バイオハザード 生物兵器の彼女は何を思うのか 作:コーちゃん元帥
「潜伏実験………ですか?」あれから更に任務をこなし言葉も流暢になってデータを取られる毎日をこなしていたファースト達は次の奇妙な任務に戸惑っていた。
「そうだ。君たちが人間社会に溶け込めるかその検証実験を行う」現在進行形で学習してる新しい妹達セブンからトゥエルブまでの教育も任されていたファーストからすれば現在教育係が居なくなるのは不安材料でしかないからだ。
「だが新しく量産されたピクシーもいる。それも分かる。それでだ。聞けばセカンドも教育係をしていると、ならばセカンドに引き継がせファースト、サード、フォースは実験に参加してもらう………おって指示を出す。解散だ」と解散しファースト達は専用区画に作られた住居区画に戻り各々が話し合うが不安がってるのはセカンドであった。
「姉様、私は姉様程上手ではありません」
「セカンド………なら私も不安があります。社会潜伏はこれまでの任務とは違います。それに不安を持たないのであれば学習の意味が無くなる。だからあなたが思ったことをやればいい………セカンドあなたは妹達に何を学ばせたいですか?」ファーストは教育係から様々なことを学びそして思ったことを妹達に学ばせた。
私にとって大切な存在だ。
セカンドが同じ気持ちを会得してるのは嬉しいことでありだから任せられる。
ようやく考えが纏まったのかセカンドは口を開いた。
「私は…………姉様から教わったみたいに妹達に………笑ってもらいたいです」
「なら大丈夫、失敗も学習してそして教えてあげればいいのよ」
「………姉様はやっぱりスゴいです。でもありがとうございます。セカンドは教育係の任務を引き継ぎます」これで心配はないセカンドは真面目だ。
それにファイブとシックスだってセカンド程でないにしろ妹達に対して真剣に向き合ってる。
けどあとあと妹達が別れを惜しむ?とは思いもしなかったが……………
そして初めて駄々をこねる妹達を治めてから空港まで送られた。
3人はコードネームと髪型、ファッションを変えて研究員と別れる。
ただし監視員がそこら中にいるが…………
ファースト改めて『トファース・フェリア』銀髪ロングヘアーでカジュアル系の服装だ。
分かりやすく言えばバイオ2のクレアの服装を想像してください、メインカラー黒
サード改めて『ドーザ・フェリア』銀髪ウルフヘアーにラフな服、メインカラー赤
バイオRe3のジルみたいな服装を想像してください
フォース改めて『フォウ・フェリア』銀髪ポニーテールにある意味一番女性らしい格好をしてる。
一般的なスカートを履くメガネをかけた知的そうな女性、メインカラーは緑
「ここが空港ってやつか?姉貴」
「そうね。歴史上テロ現場になりやすい場所の1つ警戒しといて損はない」まあ下手すればする側になりそうだが?
「ですが姉さん、人の社会はこんなにスゴいのですか………わたしは驚きです」と怪しまれないように観察しながら受付まで行く
老人から子どもまで様々な人種が居る空間は初めてだ。
受付でもすんなり行くが体重に関しては絶句された。
なんせ体重は百キロオーバーだ。
一般的な女性の体型をしてるのにこの体重は驚き物であろう
そして金属探知機の所ではどうやら任務等で摘出し忘れた弾丸が反応してしまい言い訳が大変であった。
そして飛行機に乗った経験は貴重な物であった。
おそらくこの先、要人警護とやらが始まれば乗る機会が増えるだろうが………
そして無駄なエネルギーを消費しないために全員は睡眠をとることにした。
飛行機と言えど小型であり向かう先は田舎だと言われていたがアンブレラ社が根付いてから急速に発展したとされる所、『ラクーンシティ』アンブレラの影響が一際大きい所で潜伏実験が開始される。
まずトファースは警察官としてフォウはスペンサー記念病院のバード博士の助手兼看護師、ドーザは実は決まっておらず就職から頑張んないといけないが理由があった。
それはアンブレラがドーザの社会潜伏能力が非常に高いと判断したからだ。
任務の時は冷徹な殺戮マシーンにそうでないときは非常に人間味溢れる雰囲気に早変わりと上層部は切り替えがハッキリしてるドーザを高く評価していた。
その為にドーザにだけバイトでもいいから就職等が可能なのか確かめたかった。
というのがアンブレラ上層部の考えだが彼らは勘違いしてる。
人間味溢れる雰囲気こそがドーザの本当の姿で任務の時などは演技である。
