ハイスクールDXD 巨獣の目覚め   作:プリンカステラ

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ポケモンアニメにセレナがまさかの再登場。一番好きなヒロインだったから嬉しいです。

そしてリリーエ一家の再会は歴代ポケモンアニメでもトップクラスの感動する回だと思いました。


第四章 停止教室のヴァンパイア編 5

次の日今日は一誠がギャスパー君を連れて森沢さんの所に依頼を叶えに行くそうだ。

 

あんまりぞろぞろいても迷惑と言うこともあり僕は別行動している。役目を終え部室に戻るとなにやらギャスパー君の悲鳴と重苦しい空気を外からでも感じることができた。

 

どうやら失敗したようだなと思いながら部屋に入ると恐ろしく重苦しい空気に包まれていた。

 

話を聞いてみると何でも森沢さんがギャスパー君に興奮し身の危険を感じ逃げ出した。そんな自分が情けなくてまた引きこもったそうだ。

 

まあ無理もない。引きこもりからいきなりのスタート―で危険な視線を感じたら誰だってこうなる。

 

少なくても僕はこうなっただろうと確信する。さらに彼の過去を聞いた。

 

吸血鬼の名門に生まれたがフィクションでもよくあるように純血以外を侮蔑、軽蔑する傾向が強い種族らしい。それは悪魔を越えるほどだ。

 

……なら関わらなければいいのに、迷惑な奴らだ。さらに運が悪いことに彼の母親は産んですぐに命を落とした。

 

ただでさえ時間停止する力がコントロールできないのに日に日に力が増していく人間からは化け物と恐れられた。

 

どちらの世界でも生きていけず路頭に迷った所ヴァンパイアハンターに命を失い、リアス部長に眷属として第二の生を授かり今に至るということだ。

 

成る程、それはつらいな。「どうすればいいのかしら?」と落ち込むリアス部長。

 

「大丈夫ですよ。こいつに任せれば。その前にちょっと二人で話していいですか?」と言い一誠に任せる前に僕が二人きりで話すことにした。

 

最も彼は閉じこもっているので扉の前に話すのだが。

 

「君の過去を聞いたよ。ギャスパー君。確かにそんな辛い目にあったら僕だって引きこもるだろうね。

 

……望まず宿したもので苦労すると言うのは僕たち義兄弟皆そうだね。

 

僕も今生かされているのは単純にリスクが少ないというだけでちょっとでも危険視されたらすぐに封印される関係だしね。」

 

「剣吾先輩はなんでそんな冷静に、・・・強くいられるんですか?」

 

「……僕は君たちほど辛い過去はない。ただ、自分ではどうにもできない事態に陥ることがあるのはよく知っているつもりだよ。

 

これだけは確信持って言える。僕たちが笑おうが泣こうが世界は全く関係無く進んでいく。嫌になるよね。

 

進むの辞めたら周りから容赦なく置いていかれるから嫌でも歩くしかない。

 

未来がどうなるかなんて分からない。どんな努力しても無駄に終わることも珍しくない。それでも生きていたいよ。死ぬことはいつでもできるからね。

 

君が引きこもって生きていたいというなら僕は止めないよ。ただ、これだけは忘れない方がいいよ。君が本気で引きこもりたいなら実績が必要だよ。

 

言い方が悪いけど何かワガママを通したいならそれだけの力と地位が必要だよ。今の君はグレモリーの権威で生かされているに過ぎない。

 

どの世界でも権利ばかり主張して義務を全うしない奴の言う事なんて誰も聞きやしないよ。

 

君がそのまま引きこもりたいならグレモリーから独立してやっていけるだけの力がないとそれを叶えることができないよ。」

 

大丈夫だよ。君は昔の僕にちょっと似ていたいるからね。一誠の言葉に耳を傾けてくれないかい?

