ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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書いてみてよくわかる。いかに他の作家がすごいのか。いろんな作家の先生は偉大です。本当に。


第一章 旧校舎のディアボロス編 2

僕、中島剣吾が朝目覚めると昨日の事が夢だったのではないかと思えた。

 

あの後どうやって帰ったかちゃんと覚えていない。

 

どこか調子が悪いのかなあなんて思い、目覚まし時計を見るといつもより随分早く起きたものだ。

 

昨日とは裏腹に何か体が調子いいなあ。

 

目も随分さえているけど眠気も疲れも一切感じない。

 

そんな風に思ながら下に行くともう両親が揃っていた。

 

父さん、兵藤五郎は短髪眼鏡が特徴的で新聞を読んでいた。

 

母さん、兵藤三希はロングストレートヘアを束ねた容貌が特徴的で朝食の準備を進めていた。

 

「……おはよう、義父さん、義母さん」と挨拶すると「あら、随分早いのね」

 

「おお、珍しいなあ。ここまで早いと。何か早く登校する用があるのかい」

 

「いや単に早く目が覚めただけだよ。何か手伝うか?」

 

「じゃあ家のゴミ集めて捨ててきて」なんて事をしながら日常を過ごしていた。

 

ゴミ捨てから戻ってくると昨日の様子を聞いてこないので何気なく

 

「そう言えば昨日僕何か様子おかしくなかった?」と聞くと「特にかわらないよ。」と二人が言うのでやっぱり気のせいなんだと思っていた。

 

「一誠遅いなあ、いつもなら起きている時間なのに」昨日のデートが原因かなあ。何て思ながら起こしに行く。

 

僕は特に寝ぼすけじゃないが一誠は基本僕より遅く寝るのに早く起きる。

 

睡眠時間短くて良く持つなあ。

 

まあ起きていてすることはAVかエロ本がほとんど何だけどね。

 

僕もたまに借りているから余り強く言えない。……たまにだよ。

 

起こすと一誠が妙な事を言う。

 

「昨日夕麻ちゃんに殺される夢を見た、スゲーリアルだった」

 

「なら君は今起きてこれないよ。こないだの袋だたきにされたダメージが今になってでてきたんじゃ無い?」

 

何て会話しながら結果を聞くと殺された記憶しかないと言うので後で電話でもすれば良いだろう。

 

大方ふられて嫌な夢を見たのか、結ばれて幸せすぎて早く死ぬとかそうゆう話だろう。

 

父さん、母さんに話したら何て言うだろう。昨日は一誠の事を随分心配しつつも喜んでいたけど。

 

……この時はまだ、何の以上にも気付かなかった。もう日常が変わっていたことに

 

 

───僕と一誠は放課後、ある人に相談していた。

 

「滝川さん、本当の事なんだ!」「信じてください」と必死に訴えている。

 

あの後、両親を初め友人も誰も夕麻ちゃんの事を覚えている人はいなかった。

 

携帯の番号も写真も消えていて端から見れば僕と一誠の妄想としか思えない。

 

「少し、落ち着きたまえ。二人とも」と落ち着いた言葉で話すのは滝川義人

(たきがわ よしと)さん。

 

眼鏡をしていて知的な印象を受ける。同じクラスメイト何だけど凄く頭が良くて落ち着いている。

 

その為色んな人から相談される事が多い。校長先生や教頭先生さえも相談する事がある。

 

勉強を教えるのも正直先生より滝川さんの方が上手い。

 

一年生の時から物腰か柔らかく紳士的なのでいつしか滝川老子とも呼ばれている。

 

「君たち一人だけなら妄想、幻覚の可能性があるが二人同時となるとその可能性は低い。だから信じるよ」

 

滝川さん、僕たちは初めて信じてくれる人が現れて改めて感謝します。

 

今日まで一誠が無事だったのは彼の仲裁が大きい。

 

その後、説教が恐ろしく長いらしく終わるとあの三人はぐったり衰弱するのだが。

 

「しかし、今回の件恐らくまだ終わっていないだろう。寧ろ始まりだと言って良いとだろう。君たちは何かに巻き込まれたのかもしれない。」

 

