ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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頑張ってこの章含めて残り3話。短ければここで終わりそうな感じ。

一章より少なめになりそうです。


第二章 戦闘校舎のフェニックス編5

話はゲームで僕中島剣吾が穴に落とされ地中に生き埋めされた頃に巻き戻る。回想だから一人称は僕で統一するよ。

 

「いたたた、これでリタイアしないんだから随分頑丈になったもんだ。」と一人呟きながら神器(セイクリッドギア)を装着しながら周りの土を掘る。

 

そう、僕がゲームに備えていたこと。それは落とし穴に落ちない事では無く落とし穴から地中を掘り進み移動できる様に密かに訓練した。

 

中々大変だった……。穴を掘るだけならいいが地中で掘り進めると力加減を間違えると掘った側からまた土崩れして生き埋めになるを繰り返した。

 

辛かった……。モグラの気分をいいだけ味わうことができた。

 

しかも一言で地中と言いっても岩盤を始め硬さが全然違うし基本暗いからよく見えなくて何処進んでいるか最初分かんなかった。

 

後に何とか位置や場所が分かるようになったけど、どうして分かるのか自分でも説明できない。

 

そんなわけで校舎を地面から掘り進めて中に密かに入ろうと思ったのだが突然、部長と一誠が屋上から落ちライザーさんが降りてくるビジョンが見えた!

 

一瞬の未来予知なのか何なのか分かんないけどこの直感を信じる!そう思い僕は地中でひたすら平目のように待ち続けた。

 

そして予知の通り降りてきたライザーさんの足を引っ張り地中に引きずり込み脱出途中で見つけたとある場所まで一気に突き進んだ。

 

「ぶは、ここは?」と水面に落とされたライザーさんが咳き込みながら言う。

 

それに僕は「どうやら地底湖か貯水池みたいだね。掘ってるときたまたま見つけました」という。

 

ライザーさんが「ここに連れてきたら勝てると思ったのか?この俺に!!」と言い翼を広げ向かってきたが、僕も神器から炎をだし発射した。

 

狙いはライザーさんでは無く、この大量の水!高熱に大量の水が接すると瞬間的に蒸発することで爆発する俗に言う水蒸気爆発という現象だ!

 

この密閉空間で爆発すれば当然のことだが崩落していき再び生き埋めになる!お互いに身動きがとれにくくなる。

 

そして動きが満足にとれないライザーさんに対し掘り進め遂に捕まえる!

 

そしてそのまま殴りつけた。ここなら空を飛ばれないし、動きも限られる。殴り合いならこっちの方に分がある。

 

土砂に苦しみながらもライザーさんがダメージの回復と周囲の土砂を弾き飛ばす為に再生の炎を燃やす!

 

高熱を感じながらも馬乗りでパンチする!「これで勝ったつもりか!長期戦なら回復し続ける俺が有利だ!」と言い炎を纏いながらこっちに攻撃する。

 

たしかにこのままならいずれ再生する向こうが有利だろう。だが、あいにくこっちは最初から殴り合いで決着つけるつもりは毛頭無い。

 

「フェニックスはいかなる傷も再生する不死鳥。にも関わらず今の魔王になった者がいない。それこそが不死は最強でも無敵でも無い証拠!

 

僕は結構ファンジーが好きでね。よく幻獣の事を幼い頃から考えていた。

 

僕は殴り合ったり、再生するのを間近で見ていたとき気がついたんだ。

 

これは部長達にも言えることだけど君たち悪魔は人間より強力な力を持っているが、あくまで生物に過ぎないと言うことに。」

 

と僕が言う。

 

「スタミナ不足が弱点だと?それで勝てるつもりか!」と叫ぶが僕は首を振る。

 

「密閉空間で君のその炎を燃やすことが目的だった。本当は僕が自分からやった方がいいけど正直気が引けるし何よりまた周囲の土が崩れそうだしね。」

 

「一体……なにを……?何だ、妙に息切れが……?」

 

「生物にとって生きるために一番大切なことは何だと思う?」

 

「……いきなり、何を言っているんだ。」と聞きながらも咳き込み始める。

 

「お前、まさか毒を……。」「ある意味正解だね。僕は君たちも呼吸が必要な存在だと気がついた。」

 

「人間と同じぐらい息をしなくても良いのかは分からなかった。君たちフェニックスはいかなる傷も再生すると言ってた。じゃあ、傷以外ではどうかな?

