転生騎士の英雄譚 リメイク   作:謎のコーラX

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19話 ロシア 編入生 後編

捕縛軍(アンチリベリオン)はいわゆる悪への抑止力だ、まず鏡華、彼女の鏡の固有霊装《雲外鏡(うんがいきょう)》は鏡面全てに繋がり、その映像を視認できる、盲目ではあるが、この固有霊装のおかげで、首に雲外鏡を小さくした物を首にネックレスのように付けているため、ほぼ人並みの視界を確保できている、鏡面なら水でも大理石でも何でも良いため、何か鏡面がある場所で大きな事件が起きれば、即座に鏡面の中に入り、駆けつけることが可能だ。

 

2つ目はアリス、影の中に潜み、気配も感じないため、何時何処で襲われるか、悪者達は怖い怖い思いをしている。

ユーリのアリスと同じ短剣型の白の隠者(シャイニング・ハーミット)も静矢ほどではないが光を屈折させて透明になりステルスでき、ユーリ自身の足さばきで音は立てずに暗殺可能。

 

この3人が捕縛軍の暗部的な役割だ、実戦は私とフーが行うし、もーまんたいというやつ。

 

ま、今は私、プールにいるんだけどね、休暇休暇。

 

「……はー、極楽極楽」

 

「そだねー、ボクもこういうの寒空だったから初体験ですー」

 

何故か隣にはまるで知らない他人の青髪美少女おる、こわ、てか若干彼女の近くのプールが冷たい、なにこの娘。

 

 

「――だれですかー」

 

「おっと、自己紹介はしないとですねー、よっと、まずは陸上がりましょう」

 

青髪美少女は水を蹴って、プールサイドに着地する。

私は普通に手すり使ってゆっくり上がる。

 

「ボクはシェラースチカ・アイオライト、アイオライト帝国の皇女です、どうぞ気軽にスチカとお呼びください」

 

スチカねぇ、アイオライト帝国ねぇ、どっちも聞いたことないが、フーのことあるし、世界はやはり広いってことだね、うん。

 

「……ねぇ、貴方、もしかしてシェー?」

 

おや、先程まで向こうで遊んでいたヴァーミリオンか、シェー、もしや……。

 

「もしかしてステラちゃん?」

 

スチカとステラは感極まり、抱きついた、わぁ知らない関係性。

 

「久しぶりだねー!、まさかステラちゃんが破軍学園にいるなんて!」

 

「シェーも元気そうね、彼氏の一人は出来た?」

 

「んー、まだいないかな、ステラちゃんは?」

 

「ふっふっふ、実はいるのよね、イッキ!」

 

ステラは一輝を呼んだ、先程までめっちゃ泳いでたのか、肩で息してるな。

 

「どうしたのかな?ステラ」

 

「紹介するわね、この子はシェラースチカ!、私の幼馴染ね、まぁ一年に何回かある別の国との外交でよく会って、仲良くなったわけよ」

 

「こんにちは、イッキさん、最近編入したんだ、気軽にスチカと呼んでくれ、噂では落第騎士という不名誉を持ってるらしいですが、とてもそのような人には見えないね、強いでしょ」

 

「あはは、事実だよ、長所は身体能力と技くらいで」

 

「ふむ、なるほどねぇ」

 

……さて、私はクールに去るか、なんか嫌な予感が。

 

「ところでカゲトラ、なんか話していたけど何話していたの?」

 

「……カゲトラ?」

 

あ、スチカの目が変わったよ、どう見ても知ってる人がよくする戦闘好きな目だよ。

 

「つかぬこと聞くけど、もしやアナタ、光の戦神?」

 

「ふふ、そうよ、カゲトラは学園最強の伐刀者なんだから!」

 

ヴァーミリオン……、まぁ時期にバレるから良いか。

 

「ふぅん……カゲトラ、噂は聞いてるよ、いつか、戦おう」

 

スチカはそう言って、この場を去った、うん、目、つけられたな……はぁ。

 

 

 

 

 

 

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