ゴブリンスレイヤー異聞:鬼滅の剣士(デーモンスレイヤー)   作:生死郎

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前回のあらすじ:原作で全滅するはずだった女子パーティのピンチに「いるさ! ここに一人な!」をした。


02

 流水剣によってゴブリンたちが全滅した後、ゴブリンの犠牲者の遺品を見つけて集めてから山砦を出る。むしろ、遺品の発見と回収のほうがゴブリンたちを血祭に上げることよりも時間がかかった。

 遺品を村の青年に渡してから、流水剣は一党と貴族令嬢たちとともに辺境の街に帰還した。冒険者ギルドに入ると、流水剣は鉄兜の男を見かける。

「おおっ! ゴブリンスレイヤー! 久しぶりだな」

「ああ」

 ゴブリンスレイヤーと呼ばれた男はぶっきらぼうな態度で流水剣に応じた。魔女や森人の斥候も既知の間柄なのでそれぞれ挨拶すると、彼女らにもゴブリンスレイヤーは同じく挨拶した。

 貴族令嬢たちは胡乱げな目で、流水剣たちが親し気に接する男を見た。小鬼を殺す者(ゴブリンスレイヤー)? なんだ、そのあだ名は? 身に纏う装備は角の折れた鉄兜と安っぽい革鎧に、鎖帷子。左腕に小振りな円盾を括り付けている。装備の汚れも残ったままだし、新人の冒険者だってまだ立派な装いだろう。

 しかし、ゴブリンスレイヤーの首にかかる認識票は銀等級。序列第三位、在野最高位と言われる等級だ。彼女たちにはゴブリンスレイヤーという冒険者がますますわからなくなる。

「ゴブリンスレイヤー、一党(パーティー)を組むようになったのか。……はじめまして」

 後半は、流水剣がゴブリンスレイヤーとともにいた白磁等級の冒険者に言ったものだ。

「あ、あの、はじめまして!」

 白磁等級の冒険者──女神官(プリーステス)は流水剣にお辞儀をする。堂々たる体躯の美男で金等級。あまり男性慣れしていない彼女は流水剣に緊張していた。さらに魔女の妖艶さにどぎまぎして森人の斥候の美しさに驚いた。

「これから冒険か。どんな依頼なんだ?」

 ゴブリンスレイヤーがゴブリン退治以外の依頼しかを受けないのは分かっている。

「これだ」

 流水剣の問いにゴブリンスレイヤーが依頼書の数枚見せる。流水剣は魔女から四方世界での読み書きを学んだので依頼書を読むことができる。計算に関しては四方世界も四則演算や十進法があるのでもとより出来ていた。

「ああ、この依頼はもう終わっている。山砦に棲む小鬼は俺が斬った。……攫われた女性は手遅れだった」

「そうか」

 ゴブリンスレイヤーはそう言ってむっつりと黙る。ゴブリンスレイヤーは流水剣とともに依頼を受けることも何度もあった。そのため、流水剣ならば小鬼を取り逃がすことがないとわかっている。

「依頼が多いな。俺も幾つかやろうか?」

「いや、大丈夫だ」

 ゴブリンスレイヤーが首を振る。

「そうか。だが必要なら必ず言え。いつでも力になる。鬼が出たなら、俺の出番だ」

「ああ」

 決然とした流水剣の言葉を聞いて、女神官は驚いた顔をして流水剣を見上げた。流水剣とゴブリンスレイヤー、小鬼への殺意が変わらないという共通項を持っているのだ。

 流水剣はゴブリンスレイヤーと分かれてから、受付嬢に報告する。

「流水剣さん! お疲れ様です。大変なことになってしまいましたが、ご無事で良かったです」

 受付嬢もまさか流水剣が混沌との戦いに巻き込まれるとは予想だにしていなかった。

「まあ、誰にとってもあれは予想外ですよ。ああ、それではまず護衛依頼の報告ですが……」

「はい、承ります」

 そう言って受付嬢が冒険記録用紙(アドベンチャーズ・シート)に流水剣から聞き取りした内容を記入していく。まずは護衛依頼の仕事について、そして突発で出来た混沌との戦いについて。流水剣の戦いに関しての内容を書いていると、まるで自分が冒険小説を書いているかのような気分になる。竜殺しの報告書を書いているときは、竜の群れと戦って何故生きているのか?と思ったくらいだ。

