ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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ここから本編に戻ります。


第三章 月光校庭のエクスカリバー編 5

あの後、俺兵藤一誠は気絶していた義弟の中島健吾にコスモスさんの話をした。

 

流石に動揺していてショックを受けていたのだが……一時間もしないうちに元の調子に戻った。

 

そして、今朝昨日のことで引きずっている俺たちを尻目にいつも通りのほほ~んとしている。

 

本当に図太くなったもんだ……。それとも心配させまいとわざとそんなふりをしているのか……?

 

学校でも剣吾は特に変わった素振りを見せなかった……。

 

そして遂に俺は剣吾に向って言った。「お前、本当にわかっているのか!?何でそんなに平静なんだ!?」

 

「……そりゃ、最初に聞いた時ショックだったけど話のスケールが大きすぎてピンと来ないよ。」

 

「まあ、そこまで言うなら校庭に寝転がって雲でも見ながら考えるとするよ……。」

 

「いや、ここは人に、義兄弟に相談すべきだと思うぞ?」「もう充分話した。」

 

「いや、遠慮するな。頼むから相談して~!!」「……そういうことなら、余計なトラブル起こさないでよ。」

 

「そんなんだから落ち込む暇もないんだよ……。」と逆さづりにされた俺を剣吾がため息つきながら俺を回収してくれる。

 

ちなみにのぞきの共犯である元浜と松田は今も悲鳴と血を流しながら必死に逃げている。俺はあいつらに囮にされこうなった。

 

それを剣吾がどうにか、なだめ今に至る。……途中見捨てようとしていたけど、どうにかなった。

 

とりあえず、大丈夫そうだな。……今日の放課後、イリナ達は部長に何の様に来るのだろうか?

 

 

放課後僕、中島健吾は部室に行こうと歩いている。例の如く掃除で遅くなり一人で向かっている。

 

すると「ツルギど~の~」と聞き覚えがある声が後ろから聞こえてきた。

 

後ろを振り向くとそこには予想通りの人物がいた。

 

モデルみたいな白人、そして逆に目立つ忍び装飾……。「……マイロンさん、よく入れましね……」

 

そうこの人はマイロン・ハリスさん。磯兄の友達で巨獣器(タイタンギア)バランの所有者。

 

どうやらバランも巨獣器らしい。コスモスさんがあの後僕たちに関わる人ということで部長たちにそのことを伝え、部長から生徒会長という流れで伝えられたらしい。

 

「磯野どのは藪用兼色々技術的なことを教えるのは自分と理恵どのの方が良いということで交代で様々な部活のアドバイザーをしているでござるよ。

 

許可は生徒会長がだしてくれるので問題はないでござるよ。」

 

「・・・ところで何故ツルギですか?おそらく理由は剣(けん)を(つるぎ)とも読めるからだと分かりますけどけんの方が言いやすくないですか?」

 

「親しみを込めてつるぎどのと呼ぶことにしました。迷惑ですか?」

 

「別に構いませんが知らない人が聞いたら混乱しますから使い分けてくださいよ。」

 

「そう言えば巨獣器のことを知ったみたいですよね?どうですか?巨獣器の話を聞いて感想は?」

 

「まあ、驚いたでござるがそんなこともあると思い皆すぐに落ち着いたでござるよ。

磯野どのが4年前特殊な神器(セイクリッドギア)だと聞かされたのでそれとなく察していたのかもしれないが……。

 

磯野どのはあの通り大雑把だからあまり気にもしないでござるな。ただ、宿ったタイタン、怪獣について教わってござるよ。するとこんな変化が出たでござるよ!」

 

そうゆうとマイロンさんはクナイを取り出した。これって禁手状態のときに出てくるはずの武器じゃ?

 

「どうやら宿った怪獣の事を知ることで巨獣器を具現化せずとも武器を取り出すことができるようになったみたいでござる。他の武器に変化できるか専ら修行中でござるよ。」

 

 

……いいなあ、武器か僕も欲しいな……。「ちなみにバランはこんな怪獣でござる。」と画像を何枚か見せてくれた。

 

何といえば良いだろうか?マイロンさんの鎧をそのまま生物にしたような姿をしている。被膜を広げて飛ぶ姿は物騒なトビトカゲとでもいえば良いだろうか?

