「しょ、勝負あり!」
私は、また勝った、ここの校長に頼んで例え私が勝っても相手の負けに数えないでほしいと、進言した、その条件なら戦いを棄権するやつらは減った、まぁそこそこいるがな。
「見事でした、景虎さん」
眼鏡をかけなおし、立ち上がる女性、その人こそ次席であり、生徒会長に立候補している
「まさか、雷切を真正面から防いで見せるとは、今までこれを受けて立っていたのは貴女が始めてよ」
「そりゃあどうも、時期生徒会長さん」
「・・・貴女こそ生徒会長になるべきなんですけどね」
「悪いけど、そういうのには興味はない、出来ないわけではないが」
「あはは、傲慢に満ちてますが実力からそれが事実なのはこの学園皆わかっていますね、では私はこれで、生徒会長の件、諦めてませんので」
・・・なんとも強情な人だな。
それからは思った以上に暇な2年だった、その間に七星剣舞祭があったが浪速の流星などのそれなりに強いやつとの戦闘以外に充実感は満たされず、ただ学園生活をおくっていた、1年目の時に一輝とあの消える弓使いが入学してきたが、まぁ関係ないことか。
「はぁ、シード枠、ね」
「あぁ、今のきみの実力はリーグでも通用するレベルだ、そんなきみと戦わせるのは酷というものだろう」
今理事長室の椅子に座っている、タバコ臭い人は新宮寺 黒乃、リーグでも指折りの人で俺がここの理事長を解任させて新たに椅子に座らせた、まぁ俺って言っても父の力もあるが。
「わかりました、まぁ今の学園のレベルではそんなところですかね、正直七星剣舞祭にも参加したくないんですけどね」
「それは検討されている、他校からもこんなの無理だと思っている生徒が多くて困ってるからね」
軟弱な騎士達だな、今のところまともに戦ってくれるのは指で数えれる程度だ。
「ふぅ・・・ま、自分から言うのもなんだが参加はしないでいいかな、理事長、なんなら貴女と戦いたいくらいだ」
「一線は引いてるものでね、家族がいるんだ」
「………残念」
○
さて、今日からだったか、珠雫が学園に入学してくるのは、ん?、あそこにいるのは?。一階廊下を歩いていると、そこには一輝に抱きついてる珠雫がいた、そして、私と同じAランクのヴァーミリオンに、前に会った一輝が――珠雫とキスしていた。
「どういうことなの……」