「あと、さっきゴブリンスレイヤーと会ってこの依頼が出ていることを知ったのだが」

 流水剣が一枚の依頼書を出す。

「これは既に解決している」

 流水剣が彼の一党と貴族令嬢たちとの話をする。頭目の貴族令嬢が彼女ら一党の代表として、受付嬢に報告する。長い時間をかけて報告書の作成を完了する。

「はい。ありがとうございます。こちらが報酬です。迎撃戦での報酬は後日になります」

「ありがとうございます」

 流水剣は報酬を受け取ると、魔女や森人の斥候、そして貴族令嬢の一党のもとへ行った。魔女に話しかけようとする彼の肩を叩く者がいる。振り返った視線の先に、銀等級の冒険者である重鎧の益荒男が佇んで笑っていた。

「無事に帰ったか英雄様は」

「誰が英雄だと?」

「俺の前に立っている人物さ。吟遊詩人(バード)はこぞってそう歌っているぞ」

「敗軍の兵だよ、俺は」

 流水剣は本心を話した。森人の斥候は凛とした声で言う。

「そう、秩序は敗れた。よって英雄を是非とも必要とするんだ。大勝利ならあえてそれを必要とせんがね。敗れたときは民衆の視線を大局からそらさなくてはならんからな」

 皮肉な論調は森人の斥候の特徴である。

「英雄ならば、最後まで戦った兵士や他の冒険者も同じだろう。生き延びた彼らは昇格してもいいだろう」

「大将首を討ち取ったのはお前だから、英雄として祭り上げるにはちょうどいいのだろう」

「──」

 流水剣がむっつりと黙ると魔女が微笑む。どこからか長煙管を取り出して真に力ある言葉(トゥルーワード)で火をつける。同じ呪文使い(スペルリンガー)として森人の女魔術師が驚いた顔をする。貴重な呪文を無駄遣いしたと思ったからだ。

「さあ、もう……休み……ましょう」

 流水剣の背を労わるように叩き、魔女は微笑む。

「まあ、今はゆっくりと休みな。俺たちはこれから冒険だ」

 重戦士の視線の先には彼が率いる一党がいる。流水剣たちに手を振って彼は去っていった。

 

 ◇◆◇

 

 稲妻と羊亭という店に流水剣一党と貴族令嬢たちは食事をするため席についた。ギルドの酒場では冒険者たち視線や話題にされることを嫌がった流水剣の意向によるためだ。

 一同、乾杯のあと、流水剣が火酒を一息に呷る。アルコール度数六五度の酒なので流水剣の知己では誰も呑みたがらない。

「流水剣とかいう奴は、ずいぶんと偉い奴らしいな。俺と同姓同名なのに、凄い差だ」

 ぼやくように呟く流水剣は、いっこうに偉くなさそうな自分自身に皮肉を言うのである。

「でも、やっぱりお偉いですよ」

 森人の女魔術師が熱心に言う。

「どこが?」

「だって金等級だよ! 序列第二位! 人界最強の剣士!」

 圃人の女斥候が昂奮したように言う。

「普通だったら、とっくに、自分を見失って、自信過剰になって、客観的な判断ができなくなってますよ、きっと」

 流水剣は小首を傾げるようにして貴族令嬢の言葉を聞いていたが、不意に苦笑した。

「面と向かって言わないでくれ。つい、そうか、自分は偉いのか、と納得してしまいそうになる」

「ご謙遜を」

 女僧侶が言うと、流水剣は真面目な表情になる。

「君たち、目上の者をあまり面と向かって褒めるものではないよ。相手が軟弱な人物なら、自惚れて結局は駄目にしてしまうし、硬すぎる人物なら、目上に媚びる奴だと疎まれるかもしれないから、よくよく注意することだ」