 

僕はあいつのおかげで立ち直ることができた。だから君も前を向ける気がするよ。こうゆう時の僕の勘は当たるよ。あ、後この話内緒ね。恥ずかしいから。」と言うと僕は立ち去り一誠と交代した。

 

 

 

そこからはあいつに任せてぼくが他の依頼をこなして戻るとギャスパー君が部屋からでてきて男子部員と打ち解けている姿だった。

 

信じていたよ、一誠、ギャスパー君。ギャスパー君も僕に気づくと「剣吾先輩!一誠先輩の事を信じてみます。」と言う。

 

「そう、それはいいんだが段ボールを何故被っているのかな?」傍からみれば女装しているのもあってホラーゲームにでてきそうな異様な雰囲気をしている。

 

「段ボールを被ると勇気がでるんです。」

 

「まあ、いいけど知らない人が見たらただの変質者にしか見えないから気をつけてね。」と言う。

 

「ところで知らないうちに随分楽しそうに話しているね?何話していたんだい?」と聞いた。

 

「……えっと、それは……。」「それは俺たちの秘密だよ。なあ、ギャスパー、木場。」と一誠が遮り言う。

 

よく分からんがまあギャスパー君が前をむいて動けるようになったんだから良しとしよう。

 

下手に突っ込んで彼のやる気を削いではいけないのでここはスルーしよう。

 

その後、僕たちはギャスパー君の訓練を続けた!基本僕が通用しないからボールを投げてそれを停止する訓練の投手をしている。

 

「い、イッセー先輩……。僕もう、」

 

「諦めるなあああ!!ギャスパー!!俺たちの夢をかなえるんだあ!!」と弱音を吐くギャスパー君に対し妙に張り切って激励を飛ばす一誠。

 

「あらあら、随分苦戦していますね。」と聞き覚えがある声が背後から聞こえるとそこには前回と違う着物姿を身に着けた褐色美女がいた。

 

その正体はX星人という宇宙人でその副統制官であるQ(キュー)さん。今日はK(ケイ)さんとJ(ジェイ)さんの姿が無く一人で来たようだ。

 

「前に会った時に制御装置でも作りますか?と言いましたとね。完成したので持ってきました。」とヘッドギアぽい道具?を取り出しながら言う。

 

「試してみてください。」と言われたのでギャスパー君もちょっと警戒しつつも装着すると驚くほど簡単にでき喜んでいる。

 

これには僕たちも驚いた。まさかここまでスムーズにできるとは。

 

「これが実際にコントロールできたらこうゆうことができるということですわ。ですが、余りその機械に頼りきりにならない方がいいわよ。」とQさんが言う。

 

「何故ですか?」

 

「なんでもそうですけど機械とかを使うのはいいですがそれに依存するのは危険ですよ。あくまでコントロールするための手助けする道具であってそれに頼り切ると故障とかしたときに痛い目に合うかもしれませんよ。その事を忘れないように。」

 

と僕たちの疑問にQさんは真摯に応えた。……確かにいざと言うときに道具が無いと使い物にならないじゃ話にならないよね。

 

「ところでどうやってコントロールできるんですか?」

 

「コンピューターで彼の神器(セイクリッド・ギア)の力を制御しているんですよ」

 

「それってもしかして外部から停止世界の邪眼(フォービトゥン・バロール・ビュー)を使うことができるということですか?」

 

「対策はしてますがまあできなくはないですね。そうゆうリスクもありますからあくまで補助今は日常用にして訓練して自力でできるようになることをお勧めするわ。

 

ああ、一応装着しても周囲には違和感がないように感じる暗示機能もあるから誰も気にしないから。それじゃあ、次は会談かな?じゃあね♡」

 

そう言うとさっさと戻っていた。X星人からの贈り物……。正直躊躇するものがあったが確かにこれは便利だ。

 

それにわざわざリスクを教えたのだから彼らが実行することはまずないだろう。

 

警告を胸に刻みながら贈り物に歓喜する僕達だった。……一誠が妙に嬉しそうなのがちょっと気になる。

 

 

「さて、彼らはどう選択するんでしょうか?」とQは母船に戻りながら言う。

 

「これで三大勢力及び禍の団(カオス・ブリゲード)双方に仕掛けた。果たしてどちらに勝利の女神はほほ笑むかしら。」

 

 

ある休日、珍しく僕たちは朱乃さんに呼び出された。一誠だけならともかく僕もか。何だろう?