 

「元々はバラノポーダと呼ばれる種族でバランはそれがタイタンとして先祖返りした個体を言うらしいでござるよ。」

 

「比較的に大人しいので定期的に餌付けすれば人間の言うことも聞いていたらしく共存していたらしいでござるよ。」

 

 

画像を興味深く見ていた僕に「おっと、剣吾殿用事があったでござるな。呼び止めてすまない。それでは剣吾殿またの機会に。」と去っていった。

 

 

 

僕がようやく部室に着くと一誠に遅いと文句を言われる。

 

後で聞くと教会も含めもう関係者は全員揃っているというのに僕が来なくてすげー気まずい雰囲気だったんだから!と文句を言われた。

 

 

僕がごめんごめんと謝るが「全く悪いと思っていないだろ、お前!普通に歩いてきたの見てたんだからな!」と突っ込まれる。

 

だって、監視されるだから急ぎなら連絡するなり直接呼びに来るから別にいいかと思って。こっちも気が重いし。そんな中伊藤さんが最初に口を開く。

 

「先日、カトリック教会本部ヴァチカン及び、プロテスタント側、正教会に保管、管理されていた聖剣エクスカリバーが奪われました。」

 

「ご存じかもしれませんが元々のエクスカリバーは大昔の三つ巴の戦争で折れました。」

 

「その後、破片の元に錬金術によって新たに7本の聖剣として生まれ変わりました。」

 

「最強の聖剣と言われたエクスカリバー、その力は欠片になっても強大でそれぞれに破壊、擬態、天閃、夢幻、透明、祝福、支配の力を有しております。」

 

「現在支配はその行方が分かっておりません。そして今回天閃、夢幻、透明を司るエクスカリバーが盗まれました。」

 

「伊藤さん、あまり詳しく悪魔サイドに知らせるのは」

 

「どうせもうバレてますよ。有名な聖剣ですもの。悪魔サイドが知らないとは思えません。」とゼノヴィアの苦言を伊藤さんが一掃した。

 

「現在その盗人がこの町に潜伏しています。盗人かどうかはまだ分かりませんが今回の事件の裏側には堕天使の組織、神の子を見張る者(グリゴリ)幹部コカビエルがいます。」

 

……堕天使の幹部?「まさか、聖書の一部にもその名が記された堕天使が犯人とはね……。」と部長も苦笑いするしかない様子。

 

どうやらやばい奴らしい。聖書に書かれたというぐらいだから相当昔からいる存在なんだろうな。

 

「ちなみに堕天使や配下の人間だと断言しなかって理由は今回天界側に犠牲者を出さず誰にも気づかれることなく盗難されました。」

 

「一概に言えませんがこれまでの手口とはあまりに違うので何か我々が知らない別の存在がいるのではないかと思われます。」と伊藤さんが言う。

 

堕天使に協力者?それは一体何者なんだ……?

 

「堕天使サイドからは今回の事態の確認及びグリゴリの意思では無いと表明し、独自に調査、追跡していると報告がありました。

 

つきましては当初、教会側は悪魔サイドが堕天使と共闘するのを恐れ、堕天使と天界の争いに一切の手出しをするなという要求でした。

 

「ですが、今回私の独断であなた達グレモリー、シトリー眷属に協力をお願いします。」と伊藤さんが頭を下げた。

 

教会側が悪魔と協力したくないのに独断で協力を要請した?何故?

 

ゼノヴィアさんとイリナさんもその判断に従っているようだ。

 

その反応を気にしながら部長が「何故そこまで協力を求めるの?」と聞く。

 

すると「グリゴリからの情報を聞く限り彼は未だに天使・堕天使・悪魔による三つ巴の戦争の再開を望んでいます。

 

それを防ぐためにはいざというとき魔王と連絡がスムーズにできる存在が必要だと判断しました。

 

さらに魔王の妹である貴方リアス・グレモリーさんとソーナ・シトリーさんをターゲットにする可能性が高いのでその護衛という意味も含め協力を求めます。」

 

……何か、部長たちより魔王様を当てにしている感じがあるな……。部長も静かにキレている……。

 

「私やソーナじゃ力不足だというの……?」

 

「もし、コカビエル氏が相手だと私たち全員が力を合わせても力不足も良いとこだと思った方がいいでしょう。

 

ならば、最初からそのつもりで行動した方が賢明でしょう。」と伊藤さんが諭すように言う。

 

「ここは私の縄張りよ。問題があるなら私の手で解決するわ。」

 

「勇気と無謀は違います。あなた方の今までの記録を拝見させて頂きました。」と伊藤さんがそれを踏まえた上で

 

「ライザー・フェニックスとの試合であそこまで苦戦している時点で勝ち目はほぼ0に等しいです。

 

また、今回最優先で守らなければいけないのは無関係な街の住人です。あなた方のプライドなど、この際どうでもいいことです。」と言う。

 

まあ、正論だけどもう少しオブラートに言った方が良い気がする……。にしても強引だなあ?