 貴族令嬢たちが神妙な顔をして答えた。

「はい、わかりました」

 魔女は微笑みながら流水剣の横顔を見つめた。彼の気の回しようと、彼らしくもない陳腐な教訓が、内心おかしかった。

 森人の斥候は興味深そうに貴族令嬢たちを見ていた。流水剣と話しているときの目があまりにも輝いているように見えた。心酔しているといった表現が当てはまるような感じがした。

 話しているうちにテーブルに料理が届いた。

「まあ、話は食べてからにしよう。冒険のあとはちゃんとした食事をするべきだ」

 冒険のあとはちゃんとした食事をする。それは流水剣が冒険者として決めたルールの一つである。

 それぞれが食事に手を付けている。

「改めて、お礼を言わせてください。本当にありがとうございました。あなた方が来てくださらなければ、私たちはあの山砦で全滅していました」

 貴族令嬢がそう言って彼女が頭を下げると、他の一党も口々にお礼を言って頭を下げる。

「気にしないでくれ。先輩が後輩を助けるのは当然なことだ」

「そう……する、べき……だと……思った事、よね?」

「私はこの男に付き合っただけの事。礼ならばこいつに言え」

 流水剣だけでなく、魔女や森人の斥候も気を負わずにいるようにと言う。

「この御恩は決して忘れません、我々に出来る事なら何でも仰って下さい!」

 魔女と森人の斥候が持つナイフが皿の上で同時にがしゃんと音をたてた。

「助力が必要になったとき、ぜひ力を貸してくれ。依頼によっては人手が必要なときもあるからな」

 魔女も森人の斥候も何も言わず、下をむいたきりナイフとフォークを使っている。その手つきが、いささか乱暴だった。

「そうだ、仕事での失態を取り戻すためにも、俺達と一緒に冒険をしてみるか? 君たちが仕切り、俺たちがそれを見守りフォローする」

「いいのですか!」

 貴族令嬢の頬が僅かに上気する。森人の女魔術師たちも期待に満ちた目で見ている。

 魔女や森人の斥候はまたか、と言いたげな表情。男女問わず後輩に助言やフォローすることが多いことを知らなければ誤解していたかもしれない。

「ああ、ありがとうございます。……あれ?」

 給仕が貴族令嬢のもとにも厚いステーキが置く。彼女は早速食べようと思うが、ナイフがないことに気づく。

「何を探している?」

「いえ、ナイフがないようで……」

 流水剣が腰に差している大振りの戦闘ナイフを抜いて、貴族令嬢に渡した。無骨なナイフの輝きに貴族令嬢は引き気味に受け取った。

「これは……よく切れそうです……」

 冒険者のルール、武器の手入れは怠るな。

 

 ◇◆◇

 

 翌日、流水剣一党と貴族令嬢たちは冒険者ギルドで合流すると、貴族令嬢たちは依頼書が貼り出された掲示板を確認しに行ってきた。

 魔女は貴族令嬢たちと合流してからは口数が少なくなった。煙管を出して吸っている。

「……」

 森人の斥候は微笑んでいるが、流水剣に対する態度は少し冷たい。

「まったく、ばかばかしい」

冷たい口調であったが、主語が省略されていたので、非難の客体が流水剣であるのか、流水剣の提案のほうであるのか、すぐには判別がつきかねた。おそらく、その双方であろう。

「今更か、昨日も言っただろう、後輩を助けることも先輩の務めだろう」

「みんな、美人……だものね」

 すっきりした切れ長の瞳で流し目する魔女。多くの男はその艶やかさに魅入られるだろう。

巫山戯(ふさけ)てはいないぞ。悪逆無道な小鬼たちから救ったのだからむざむざと命を失うようなことにはなって欲しくないだろう」

 鬼殺隊では柱が隊員たちの助けることは当たり前だし、危機に陥れば救うのは当然だ。そして、命を救うということはある種の責任を持ち、救う側と救われる側で縁が結ばれるものである。

 流水剣とて木石で作られているわけではない男である。貴族令嬢たちが魅力的な女性であることを認識できない歪んだ審美眼を持つわけではない。

 しかし、それよりも前に、鬼殺隊時代の感覚から今回の話を提案していた。面倒見が良いと言えばただの“いい人”である。しかし、魔女や森人の斥候が問題にするのは貴族令嬢たちが流水剣を“いい人”という人格的評価を高くするだけでは終わらないことを知っているからだ。男性的魅力に彼女らは虜となっている。