 

そう思っていると神社が見えた。特に考えずに僕が歩いていると何故か一誠が足踏みしている。

 

「……何しているの?」「お前、俺は悪魔だぞ。」……ああ、そうか!悪魔にとって神社は教会並みに足を踏み入れてはいけない場所。

 

しかもこっちは宗教が異なるからより異物として排除されるかもしれない。

 

「……じゃあ、僕が神社の中探すからこの周辺探してくれ。朱乃さんにあったら連絡しよう。」と言い石段を登り始めると

 

「待ってましたよ。イッセー君、剣吾君。ここは裏で特別な協定をしていて悪魔でも入ってもいいですよ。先代住職がお亡くなりになり私が管理しています。」と朱乃さんが巫女姿で現れた。

 

彼女の二つ名である「雷の巫女」はもしかしてここから来ているのかなあと思いっているとものすごい速度で一誠が駆け上がってきた。その姿は友人じゃなければ間違いなく攻撃してだろう。

 

まあ、僕もみとれていたんだけどね。

 

「お二人に会いたいという方がここに来られるのでそのお迎えをするために準備していました。」

 

「俺たちに?一体誰が?」「お待たせしました。」と背後から声が聞こえた。

 

振りむくとそこには・・・背中に12枚の金色の翼を持つ端正な顔立ちをした青年……頭には光の輪っかが浮かんでいる……。

 

こ、この姿って……ま、まさか!?「初めまして、私はミカエルと申します。」

 

 

ミカエル……その名は宗教や神話に詳しくない人でもその名を知らないものは少数派だろう。

 

おそらく世界でもっとも有名な天使、否大天使。階級の名前はおそらく違うだろうけどこの大は大魔王とかの大と同じだから気にしないでほしい。

 

まさかそのご本人を前にするとは今までにないぐらい緊張してしまった。

 

そんな僕を見て一誠が自分も緊張しているだろうに自分より緊張しているのを見て落ち着いたのか冷静さを取り戻し「何、緊張しているんだよ?」と突っ込んだ。

 

「だ、だって天使だよ?本物の天使。それも天使長。やっぱり実在するんだ。」

 

「悪魔や堕天使見たろうが。」

 

「なんてゆーだろう……そっちは幽霊とかみたいでいても驚かないけどガチの神様の御使いだもん。なんか変な事したら罰当たりそうな気がする。」と応え

 

「神聖な存在が実在し目にすると自分が悪いことしていないはずなのに裁かれる気分になる。」正直に言う。

 

「緊張しすぎだろうが。」

 

「別にキリスト教徒でもないしそもそもそんな宗教に熱心じゃないけど最低限神仏を敬う気持ちはあるつもりだよ。そして天使何て基本プラスのイメージしかないもん」

 

「それはそれは光栄ですね。かの怪獣王からそのような賛美されるとは。」とミカエルさんが笑いながらこちらに歩む。

 

「改めて私はミカエル。天使の長をしています。お懐かし限りです。

 

『赤い龍(ウェルシュ・ドラゴン)』ドライグそして『怪獣王(キング・オブ・モンスター)』ゴジラ。

 

今回和平会談の成功させるために各勢力がそれぞれ贈り物をしているんです。

 

そして天界から悪魔サイドに贈るならできればあなた達義兄弟にしてほしいとサーゼクスに言われましたね。」

 

サーゼクスさんそこまで僕達の事を……。ちょっと感動で泣きそうになった。

 

「それに過去に二天龍そして異世界から来た怪獣に対抗すべく我々は手を組みました。あの時の様に再び願掛けしようと思って。日本的でしょ?」

 

人によっては皮肉に感じるかもしれないがその表情と言葉に嫌味は一切感じられず本心を感じた。

 

