バイオハザード 生物兵器の彼女は何を思うのか 作:コーちゃん元帥
ラクーンシティ自体はリメイク版のReとかを参考にしてます。
「ドーザさんラクーン警察署宛の荷物よろしくね。それと空いてるスペースには製薬会社アンブレラ宛の荷物だ」と10トントラックの鍵を渡された。
「りょうかーい………さてと」と慣れた手つきでフォークリフトを操縦し荷物を積み込む
そしてこれまた慣れた手つきでトラックを運転する。
「姉貴とフォウの職場………どんな感じだろうな~」気楽に運転するドーザは2人がどんな感じに働いているのか想像しながら
裏手の元は美術館の搬入場所で荷物の受け渡しをしていた。
ただどうしてか?注目されてる。
「ああ、すまないひょっとしてだけどトファースさんの妹さんかな?」
「そうだけどよく分かりましたね」
「いやー、少し不器用だけど真面目で優しいって評判だからね。それにその特徴的な銀髪は今の所同じくトファースさんぐらいだから」と不器用なのは意外だけど素直に自慢の姉が評価されてることは嬉しいことだ。
「あれならエリート中のエリート、S.T.A.R.S.だって夢じゃないよ」S.T.A.R.S.あの姉貴すら恐怖を抱いた要注意人物が所属する部隊…………
にわか信じがたいが姉貴の言葉を否定出来ない
そして姉貴に会えなかったがなんとなく職場の一端を見れたので良しとした。
けどアンブレラのセキュリティーサービスとは違うようだ。
(そう言えばウルフパックのルボさん元気かな?)トファースの初任務が死神ハンクとだったようにセカンドからシックスまでも誰かしら実力者と初任務をこなしてる。
ドーザとフォウはウルフパックとが初任務だった。
その中で隊長であるルボはいい見本であった。
それに各々の技術は称賛に値する。
そんなことを考えているといつの間にかスペンサー卿記念病院に着いていた。
荷物というか何故かトラックごと係員に引き渡すことになってしまい暇になったが休憩にはもってこいで広場を見ていた。
そこにはリハビリや気分転換してる患者や医者に看護師、親族や友人と様々な人で溢れていた。
(いいもんだな…………たまに生物兵器だっての忘れそうになるよ)姉から愛情を教わり任務とは言えけっして無駄ではない交流が今のドーザを形作った。
(けど、兵器には変わりないだよな………あたし達は)似て異なる生物兵器、それは死ぬまで永遠について付きまとうだろう
脱走するにしてもなんにしても万全なアンブレラから逃げるのは至難のことだろう
何かアンブレラが崩壊するほどの何かが無ければ無理だろう
眺めてると妹であるフォウが居た。
子供の患者と遊んでいた。
ぎこちないがそれでもお互い笑ってる。
(なんだ………あんだけげっそりしてた割には上手くやってんじゃん)最初こそ疲れ果てていたが日に日に順応していった。
だが心配事があると言えばある。
自分たち3人は順応すればするほど前の兵器としての生活に戻れるのか?
ドーザ自身は自信がない
任務と日常、この日常を知ってしまえば正直戻れる気がしない
姉であるトファースなら出来るのだろうけど
(まあだから憧れるんだけどな)任務と日常を切り替え妹達に愛情を教え尚且つ戸惑っていたとはいえあの警官の様子だと既に順応し始めてる筈だ。
それに憧れるのは単に量産された自分たちがトファースと同性能を有していないのが一番の原因だ。
欠点が存在する妹達を導いてくれたのは間違いなく姉である。
本当ならセカンド、ドーザ、フォウだって欠陥個体だ。
そして車が返却されてなんだかんだ仕事も終わりなので会社に戻ろうとしたとき助手席に1つの書類がある。
そしてアンブレラのマークと『実験体の処分』…………
「まったく休ませてくれないね」任務内容はラクーンシティの下水道に実験中のBOWが逃げたので処分しろとの話だが………
それの処分するための調査…………って!わたしやっと馴染んできたのに長期間休まないといけないじゃん!!
資料を見ても特定されてる訳ではないし何より下水道という広大な中から探さないといけない
んな1日そこらで見つかるとは思えないどんだけ広いと思ってるんの?