 

僕は殺し合いをするつもりは欠片も無い。ゲームだしね。

 

だから、君たちが何処まで不死身なのか気になってグレイフィアさんから資料貰って調べてみたんだ。そして、気がついたんだ。

 

君たちも気を失うし、病や毒も通用する。なにより呼吸も必要だとね。

 

その時点で僕はどうにか君を窒息させることに集中し考えた。本当はこの地底湖使えれば良いけど水深が浅すぎて溺れさせるには心許ないからね。

 

だから、地下に連れてきた!地上に繋がる穴を防いで空気の通りを悪くする。その上で今の様にダメージを与えれば自動で再生し始める。そうすると炎ができる。

 

君たちの炎が水中や空気の無い場所でも燃えるのか?

 

そもそも普通の炎と同じか分からなかったけど少なくても周囲に酸素があるならその影響を受けるみたいだね。」

 

賭けに勝った甲斐があったよ。君の再生の炎は強力だけどそれ故に場所によっては仇になる……。」

 

「もし、僕が最初から煙や炎を使えば気付いたかも知れなかったけどまさか、自分の炎で空気不足になるとは流石に気付けなかったでしょ?」

 

それを聞くと必死に穴を掘り地上に戻ろうとしながら「お前、共倒れするつもりか?こんな事正気じゃ無い!」と言いながら焦る。

 

僕は「いざとなったらその覚悟はあるけど、これ最近気付いたんだけど結構長い時間呼吸止めても平気みたいだね、僕の場合。」

 

実は修行中水中でも呼吸できるからどのくらい呼吸止められるんだろうと密かにやってみたんだが特に苦しむこと無く半日を修行しつつ過ごすことができた。

 

……何か一番人間やめている気もするがそれは気にしないでおこう。

 

「ここで何時間でも付き合ってあげるよ。それが僕が君を倒せる数少ない手だからね。」

 

それを聞きさらに焦って穴を掘ろうとするライザーさんを後ろから首を絞めさらに足や背中を蹴りつつ籠手から黒煙を放つ。

 

最初は激しく抵抗していたが次第に弱くなっていくのを感じている所でゲーム終了の知らせが届き僕たちも地上に戻された……。

 

 

 

 

────という事なんだよ。と僕は説明した。ちなみにその間もライザーさんから猛火を浴びせられていたが無視して喋っていた。

 

周囲の視線が引いているのを感じたがそれは無視しよう。

 

「お前、よくできたな……。」と一誠は言うが

 

「こんなの確実に殺したい相手でもないと絶対やんないよ。今回相手の方が実力が圧倒的に上で不死身だからやったんだよ。じゃないとこんな危ないことできるわけ無いじゃん!」と笑いながら言う。

 

「あれ以来閉所、暗所恐怖症なったんだぞ!どうしてくれる!」

 

「大丈夫!人は恐怖を克服して成長していくものだから!」「恐怖を与えた張本人が言うことか!」僕とライザーさんで漫才の様なやり取りをしている。

 

その様子をいそにいトリオはどっかからか持ってきた酒とつまみを持ってゲラゲラ笑いながら鑑賞していた。

 

「さて、じゃあそろそろやるか」と僕が言うとさきほどからずっとでてこようとしていた神器をだす。

 

するといそにい磯野敏博(いそのとしひろ)が

 

「んじゃ、仕方ねーからライザーおめえ下がってろ!剣吾!昔は体弱かったから気使っていたがもう健康そうだしいいだろう!ちょっとぶつかり合おう!」

 

と言い終わるが否や見た目からは想像もできないほど速く迫ってきた!

 

互いの右拳がぶつかり合うと同時に後ろに大きく飛ばされる!!

 

「おお、思ったよりやるじゃん!」とうれしそうにいそにいが言う。

 

「それじゃあ、ガチでやってみようか~」というと上に跳んだと思ったら身体を丸めると鎧も変形しハリネズミみたいに丸くなり突撃してきた。

 

よく映画である巨石がこっちに向かってくる光景に似ている。しかも棘もありこっちの方が見るからにやばそう!

 

とっさに躱すと後ろの方にあった巨大な岩にぶつかって止まった所を狙うかと思っていたが全く苦も無くあっさり壊した!