先ほどから一誠の視線はミカエルさんが持っている箱に集中していた。

 

どこか怖がっているような?僕はオーラとかを満足に感知できないしましてや種類何て検討もつかないからどんなものか分からないけど相当な代物と見た。

 

「これはかつてゲオルギウスこちらでは聖ジョージと言った方が伝わりますかね?彼の愛剣である聖剣それこそがこの『アスカロン』

 

強大な存在であるドラゴンを倒すのに特化した武器及び存在を龍殺し(ドラゴンスレイヤー)と言います。このアスかロンもドラゴンスレイヤーの力を有した聖剣です

 

今後もし白龍皇及び他のドラゴンと対峙した際にサポートになればと思いまして。

 

あなたは歴代でも最弱と聞いたので。もちろん扱えるように措置しているので安心してください。」

 

それを聞き僕は思わず吹き出した。すぐに一誠に殴られたけど。

 

「でも俺は剣扱えませんけど?」

 

「赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)に同化させるのがいいのではサーゼクスと話していましたがドライグどうですか?」

 

『ああ、俺もそれが最善だと思う。後は相棒次第だな。』一誠はそれを聞くとアスかロンを持った。

 

そして強く光り輝いたと思ったら籠手の甲の先端から刃が出現した!?俗に言う手甲剣と呼ばれるものだだろう。「うわー!!格好いい!!」正直羨ましい。

 

一誠も悪い気がしないのか嬉しそうにポーズを決める。

 

するとミカエルさんが「あなたにはこれを。」というと何かが飛んできた!?何だろう……。

 

降りたった物を見た僕は驚いた。こ、これってまさか!?

 

「今見ていただければ分かりますがこれはアラジンとかで有名な空飛ぶ絨毯です。アスカロンに比べれば随分格が落ちて申し訳ありませんが。」

 

「そんなことないです!すごいうれしいです!」と叫び早速乗ってみる。自我があるみたいでこっちが指示しなくても意思のままに飛んでくれる!

 

さらに絨毯の中にはいることができそこは一種の亜空間になっていてちょっとした部屋になっていた!僕たちの部屋より広いし色々揃っている。

 

やったー!!プライベートルームができた!!

 

「ありがとうございます!!ミカエルさん!!最高の贈り物です!!」「気にいってもらってよかったです。では時間なのでそろそろ失礼します。」

 

その時一誠が「あ、あの俺あなたに聞きたいことが。」

 

「会談の席かその後に聞きましょう。必ず聞くのでご安心を。」そう言うとミカエルさんはどこかに転移した。

 

その後朱乃さんが一誠に話したいことがあると言うので先に戻ることにした。理由はおそらく彼女の出生のことだろう。

 

コカビエルの台詞から彼女が堕天使の血を引いているのは間違いない。実は……ぼくは最初に会ったときに彼女から堕天使に近いものを感じ部長に聞いていた。

 

そして彼女が人間と堕天使のハーフだと知る。色々複雑な事情がありそうだと思い彼女が話すまで理由を聞かず一誠にも話さなかった。

 

きっと自分が堕天使の血を引いているから一誠にどう思われるか不安なのだろう。

 

でも僕も一誠も今更朱乃さんを嫌うことないよ。そう思いながら絨毯を担いでいるとリアス部長と伊藤さんがものすごい速度で走ってきた!?

 

な、何事!?「「一誠(さん)はどこ!?」」「あっちですけどどうしたんですか?」

 

「朱乃と一誠が急接近する気配を感じたから急いできたのよ!」「私も一誠さんから破廉恥な気配を感じ休校した次第です。」と言い終わるとすぐに嵐のように去っていた。

 

しばし呆然としながら「……一誠も大変だなあ。」と呟き再び歩き始めた。

 

 

「アザゼル、明日の会談おれも参加するのか?」「白龍皇であるお前が出席しない訳にいくまい。X星人も参加するでいいんだよな?I(アイ)。」 

 

