお呼びじゃねえんだよ! 作:Tena
初めてのことである。ゆえに多くのことを語り尽くしたい気持ちもあるが、あのときの感動と、母様が自分だけに、そう、自分だけに見せてくれたあの姿について叙述するのは、自分の卑しい独占欲が許してくれない。
ああ、母様。おいたわしや、母様。
気高く尊い母様のことである。ともすれば淫語の一つも知らないであろう清純で初々しい母様が、決して声を漏らさぬようにと己の下唇を血の滲むほど強く噛み、ただ静寂の満たされた空間の中で一人腹部を痙攣させていた。
ただただ、無音であった。それが一層良さを際立てた。
それは、羞恥であろう。それは、屈辱であろう。それは、恐怖であろう。
そしてそれは、淫靡で蠱惑的な果てのない快楽であっただろう。
嗚呼、嗚呼。母様、その姿の、なんと可愛らしいことか! 愛らしいことか!
自分の胸のうちに広がった歓喜ともつかぬこの感情。名前をつけることは叶わねど、それは目眩のするほど快楽的な何かであった。
唇を噛み締めながら、まるで小さな駄々っ子のようにイヤイヤと首を横に振る母様はとても可愛らしかった。
だからこそ、続けたのである。
無知を気取って、その淫乱を嘲笑うかのように、ちょっこっと押したり、別の場所を噛んだりしてやった。母様の大きな瞳孔が、見開いた目の中でこれでもかという程小さくなり震えている様は、それはもう美しいものであった。
多少なりとも歯が生えているのは素晴らしいことだと、心の底から思った。
これは自分の経験なので母様にも当てはまるのかはわからないが、こと珍棒に関しては我慢した方が得られるものは多い。それこそ、腰が抜けてしまうこともある。
そして母様は耐えた。本当に、気高いお方だと感動した。そして意識まで絶えた。これにも感動した。
体がせめて生命活動を維持させようと、過呼吸気味になりながら、痙攣しながら、それでも酸素を取り入れようと足掻いている様は、感動以外のどのような言葉で表せただろうか?
最後に、血の流れる唇がとても痛そうだったので、そっと舐め取るようにキスをした。
通算18年、そろそろ19年に入るであろう人生において、初めて己から行ったキスであった。
初めてのキスはレモンの味? バカ言え。この、天界の酒かと思うほどの甘みと、人を虜にして止まない深みを両立させる、尊き女神、母様の血液の味わいを越すモノなど存在してたまるか。
自分のはじまりにして、この方こそが終の配偶者なのかもしれないと本気で思った。
生まれ変わる時は、一度でいいからせめて誰かのををうまいを触りたいなあ程度にしか考えていなかった。しかし今は、もはや母様のいない世界など考えることはできない。
母様かわいいよ母様。
聖母など取るに足らない。女神母様……ああ、甘美な響きだ。
生まれ変わる際に、女神を名乗る者に出会った。
なるほど、確かに目はくっきりとしていて二重だったし、いわゆる文章表現を越えて絹のように垂れる淡い
おっぱいの大きさを比べてしまえば、きっと母様が涙目になることだろう。母様かわいいよ母様。
だがしかし、総評して言わせてもらおう。母様のほうが圧倒的に女神を体現している。
ん? こんな変態な神がいてたまるか?
いいじゃないか、変態で。だいたい神……間違えた、いや間違えてないけど……母様は変態なのではない。そういう知識もまったく持っていないのだから。
素質のある女神、いい響きだろう? いい響きと言え(威圧)
そもそも母様は貧乳ではない。持っている者と比べれば小さく見えるだけで、まさしく美乳である。感度も良好ときた。……え、まって、否定するとこなくない?(困惑)
極上の果実にしか見えないきめ細やかで白い肌。しかし恥じらうときだけは朱に染まる。
普段の、美人薄命を絵に体現したかのような淡い表情も最高だ。今にも命を失ってしまいそうな儚い見た目。でもどうか長生きしてほしい。自分と一生を添い遂げてほしい。
腰まで伸びる細く艶のある髪は、嗅ぐ者の腰を砕けさせる魔性のフェロモンをまとっている。これ、他の誰にも嗅がせちゃダメだな(決意)
ああ、この感情をどう表せば良いのだろう。
よし、歌うか。作詞自分。作曲自分。女神母様に捧ぐ。
優しく抱き寄せ 誓いましょう
海に 大地に 星に
知らなかった愛を
未だ上手に発音がままならない自分の口は、もちろん歌だって歌うことはできない。だから、母様を抱きしめるようにしながら、そっと口を動かすだけに留めた。
音楽も
するとどうしたことだろう。少し前から視界に漂っていた緑色のぽわぽわが、母様と自分の周りをぐるぐると、とぐろを巻くように踊り出した。
うっぜえな、邪魔だなとは思ったが、その程度でいまの自分の胸中を満たす母様への愛は止まることなく、自分でも気付かぬうちに続きを歌っていた。
揺れる心の 波間を知るか
傷を与えたことは
どうか どうか
癒やすことを
自分の中にあったものを出し切ったような心地がした。前世から抱えてきた
緑色の何かは、視界を覆うほどではないが眩く輝き、母様の口元、自分が先ほど口づけをした部分を明るく照らした。
光が収まる頃、母様のむしゃぶりつきたくなるような薄い桃の唇を見てみると、何ということか……その傷が、癒えていた。
苦しそうにしていた母様の表情も息遣いも、今ではすっかり平常のものとなっていた。
なんだ、つまり、視覚障害かと思ってた
そして、前世の記憶を持ち越すという仕様破りをした自分だが、幸運にも不具合は出ていないと?
それどころか、さてはこの物体が見えるの、この世界の
や↑ったぜ(勝利宣言)
あー、しかし……やっばい、クソ眠い。
色々試したいんだが……くっそ……母様かわいいなちくしょう……。
落ち……。
マットの上で仲良く眠る
お前は、大人しく、掘られてろ。
他エルフ「魔力が見えるわけないだろ! いいかげんにしろ!」
にいろベビー「運動能力以外に
かあさまの年齢をアンケ取ります。今後のストーリー(以下略) 度々となりますがよろしくお願いいたします
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15〜20歳(にいろ君と同い年)
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25〜35歳(日本における母親の標準)
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100歳以上(エルフ=ロリババア)
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いいから結果だけ見せな歳