 

しかも方向転換してまたむかってきた!あんなパワーにとげとげがあるとミンチになる未来しか見えない!

 

しばらく必死の追いかけっこが続いた!「目回んないの?っていうかどうやって周囲認識しているの!?」

 

「何かよく分からんけどなぜか普通に見えるだよな~。ふしぎだよね~。」と言いながら全く緩める事無く追いかけっこは続くと思っていたら突然、足が地面にはまる。

 

何だと焦りながらも抜こうととしても足がびくともしない!これは一体・・・?

 

足下を見ると穴の奥に狛犬の顔が、いやよく見たら[バラゴン]の兜だった!

 

「ごめんね、見ているだけじゃ退屈だしちょっと確かめたいことあるから大人しくしていてね。」と佐々木理愛(ささきりえ)の声がする。

 

さらにムササビの様に[バラン]であるマイロン・ハリスが滑空し僕に攻撃し気をそらす。

 

そんな足止めされると追いつれ[アンギラス]であるいそにいのタックルが直撃した。

 

ぶつかった瞬間に足を離されたので勢いで大木などを倒しながら大きく吹っ飛んだ!

 

激痛に耐えながら起き上がる。幸いどこからも出血していないし、内出血も無いみたいだ。……我ながら随分頑丈になったもんだ。

 

最悪体中穴だらけになる覚悟もしていた……。ああ、怖かった!

 

「……やっぱり~その程度なのね~?」と佐々木さんが言う。

 

「その馬鹿(磯野)の攻撃はあたしたち三人の中でも一番怪力で攻撃力がある。それをまとめにくらって出血もしないなんて凄いことよ。」と褒めてくれるのはうれしいが現状頑丈なサンドバッグに過ぎないので反応に困る。

 

「現状あなたに余りにも不利だからあたしたちの神器(セイクリッドギア)について軽く教えるわ。

 

あたしの[バラゴン]はこの三人の中で一番敏捷かつ小回りが効くの。後、地中を高速で掘り進めるのが得意で泳ぎも速いわよ。

 

欠点はこの中でその分力も防御も低いわね。

 

マイロンの[バラン]は単純な速さや力はあたしと磯野の間だけどさっきみたいに空中を飛べる上泳ぎも上手い陸海空どこでも対応できるわ。

 

後、実は棘に動きを鈍らせる毒があるわ。

 

そして磯野の[アンギラス]。あたしたちの中では一番力が強い上に何より硬さとスタミナがずば抜けている。

 

その上動きも機敏ね。欠点は地上はともかく水中ではあたしたちほど速くないわね。

 

まあ、それでも充分速い方だけど。今みたい丸くなって突進されると結構面倒よ。基本的に格闘専門には厳しい相手だと思うわ。

 

あなたはその攻撃を直撃してもどこも怪我せずに耐えられた……。それも禁手しない状態にも関わらず。多分貴女の神器は私たちのやつよりおそらく強力ね。

 

おそらく今回の余興は妹の婚約うんぬんは建前ね。

 

おそらく魔王様としては貴女をはじめあたしたちの神器を直接見て色々調べたいってことじゃないかしら。」と佐々木さんが言う。

 

……それって、じゃあ婚約の破棄とかは実際の所どうでも良くて俺を狙っているということか?

 

何、じゃあここで俺は処分されるかも知れないってこと!?

 

グレイフィアさんに氷漬けにされたことを思い出す。

 

おそらく彼女が悪魔サイドで最強というわけではないだろう。彼女レベルが複数いるなら生きて帰れる自身が欠片もないな!

 

端から見てもすぐに分かるレベルで狼狽しているとマイロンさんが声を掛ける。

 

「まあ、そう心配するなでござるよ、剣吾殿。拙者たちももし、そうなったら磯野殿の友人でもあるそなたをお守りしまり致しますぞ。」

 

「幸い、他勢力と繋がっている知り合いがいるからいざとなったらそこに逃げるでござるよ。」と笑いながら軽い感じで言うがそれ、結構まずくないか?ライザーさんとかの立場とか……。

 

「心配するな、俺たちに悪魔サイドから漏れて困るような内容は一切知らない。欠片も興味ないしな!!」といそにいが断言する。

 

そんな自信満々に言わなくても……。その上で

 

「だが、剣吾。お前が何処までできるか気になった。今後のここともあるし今お前がどのレベルかはっきり認識させる必要がある。

 

お前昔と変わってないみたいだから多分自分より打たれ弱い、力が弱い相手には怪我させないよう気を遣い、やりにくい。

 

かといって逆に自分より怪力や防御が高い相手だと勝ち目がないと思い、逃げようとするだろう。

 

だが、、全く根拠のないただの勘だがお前は今後色々望まずに大きな渦の中心になる存在になるとみた!