一誠が「いやあ、ただの高校生にそんな映画みたいな展開ないですよ」とツッコムが

 

「現にあり得ないことが起きたならあり無い答えがでてくる可能性がある」

 

と真剣な表情で応える滝川さん。

 

「よし、後は私の方でも調べてみよう!とりあえず、変わった事が起きたらまた教えて欲しい」と滝川さんが請け負ってくれたので少し安心した。

 

「しかし、黒い翼、まさか総督が関係しているのか?だとしたら……」という呟きに僕たちは一切気付かなかった。

 

夕方になり一緒にかえっていると一誠の様子が少しおかしかった。

 

「……調子わるいの?」と心配していると一誠は

 

「いや、逆に調子良すぎるだ!!変に周囲の家の会話も聞こえるし、街灯の光が届かない暗闇の場所まで鮮明に見ることができる!!」と言う。

 

その言葉に僕はちょっと動揺してどう答えるか迷っているとふと嫌な気配を感じた。見て観ると柿色スーツを着てシルクハットを被る男がいた。

 

「こんな田舎の地方都市に貴様の様な存在に会うとは?それも人間と一緒にとは珍しい。契約者か?貴様の主は誰だ?」

 

とりあえずやばい奴だと分かった。

となれば僕と一誠は「「助けて。不審者に襲われる!」」と叫んで逃げた。

 

後ろから「ちょ、待て。違う!」と言う抗議の声と警察官が職務質問する声が聞こえたが当然無視する。

 

それから10分以上走り公園に着いたのでもう大丈夫だと息をつく。そこで二人ともはじめて異常に気付いた。

 

僕は体が弱く運動も苦手だったのにもの凄いスピードで走れたし、一誠も短距離走の速度のままここまでの距離走ることができた。

 

それだけなら火事場の馬鹿力ですむかもしれないけど一切疲れていない。これは一体?

 

なんて思っていたら「嘗められたものだ。ここまでコケにされたのは初めてだ」とさっきの不審者のいらだった声が聞こえる。

 

「さっきの露出狂?」と僕が言うと「何で変態度が上がっているんだ!」と声が上から聞こえた。

 

上を見てみるとあの変態の背中に黒い翼を生やしていた。

 

「烏の化け物?」と無意識に僕がつぶやくと「誰が烏だ。堕天使を知らんとはとんだ無知な人間だな」と返す変態。

 

「……堕天使?おっさんお前それ言って良いのは許されるのはよっぽどの美形か、子どもだけだぞ。顔見て言えよ」と心の中でつぶやく。

 

「声にでてんだよ!むかつくガキだなあ!!」……どうやら声にでていたらしい。

 

やっぱりパニックになっているだね。でも普段ビビりな僕がこんな事言えるなんてどうしたんだろう。一種の現実逃避かなあ。

 

「まあいい。とりあえずそこのはぐれと一緒にいるんだ。貴様も処分していいだろう。」というと光を集め槍?にし当然投げてきた。

 

何かが当たった音がしそっちをみると一誠が腹を貫かれ口から血を吐いていた。

 

「苦しかろう。光は貴様らにとって猛毒だ。お前もその虫けらと一緒に消してくれる」

 

一誠が殺される?虫けら?こんな訳が分からない奴に馬鹿にされ、ころされて良いわけが無い。

 

その思った瞬間今までに経験したことのない激しい怒りと力がわき上がった。

 

「何しやがるだ。てめー!!」と叫ぶと共に右腕が光り、前に見た黒い籠手を装着していた。

 

そして自分でも驚く速度で間合いを詰め相手の顔面を殴りとばす。想像より遙かに吹っ飛んだ。

 

「神器?しかしこの力は……!?」なにやらつぶやいていたが無視して左足で倒れた相手の腹を蹴飛ばす。ボールの様によく飛び、口から盛大に血吐く。

 

「貴様、ゆるさん!!」と光の槍を投げるが殴りつけるとあっさり壊れた。

 