 要するに、自分たち以外に優しくしている流水剣、そして彼に男として惹かれている貴族令嬢たちという状況が気に喰わないのだ。

 流水剣も彼女らの心情を予測できるので、その冷ややかな圧を受け止めていた。

(鬼狩りをするのも怖いが、この状況も充分怖いな)

 嘆息すれば睥睨されそうなので我慢する。

 

「おや、流水剣殿!」

 沈黙が重たいと嘆いていた流水剣に助け船を差し向けたのは聞きおぼえのある女性の声である。

 振り向けば長い金色の髪を持つ美しい少女が立っていた。美しい甲冑を纏った、見目麗しい女騎士である。硬質な美貌と典雅な雰囲気から、出自は貴族の令嬢かと思われる。麗人騎士は斧槍を持っていた。

「ああ、君か。無事でよかった!」

 流水剣は安堵して、微笑んでだ。その少女剣士は流水剣とともに混沌との戦いに身を投じていた冒険者の一人であり、至高神を奉じる騎士だった。

「彼女……は?」

「あの混沌との戦いでともに戦った冒険者だよ。他のみんなはどうした?」

 麗人騎士の表情が強張る。

「あの戦いで二人が亡くなり、廃業した一人が遺品を家族に届けるために分かれて、解散したよ」

 鬼殺隊でも冒険者でもよくあること。つい先日、笑いあっていた仲間が死ぬのはよくある話。彼女たち一党と会った最後の夜、いつもなら言えたはずの頑張ろうと言うのが、一瞬詰まった。するりと出てこなかったのは彼らが、どうしてか死んでしまいそうだったからだ。

「そうか……、君は昇級したんだな」

 麗人騎士の認識票が銅になっていることに気づいた。

「ええ、あなたも偉くなられた」

「ああ、どうも、とんでもないことになったようだ」

過不足ない表現だ、と、流水剣は思った。

「死んだ彼らはいつもあなたのことを話していた」

 彼女の仲間たちはいい奴らだった。麗人騎士と彼らの一党は少壮気鋭の冒険者だと思っていたので、心寂しく流水剣は思った。

 貴族令嬢たちが依頼書を持って流水剣たちのところへやってくる。

「さようなら、私もまた依頼を探してくる」

「気を付けて」

 麗人騎士が流水剣に別れの挨拶をして、魔女たちにも同じく挨拶をしてから立ち去っていく。麗人騎士の後ろ姿を流水剣はじっと見送った。貴族令嬢たちを迎えて彼女らが持ってきた依頼書を見る。誰にともなくそっと呟いた。

「……上手く行くことには越したことはないよな」

 

 ◇◆◇

 