「はい、総督。副統制官も参ります。」「副統制官ねえ……。お前達の親玉である統制官に俺たちは誰一人あったことはないんだが?」

 

「申し訳ありません。統制官はお忙しいお方。我々にとって何より大切なことがありそれに専念しておりそれ以外の業務を副統制官を始め幹部が行っています。ご了承ください。」

 

「それはそうとアザゼル?……もう戦争は起こらないのか?」

 

「ああ、そうだ。和平で今後戦争は起きない。ま、サタナエルの奴が残した禍の団(カオス・ブリゲード)の件がある。これからはあいつらが主な相手になるだろう」

 

「カオス・ブリゲード・・・退屈しのぎになりそうだな。」

 

「相変わらず闘いを求めるか。ドラゴンの力に取り憑かれた者の見本みたいだな。長生きできないぞ。」

 

「構わないよ。長生きに興味がない。ただ、俺は聖書の神と戦いたかった。神がもういないのは残念だ。この時代に産まれたことが残念だよ。」

 

「白龍皇らしい答えだ。で、強者全てに勝ち最強になったらどうするんだ?」「死ぬさ、そんな世界に興味がない。」

 

「申し訳ありませんが急用が入ったのでこれで。総督が気に入っているシェフの料理を食べられないのは残念ですが失礼させていただきます。」

 

「わかった。次は会談の場だな。」「はい、それでは。」そうゆうとIはどこかに転移した。

 

「……X星人。信じてもいいのか?」「あいつら、カオス・ブリゲードにも何かしたと言っていた。」

 

「どちらにも伝え目的を果たせるか否かそれで試すとほざいてやがる。」

 

「なら今の内に叩き潰せばいいだろう。」「やるならまとめて一気にやらないとこっちが大やけどする。」

 

「ま、こっちも打つ手はある。それよりそろそろシェフが来たみたいだから喰おうぜ!」

 

「お待たせねー!!アザゼル総督!」と現れたのは二つのお団子頭(シニヨン)が似合う緑の長髪が印象的なヴァーリと似た年齢と思われる美少女がコック帽とエプロンという如何にも料理人という格好をした人物が現れた。

 

「お久しぶりね-!総督!」「よう、鈴(りん)。こっちに来日したって聞いたから早速お前の料理をこいつに喰わせたくてな。

 

こいつはとある中国及び中華料理界及び中国武術界でも重鎮の娘でな。こいつもその流れで料理を学び認められた腕前をしている。」

 

「まあ、お店も道場も兄さん達が継ぐから私は結構自由に動けるから今こうして日本に来たのね。」

 

「こいつは跡取りではないが相当な料理人だぜ。因みに中華以外の料理も勉強しどれもプロ並みの実力があるぞ。」

 

「今回銀髪の貴方が麺料理が好きと聞いてね。ちょっと変わったものをだそうと思ってね。」

 

そうゆうと沸騰している鍋を用意し小麦粉を練った生地を片手で持ちもう片方にくの字型に曲がった特殊な包丁を持ちその前に立った。

 

それを見たヴァーリは「あれは?否、あれこそが」と驚愕して見た。

 

次の瞬間凄まじい勢いで、包丁を往復させつつ滑らせ地を細長く鍋の中に削ぎ落として茹でていく。

 

「やっぱり刀削麺!中国が生んだ一説には究極の麺料理とさえ言われる逸品!」

 

 

刀削麺。その名の通り小麦と水のみで作った麺を削り取るという一見簡単だが麺一本一本の幅、厚み、長さを均一にしさらに茹でるのにムラをださないために高速にやる必要がある。

 

その難易度は世界の麺料理でもトップクラス。反面小麦粉本来の旨味を味わうことができる。

 

「刀削麺にはタレを絡めるのとラーメンのようにスープで楽しむタイプに大きく分けられるけど貴方ラーメンが好きらしいからまずはスープにするわよ。」

 

「ああ、だがタレのタイプも食べるぞ!一度食べて見たかったんだ!」いつになく興奮するヴァ―リ。

 