理由は上層部や賢い研究者は馬鹿ではない、あまりにも知能と学習能力が高いので反乱を起こすのではないか?その懸念は当然抱いていた。
実際知能向上型のタイラント『ネメシス』と呼ばれたのは脱走を企てるほど知能と自我を発現させている報告を聞いてるので彼らに爆弾を内蔵させるべきだと主張する側と知能が高くなったからこそ爆弾は止めて今まで通りの運用をするべきだと主張する側が存在する。
その為にドーザは演技することで人間味を隠し爆弾を内蔵されないように従順にしている。
その努力もあり爆弾を内蔵させる側の案は未だに通ってない
飛行機という貴重な体験をして別の空港に着くと今度は車での移動となる。
当然、3人は学習してるので運転は難なくこなせる。
実は留守番してるシックスは乗り物好きで全フェアリーの中で一番上手でだいたい操縦、運転を任せてる。
その為に久々である。
変わらない景色でも十分新鮮でありそして一回ガソリンスタンドに寄った。
そこでの買い物も新鮮である。
更に1時間ぐらい走るとやっとラクーンシティに着いた。
住所通り向かうとかなり大きな家に着いた。
予め受け取っていた鍵で車庫入れしてから入った。
改めて確認してもかなりの広さだ。
そして玄関にはメモが置いてあった。
『地下室に向かえ』何なのか?分からないがメモの通り地下室にエレベーターで降りると一変して馴れた研究所みたいな部屋が拡がっていた。
入ればモニターが勝手に点いた。
相手はトファースの教育係をしていた1人だ。
「博士、お久しぶりです」
「ああ、元気そうでなによりだ。今日からその家が拠点になるがまあその地下室を見て分かると思うが君たちをメンテナンスする為の設備であり武器等もある。言わば秘密基地みたいなもんだ。まあ監視カメラもあるが我慢してくれ、そして今日から3日間は街の探索に当たるといい、任務前の下見は大事だ。それと馴れんかもしれんが頑張りたまえ、別任務があった場合も様々な経路で連絡が行く………では検討を祈る」ととりあえず身体検査をしようとした。
ドーザとフォウも賛成し専用の機械で検査をしていたがふと疑問に思ったかのようにドーザが喋った。
「そういや、なんでカメラってやつであたしらを監視ってやつをしてんだ?」
「周りの言葉を信じるならだけど人間と大差ない知能を持った生物兵器に警戒してるだけよ。反逆でもされたらって思うと尚更じゃない?」
「反逆? 裏切りか? 別にする必要なくないか?」
「ネメシス-T型の内脱走しようとした個体がいると記録で確認しております」
「けどなんでそのネメシスってやつは脱走しようとしたんだ?」
「私達とは違って度重なる改造実験に身体中を弄くり回されるから脱走したい気持ちに刈られるのは必然よ。私もあんな寄生生物に肉体改造されるなんて分かってたら脱走ぐらいは考えるわ」とわざと監視カメラの前で語る。
わかるかも知れないがこの会話事態、演技であるし本音も混じってる。
そしてこの3人ほど脱走願望が強いのはいない
更に寄生生物の実験は真面目に嫌だと思った。
やられるなら処分される覚悟で暴れまわるだろうぐらい嫌だ。
そしてそんな様子を見る上層部がいるわけであるのだが…………
当然上層部も見ていた。
『姉貴は脱走とか考えるのか?』
『別にわたしは妹達が捨てられたりあんな寄生生物の実験とかされなければなんとも思わないわ、私達は兵器、それ以上もそれ以下もないわ、だからこれが精々許されるわがままよ』と話が進むが様々な話し合いがされる。
「ふむ、まだプランだけだが改造実験は中止した方がよさそうだ」
「まあ元々、無理してやるべきプランではないしな」
「この様子だと爆弾内蔵もしなくてよろしいだろ?」
「そうだ。逆に我々が気を付けなければならないのは普段の使い捨てを下手にしないことだ。そうすれば最良の結果を出すだろう」
「人体実験も本人達の希望が上がったらで良くないか?あれ以上を望むのはリスクが高い」と話が成されるが特にファーストの扱いを気を付けるべきだろう
彼女がすべてのフェアリーを束ねる貴重な存在だ。
故に彼女に反感を抱かせなければ反逆されることはないことそれが共通の認識になっていた。
そして見事に勘違いをさせたことを知らない3人は街を探索していた。
まあ様々なことがあった。
へんなナンパがあれば警官が助けに来たりファミレス等では美味しそうな料理があれば病院ではリハビリしてる患者やそれに付き添う看護師や医者、ドーザの就職またはバイトで働くための方法を探したり下見をしたりと貴重な束の間の休息を楽しんでいた。