【凍結】1st Saga バタフライエフェクト   作:ジュネープ

14 / 21
物語の人物紹介。

それに載ってる人物は総じて物語の中核を担う人。

しかし、彼らだけでは何も出来ない。

彼らは常日頃、脇役に助けられている


ACT:11

タンゴ小隊第二分隊員ダイゴ・フローレンス

21:10 フレンチストリート

 

「あの作戦の後すぐにアンブレラからスカウトされたのは幸運だったな。おかげで仲間にリンチされたり処刑されることもなくサヨナラできた」

「確かにな・・・実際アンブレラってどこまで根の深い組織なんだろうな?。俺らがいた場所に『偶然アンブレラのエージェント』がいたなんて幸運以外の何者でもない」

 

「・・・何か含みのある言い方だな?。まぁ俺としてもアンブレラは裏でヤバい事に手をつけているのは薄々感じてるよ。だからと言ってむやみやたらに言うもんじゃない、組織の奴らが盗聴していたらどうするんだ?現にイージー小隊のカンだって・・・・なんだ?」

 

 

無線からノイズ混じりの音が聞こえて来た。どうやら隊長からの無線のようだ。

 

 

『・・・こちらアンドリュー・・・えるか?』

「こちらダイゴ。聞こえるぞ、少しノイズが酷いけどな。」

『・・・潜伏・・・・市民・・・保護・・・・場所は・・グットストリート南部の家だ』

「了解。すぐに向かう、俺らが来たら何かしらの合図で知らせてくれ。オーバー」

 

 

そう言って無線を切った俺は肩を竦めて言った。

 

 

「今度は俺ら2人で子守唄(ララバイ)を歌う羽目になりそうだな」

「勘弁しろよ」

 

 

俺らの縁・・・所謂腐れ縁は簡単には立ち切れない。

 

 

 

ーーーーーーーー

立花光雄

21:15 フレンチストリート

 

 

銃声と肉が焼ける匂いが地上を支配している中私は1人屋根に登って彼らのやりとりを聴いていた。

聴き終わった後にジミーとダイゴの経歴を調べていると気になる点が見つかった。

 

彼らが参戦していた内戦は『ウィルスが運用された』と記載されていた。

 

先程ジミーが怪しんでいた事がアドミンの端末ですぐに調べることができる。それが世界を揺るがしかねない秘密だったとしても、だ。

 

 

彼等を屋根伝いに備考していると一軒の家の前で無線に話しかけた。その数秒後、部屋の扉が開いて中肉中背の男が中に入れとばかりに手招きした。彼の格好はジミー達と同じU.B.C.Sのマークを縫い付けられており彼らのチームメイトだろうと当たりをつけた。

 

周辺を警戒しながら入った2人に続いて鋭い視線を辺りに張り巡らせている男もドアをゆっくりと締め切ったのを確認して対象の家の壁に張り付いた。

 

 

「確か盗聴器があったはずだけど・・・これか」

 

 

HUDに付いている有線イヤホンのような盗聴器を壁に付けると一瞬のノイズの後、中にいる彼らの話し声が聞こえて来た。

 

 

『取り敢えずどうするよ?分隊長』

『ロバート隊長に合流するぞ』

『保護した市民はどうするんだ?あきらかなあしでまといだろ?』

『それはについては問題ない。彼はラクーン市警の警官らしい。いま風呂に入っているから後で彼に銃弾を分けてくれ。対応人数が増えればこちらの被害も減らす事ができるから問題ない』

 

中から若々しくハリのあるアンドリューの声が聞こえて来た。今すぐにでも彼の若い頃の顔を見てみたい衝動に駆られたが、無理やり感情を押さえ込んで彼らの話に聞き耳を立てた。

 

『実は・・・隊長・・・・っている。・・・・長とは・・・・少しだけ連絡を・・・た。だから行・・・・・事は絶対にない』

 

 

(無線が安定しない・・・もう少しいいポジションに)

 

パキリ・・何かの破片を踏み潰してしまい大きな音を出してしまった。焦る私がどうしようかと対策を考えている時、彼らに見つかってしまった。

 

 

「そこで何をしている?!」

「・・・私はこの街の住人です。そちらの家から気配がしたので暴徒か正常な人か確認しようとしてたんです」

 

 

我ながら良い嘘を言ったと内心ほっとしていると私に銃を突きつけて警戒していた男・・・おそらくバーク・スペクターが銃口を下に下げて警戒を少しだけ解いた。

 

 

「まぁ良いだろう。中は俺らの仲間がいるからここよりも安全だぞ」

 

 

彼がそういうと私を家の中へと案内した。

 

 

「隊長。外にいたのはこの街の生存者だそうだ。名前は・・・・そういえば聞いてなかったな。おいお前、名前は?」

「・・・立花光雄です。日本からここに赴任してまだ2週間しか経ってないのでこの街の地理には詳しくありません。よろしくお願いします」

 

 

取り敢えず本名を名乗りここに来て日が浅いと言った。それによりこれから彼らと話す上での矛盾点を無くす狙いがある。

 

 

「なんだお前ジャパニーズか!そこにいるダイゴって奴もお前と同じだぜ」

「おい。確かに俺の見た目は日本人っぽいが根っからのアメリカ人だ!次言ったらテメェのキンタマ撃ち抜いてやるぞ!!」

「おぉ〜コワイコワイ」

 

 

陽気に話しかけてきたのはジミーで、怒気を含ませた物言いをしているのはダイゴだ。

 

 

「俺はアンドリュー・フェルト。U.B.C.Sタンゴ小隊第二分隊の分隊長を務めている。危険はまだ去ったわけではないが全身全霊でアンタ達を護衛する」

 

 

そう言って私に近づいてきたのは若き日のアンドリューだった。顔についていた傷はどこにも無く。無鉄砲で何処かに野心を秘めたような雰囲気を感じさせる好青年だ。そんな好青年が数十年後にはエージェントになって世界で暗躍すると思うと感慨深いものだ。時間というのはこうも人を変えてしまうものか・・・・

 

 

「所でそちらにいる方は誰でしょうか?。名前を伺いたいのですが・・」

 

「私はラクーン市警刑事課のロイ・キングだ。観光シーズンではない時期にこの街に来てしまったのが運の尽きだな」

 

 

そういう彼は血と硝煙の匂いがこびりついた服に身を纏った若い刑事だ。

 

 

(ロイキング?・・・誰なんだそいつは。)

 

 

私は聞いたことも無い名前に困惑した。報告書には彼についての事が何も書かれておらず(多分)救出された民間人の1人という扱いになっている。

 

リライターにいた時にアンドリューから聞いた話では「マイケル・ウォレス」という警察官と共闘したと言っていた。その話を裏付けるように報告書にも彼についての事柄が事細かに記されていた。彼は特殊部隊に所属して戦闘技術に関しては一般の警察官よりかは上だと推測できる。そんな彼がアンドリュー達に協力的な態度を取っていたとしたら他の警官も極力的な態度で接する物だと思っている。

勿論、一部の例外を除いてだが・・・・

 

協力的に接する人がいたはずなのに彼に関する記載の一切が存在しないというのは些かへんだと思うが私は気にしない事にした。




時間が・・・無い

取り敢えず出来ている所まで出しました。
暫く忙しく(多分数ヶ月)なりますので休止します
物語を辞めるつもりは毛頭無いのでご安心を
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。