転生騎士の英雄譚 リメイク   作:謎のコーラX

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不定期っす、メアリスケルターフィナーレまでの繋ぎかな


少女時代編
プロローグ 黒鉄 景虎


「奥様!、元気な女の子ですよ!」

 

それが私の耳に入った最初の言葉だった。

え?、どういう状況?、まずは整理しよう、今私は何かにくるまれて身動きができない状態だ、目の前には私を抱く母親らしき人、汗だくで本当に大変だったんだなって、その隣にはメイドらしき人がいる、この人が手助けしたんだろうね。うん、わけわからん。

 

うん、この時点で私自身に違和感がいろいろと迫ってくるね、まず赤子なのに私という自我が確立してること、次に私自身の記憶がまるでないこと、あえてあるものをあげるのは元の世界(あるかどうか知らんが)の常識だろうか、凄く曖昧なものだと心の中で苦笑する。

 

「あら?、この子さっきから笑うも泣きもしないで難しい顔をしてるわね」

 

やばい、どうやら顔に出ていたようだ、母親らしき人が訝しげに私を見ている、ここは泣いて誤魔化すか。

 

「お、おぎゃあ、おぎゃあぁぁ!」

 

「おぉ、元気に泣いたわ、うふふ、かわいいわね」

 

よし誤魔化せた、はぁ……これを後2、3年は続けなきゃならないのか、つら。

 

 

あれから10年、こちらの世界のことを理解できた、まずこの世界では伐刀者(ブレイザー)なる者が存在し、日本はそれのおかげでかなり本来とは歴史が変わってる、他にも固有霊装(デバイス)とか魔力、解放軍(リベリオン)があるが割愛。

 

そして私は黒鉄 景虎(くろがね かげとら)日本を第二次世界大戦で勝利に導いた黒鉄 龍馬を排出した名門の長女であり、二人の弟と一人の妹がいる。

そして今私は森の開けた場所で、日課の鍛練に勤しんでいた。

 

「すぅ……はぁ、こい、《天刃(てんじん)》」

 

深呼吸の後、そう告げると、強い光を放つ玉が目の前に出現し、私はそれに手を入れた、そこから純白の刀身を持つ刀が引き抜いた、これが私の固有霊装(デバイス)天刃(てんじん)固有霊装(デバイス)というのは簡単に言うと伐刀者(ブレイザー)の武器みたいなもの、一人一人に能力があって、私の場合は、おっと、これは後に回そうかな、今はまだ使わないし。

 

「さて……と」

 

私はリモコンを懐から取り出して、スイッチを入れる、すると四方八方から高速で矢が飛んでくる、あらかじめ設置しておいた時速160キロの矢を射出するそれは、ランダムに配置されている。

 

私はそれを刀で切り落としていく、何百の矢が絶え間なく5分ほど放たれ、それに耐えるのが私の修行だ、最初こそ4方向だけだったが、今ではあらゆる方向からの矢を打ち落とせる、しかし……これでも足りない。

 

私は更にもうひとつのボタンを押す、すると鎧の人形が何十体も現れて、手に持った剣で襲いかかってくる。

 

「──ふぅ」

 

5分経ち、人形も全て倒れ、矢も止まった、私は何時も極限状態をこの世界で試しまくっていた、ある時は水の中で10分息を止めたり、燃え盛る火の中で刀を振るったり、とても女の子には無理難題のことをしまくった。

 

なぜこんなことをしてるのかって?、言ってしまうとここは思い出した限りでは小説の世界だ、落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)という名前のね。ならヤバイ修行ももしかしてできるのではと、身体を慣らしながら試していった、そして今私は女とは思えない筋肉質な身体になっていた、全力疾走を30分続けられ、速度も仮面ライ○ーとどっこいの速さに。

 

「……さて、そろそろ帰るか」

 

その時、背後から敵意を感じ、身体を回して、後ろにいる者に刀を横に振るう、首筋で寸止めして、その背後にいたのは。

 

「…まったく、お前は本当に隙がないな、姉上」

 