 

協力した方が良いとは思うけど妙に急いでいるというか焦っているような?

 

それだけ切羽詰まっているということなのか?でも、それ以外にも独自に何か理由があるだろうか。

 

「すでに双方の上層部から許可は得ています。そこで、グレモリ-さん。」と伊藤さんが部長に向かって

 

「今回貴女と『女王』(クイーン)である姫島さん、『僧侶』(ビショップ)であるアルジェントさんには今回後方からの支援をお願いいたします。」

 

「何を勝手なことを!?」

 

「先程も言ったように今回もしコカビエルだとしたら我々全員の力を合わせても勝機はほぼありません。

 

貴女とソーナ・シトリーさんは現魔王の妹で関係も良好だと伺います。

 

万が一の事があればそれこそ最悪戦乱になりかねません。

 

姫島さんは最も親しいグレモリーさんの側近にして友人だと聞いています。客観的かつ冷静さな判断を下せるよう彼女の側で支えて欲しいです。

 

そして、アルジェントさん。貴女は以前も堕天使サイドから狙われています。

 

さらに今回もし貴女が交戦中の場にいれば回復役である貴女を最優先で狙われるでしょう。

 

そうなったら守りきれません……そしてコカビエルではなくただの堕天使やはぐれエクソシストでは貴女たちがいなくても私たちだけでどうにかなるでしょう。

 

また、教会の面子を保のため悪魔では無くそれ以外の力を借りるという半ば屁理屈じみていますが何とか取り付けました。

 

よって実際に行動するのは今言った三名以外のオカルト部員に協力をお願いします。後でシトリー眷属からも一人協力者として行動することになる手筈です。」

 

「……随分、勝手なことを言うわね。協力するメンバーまで口出しして大概にしなさいよ……!」と部長がかなり押し殺した声で言う。

 

兵藤家以外のオカルト部員からも険悪な雰囲気が漂う。

 

アーちゃんが不安を感じたのか一誠の手にしがみつく。……仕方ない、ここは僕が冷静にならないとだめか……。

 

「このメンバーに選ばれたのは一誠はドラゴンの力、僕は巨獣器、子猫ちゃんは妖だとして木場君が選ばれたのは聖剣計画に関係あるですか?」

 

「その通りです。彼が聖剣計画の被害者だと知り彼には参加する権利があると思い提案しました。

 

木場さん、かつて聖剣計画を実行しその所業故に教会から追放及び処分しようとしましたが一足早くその人物は堕天使側に鞍替えしました。

 

今回の事件に間違いなくその人物が関わっています!」それを聞くと木場君の表情が変わった。

 

「堕天使側に?名前は!!?」その問いに今度はゼノヴィアさんがその人物の事を心底嫌悪している表情で語った。

 

「そいつの名前はバルパー・ガリレイ。皆殺しの大司教という異名をもったイカレ野郎だ。奴の技術で確かに聖剣使いの研究は飛躍的に伸びたが教会の恥もいいところだ!!」

 

「……堕天使、今回の事件を追えばそいつにたどり着くのか……。」そう呟くと同時に木場君の目が新たな決意みたいなものが見えた気がした。

 

同時にイリナさん、ゼノヴィアさんに対して憎悪に似た敵意が急速に消えていった……。

 

目標がはっきりして普段の様子に戻って様な気がする。

 

「……貴重な情報をありがとう。お礼と言っては何ですが先日、フリード・セルゼンが教会関係者を殺害する場面に遭遇した。」

 

「その時彼がエクスカリバーを使用していた。」と言うと全員が驚いた。

 

まさか、木場君が接触していたなんて誰にも話していなかったから思うところがあったのだろう。

 

「優斗、何で話さなかったの!?」「部長、責めるのは分かりますが後にしましょう。」と僕が口を挟む。

 

「フリード・セルゼン……なるほど。奴なら納得だ。」

 