 

その時の為にまずは俺たちに本気の力を見せろ!」とまるで少年漫画の様に言ういそにい!!

 

そう言えば昔からこんな感じで強引だったな、いそにい。

 

しかし、力を見せろと言われてもねえ。ぶっちゃけ勝てる気が無いんだが。仮に身体能力で上回ったとしても格闘技の達人である彼ら対抗できる気がしない。

 

よく漫画とかで凄腕の素人がその道の達人を倒すというのがあるが正直できるわけないと思っているタイプなんだが……。

 

でも、確かに向こうの言葉にも一理ある。ここは胸を借りるか……!

 

と思いながらもダッシュで逃げる。理由は「お~い、逃げるな!!これを攻略して見せろ!!」

 

「基本素手なのにそんなトゲトゲ触れるわけ無いじゃん!!もう少しレベル下げてやってくれ!」と叫ぶが「男だろ、骨折の10回や20回は経験するもんだ!」と言いながらハリネズミ状態で追いかけてくる。

 

ちなみに炎は通用しないっていうことは何となく分かる。しかし、このままじゃまずいので逃げながらタイミングを計る!

 

しびれを切らしたのか大きく跳ぶとそのまま猛スピードでこっちにむかってくるのを目で見ていないのに脳に映像ではっきりと分かった。

 

タイミングを合わせ右足でオーバーヘッドキックをいそにいにする!

 

見事に決まり完全に油断しまくっていた佐々木さんとマイロンさんに直撃する!

 

悲鳴をあげながら重なりながらも文句を言い合う。

 

「ちょっと重いから速くどいて!!」「そうしたいのだが引っかかって、マイロン大丈夫か?」「何とか大丈夫です。」

 

「普通女性に聞くもんじゃない?」「マイロンが一番下だから一番重いだろうが。」

 

「いつまでくっついているの?そんなに乙女のぬくもりを味わいたいの?」

 

「「……乙女のぬくもり?」」とハモると佐々木さんがぶち切れていそにいを投げ飛ばし、マイロンさんを思いっきり踏んづけ飛び上がった。

 

流石に二人とも痛そうにしていた。

 

その隙にライザーさんを攻撃するなり追撃できれば良かったのだがかなり無茶があったらしく鈍痛を味わっていてそんな余裕は無かった。

 

やっぱり籠手以外では触んない方がいいな・・・。

 

我ながらよく足に穴が空かなかったもんだと感心した。

 

だがこれ非常に不味いなと思っていると回復したいそにい達が「思ったよりやるからここからレベル上げていくぞ!」と言う。

 

え、まだ上があるの?こっちの動揺を無視してそれぞれ構えると武器が出現した!?

 

え、何召喚したの?もしくは創造した!?

 

マイロンさんの手には鎧と同じ色をした苦無が握られていた。全部で何個あるのか分からないけどとりあえず1、2個ではなさそうだ。どことなく鎧の棘に似たような形をしている……。

 

佐々木さんのは鎧と同色のランスで兜のモデルと思われる生物が穂先に刻まれている……。この中で一番小柄なのに長柄の武器で驚いている。

 

何となくだけどただのランスじゃない気がする。

 

そしていそにいのは……何あれ、先端にサイズがスイカ並みの棘鉄球になっている短い棍棒。

 

メイス(戦槌)タイプのモーニングスターを持っている。何か柄がイメージしている奴より随分短いような・・・?

 

こうゆうのってもうちょっと長かった気がしたんだけどな?あの短さだと殴りにくそうな気がするんだけど?

