自由気ままにプレイしてたら、何故か妖怪認定されました。   作:玖珂凌駕

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評価をしてくれた方、有難う御座います。
更に☆10で評価されて嬉しい限りです。
これからも、自由気ままに頑張っていくので、宜しくお願いします。

では前書き終わり、本文へどうぞ。




自由気ままに妹がNWOをやるそうです。

 

 

第二回イベントが終了してから、一週間がたっていた。

この間に色々とあった。

現実でのメイプルもとい楓がゲーム内での癖が出て、恥ずかしい思いをして3日間ゲームにログインしなかったり、防御力貫通スキルに対抗出来る完全防御スキルの追加。

あと、ギルドホールの追加……………いや、解放と言った方が近いか。

そして、メイプルが戻って来てからギルド【楓の木】を設立した。

最後に一番、俺に関係合ったのはスキルの修正だった。

【二刀流】のステータス上昇が無くなり、【疾風ノ舞】の上限が50%になったり、【形式】がクールタイムから全部で1日10回しか使えない様になった上、一式が1日1回になった。

まぁ、デメリットはあるが無制限の上昇だったし、俺にはほとんどデメリットは関係無かったからな。

ただ、前者二つの修正で常時ステータスが600位下がってしまった。

こうなった原因は、絶対にフェンリルをソロで討伐したからだろうな。トホホ

以上がこの一週間であった主な出来事だ。

 

 

 

 

 

「帰ったら、スキルの練習をしないとな」

皆さん、こんにちは こんばんは おはようございます、影宮 万里です。

現在進行形で、家に向かって帰路をたどっている所です。

もうすぐで第三回イベントが始まる為、ギルドメンバーは羊の羊毛を集めていた。

今回のイベントは期間限定で出現する赤色の牛を倒してドロップアイテムを集めるイベントで、羊毛を使った装備を着けて倒すと、ドロップ量が増加するらしい。

と、説明をしている内に家へと着いた。

「ただいま~」

俺は家に入るとそう言って、階段を登り二階にある自分の部屋へと向かおうとした。

「お兄、お帰り~。ちょっと聞きたい事があるんだけど」

 

「んッ、何だ?」

俺は登ってる足を止め、後ろにいる妹の方へと体を向けた。

コイツは影宮 千里。

さっきも言った通り、俺の可愛い双子の妹だ。

「お兄って、NWOって言うゲームをやった事ある?」

 

「えっと、今ハマってるゲームだが」

珍しい事もあるもんだ。

妹はゲームに関して無関心だったからな。

「なら、少し手伝って欲しいだけど………………今日、友達に誘われてね」

 

「別に構わないが、珍しいな」

 

「いや~、友達に泣き着かれちゃって………ね」

 

「そうか。俺は向こうでは赤目で少し髪が長めで設定してるから見付けたら声をかけてくれ………………後、絶対に笑うなよ」

 

「うん?分かった」

俺はそれを聞くと二階に向かって自分の部屋へと入った。

そして、制服から私服へと着替えて早速NWOの世界へと向かった。

取り敢えず、俺は千里がくるまで広場にあるベンチへと座って待つ事にした。

10分程時間が経った辺りで、初期装備の片手剣を装備をした少女が現れた。

見た目は、黒髪のポニーテールで眼は紫色で身長は俺と同じ位だ。

顔つきは変えてないのか、千里と同じだったので多分、本人だろう。

キョロキョロと周りを見渡しており、俺と眼が合うと急に固まってしまった。

「あ~、絶対にこれのせいだな」

そう呟いていると、彼女も我へと返り此方に向かって歩いて来た。

「えっと、お兄…………だよね」

 

「そうだが……………こっちではエイな」

俺がそう言うと、目の前の少女は肩をピクピクと震わせていた。

そして、盛大に………………笑い出した。

周りにいたプレイヤーは急に笑い出した彼女に目を向けていたが、今は気にしている場合じゃない。

「笑いすぎだ」

そう言って、俺は妹にデコピンをした。

「いッたぁ~、何するの お兄」

妹はおでこを押さえ、涙目でこっちを見てきた。

「笑うなよって言ったよな」

 

「だって~………………ぷっ」

 

「はぁ~、もう良いや。名前とステータスはどんな感じにしたんだ」

 

「名前はセン。ステータスはこんな感じ」

そう言って妹の千里もといセンはステータスを見せてきた。

てか、センって安直な名前だな…………って人の事は言えないな。

 

 

⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯

 

セン

Lv1

HP 50/50

MP 220/220

 

【STR 20〈+10〉】

【VIT 15】

【AGI 25〈+5〉】

【DEX 0】

【INT 30】

 