「その男は元ヴァチカン法王庁直属のエクソシストよ。若干十三歳で任命された天才だったわ。その類まれな才能で悪魔や魔獣を次々と滅していった功績は大きなものだったのよ。」

 

「だが奴はやりすぎた。邪魔だと判断した味方すら手にかけたのだからね。」

 

「奴に信仰心などはじめからなく、人ならざるものへの嫌悪と殺意、そして異常なまでの戦闘への執着のみがあった。異端審問を受けて当然の男だったよ。」

 

と目を細めながら口々に忌々しげに語るイリナさんとゼノヴィアさん。どうやら元味方からも異常者扱いをされていたらしい。

 

とここで僕はこの流れで聞くのは気まずいがとりあえず一誠にこっそり聞いた。

 

「フリードって誰?」「……お前、相変わらず人の名前覚えないよな。ほら、アイツだよ。イカレた白髪の神父。」

 

「ああ、言葉わかんないけど悪口しか言わないアイツか。ミルタンに倒されたと思ったけどまだ生きていたんだ。」

 

そんなやり取りをしていると突然、子猫ちゃんが木場君に「……祐斗先輩。私は、先輩がいなくなるのは……寂しいです。」

 

それを見て僕たち全員驚愕した。、普段無表情である分インパクトが強く、この変化はこの場にいる全員の胸に来るものがあった。

 

「……お手伝いします。……だからいなくならないで。」

 

すると木場君が観念したような苦笑いをした。

 

考えてみれば僕たちが入部する前のオカルト部の人間関係をよく知らないけどどうやら家族みたいな絆があったのかもしれないな……。

 

だからこそ、子猫ちゃんはこの後暴走するんじゃないかと心配して先手をうったんじゃないかな?

 

「そうですよ、優斗君。……私たちは同じ仲間なんですから、もう少し頼ってください。」

 

「……優斗、あなたには復讐を忘れ前を見てほしかった。でも、運命はあなたを導いた。ならもう止めないわ。そのまま進みなさい!

 

でも今度はあなた一人じゃない、私たち皆で越えましょう。

 

そして必ず勝って無事に帰ってくるのよ!」と 朱乃と部長の言葉に木場君は黙って聞きながら涙ぐんでいた。

 

「……すいません、部長、皆。どうしても自分の力で解決したかったんですがそうですね。ここまで言われたらもう無茶しません。」

 

「必ずフリード及びバルパー・ガリレイ、そしてエクスカリバーを倒します。」と宣言する。

 

どうやら、これで木場君も一人で突っ走ることはなさそうだ。すごいいい場面なのだが自分がここいることに場違い感が半端なく感じてしまう。

 

「伊藤さんもありがとうございます。あなたのおかげで真の敵を知ることができました。」

 

「貴方たちのデーターを貰った際今回の事件仮に協力するなと言ってもおそらく聞かないでしょうしどんな形であれあなたには知る権利があると思ったからです。

 

それが協力を要請した理由の一つです。まあ他にもありますが。」と応える。

 

イリナさんも「伊藤さんから事情を聞いて教会の不始末を片付ける意味でも本来敵対する悪魔とも協力した方がいいと判断したわ。」

 

「正直、私とゼノヴィア、伊藤さんだけで今回任務をこなすつもりで半ば死を覚悟していたからずいぶん楽になったわね。責任は伊藤さんが引き受けてくるし。」と笑顔で言う。

 

伊藤さんも素直に頷く辺りそう決まっているらしい。大変だなあ……。

 

 

「後、シスターアーシアが悪魔になった件も私たちの不適際でもあるから悪魔になったことあまり責められないわね。」とも言う。

 

「最初は落ちた聖女と蔑んでいたが伊藤さんからあのヴァスコ・ストラーダ司祭枢機卿猊下が教会から追放されることになっても何とか保護しようとしたのにまんまと堕天使に手引きされてしまった。

 

……そのことを猊下はずっと気にしておられた。」とゼノヴィアさんが語る。

 

「ストラーダ猊下が私を……!?」とアーちゃんが感動で涙を流しそうになっている。

 

詳しいことは分かんないけど、どうやら教会の上層部でアーちゃんの事を救おうとして救えなかったことを気にしていたみたいだ。

 

どうやらそのストラーダ猊下という人が相当偉いのか、はたまた個人的に尊敬できる人物なのか、その両方なのか分かんないがそれでイリナさんとゼノヴィアさんが協力する気になったみたいだ。

 

おお、随分スムーズに決まったな。敵対しているのに意外だな……でも、教会側も何で聖剣の回収にこんな若い子達を派遣したんだろう。

 

仮に堕天使の幹部が黒幕の可能性があるならもっと経験がある人物の方が良いと思うだがあんまり悪魔サイドを刺激したくなかったから?