 

まあ、それよりも……?「……何、その武器?凄い物騒な匂いがプンプンするんだけど……!?」

 

「ああ、そうか。お前には無いんだったなあ。どうやらライザーの親父さんが言うには俺たちみたいに最初から禁手できる奴らは武器を取り出すことができるそうだ。」

 

「この鎧と武器を使うのが俺たちの基本らしい。集中して躱すなり防御しないと大けがするから気をつけろ!」

 

と言うといそにいがモーニングスターを振りかぶった。その瞬間本能的に危険を感じ無意識にその場から急いで離れた。その直後、あの鉄球がさっきまで俺がいた場所にめり込んでいた。

 

よく見るとワイヤーが鉄球と棍棒に繋がっていた。巻き尺の様にワイヤー凄い勢いであっという間に収納され元のメイスらしき状態に戻った。

 

成る程……。鎖じゃ無いけどあれは俗に言うフレイル(連接棍棒)タイプのモーニングスターというやつだろうか……?いや、物騒な剣玉と言う方が正しいのか……?

 

今見た感じだとワイヤーの長さはどうやらある程度長さを調節できるみたいだ……。

 

とりあえず10メートルはほぼ確実に射程範囲だと思った方が良さそうだ!この手の武器は懐に飛び込めば怖くないと言うがまずその懐に飛び込むことができそうにもない!!

 

それに近づいたら近づいたでやばいという動物的勘がささやいている……。

 

何て考えながらも大きく躱している。

 

きっともっと小回りに躱せと思う人がいるかも知れないがそんな距離感性格に把握できると思わないし、怖いし何よりその選択したらヤバい気がするんだよな。

 

しかし、そんな考えしている間にも攻撃はさらに激しさを増す!

 

そして紙一重で何とか右に鉄球を躱したと思った瞬間急に嫌な予感と昔の光景を思い出した……。

 

咄嗟に転がってその場を離れるとさっきまでいた場所に上から鉄球が落ちてきた!!

 

……一つ聞きたい、これ完全に殺しに来てますよね?いそにいが釣りや剣玉得意なの思い出した良かった。

 

昔、高い所にあったスズメバチの巣を釣り竿を使って引っこ抜いてそのまま近くにあった池の底にたたき落として退治したことあったんだよね。

 

他にも正にカウボーイそのままで鹿を投げ縄で捕まえたこともあったとはいえ、だからってモーニングスターをああも自在に扱うとは……。

 

こんな回想しながらも攻撃の手は一切緩まないので必死に躱している。だから、その時気づけなかった。

 

モーニングスターが危険なのは鉄球だけでは無いということに……!

 

突然だが鎖鎌という武器をご存じだろうか?

 

鎌に鎖分銅を取付けた武器でよく時代劇の忍者が使っているイメージがあるだろう。詳しい説明はウィキペディアやピクシブ、又は図鑑とかで調べてみよう!

 

そんな鎖鎌で三つ危険な攻撃方法がある。一つは鎌。これは簡単だね、見れば分かる。斬られたら鎧とかじゃ無ければ普通に出血する。

 

二つ目は分銅。高速で分銅をぶつけてくること。これも分かりやすい。使いこなせば頭部に当てればそのままお陀仏させる必殺の武器らしい。

 

そして三つ目は……今何故この話をしたかと言えば今正に俺が似たような武器でやられているからだ。

 

鉄球を躱した所でワイヤーに左足を絡ませてせてそのまま振り回されている!!

 

そう、三つ目は鎖そのもの。鎖で相手の武器や体を絡ませ中には絞め殺したりそのままへし折ることすらできたらしい。

 

今正に映画やアニメの蛸や烏賊などの脚、もしくは植物系モンスターの触手に捕まり散々振り回されるというのをいやという程体験している最中である。

 

うん、これでもかっていうぐらいの視界が変わり目が回る~!!しかも地面や木とかにぶつけまくるし!!

 

これは命の危機を感じ始めたな。よく動物がじゃれているつもりでも人間にとっては命がけというのを正に実感している。

 

タイミングを計っていそにいの方に振り回した瞬間、神器の刃を展開しワイヤーを切断する!

 

その加速のまま体がいそにい目がけて猛スピードで飛んだ!!

 

ワイヤー切れて良かった……!!一撃で切れなかったらどうなっていたことか。

 

なんて考えているともうぶつかりそうになる。さすがにここまでボコボコにされたら相手に気を遣う余裕が無い。

 

もうモーニングスターは壊れて使い物にならない……。このままタックルが命中すれば勝機はある!!

