健人(結局こうなっちゃたのか)
あの後志保がライムたちと話し合ったが結局志保は研究をやめると言い出し監禁された、健人は自分の自宅で待機しておりなんにもできなかった
健人(このままでいいのか?)
健人は手のひらを合わせそれを額に当てながら考えていた
健人(また見ているだけで終わらせんのか、俺)
健人はあの光景を思い出していた、火の中必死に守り続けてくれた父のことを、何にもできないかった、今とあのときとおんなじ状況だった
健人「・・・」
健人は無言で立ち上がった、その顔は何かを決意した顔だ
健人(決めたんだ、もう見ているだけで終わらせたくない)
健人はそう決意し部屋をでた
志保は研究所の施設にあったパイプに手錠と一緒に繋がれていた、逃げだそうとして色々試したが手錠は外すことができずにいた
志保(お姉ちゃん・・)
何故殺されたのか、何で自分に相談してくれなかったのけ、行き場のない言葉な心の中で繰り返される、今の自分には考えることしかできないからだ
志保「健人君、大丈夫かな?」
志保は健人のことも心配していた、あのジンたちのことだ私のことが片付いたら多分彼は殺されてしまう、私も多分殺される、だが手錠で繋がれている以上どうすることもできなかった
志保(どうせ殺されるぐらいなら・・)
志保はポケットの中からある薬を取り出した、APTX4869志保が開発した薬だ、隠し持っていたのだ
志保(健人君には悪いことしちゃったな)
巻き込んでしまった、私があのときおとなしくしておけば、あの時彼を止めていればまだ生きていられただろう
志保「デートとか、してみたかったんだけどね」
志保とて女の子、そういう気持ちはあった、だが自分から踏み出す勇気がなかったのと、姉の行動が気になってたのでそこまで考える暇がなかったのだ、私は薬を口の中に入れ飲み込んだ、その時部屋のドアが開いた
健人「・・・」
志保「健人、君?」
入ってきたのは健人だった、健人は志保に近づき手錠をペンチで切った
志保「な、何してんの!」
健人「多分、こうするしかありません」
健人は志保を持ち上げ研究所の廊下を走った、健人は警備員とカメラに気を付けながら進んだ
志保「はぁ、はぁ、もういいの、私は、どうせ薬で・・」
健人「いやです」
健人が廊下を進んでいると足音が向こうから聞こえてきた、健人はすぐさま部屋に入った
志保「はぁっ、はぁっ」
健人「志保さん、大丈夫ですか?」
志保「はぁっ、はぁっ、っ!」
志保はいきなり心臓が苦しくなっていった、締め付けられるような痛みが続く
志保「あぁっ!がぁ」
健人「志保さん!?」
健人は彼女に近づき様子を見た、汗をかき、なおかつ苦しそうだ
健人「もしかして風邪?こんな時に」
男『おい、誰かいるのか?』
健人「!?」
ドアの向こうから声がした
志保「はぁっはぁっ」
健人「・・大丈夫です、何とかして見せます」
志保「だ、めぇぇ」
健人はそう言うと立ち上がりドアから出た
健人「いや~どうもこんにちはいつもお疲れ様です」
男「おおう、なんだお前か、どうしたんだこんな研究室で」
健人「ちょっと自分の監視役の人が、何かへんなことをしたらしいからその後処理をしてたんですよ」
男「ああ、聞いたぜ、組織に逆らって今閉じ込められてるやつだろ」
健人「は、はいそうです」
男「こんな時間までご苦労なこって、まあ頑張れよ」
男はそう言うと廊下を進み警備に戻った
健人「はぁ~」
健人は緊張した体をゆっくりと息を吐き落ち着かせた
健人「さて、早くしないと」
ライム「何を?」
健人「!??!?」
健人は即座に後ろに振り返った、そこにはライムがおりいつものニヤニヤした面はなく顎を引き、こちらを睨んでいた
ライム「何してるんだ?待機と言ったはずだが」
健人「そ、その、シェリーさんの様子を見に来て」
ライム「・・・」
無言でこちらを睨み付けていたが次第に柔らかくなった
ライム「そうか、なるほどな~」
するとライムは急に健人の肩をくみはじめた
ライム「ここまで仕事熱心だとは思わなかったね~」
すると突然ライムが健人の首を掴み壁に叩きつけた
健人「!?」
ライム「何してんだお前?」
顔にこめかみが浮かんでいる
ライム「ここはお前の家じゃあねぇんだよ」
健人「っ!」
ライム「こういう時は俺に電話しろって言ったよな」
ギリギリと指に力をこめる音が聞こえる
ライム「なに俺に黙ってでてんだよ」
健人「がぁっ」
さらに力をこめ持ち上げる、もう息ができなくなったそのとき、廊下から警備員が走ってきた
男「ラ、ライムさん!」
ライム「なに?」
男「シェ、シェリーが、女がいません!」
健人「!?」
ライム「あ?」
まずいばれた、健人は心の中で冷や汗をかいた、近くのドアには志保がいる、ばれてしまった以上これでは逃げられない、本来だったらもう外に出ているはずだったのに、ライムは警備員から視線をゆっくりと自分の方に戻していった
ライム「・・なるほどね、そこでお前が来たわけだ」
ライムはこちらを睨みながら言う
ライム「女は何処だ?」
健人「し、知りません」
ここでばれたら確実に殺される、何とか隠さなければ
ライム「・・もしかして、この部屋か」
健人「!?」
ライムは志保がいる部屋に視線を移すと手を離しそちらに向かっていった
健人「はぁっはぁっ、待ってぇ」
息ができなかったため声がでない、弱々しい声を無視してライムはドアを開け中に入った
健人(ごめんなさい・・結局何もできなかった)
あれだけ覚悟していったのにこのざまだ、心の中で自分をダメ出ししていた、するとライムがなぜかすぐに部屋から出てきた
男「ど、どうでした?」
ライム「・・いねぇ」
健人「え?」
健人はその言葉が嘘のように聞こえた、だってその部屋に入れたはずなのに
ライム「お前は他の連中に連絡しろ、急げ」
男「り、了解」
男はそう言うと無線を取り出し向こうにはに走っていった
ライム(おかしいな、こいつの顔からしてここにいるかと思ったんだが)
ライムはそう考えながら廊下を歩いていった、それを見ていた健人はすぐに志保のいた部屋の中を見た
健人「いない」
あるのは机の上に置かれた実験道具、ダクトなどがあり、他に隠れられそうな所はなかった
健人「どう、なって」
すぐに辺りを探した、別の部屋、ロッカーの中、志保の研究室、外、探し回ったが何処にも志保の姿は見えなかった、健人はどうなっているのかわからなかった、次第に目から涙が出て来てその場に座ってしまった
健人「くそ、ちくしょ、ちくしょぉぉぉぉ!!!」
何もできず、志保が何処かにいるのかもわからず、何もできない自分を攻めて床に拳を叩きていた
はいという訳でお別れです、この話からIF作ったりするかもしれません、投稿ペースは落ちたけど頑張るから許してくれ(汗)
さあ、選んでみなさい!
-
もちろんハッピーエンド
-
ちょっと暗いバットエンド
-
むしろどっちも
-
IFやれ(ボツ話もあるよ)
-
全部でしょう?