装備

頭 【空欄】

体 【空欄】

右手 【初心者の片手剣】

左手 【装備不可】

足 【空欄】

靴 【初心者の靴】

装飾品 【空欄】

    【空欄】

    【空欄】

 

スキル

なし

 

 

⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯

 

 

「へ~、魔法剣士って感じだな」

 

「うん、両方やってみたかったから合わせちゃった」

 

「まぁ、好きにしたら良いさ。楽しくやってこそゲームだからな」

にしても、サリーと似た感じになったな。

違うとすればサリーは接近主体で魔法はおまけ程度だが、センの場合は魔法がメインって感じだな。

それより、折角妹と同じゲームをやるんだし、少し位サービスしてやるか。

「なぁ、俺からのプレゼントで初歩魔法のスキルを買ってやるよ」

 

「本当!ありがとう、お兄」

 

「だから、エイだって言ってるだろ」

 

「でもお兄はお兄でしょ?」

 

「はぁ、もう良いよ。好きに読んでくれ」

そして、俺達二人はスキルの売っているNPCのお店に向かい、妹に全属性の初歩魔法のスキルを買ってあげた。

えっ、妹に甘くないかって。

そもそも、可愛い妹を甘やかす事は悪いのか。

否、そんな事はない。

あと、俺は一応シスコンではないからな!、シスコンではないからな!

「そうだ、センって何処かギルドに入るのか」

 

「えっと、誘われた友達と一緒のギルドに入るつもりだよ………………と約束時間になっちゃった」

 

「そうか。じゃぁ、ここからは別行動だな」

 

「うん。ありがとうね、お兄」

 

「あぁ」

そして、センは来た道を引き返し、友達の待っているだろうと思う場所へと走っていった。

それにしても、センが入るギルドって何処なんだろうな。

もしかして、結構大規模ギルドだったりして………………まぁ、そん事はないか。

「そう言えば、あの素材を使って装飾品を作れるのかな。イズさんに聞きに行くか」

俺はスキル練習の前にイズさんのお店に寄ることにした。

 

 

 

 

 

「あら、エイ。今日はどうしたのかしら」

 

「ちょっと見てもらいたい素材があるんです」

そう言って、インベントリから例の素材を取り出し、イズさんに渡した。

イズさんはそれを受け取ると、青いパネルを表示させて色々と操作をしていた。

「それで装飾品を造って貰いたいですけど」

 

「ん~。造れるには造れるけど、相当なお金が必要になるわよ」

 

「どれぐらいですか」

 

「1000万G」

えっ、ちょっと待て落ち着け俺………深呼吸だ深呼吸。スー ハー、スー ハー

うん………………って落ち着けかーッ。

以上、エイの心の中の心境でした。

「えっと、何でそんなにも掛かるんですか」

 

「まぁ、ザックリと説明するとエイが装備しているユニークシリーズに近い物がこれで造れるみたい」

 

「成る程」

そうなると、この値段に納得出来るな。

てか、そんなに貴重なアイテムだったのか。

もしかしたら、今後に似たアイテムが手に入るクエストが追加されるかもしれない。

「それでどうするのかしら、エイ」

 

「お願いしても良いですか」

 

「分かったわ」

そして、俺はイズさんに1000万Gを払った。

これで俺の所持金は底をを着いてしまったが、強力な装備が手に入るなら、必要経費だ。

「それとエイは羊毛狩りには行かないの」

 

「俺は良いですかね。スキルの練習をしないといけないので」

 

「へ~、どんなスキルなの」

 

「こんなスキルです【風創生・拳銃】」

すると、俺の左手に風が集まっていき、拳銃の形へとなりそれを掴んだ。

一応、弾も発射する事が出来るが、中々上手く命中させる事が出来ないので、今の内に練習をしている訳だ。

「凄いわね。どんなスキルなの」

 

「前のイベントのメダルで手に入れたスキルです。けど、消費MPは馬鹿みたいするので取ってる人はいるかは分からないですが………」

他にも、一気に複数の物を創り出せるが、一つにつきMPが消費されし、細かくイメージをしないと形に出来ない等、結構難しいスキルなのだった。

ただ、一度出来てしまえば、スキルとして保存されるらしい。

今は【深淵和装】のスキルスロットに装備しているので、1日5回は消費無しで使える。

「面白そうなスキルね」

 

「まぁ、結構 試行錯誤できて楽しいですね……………と、そろそろ行きますね」

 

「装備の方は3日後には完成させておくわね」

 

「お願いします、イズさん」

そして、俺はイズさんのお店を後にし、スキル練習の為に人気の少ない場所へと移動した。

 

 

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