 貴族令嬢たちが受けた依頼はゴブリン退治だった。

 それは定型的(テンプレート)な冒険だった。

 村が怪物に襲われ、蓄えが奪われ、村娘がさらわれた。助けて欲しい。

 昔から村の近くには小鬼どもが棲んでいたと言われる洞窟があった。

 村人たちは関わらないように近づかなかったが、しかしゴブリンが凶暴さを増してきて、

 ついには村を襲って倉庫の貯蔵品を奪い、さらには村娘を攫っていってしまった。

 あまりにも突然のことで村人たちは対応することもできず、冒険者ギルドへ依頼を出したのである。

 木々の合間から差し込む木漏れ日や、動物たちの気配はとてものどかで心地よく、とても小鬼のねぐらがあるとは思えない。

 貴族令嬢たちの冒険は順調だった。整備は整えていた。小鬼退治の前に依頼者の話を訊いて、小鬼の住処までの地形などを訊き込むなど前準備の余念はなかった。

 圃人の女斥候も巣穴の入り口、影に隠れるようにしてゴブリンの物見がいる事に気づき矢で仕留めて巣穴の内部にいるゴブリンに気づかれないように済ませた。

「ここは、洞窟と言われていたがどうもそうじゃないみたいですね」

「地下遺跡? なのか」

 森人の女魔術師と貴族令嬢が周囲を見渡しながら言う。前を歩く圃人の女斥候が彼女たちに言う。

「少なくとも圃人(レーア)のものじゃないね。たぶん鉱人(ドワーフ)のものだと思う」

「ああ、そうだろうな」

 遺跡を検分する森人の斥候は圃人の女斥候を肯定した。あえて言わなかったが、ここならば壁抜きされることはないだろうな、と推測している。

 通路から現れたゴブリンも貴族令嬢が剣で、圃人が矢で迎撃する。毒の付着するゴブリンの武器にも警戒している。堅実な対応をしているだが……。

「あ、あれは何!?」

「なんと……」

 圃人と森人の斥候たちは瞠目する。遺跡の奥からガシャガシャと物音がする。

田舎者(ホブ)か?」

「いや違う!」

 流水剣の問いに森人の斥候は否定する。

 遺跡の奥から現れたのは巨大な盾を持った重装甲歩兵だった。

「なんだと?!」

「なんで騎士が!?」

「え? あれはゴブリンなの?」

「え……? ど、どうしよう!」

 貴族令嬢たちが困惑するのを他所に、流水剣と魔女が冷静に分析する。

「あれは……鉱人(ドワーフ)が……鍛え、た……もの……ね」

「遺跡に遺された鎧を体格が合う個体が纏ったわけか。サイズの調整も必要なかったと」

 熟練の冒険者たちが話している間にも、困惑から立ち直った貴族令嬢たちが応戦している。飛来する火球は重装甲歩兵隊に当たり、暗黒の空間に無数の宝石細工を描きだす。

「……厳しそうだな」

「そう……ね」

 鉱人が鍛えた鎧と盾は頑丈で貴族令嬢の剣戟も、圃人の斥候の矢も通さない。急所となりえる顔も、盾で隠されたら攻撃は通らない。魔法も回数には限りがありゴブリンたちを仕留めるには足りない。

「斬りに行く。援護を」

 流水剣は抜刀して、魔女も魔杖を構えいつでも魔法を使える準備をする。

「ん……」

 流水剣が「ヒュゥゥゥゥ」という呼気とともに火箭のごとき俊敏さで走り、日輪刀を振るう。

 ──拾ノ型(じゅうのかた) 生生流転(せいせいるてん)

 うねる龍の如く刃を回転させながらの連撃。彼の日輪刀は所有者の悪鬼滅殺の意思をそのまま我がものとするかのように、重装甲歩兵のゴブリンの身体を断ち斬り、血まみれの肉塊に変えてしまうのだ。

「流水剣様!」

 貴族令嬢に並びたつように流水剣が刀を構える。

「みんな、よく頑張ってくれたな。重装甲歩兵(コレ)の相手は辛いだろう」

「す、すみません……」

「気にしないでくれ。では次の敵を斬りに行こう」

 流水剣の冒険者ルールには鬼殺隊の頃の信条も統合されている。そして、ルールは冒険者として鬼殺隊として、共通で普遍のものだった。

 ルールその一、悪鬼邪鬼、全て断つべし。




【キャラ紹介】
麗人騎士
外見イメージ:グリシーヌ・ブルーメール
金髪碧眼の女騎士。銅等級。斧槍の扱いを得意として攻城兵器のような一撃を発揮するロイヤルゴリラ。同じ一党だった眼鏡をかけた女盗賊とはなんだかんだで仲はよかった。高貴なCカップ。


予定ではこの世界の女神官はパーティーを二股して昇格速度が上がる予定です。

そういえば創作エンディング集をやってみました。流水剣と各キャラの√は
https://shindanmaker.com/972005
魔女ルート、ED【消えない】バッドエンド
森人の斥候ルート、ED【離れないで】メリーバッドエンド
剣の乙女ルート、ED【離さない】トゥルーエンド
何やら不穏なエンディングが多くなりました……。
ちなみに

継国厳勝ルート、ED【君に捧げるたった一つの】ハッピーエンド
ヒロインよりも敵との√のほうがロマンチックでした。
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