野太刀の固有霊装(デバイス)を持ってるこの少年は黒鉄 王馬(くろがね おうま)、私の弟である、まぁ年齢的には差は無いけど産まれたのが私が先なので私が姉ということになってる、王馬が言うには実力的に私が姉だ、らしい。

 

「こんなところに何の用かな王馬、ここは今のお前には早い場所だけど」

 

「ふん、ただ呼んでこいと言われただけだ」

 

「父かな……まぁ、何時もの媚びへつらうやつだろうねぇ、やだなぁ」

 

私は女子ではあるが、既に中学生の伐刀者を倒せるほど強くなっている、だからかなのか、黒鉄家の当主の座を誰に渡すかで派閥ができている、王馬か私か、そんな無意味なことが起こっているわけで。

 

「はぁ……行くよ、これ以上面倒なことにはなりたくないし」

 

私は大きく跳んで、木々を足場に高速で自分の家までいった、忍者みたいに。

 

「──はぁーーー嫌だなぁ、権力争い、なんでこんな家に生まれちゃったかなぁ」

 

私はソファーに寝転んで、愚痴を言いまくっている、一時間も権力者(デブ)どもに媚びへつらうのは精神的にきつい、いや本当に。

 

「もぉ、姉さん、行儀が悪いよ」

 

そうこうしてると、一人の少年が私のソファーの近くに現れる。

 

「んー、なんだよぉ一輝(いっき)、今メンタルを回復させてるんだけどぉ」

 

この子は確か落第騎士の英雄譚の主人公、黒鉄 一輝(くろがね いっき)、落第騎士と呼ばれるようになるほど伐刀者としては弱く、うちでいないように扱われていた子だ、まぁ強くなってほしいからよく私はかまってるが。

 

「うーん、まぁ姉さんがそう言うなら」

 

「はー……後で稽古つけてあげるよ」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

前までは少し暗かったが、雪降る中で駆け出していった後、なんか違っていたから何かあったんだろうね、知らないけど。

 

そして、13の頃、私はあることを実行に移す。

 

「……よし、中学の問題は全てできてますね、これなら海外に行っても良いでしょう」

 

私は家庭教師の人からの許しを貰い、準備を進めた、もうこの日本の環境では私は強くなれない、なら、海外なら私が満足できる緊迫した世界があると信じて、今まで修行はすぐに済ませて、勉強に励んだ、まぁ頭がいいほうだったからすぐに覚えられたけど、海外の言葉もだいたいマスターしたし、私は決意する、海外修行を!。

 

「それじゃあ行ってきます、みなさん」

 

そして当日、私は空港に集まった妹や弟、使用人、そして母から手を振られて、海外に旅立った。

飛行機の中に入ると、乗っているのが私だけみたいだ、誰もいやしない、まぁ場所が場所だし……ね。

 

1日ほどで私は目的の場所に到着し、大きなリュックを背負って、飛行機から出た、待っていたのは、たくさんのいかにも悪そうな連中。

 

「出向かえご苦労様って言えばいいのかな」

 

「へへへ、こんなところまでご苦労様だぜ、じゃあとりあえず死ねぇ!」

 

見た感じは悪人の人達は襲いかかってくる、全員固有霊装持ってるけど、こんなのに固有霊装使うのはもったいないな、だから、素手で行こうか。

 

「ほい」

 

私は振り下ろされる見た感じの悪人の斧を受け流す、そして空いた腹にはっけいを叩き込む、悪人は大きくぶっ飛んで……何回かバウンドして動かなくなった。やべ、やり過ぎたかな。

 

「ほらほら、次こい、次」

 

「な、なめるなぁぁぁ!」

 

で、数分経つと床には増援合わせて数十人の悪人……いや、ゴロツキと呼ぶだったかしら、まぁそいつらが転がっている。

私は良い準備運動ができたと、スッキリした面持ちで、空港から出ていった。

そこで待ってたのは無法地帯、公然で強盗や暴行、死体が転がったいるまさにヒャッハーな世界が広がっていた。

 

「……うーむ、聞いていた通り、凄い国ね」

 

ここが、私を強くしてくれる国。確か名前は、独立無法国家 王竜(ワンロン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




(´・ω・`)キャラクターを魅力的にするの難しい
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