「ふふ、美味しい?」「ああ、最高だ。次はタレも頼む!」「早!もうちょっと味わってよ。後麺以外の料理も用意したからそっちも食べてよ。」

 

「ああ、分かった。」「相変わらず上手いな。その上さらに和食や洋食までマスターしようするとは恐れ入るよ。」

 

「ダーリンのお嫁さんになるなら日本の口に馴染んだものも覚えないとだめね。」

 

「ダーリン?何だ好きな人がいるのか?」と聞くヴァ―リ。

 

「うん、許嫁で高校卒業したら結婚しようと約束したんだ。ただ、パパったら自分が約束したはずなのに最近その話すると不機嫌になるのよ。」

 

「父親ってそんなもんだ。昔は子供の頃のよくある可愛い約束だったが現実味を帯びてきたから焦っているだろう。恐らくあいつがそんなの忘れて誰かと付き合うと思っていたんだろうがあてが外れたんだろう。」

 

「ダーリンは約束守る男よ!理愛姉(りえねえ)とマイロン兄もいっていたんだもん。」「その割には4年ほど前からよく会わないでいたな。」

 

「色々修行しなければいけないというのもあったけど前に写真でラヴィニアさん見て負けられないと思って女磨きしていたのよ。ダーリンも奇麗だって言っていて取られると思ってね。」

 

「そう言えばあいつ、以前随分を好いている子がいて一応約束している。その時向こうが断るなら別にいいが俺から破るのはまずいからなあとか喋っていたな。あれはお前の事だったのか。」

 

「……ダーリン!そこまで私の事を。よし、今日は存分に振るうわよ。それにあたしに起こった事を教えないといけないし。」

 

そう言いながら次の料理に取り掛かった。

 

・・・数十分後「上手かった。また喰わせてくれ、えっと……。」「鈴でいいよ。貴方のこともヴァーリと呼んでいいのかな?」「ああ、構わないぞ鈴。」

 

「ああそうそう。パパから総督にこのお酒プレゼントして欲しいって言われたんだ。」

 

「おお、これは……幻の銘酒!よし今から幹部呼んで宴会だ!」

 

「まあ、材料まだあるし私はいいけど?」「俺は帰るぞ。飲んだくれに付き合う気はない。」「ああ、じゃあな。」

 

とアザゼルと別れるヴァーリ。それからほどなく人通りがない場所で通信用魔方陣を展開しとある場所に連絡する。

 

 

「X星人だな?」「どちらに着くか決まりましたか?」と尋ねるI。「ああ、俺はカオス・ブリゲードに着くことに決めた。」

 

「いいんですか?総督には随分お世話になったと聞いています。」

 

「ああ、だが俺には叶えたい夢がある。そのためには今の組織よりカオス・ブリゲードの方がそれが叶うと判断した。」

 

「そうですか。他の旧魔王派と異なりルシファーの地位を取り戻したいという訳ではないのですか?」

 

「政治には興味がない。そんなことはどうでもいいんだ。俺は最強を目指す!」

 

「果たして今の世界を変革を望むカオス・ブリゲードかそれとも三大勢力を始めとした現存君臨する各勢力果たしてどちらに勝利の女神がほほ笑みますかね?」

 

「随分他人事だな。お前たちはどうなんだ?」「私たちはどっちの味方ではありませんよ。ただ今回の襲撃どちらにもメリットがあると思いますけどね。」

 

「成功すればカオス・ブリゲードの勝ち。防いだら和平する最大の理由になります。どうせ私たちが動かなくても勝手に動くものがでたでしょうしすっきりしていいでしょう?」

 

「……ま、今はのってやる。だが、忘れるな。不都合になったら容赦なく叩き潰す。俺を駒だと思うなよ。」

 

「肝に命じますよ。」と通信をきるI。「ご心配なく。何故なら我々にとって貴方方は駒ですらないのですから。」と呟いた。

 

 

 

いよいよ明日三大勢力の会談が始まるということで緊張感が高まっている俺兵藤一誠を含むグレモリー眷属。その時コスモスさんが帰ってきた。

 

「「ただいま、歌織に皆さん!お土産買ってきました。」」と色々お土産を渡してくれた。

 

「「今回はインド神話、仏教圏内の神仏と会合しました。」」インド神話?仏教って仏様も実在するのか?