 

そう思っていたのだがいそにいが壊れたモーニングスターを軽く振ったと思ったら(モードチェンジ、ハンマーモード)と言うどこからか聞こえた音声と共に一瞬発光した。

 

輝きが収まると壊れたモーニングスターでは無く人の背ほどの巨大な大金槌を持っていた。長柄を野球のバットみたいに構えこっちに狙いを定める……!!

 

……えっと、まさか!?予想通りハンマーで打たれ俺は正に野球ボールのように大きく飛んだ!!

 

咄嗟にハンマーの直撃を籠手でガードしたため今の打撃は神経がいかれていないなら今の所は大きなダメージはなさそうだがこのまま地面か何かに激突したら想像するだけで恐ろしい事になる!!

 

なんとか全身にかかる風圧耐えながらも何とか体勢を変えて地面が近づくと籠手から炎を全力で放った!!

 

少しでも勢いを殺すために必死でやった!!

 

その結果、最初は最初は流動して纏まらない炎だったが途中からジェットエンジンやロケットエンジンのように炎を収束させことができ何とか落下の勢いを殺すことに辛うじて成功した。

 

……まあ、それでもダメージは十分何だけど。

 

流石にかなりダメージ食らった。しかし、さっきからもの凄い短い時間でおきた出来事のはずなのに時間が妙に長く感じる。

 

周りがスローモーションとまでは言い過ぎだがゆっくり時間が流れるのに自分はいつも通り動けた。そうじゃなかったら全く対処できなかった。

 

きのせいだろうか?体がダメージを受けるたびにどんどん動きのキレが良くなっている気がする・・・。

 

「なんなのいそにい、その武器?」と俺の問いにいそにいは

 

「これが俺の武器だ。モーニングスターと大金槌に自在に変化することができるんだ。さらに変化させるとそれまでのダメージがゼロになる。」というと再びモーニングスターに変化させた。

 

……成る程、斬ったはずのワイヤーがしっかりくっついているな……。

 

つまり武器破壊が大して意味をなさいという訳か……。

 

どうしたもんだと考えているとふと嫌な予感がしたので後ろに跳んだ。その直後、地面から巨大な棘がさっきまでいた場所に突き出てきた!!

 

いや、あれは棘じゃ無い!!佐々木さんが地面から飛び出てきた!!さっきの棘は彼女のランスだ。

 

どうゆう理屈か知らないけどあの槍地面を掘り進めることができるみたいだ。

 

「本気でかかってこないと危険よ!!」木場君と同等あるいはそれ以上の速度で鋭い突きを繰り出した。

 

それを辛うじて真剣白刃取りの如く穂先を受け止めたと思ったら石突(刃部と逆側にある柄の先端)がレバーになっていて、後ろに引っ張ると一気に押した!!

 

すると爆発と共にランスが大きく打ち込まれた!!爆発に逆らわず後ろに吹き飛ばなければ危なかった!!

 

だが、息つく暇も間もなく上から嫌な気配を感じとっさに籠手でガードするとマイロンさんが上から苦無を持って斬りかかってきた!!

 

最初の攻撃は防げたがその後はあっちこっち攻撃が掠る!!

 

ナイフを始めとした短剣、短刀は副次武器(サブウェポン)として欠かせないもので万能だと何かの本で読んだことがある。

 

器用に両手で斬りつけられているの上佐々木さんが追撃してきたので籠手から大量の爆炎を二人に放つ!!

 

炎の勢いに押し出されたものの二人とも焦げ目も無く、やはり大したダメージもなさそうだ。

 

これは色々覚悟決めないといけないかも……。しばらく入院生活かなあ……。と覚悟を決めていると

 

「剣吾!!俺も……」と一誠がこっちに来そうになったので「来るな!!君はライザーさんにのみ集中するんだ!!」と言う。

 

「最初に言ったはずだよ。この戦い君がライザーさんに勝たないと意味が無いと。その為になにがあってもその時まで手を出すなって。」

 

「んなこと言ってる場合じゃ無いだろ!!こんなのただのリンチじゃ無いか!!それに魔王様、いや冥界もお前の事狙っているかもしれないんだぞ!!」と叫ぶ一誠に

 

「……そうだね~、どうしようか?とりあえず、先のことは分かんないから今はこの戦いに集中しよう。」と言い戦いに戻る。

 

そうは言ったものの打つ手が全く及ばない。一誠もこのままじゃ我慢の限界も近いだろうし、観客も考えると長期戦に持ち込めないだろう。

 

炎も大して効果無いし、刃は……できれば使いたくないし使ったところで勝ち目が欠片も見えないというのが現状。何とかしなければ……。

 

向こうは俺より攻撃範囲が広いから躱すのが精一杯!一誠みたいに何か新しい能力が開花してくれれば良いのだがそんな都合良くいく訳無いし。

 

焦っていると籠手から何か不思議な力を感じた……。これは最初に炎を出した感じに似ている……!?

