飛行機内、北欧、というよりユーラシア大陸の北部に向かってる最中、私はある疑問をフーに聞いた。
「ところで、フー、お前も転生者なんだよな」
「お前
「そうだな、その記憶は朧気だが」
「ふむ、まぁそういうものだね、私も記憶が戻ったのは10才だから、まぁゆっくりと行きましょう」
「まぁな、お、そろそろ着くな」
『お客様、席に座り、ベルトを締めてください』とのアナウンスの後、飛行機は滑走路につき、着陸した。
「さて、出るか、後は長い歩きだが」
それから空港を出て、車をヒッチハイクなどをして、私達3人は目的の古びた街にやってくる。
「おー、こんなところにいるのかね」
「こ、ここ、陰湿で苦手かも、わたし」
鏡華は私に引っ付きながら、震えながらついてきてる。
「そうか、まぁ長居はしないつもりだが」
「おぉぉぉ!」
「ん?」
教会の近くに来た辺りで、何かがこちらに近づいてくる。
「なんだなんだ?、武器の見た目から
それは近くになるほど、大きく――目の前まで来ると、それは私3人分の大きさの少女だった、明らかにでかすぎるな。
「おらぁぁぁ!」
少女は大剣を大声あげながら私に振り下ろす、私はそれを紙一重で最小限の横の動きで避ける。
「うーん、フー、縛って」
「はいはい、
フーはミストルティンを顕現させて、地面から木々を生やして、それが巨人の少女を縛りつける。
「ぬぐぐぐ!、抜け出せない、なんだこれは!、何故私様がこんなやつの能力をぉぉ!」
「うるさ、なんだこいつ」
私は跳んで、巨人の少女の首筋を叩き、気絶させる、同時に少女のサイズもみるみると縮んでいって、私の半分ほどの身長になった、私の身長150だからだいたい目測120だから半分は言い過ぎかな。
「さて、これどうしよう」
「おーい、ウェルム――ウェルム!?」
教会から赤髪のだいたい私と同い年くらいの少女が出てくる、少女は巨人だった少女が木々で縛られてる姿を見て驚く。やっべ、どう言い訳しよう。
それから教会の中に入り、机を挟んで、アッシュブロンドの男の子とシスターの仲介もあり、なんとか収まった。
「私はアリス、こっちは」
「俺はユーリだ!」
「わ、ワタシは、その、ウェルムです、よろしくです」
え、数分で起きたことにも驚きだが、雰囲気が180度違うんだが、なんでこの白髪――あれ、黒髪だったような気がするんだがこの、巨人だった少女。
「ヴェルムが皆さんにご迷惑かけたこと、どうか、どうか許してください、どうか」
ウェルムは土下座して、許しをこう、なんだこの、いや、なんで土下座の概念あるのかとか言いたいが。
「ごめんなさいね、この子、二重人格なの、ヴェルムって言うのは、この子のもう一つの人格で傲慢で喧嘩好きだけど良い娘なのよ」
「それ本当に良い娘なのか?」
アリスは少し困った顔をしている、まぁ、たぶん守ろうとした行動、のはずだし、良い、のかな?。
「それで、何しにここに?」
「そうだな、ちょっとここのマフィアに用が」
「へぇ、それはなんで?」
「ま、まさかあいつらのなか」
「ユーリ、人の話は最後まで」
「あぁ、そのマフィアが収入源なら、私が代わりにやろう、ちなみに理由としては強いやつ探し」
「ふーん、貴女がね、それってどうやって?」
「こうやって」
私はリュックからこの国のお金をだいたい500万ほどを机に置く。
「こ、これって‥‥」
さすがにアリスも平静ではいられないようすだ、加えてフーも、まぁ、優勝代わりに渡されたあぶく銭だし、別に良いか。
「い、いいの?」
「いいよ、大会の賞金だったし、これで足しにしてくれ、じゃあ、マフィア潰してくるわ」
まぁ一番の理由としては殺してもいい相手探しと、緊迫感、殺してもいいとか改めて思うがサイコパスかな。
その後、マフィアに一人で突入し、虐殺した、うーん、感想としては何も、この程度かって感じ。
「す、凄いわね、貴女」
外で待っていたアリスが声をかける、ちょっと引いてるが、そりゃあ一般人からすればそうか。
「‥‥これで、最低限の生活はできるんじゃないか、マフィアの家の中のもの含めて」
「え、やよ、死体だらけの」
「死体は無いぞ、一瞬で消滅させたから、返り血無いの見て判断できるだろ」
「あ、あはは、本当に‥‥強いわね」
ちょっと引きぎみだがアリスら笑って見せる。
「強いぞ、近い未来最強になる予定だし」
「‥‥とりあえずありがとうね、景虎ちゃんだっけ、ちゃんとした生活ができたら、お礼したいわね」
「何年後でも待ってるぞ、それじゃあな」
「あら、もう帰るのね、もう少しいてもいいのよ」
「‥‥そうだな、3日くらいここにいてもいいかな」
「 えぇ、是非歓迎するわよ」
それから、3日、私は教会で少し不自由な生活をして、子供の相手などしながら、仲良くなった、そして3日後、空港で、アリスやユーリに見送られながら、また別の場所に向かった。