 

疑問に思っている俺に部長が軽く説明してくれた。

 

「世の中にある神話の神々は実在するわ。その中でもインド神話及びその派生で独自の世界観を持つ須弥山は各神話の中でもトップクラスの戦闘能力を誇るのよ。」

 

へえ、そうなのか。そんな強いのがいるんだ。あんまり関わりたくないな。

 

「「それで歌織、私たちが留守の間、何か変わったことがありませんでしたか?」」

 

「はい、コスモス様。実は驚くべき方々に会いまして。神の子を見張る者(グリゴリ)と密かに同盟関係にあった方々に会いました。」

 

「何とその方々は宇宙人なのです!!」「「宇宙人!?こちらの世界にも宇宙人がいるのですね!?」」

 

「コスモス様の世界にも宇宙人がいるのですか!?」

 

「「ええ、私たちの祖先はかつてペルセウス座にあるエクシフィカルス出身の種族エクシフ、はくちょう座V1357恒星系第3惑星ビルサルディア出身の種族ビルサルドと交流を持っていました。

 

後に地球環境に大異変があり彼らも立ち寄ることができずまた彼らの母星を失うことになりその過程でそれまで地球と交流していたワープ航路を失われ私たちと交流できませんでしたが長き時の果てに再来し地球防衛軍と同盟を結び交流しました。

 

後に地球人が宇宙に脱出する際に彼らの協力なしでは不可能だったでしょう。」

 

「その宇宙人たちはどうしたんですか?」「「脱出した地球人たちと共に行動しています。」」と俺の質問にコスモスさんが応えた。

 

「「結果的に悲惨な結果に終わりましたがあの時協力し合えた時は本当に楽しかったですね。」」とちょっと遠い目をして話すコスモスさん。

 

そうか、コスモスさんの世界では宇宙人と共存していたんだなあ。だったら俺たちもできるんじゃないかと思った。

 

「「因みにエクシフはエルフの、ビルサルドはドワーフのモデルになったとされています。ところで皆さんの前に現れた宇宙人とは何という名前のですか?」」

 

「X星人と言っていました。本来の名称は地球人には話すことも聞くことができないと言っていました。」と歌織ちゃんが言った瞬間コスモスさんが持っていたカップを落とした!?

 

その表情は驚愕と恐怖に染まっていた!!?そのリアクションに俺達全員が驚いた。

 

いつもどこか優雅なイメージをある彼女らからは想像できないリアクションだ。

 

「モル!もしかして!?」「落ち着きなさい!ロラ!同姓同名かもしれませんし、この世界のX星人が私たちと同じとは限らないわ!」

 

ウオ!二人が別々に話しているところ初めて見た!?何だ、そんな慌てることなのか!?

 

「コスモス様!?……一体どうされましたか!!?お二人が別々に話されるなんて初めてです!!」と歌織ちゃんも驚いている。

 

その言葉に落ち着いたのか話はじめた。「「X星人とはエクシフの一部が独立した種族です。彼らはある存在に仕え他のエクシフを裏切ります。

 

彼らは主の為に多くの星々とそこに住む生物を品種改良し主に捧げました。

 

最初に捧げたのが他でもない彼らの母星でした。その所業故に私たちの世界では最も恐れられた種族です。」」

 

「……捧げたってその星はどうなったんですか?」

 

「「……その主に星ごと捕食されました。」」

 

ほ、星を食う!?そんな奴がいるのか!?「「その生物は私たちの世界にとって最も忌むべき種族の一つで宇宙の災厄と言うべき存在です。

 