 

籠手がいつもと異なり純白に光り始めた……!?これは一体?

 

「よく分からないが、させないぞ!」といそにい達が俺に向かってきた!どんなのか分からないけど射程も効果も不明だからできるだけ近づかないと!

 

モーニングスターと苦無、ランスを何とか急所を躱しながら近づく。……流石に躱しきれなかったので所々ダメージを負っているのだが……。

 

籠手の砲口を展開し発射した!!すると冷風と吹雪が吹き荒れた!!辺りに白い霧が発生して天候が雪に変化した。

 

少しいそにい達はひるんだけど「確かに寒いけど我慢できない程ではない!寧ろさっきの炎に比べれば大した威力じゃないな!!」と言い突っ込んできた!!

 

何これ!?全然役に立たないんですけど!!

 

そんな動揺を余所に「これで終わりだ!!」といそにい達が俺に向かって攻撃を繰り出しモーニングスターが頭部、ランスが腹部、苦無が首に迫る!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この冷気、吹雪能力はすぐに分かるとは思いますが映画シンカリオンにでてくる雪のゴジラがモデルです。

次章でどうゆうものか詳しく説明します。

前章で紹介したものの禁手を紹介します。

[暴竜の剛武装](アンギラス・アームズ)

「暴竜の双針盾」(アンギラス・ショルダーガード)の[禁手](バランスブレイク)形態。
灰色を基本色にした恐竜とヤマアラシを混ぜた様な装飾の兜をした、背面が棘だらけの全身鎧。ハリネズミの様に丸くなって回転すること可能。

この時も視覚が遮られているはずだが正確に攻撃、移動できるが本人もどうして不明。

鎧の棘はある程度長さを調節でき、戦車と騎士を合わせた様な身体能力と硬い鎧にスタミナも合わさり接近戦では非常に対応しにくい相手。

「暴竜の戦槌」 (アンギラス・ハンマー)
二つの形態に変化し、例え破損しても別の形態に変化するとダメージがなくなる。

モーニングスター(鎖鉄球)モード 先端にサイズがスイカ並みの棘鉄球になっている短い棍棒。

このままでも一応接近戦は可能だが基本的にはワイヤーに繋がっていて鉄球にバーニアがあり、加速と軌道調整を行うことが可能。

ワイヤーも非常に強度を始め熱などにも強いので振り回すと簡易のシールド代わりにもなる。

スレッジハンマー(大槌)モード 人の背ほどの巨大な大金槌。接近戦は基本これを使う。見た目通りの威力と強度を誇る。

[地底獣の土武装] (バラゴン・アームズ) 
狛犬と恐竜を混ぜた様な赤茶色の全身鎧を身に纏っている。頭部に大きな耳みたいな装飾がある。
両腕が猛獣の手のような籠手が特徴的に見え、兜の一本角が長くなっている。

小回りが効き地中移動が得意。さらに跳躍力が高い。水泳能力も高くバランに次ぐ適応性を誇る。

[地底獣の馬上槍](バラゴン・ランス)
鎧と同色のランス。戦闘以外にも地中を掘り進めるのに使われる。石突のレバーを引っ張り押すと爆発し同時にランスが大きく押し出される。

本来は一度対象を突き刺してから爆発させ内部を破壊し穴を拡大すると同時に脆くなった部分を高速で槍を伸ばし刺突するという見た目以上に殺傷力が高い。

特に回数は制限は無いが連続使用は余り適していない。

[山神の苦無](バラン・クナイ)
バランの棘似た鎧と同じ色をした苦無。主に投擲とナイフとして斬るのに使われる。現在は合計五本だが、両手に一本ずつ持つのが基本。

投げた苦無は手持ちから全て失えば自動的に転送される。

ゴジフェス初めて見ましたけど面白かったです。4000円の価値がありました。地方民なので今後もオンラインして欲しいです。

まさかのゴジハム君復活とは想像すらしていませんでした。











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