「馬鹿な、我が力を込めたものが」と叫ぶがそんなもんは無視して再び殴りかかる。

 

 

だが向こうは翼があるため空を飛び躱される。

 

「力は凄いがここまで攻撃は届くまい、空から一方的攻撃してやる」

 

とさけんでいるがそんな言葉を無視してその隙に俺は地面を強く踏み地盤を砕き、適当な岩を掴むと即座にぶん投げた。

 

相手の翼に見事命中し、へし折り悲鳴を上げながら落ちてくる相手の頭部を右足で思いっきり蹴った。

 

歯が何本も何本も飛び小さい子どものトラウマになりそうな危険な落ち方をする。

 

さらに追撃しようとしたとき後ろから殺気を感じ振り向き飛んでくる光の槍を弾く。

 

そこには背中に黒い翼を持つ青い髪をしたロングヘアの美女がいた。

 

「大丈夫?ドーナシーク。大分やられたようだけどこの人間も始末する?」

 

「そうだ、カラワーナ殺るぞ」という変態いや、ドーナシークが言い襲いかかってくる。

 

流石に二人がかりだときついかと思いながら身構えると一誠が「剣吾、危ない」と叫ぶと左手が光りと同時にカラワーナが持つ光の槍を何かが破壊した。

 

驚いて見ると光の槍を破壊した何かがある方、一誠がいる方を見ると一誠の左手に赤い籠手を付いていた。

 

一誠自身も「何じゃこりゃあ!」と驚いていた。

 

そっちに注目していると「そこまでよ!」とまた新たな声がした。

 

声が聞こえる方に振り向くと紅い髪をした美少女がいた。僕たちの学園では有名人だ。

 

……名前は「リアス・グレモリー。グレモリー家の令嬢か」と忌々しそうにカラワーナが言う。しばし睨み合うと

 

「今宵の事は詫びよう。しっかり下僕は管理すべきだな。私の様なものが狩ってしまうぞ」というと先輩が寧ろ

 

「あなた方が狩られそうだったけど?」と挑発し合い険悪な雰囲気のまま黒い翼をした二人は消えていった。

 

「一誠、しっかりして。病院に行かないと」と緊張がとれたのかあの後すぐに倒れた一誠に駆け寄る。

 

いつのまにか僕と一誠がつけていた籠手は消えていた。

 

僕が一誠の怪我に動揺していると「大丈夫、私にまかせて」という言葉と共に僕の意識が薄れていった。

 

ふと気付くとベットの上で起きていた。何か変な夢見たなあ。妙にリアルだったけどリアス先輩と僕たちが関わるわけないしなあ。

 

実際あんな事あったらのんきに自分の部屋で寝ている訳じゃないし、そんなことを思いながら一誠の部屋に足を向ける。

 

「一誠、たまには朝早く起きたら」と部屋を空けるとそこにあり得ない光景があった。

 

……まだ僕は寝ているのかなあ。一誠の死体があった方がまだ信憑性ある。

 

だってあの学園アイドル美少女リアス・グレモリー先輩が一誠と共に素っ裸で寝ているなんて!!

 

あまりの衝撃に一誠が自分で起きて絶叫するまでその場で呆然と立っていた。 

 




黒い籠手

漫画ARMSのジャバウオック初期、2期段階、スクライドのシェルブリット初期段階を足して3で割り黒くした様な形状をしています。

肘付近から手首付近にかけて炎や柊の葉に似た刃が大小複数並んでいる。

必要に応じて刃を収納、展開可能だが収納しても完全に刃を収納することができない。見た目より頑丈で切れ味が高い。

神器(セイクリッドギア)と異なり、解放していなくても僅かながら恩恵を受ける事ができ、ひ弱なはずの中島剣吾の身体能力が大幅に上昇し、病や毒等に強い耐性を得た。

籠手を展開すると肉体も異常に高い防御力、生命力、再生能力、回復力、筋力を誇り大抵の攻撃を耐えて突き進むことの基本戦闘スタイル。

どうやらまだ隠された力があるらしいが真偽は不明。正体はいったい何だろうか。

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