ペルム紀に地球に襲撃し当時タイタン、コスモス、エクシフ、ビルサルドが協力し辛うじて追い払うことができましたがその結果地球環境は大きく変わり地球史上最大の大量絶滅を引き起こすほど劣悪になりました。」」

 

「いったい、どんな奴なんですか?」「「……すいません、その名は私たちにとって忌み名でできれば口にしたくありません。」」

 

実は地球防衛軍ができてからX星人の襲撃が合った時もありその時も大きな被害が出ました。

 

最終的に我々が勝利しましたがそれはゴジラが彼らの主に勝ったからであり私たちだけでは間違いなく敗北していたでしょう。

 

先ほど言った通り今回のX星人が果たして私たちと同じ種族とは限りませんしもしかしたらこの世界にもX星人がいて私の知るのとは異なる可能性があるのではっきりと言えません。

 

ですが、もし私たちと同じ種族だとすれば注意してください。

 

彼らは主に絶対の忠誠を誓います。そのためならどんなことでもするので注意してください。

 

ちなみにエクシフは金髪をした種族でしたがX星人は主から力を授かると同時に体の色が変化し毛や肌などから金を失われました。

 

彼らにとって金色は神聖なもので服や装飾品などでも金を身につけることができるのは一部の特殊な個体のみです。

 

因みにある条件に達した存在は毛や瞳などが金に変化します。」」

 

「……分かったわ。ありがとうコスモスさん。」と部長が遂に口を開く。

 

「聞いての通りよ。皆。X星人には用心した方がよさそうよ。」と言う。

 

「で、でも僕の制御装置用意してくれましたよ。それもわざわざ自分たちからリスクを離してくれたんですよ。」とギャスパーが反論する。

 

「ええ、そうね。でもコスモスさんの言う通りなら信頼しない方がいいし、違ったとしても元々頼り過ぎてはダメだと向かうが言ったのだからその言葉に従いましょう。」部長はそう言い

 

「少なくても明日はつけない方が良さそうね。」

 

「「このことは私たちも三大勢力を始め各勢力に伝えておきます。今まではもう彼らに会うことはないと思っていたので話していませんでしたがそれが仇にならないといいのですが。」」そう言うと再びどこかに転移した。

 

「確かに僕も彼らの事が何故か分からないけど本能的に妙に警戒しているんだよな。」という剣吾。

 

「実は私もです。」と言う歌織ちゃん。巨獣器(タイタンギア)を宿していている人がX星人を警戒しているみたいだ。

 

ひょっとして怪獣がX星人の事を警戒しているのか?

 

何だか不穏な雰囲気が漂うが明日無事に終わればいいんだがと願わずにはいられなかった。

 

そしていよいよ運命の三大勢力の会談が今日始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今気づきましたがもう初めて投稿してから二年になろうとしている。少しは成長できたんでしょうか?
そしてまさかコロナが未だに収束していないと思っていなかったでしょう。

小美人
コスモス、エリアスとも呼ばれる種族。正確にはコスモスと言う文明の名前でエリアスと言う種族。小美人は元々の世界で現代人が名付けたあだ名みたいなもの。

女性しかいない種族で常に双子で産まれる。瞬間移動や念力と言った超能力もしくは魔法に近い特殊能力を持つ。

モル
コスモスの双子の姉。腕輪を右手に付けている方。

ロラ
コスモスの双子の妹。左手に腕輪をしている。

実は元の世界には他にも姉がいる。元ネタは平成モスラ三部作のエリアス三姉妹から。性格もこの世界に来る前はまだバラバラだったが歳をとったこともあり今ではほぼ一心同体になっている。

これはモスラと心を交わすのに個人では負荷が大きすぎるためそれを分担するため。

さらに異なる生物と心を交わすにはまず同族それも血族と完全に意識を統一できなければならないというのを有言実行しているからだという学説もあるが本人達にもその真偽は不明。

話は変わりますがアマゾンプライムでゴジラが見放題から外されたのがショックです。最近漸く加入したばかりなのに。
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