<Infinite Dendrogram>~クソゲーハンター、クソゲーに挑まんとす~   作:折本装置

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わがまま言っちゃだめですか?
一章に一度の、二話更新です。
会長は(ry

原作オマージュ、二話更新。
いろいろ拾い切れてませんが、それは追々。


エピローグ 双つの狼、二つの蛇

 □【闘士】サンラク

 

 

【<UBM>【霊骨狼狼 ロウファン】が討伐されました】

【MVPを選出します】

【【サンラク】がMVPに選出されました】

【【サンラク】にMVP特典【双狼牙剣 ロウファン】を贈与します】

 

 

『終わった……』

 

 

 【ロウファン】が光の塵になると同時、アナウンスが鳴り響き、俺は地面に倒れこんでいた。

 あーだめだこれ、動けない。

 HPどんどん減ってるし、これはデスぺナかな。

 と、バシャリ、という音とともに何か液体が降りかかる。

 同時、徐々にHPが回復していくのを感じる。

 どうにか、上を見上げると。

 

 

「サンラクさん!」

「大丈夫みたいね」

 

 

 ポーションの入った瓶を持ったステラと、銃を構えたままのレイが心配そうな顔でこちらをのぞき込んでいた。

 どうやら、何とか勝てたらしい。

 どうにか、目線を玲に合わせる。

 

 

『勝ったよ』

「はい」

『レイのおかげだ。ありがとうな』

「い、いえ、そんな」

『俺たちの永遠のきずなの勝利だ!』

「もひょっ!」

 

 

 あれ、レイがまた固まった。

 とりあえず、さっきのアナウンスの中身を確かめるとしましょうか!

 

 

 □■管理AI四号作業スペース

 

 

【擬音色獣 サウンドカラレス】討伐

 最終到達レベル:35

 討伐MVP:【暗殺者】ゼクス・ヴュルフェル Lv33(合計レベル:33)

 <エンブリオ>:【始原万変 ヌン】

 MVP特典:逸話級【無音明套 サウンドカラレス】

 

 

【針竜王 ドラグスティンガー】討伐

 最終到達レベル:33

 討伐MVP:【超操縦士】カーティス・エルドーナ Lv521(合計レベル:1021)

 <エンブリオ>:なし

 MVP特典:伝説級【針衝暴死 ドラグスティンガー】

 

 

【黒召妖狐 ノワレナード】討伐

 最終到達レベル:29

 討伐MVP:【忍者】安芸紅音 Lv50(合計レベル:69)

 <エンブリオ>:【黄金皮 エルドラド】

 MVP特典:伝説級【漆黒狐面 ノワレナード】

 

 

【一攫獣 バリスケ】討伐

 最終到達レベル:46

 討伐MVP:【杖神】ケイン・フルフル Lv894(合計レベル:1394) 

<エンブリオ>:なし

 MVP特典:伝説級【一握掌 バリスケ】

 

 

【霊骨狼狼 ロウファン】討伐

 最終到達レベル:21

 討伐MVP:【闘士】サンラク Lv41(合計レベル:88)

 <エンブリオ>:【機動戦支 ケツァルコアトル】

 MVP特典:伝説級【双狼牙剣 ロウファン】

 

 

「ようやく、<マスター>にも<UBM>を討伐するものが出てきたか」

 

 

 ジャバウォックはウィンドウを見ながら、嬉しそうに言った。

 これまではティアンに狩られるかほかのモンスターに狩られるかだった<UBM>だが、今は違う。

 確かに、<UBM>は試練として機能している。

 

 

 <エンブリオ>の特殊性で初見殺しを成し遂げた、悪人。

 多くの味方とともに、自らが最前線に立って、見事タンクとして活躍した、少女。

 策を弄し、完膚なきまでに嵌め殺した天才(ハイエンド)

 己を最大限まで高め、正面から打ち破った、逸材。

 そして、巧みな連携と、何より異常なまでの技量で打ち勝った……化け物。

 

 

「なんにせよ、全員、これからが楽しみだな」

 

 

 そういって、ジャバウォックは仕事を再開した。

 

 

 To be continued




サンラクがMVPになったのは、四海走破と同じ、戦闘時間の差。

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