それに最近馴れてきたせいで生肉はなんか苦手意識が芽生えたしそれに嗅覚だって元々は普通より優れてるから下水道なんて本当なら嫌なんだけど!…………仕方ないか
「まったく夜中に処分するか」運良く事が済めばの話であるが…………
「姉貴にフォウすまねえ………疲れてるだろうに」とラクーンシティの下水道を武装して歩く3人がいる。
もちろんだがトファースとフォウに申し訳なさそうにドーザが謝る。
と言うのも悩んでるところ3人でやった方が早いとトファースが判断し夜に下水道員に成り済まして少しさ迷っていた。
「別に構わないわ、ハンター型ならほっとけない」最初に遊んだもとい訓練で散々倒したハンターは忘れることはない
そうでなくても非武装の人間には脅威でしかないので排除するのも納得だ。
「けどこの改良種はなんでしょうか?報告書を読む限り欠点だらけですが?」フォウは読んだ報告書を思い出すがハンターγと書かれしかもどう見ても欠点だらけで廃棄処分されるのが分かりきっている。
それが下水道に逃げたのはにわか信じがたいが噂になる前に排除したい気持ちは分からなくもない
下水という吐き気もする環境の中、探し続けるとまさかそれを飼育してる研究員がいるとは夢にも思わなかったが………
「はい………分かりました」とある1人の研究員をタコ殴りにしてから縛っていた。
そして理由があれだったのでアンブレラに連絡をした。
簡単に言えば欠点だらけであるがそれに惚れ込んで廃棄処分された振りをして自身で飼育していたと…………
「で?姉貴、このバカの処分は?」真面目にこのはた迷惑な研究員は今すぐ殺してやりたいぐらいだ。
「アンブレラに引き渡せば良いらしいわ」それだけでこの研究員の末路が決まったもんだ。
ウイルス実験に使われるのは安易に想像出来る。
と言うより3人共、不特定多数の危険がある公共の下水道で少ないとは言えあっちこっち移動するハンターγを処分するのは面倒なことこの上無い
しかもこの研究員よりにもよって全体数を把握していない考える限り最悪なシチュエーションだ。
一番考えたくないのはウイルス漏洩だ。
トファース達もアンブレラを追い落とすならバイオハザードが手っ取り早いのは理解してるがそれでも不特定多数のそれこそ学習により無関係な一般人を巻き込んでまで実行しようとは考えないぐらいには良心はある。
そのあと職員に偽装したアンブレラのスタッフが引き取りに来てくれて研究員を渡したあとは兎に角地味な捜索が始まった。
歩けど歩けど見つからずしばらくこのループが続くのであった。
そんな時期に出張中のセカンドは…………
「では所定の位置にて待機します」と出張していたセカンドは与えられた部屋にて待機しに行くがそれを見送る2人はじっくり観察していた。
ウィリアム・バーキンとアネット・バーキンだ。
「ふむ噂には聞いていたが本当に人間と大差ないな」
「そうね。あれでタイラントの変異種なんて信じられないわ」ウィリアムは偶然にも発見したGウイルスの研究に着手していたが実用化には程遠く難航していた。
一応、本社に報告こそした。
あまり理解されてないのも知っていたがそんな報告書を見て自ら出張を望んだ今アンブレラの研究員なら誰でも1度は耳にしたことがあるタイラントの突然変異種フェアリー、それが協力してくれるのだから願ってもないことだった。
「まあ関係ないがね。わたしとしてはさっそくTウイルスとGウイルスの調整にかかりたい、本当ならアークレイの幹部養成機関再生計画なんてウェスカーにでも任せたい気分だ」と言うのもセカンドからの意見でTウイルスとGウイルスを足して2で割った物を作っては?と言われた。
確かにGウイルスは強力だが安定性はないし、ましてやフェアリーを無駄にしたのであれば本社からの受けが非常に悪い
なんせフェアリーには教育の分コストか掛かる。
タイラントのように完成したらプログラムを入力してはい終わりとはいかないのだ。
まあその本来ならプログラミングされる部分が空白になったからこそのあの知能の高さに繋がってるらしいが………
「これが上手く行けばまたGウイルスの開発予算が手に入るだろう」まあ最近、成果が上がってないので渋られているが………