 

もしかすると一誠の幼馴染だと知っていたからイリナさんたちを派遣した?

 

でも、そこまで一緒に行動するなら最初から上層部でやればいいの良かったのではないだろうか?

 

よくわかんないけど、是が非でもグレモリーに協力させたかった?何でだろうと考えていたらあることが頭によぎった。

 

いや、まだこれはただの予想だ。それにもしあっていたとしてもせっかく手を結ぼうとしているんだ……。この流れに乗るしかない。

 

「さて、正式に協力関係になったことでまず、強奪されたエクスカリバーの特性を教えます。そのうえで連携と今の実力を知るために模擬戦を行いと思いますがよろしいでしょうか?」と伊藤さんが言うと全員が頷いた。

 

「それではまず、強奪されたエクスカリバーの特性を説明します。まず最初に盗まれたのは透明の聖剣(エクスカリバー・トランスペアレンシー)です。」剣の画像を映して説明が始まった。

 

「これは名前の通り剣および使い手を透明化できます。その特性から単純ながら非常に便利な能力です。」

 

透明・・・確かに便利だ。これだけで戦闘、逃走、偵察など様々な面で大きなメリットを得る。

 

「次に盗まれたのは夢幻の聖剣(エクスカリバー・ナイトメア)。名前の通り幻術で惑わせたり眠っている間にその夢を支配したりすることが可能です。」

 

画像が別の剣に変わり

 

「これとさっき言った透明を同時に使いこなされるとかなり厳しいものになりますね……。」

 

幻影か……。厄介だなあ。個人的に夢を支配とかが一番やだな。夢なんてどうしようもないじゃん。最後の剣に変わると

 

「最後に天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)今まで言った二つは直接戦闘に欠けていますがこのエクスカリバーが司るのは速さ。使い手のスピードを底上げして高速の攻撃を繰り出せます。」

 

つまり、速くて透明になって幻を見せるのか……めんどくさ!!それこそ無差別大規模攻撃でもないとまともに当てることができるか怪しいもんだな……。

 

「では次にお互いの実力を知るためにも模擬戦を行いたいと思いますが場所を用意してもらっていいですか?」と伊藤さんが部長に頼むと聞き入れ模擬戦の準備をした。

 

──── 

 

「コカビエル……あの根暗ロン毛か。遂にとち狂ったか、まあいい。

 

四年前から気に食わなかったんだ。あの時は止められたけど今回はいいだろう。息の根止めてやる!

 

あいつらには俺が戻るまで無理するなと伝えとくれ。理愛。マイロンにもそう伝えてくれ。後なんだ?モスラの適合者で伊藤歌織?

 

伊藤……伊藤百合さんの娘か?いや、年齢考えると孫か……。そうかあの人の……。

 

先代には随分世話になったからなあ。とりあえず無茶しないようフォローしてくれ。

 

モスラか……、それに巨獣器?4年前そんな話聞いてないつーの

 

。教えてくれればいいのに。さて、あいつに対抗するためにも一刻も早くこれをマスターしないとな。」と己に武器に視線を移し再び修行に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




モスラやコスモスは平和を愛する種族ということ、どうせ次の章で和平を結ばれるということで原作より早く協力体制や親密度を上げました。

アーシア、木場の過去などを事前に教会コンビに伝え、ストラーダ猊下の名前もだし説得させました。

ちなみに伊藤歌織がここまで協力させたかったのには元々勢力間での争いを止めようという活動をしていましたがほかにも理由があります。

バラン

学名バラノポーダ。とある村では婆羅陀魏(バラダギサマ)と崇められていた。水陸空と高い適応性を誇る。

凶悪そうな見た目に反し比較的おとなしく人間とも共存していたケースも存在する。

ムササビ怪獣とも呼ばれるだけのことあり、被膜を張り飛行することが可能。

毒がある棘に硬さと柔軟性を併せ持つ表皮を武器にしている。
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