TS転生すればおっぱ……おにゃのこと戯れられるのでは?だからチート勇者、テメェはお呼びじゃねえんだよ! 作:Tena
Hey my little girl, let’s go to get your name! ←!? ちょっと自分英語分っかんねえんで、日本語でオナシャス! え、できない!? なんでさあああああ!!!
自分は、前世では自身の体も、その名前も嫌っていた。
いつしか、その身勝手のために母親まで泣かせてしまった。
……とんだ親不孝者である。
成人する前に先に死んだのだから、今やなおさらだ。
今度は、今度こそは
この世界に生んでくれたことを、心の底から「ありがとう」、と。
そう思っていた時期が自分にもありました。
いやね、無知って恥ずかしいね。ムチムチは恥じることじゃないんだけどね。
自分はまだ何も分かっていないのだ、っていう無知の知は大事だね。ムチムチはエチチだね。乳は勿論エチチだね。でも一番エチチなのは母様だと思います。スレンダーエチチ。
何を言っているんだ、自分は。
元から割とこうだった自覚はあるが、最近はマジで思考がヤバい。ものすごいアホなことばっか考えてしまう。
身体が幼いからそれに精神が引っ張られた?
ノンノン、それだと自分の精神は女性に近づくことになるが、実際は自分は女性が好きだ。もっと直セックス……間違えた、直接的に言うとメスのエチチな肢体が好きだ。ちょっと具体的に言うなら母様とか大好きだ。母様かわいいよ母様。
あのね、何しても褒められる環境下にちょっと置かれてみ?
やばいよ。歩いただけで褒められるし、「あ」って言うだけで褒められる。なんなら「今夜は母様にどんなことしよう」って考え事しながら呼吸してるだけで「マナは可愛いね」って褒められる。可愛いのはお前だよ、母様。マジでおまかわ。ホモ親父? お前に可愛いって言われると尻の穴から不安が駆け上がってくるから黙ってろ。
まあこんな環境で生活していると、思考回路は堕落していくわけで。
母様の「マナは可愛いね」とかもそうだが、とんだ勘違いをしていた。
『
いやぁやはり中途半端に働く自分の脳などさっさと捨てて、世界で一番凄い、赤子の脳みそとかいうハイテク機器に全部任せておけばよかった。
端的に述べよう。
自分≠マナである。
誤解を生んだか?
自我に関わる妙な葛藤など、別にここで抱えてない。
マナ=子なのである。
つまりどういうことかと言うと、だ。
「マナ、行こっか。キミの名前をもらいに」
母様が微笑みかける。
自分、未だ名前を持っていなかったようでござる、にん。
いやあ、呼びかけが毎回マナだからね、そりゃ自分の名前だと思うよね。思うよね?(威圧)
そういえば地球でも、小さな子の一人称が自分の名前になりやすいのは周囲が自分をそう呼ぶから、自分も自分をそう呼ぶべきだと判断してのことだって話があったな。
いやーやっぱ子供の脳ってすげえわ。だって「物には固有名詞がある」って事前情報のある自分と、結局まったく同じ結論を出しているわけだろう?
まったく、
つまるところ、この世界では数え年6歳になってとあるイベントを経験するまで、自分の名は存在しないのだ。二人称は「〇〇の子」や「△△と✕✕の娘」みたいな呼び方になる。自分は母様から「子」と呼ばれ、それを実名と勘違いしていたのだ。
この考え方、日本語で考えるから納得しづらいが、英訳すれば割とすんなり受け入れられた。
たとえば先ほどの母様の御言葉。
『マナ、行こっか。キミの名前をもらいに』
→Hey my little girl, let’s go to get your name!
こんな感じになる。男の子だったら「
あ、マラカス並みにどうでもいいことなんで忘れてた。自分、6歳になりました! どんどんぱふぱふー!
まあ数え年だから、ちょいと遅生まれの自分は地球で言うとほぼ4歳なんだけどね。
母様? はい、堕としました。過程も重要だと思うんだが、流石にここでつぶさに叙述するのは健全でないし、母様の尊厳を守る意味でも控えたい。
とりあえず、外面はともかく内情ではドロッドロに依存させ、先日、ホモ親父より自分が好きだという旨の発言を絞り出させたことだけイッて……間違えた、言っておく。あとは勝手に想像しろォ! ああ、母様。おいたわしや、母様。
中々に自分の性癖が捻じ曲がってしまったとは思うが、夜は堕天しちゃう母様が、昼間は何事もないかのように天真爛漫な笑みで自分を呼んでくれるのが非常にゾクゾクする。やっぱ、青春コンプレックスなんてろくなもんじゃないね。
このように堕とすコツを一つ挙げるとしたら……そうだな、性的な物事を、秘めるべきイケナイコトだと自覚させつつ、決して不浄とは結び付けないことだろう。もちろん好感度は最初からカンストしている必要があるが。
……しっかし、実は伝えなくても母様は「イケナイコト」だっていうのを知ってたみたいなんだよなあ。その手の知識はないはずなんだが、誰が入れ知恵したのか。まあ、母様は生来高貴な精神を備えてるから、それが自動的に働いたんだろう! 母様マジ女神。
ああ、実のところその高貴な精神ってのが、結構馬鹿にならない話題であった。
母様はエルフの集落の巫女である。そして、自分はその後継らしい。
結構色んな事情が絡み合っているのだが、事実だけ挙げていく。
まず、当たり前だがエルフとは呼ばない。だが正式名称が長くて覚えられなかったので、自分は頑なにエルフと呼ぶことにした。
自分がいる場所は、極めて純粋なエルフの血族のみによって構成された数千人規模の村である。
世帯数はそれをおよそ4で割った数。殆どの家庭は父母子供2人で構成される。爺婆は基本的に存在しない概念であるのだが、その理由については長いんで勘弁して下さいほんと(懇願)
エルフは極めて長命であり、その寿命は300年を越すことすらあるそうだ。
長命の生物の宿命だが、子供は非常にできにくい。ただし平均寿命から計算して、どんな番とでも2度子供を確実に作れる周期が存在する。故に、平均回帰を考えれば種としては存続できる。
魔力がなくなれば死ぬ。
魔力ってなんだ。……まあいい。
基本的にえっちなことに興味がないらしい。だが母様を見れば分かる通り、生粋の不感症種族というわけではないようだ。
ああ、よって父様も、ホモでもないしピチピチギャルに首ったけというわけでもないらしい。心でホモ親父と呼び、口では「ねえ」とか「ちょっと」と呼んでいたが、これを知って父様と呼ぶように変えてあげた。くっそ喜んでた。キモいけど……顔が良いからなぁ。
とまあ、こんなものだ。
その中で唯一
エルフは親子で魔力量和が保存されるらしく、巫女の一族は昔からその総量が多い。
しかし二子を
だから父様は二度と母様に手を出さず、母様の身体が隅々まで娘の好みに開発されていることを知る由もない。や↑ったぜ(天下無双)
そして今日は、その儀式のうちでもトップクラスに重要な儀式。名前つけよう大会である。
……まあ、和訳するとだいたいそんな感じなのだ。格好いいのがよければ、日本風に
この時点まで
誰から?
神から、である。
しっかし、なあ。
子供をきっかり二人産んで、魔力の続く限り美しく生きる種族、かぁ。
よく、できてるなぁ。
なんだろうなぁ、この感じは。
かあさまの年齢をアンケ取ります。今後のストーリー(以下略) 度々となりますがよろしくお願いいたします
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15〜20歳(にいろ君と同い年)
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25〜35歳(日本における母親の標準)
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100歳以上(エルフ=ロリババア)
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いいから結果だけ見せな歳